カテゴリー「エクストリーム・木工」の記事

2010.07.20

ワーキングデスク あるいは足

こんな簡単なもの、どれだけ時間がかかってるんだと思いつつ、やっと完成させました。
製作途中、形を変えながら、何回も自宅の作業小屋と単身赴任宅を往復しています。

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作ったものとしては、足。こんなのが2脚です。タモの素直な柾目で木取りは苦労しませんでした。

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ずいぶん前に作った(塗装しただけ)天板を載せて、こんな感じに使います。
角度によっては言わないとわからないくらいごくわずかにテーパーがかかっています。これのせいで確実にひと手間増えています。

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シンプルで軽快な感じを出すために、あえて角度=斜めになることを考慮せずに単なる四角い足、という趣きとし、クリアな合成樹脂のサポートを取り付け、わずかに天板を浮かせて受けました。

完成してしまえば、いかにもコンビニで売ってるカタログに載ってそうなデザインになってしまった感がありますが、ワタシらしいと言えばワタシらしいデザインだと思いますので、これで良しとします。単身赴任が終わればバラして持って帰れるし(笑)。

タモ、オスモノーマルクリア仕上げ、W350・H670。ちなみに天板はW1700、t25、タモ集成材。

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2010.03.04

いきなり置いてみた

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オスモが乾いたので、とりあえず置いてみました。
上に置いてあるものがいかにも説明的ですが、独り身のメディアセンターという趣きです。

脚はお恥ずかしいので写真には写していませんが、現時点は1500円のカラーボックスです。
高さも程良く、足の周りに貫もないので思ったより快適です。
「仮置き」と称して単身赴任解消までずっとこのままの予感がして怖いです。

それにしても、思いもしない時にハッとする写真が撮れたり、がさがさ・ピンぼけの写真しか撮れなかったり、初心者には難しいデジカメです。

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2010.02.28

いきなり塗装

いい加減、室内地べたリアン生活も疲れてきたので、必要最低限の家具の準備に着手しました。

先のコメントでも書きましたが、だらだらと木工をやっていると経済力(と技術)に相応せず目だけが肥えてしまうようで、量販店のプリント合板の家具を買う気にもならず、自分の製作ペースの超スローさを省みず、少しずつで良いから、この仮の住まいを自分の作ったもので埋めてみようと思った次第。

一つ目は、パソコン机 兼 作業机。

最近は見なくなりましたが、どこぞの有名な書類キャビネットを2つ購入して、それに棚板を渡してオシャレっぽいワーキングデスクの出来上がり、っていうのが前に奥さま系インテリア雑誌で流行しました。当時の記事にあったその有名なキャビネットは、それ買うお金があったらワーキングデスク買えるじゃん、という値段だったと記憶していますが、今回はそれをワタシ風にアレンジして、天板をまず仕上げてしまい、天板部分を使いながら、その下の部分(・・・件のキャビネットではありません)を作っていこうという考え。うまく行くかどうかは分かりません。

と言っても、いちから板矧ぎしている心の余裕もなく、ホームセンターで最後の売れ残りで傷だらけだった500幅、4m長で7800円の集成材を見つけ、購入したい旨を告げると、1万7800円だと言われました。値札が古すぎて見誤ったようです(苦笑)。「どうしますか?」と言われましたが、そのまま持って帰りました。7800円ならゴムの集成材だろうと思ったのですが、1万7800円と思って改めて見ると、タモの集成材のようです。

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1700長にカットしてサンディングし(集成材にカンナをかけるほど余裕はない)、エクストリーム木工1号に乗せて運び、現地で木口と木端、あと面取を手カンナで仕上げて、オスモを塗っています。もうワタシの作業小屋では、このサイズは取り回すことができません。その意味では現地の方が楽なのですが、ホコリと騒音の激しいサンディングは現地ではできません。ということで、手順は定石通りではありませんが、苦肉の策です。

やっぱりタモのようで、写真はいかにも集成材っぽいですが、実物は悪くない仕上がりになりそうです。あの時、隣の「パイン集成材B級品」にしなくて良かった、とつくづく思いました(結果的にタモの半額だったけど)。

脚は端材(主にSPF)で作るつもりでしたが、天板がタモならもう少し真面目にやらねばなりません。

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2010.02.01

エクストリーム・木工

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エクストリーム・アイロンと呼ばれる新しいスポーツを知っていますか。

エクストリーム・アイロン(Extreme Ironing、エクストリーム・アイロニング)は、山の中や空中、水上、あるいは水中(!)と、極限的な場所でアイロンを掛けるエクストリームスポーツだそうです。一見パロディやいたずらのように見えるが、「アイロニスト」たちの多くは極めて真剣なのだ・・・そうです。バカなことを大まじめにやるのはイギリス人の精神だと思いますが、競い合っているうちに本気になってくるのかも知れません。

(画像は、//Static : Extreme ironing (17 pics) から借用。画像が他にもありますので上記の説明で理解できない人は見てみてください。)

まぁ、純粋な登山だって私のようなインドア派にとっては何が楽しくてツライ思いしているのか理解できませんから、頂上でアイロンかけると聞いても明確な目的が一つできただけと見る見方もあります。(「そこにシワがあるから。」らしい。)

参考サイト:
公式団体: エクストリームアイロニングジャパン(EIJ)
Wikipedia: エクストリーム・アイロン掛け


エクストリーム・アイロンがあるなら、エクストリーム・木工もあっても良いはず。

騒音が気になって・・とか、木屑が周囲に飛んで・・なんて小さいことは言わず、屋外に飛び出して大自然の中で木工と対峙しよう!みたいな。

 (1)安い中古の軽の1ボックスを入手する。
 (2)上記の車で工具を運搬できるよう工具箱を設計・製作する。
   必要に応じ車の荷台に機能的な棚を据え付ける。
 (3)持ち運び可能な作業台を作る。(やはり作業は太陽の下でやりたい。)
 (4)工具は手動中心。 どうしても必要なら、充電式のものを揃える。
 (5)レッツ・ゴー!

・・・という与太話、あるいは妄想でしたとさ、


なのですが、気が付くと(1)に達しているワタシは一体どこに行くのだろう(笑)。

つづく。(のか?)

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