カテゴリー「ツールレビュー」の記事

2018.01.01

トリトンの新しいワークセンター

一昔ほど前に一世を風靡したものの一つとして、トリトンのワークセンターがあります。

これを知っている人は、比較的木工あるいはDIY歴が長い人ではないかと思います。

基本的には市販の丸ノコを逆さまに取り付けて丸ノコテーブルのようになるというものですが、オプションでルーターテーブルやジグソーテーブルがモジュールで用意されており、これを追加していくと多用途に使える「多機能ウッドワークシステム」というものでした。

プレス鋼板をベースにしたその構造は何代か改良され、その最終形とも言うべきワークセンター2000は日本でも一時期はホームセンターでも取り扱われるほど精力的に紹介され、当時のDIY木工家達には憧れの存在となっていました。

こんなやつです。

Untitled

日本では、何らかの理由でしばらく販売が途絶えましたが、今はtriton-japan.comなるサイトは株式会社リーベが運営しており、販売は継続しているようです。が、サイトを見ると「国内在庫限りの販売となります」と表示があり、オプションや消耗品などが販売されるのみとなっています。

日本のアマチュア木工界もその後ハイエンド化が進み(私の周りだけかも知れませんが)、ステップアップを目指す人はコントラクターズソーやハイブリッドソーなどに手を出すことになり、このワークセンターに類するものは暫く目を向けられることもなかったのですが、最近、トリトンが"Original. Anagin"と称して、新しいワークセンターを売り出しているようです。

ワークセンター TWX7というのがそれで、コントラクターソーモジュール CS001 を取り付けた状態がこんな感じです。

Untitled1

完全にモジュール化しており、上述のコントラクターソーモジュールの他、ルーターテーブルモジュール、プロジェクトソーモジュールが別売りです。プロジェクトソーとは前のワークセンター2000ではクロスカットモードと呼ばれていた機能で、丸ノコがレールに沿って動くことで材を切削する感じで、今で言うとスライド丸ノコみたいなイメージです。

海外の雑誌では割と丁寧に取材されており、この機械がどんな機械かは動画で見てもらうのが早いと思います。

以前のプレス鋼板ベースのワークセンターに比較すると結構カッチリ作っている印象でかなり良さそうですね!あとはフェンスがどんな感じかは不明で興味があります。但し、ルーターもトリトン製しか取り付けられないし、フェンスも独自設計なのでサードパーティーから出されている各種のオプション品を後から買って付けることはかなり限定されると推定され、「トリトンを気に入って、トリトンと心中する(数年間は)」という覚悟が必要だと思います。まあ、これだけ揃ってしまえばさほど作業に不自由はないと思いますが…。

私はRocklerからのメールマガジンで知りました。日本で購入するとすると、Rocklerからは買えそうです。一括セットになっており、日本円で16万円とのこと(本日のレートにて)。

Rockler: Triton WorkCentre Package with Router Table, Contractor Saw and Project Saw with Free Accessories

木工道具を恒久的に設置できるようなスペースに恵まれている人は少ないと思われ、今の日本でも、このシリーズの、コンパクトに収納できて運搬できるというメリットは依然として大きいと思います。但し、16万円ぽーんと出せるかなあっていうところと、全体の精度がどの程度になっているのかが現時点不明で、個人的には「買い」かどうかは判断つきかねるのが正直なところです。

また前のブームの時みたいに、ホームセンターでデモをじゃんじゃんやってくれたりしてくれると、木工人口も増えて良いと思うのですが~。


| | コメント (5) | トラックバック (0)

2011.05.23

Axminsterの定盤調整

先日記事にしたとおり、ウチのヨーロッパ式の手押し・自動兼用機が立ちゴケして以来、定盤が狂ってしまって調子が悪かったのですが、重い腰を上げて調整したら意外とすんなり直りましたので報告します。

写真では分からないと思いますが、前後の定盤の高さ方向の平行度はほぼぴったり合っています。(長いストレートエッジがない(高くて買えない)のでアルミ引き抜き材で代用しています。)

110523a_2

やったことは、上の写真の赤丸のところに1枚、0.3mmのアルミ板をシムとして挿入しただけです。

この機種は、ほとんどのヨーロッパ式兼用機と同じように、手押しと自動の切り替えの際には、前後の定盤をぱったんと開閉するのですが。

110523c

110523d

開閉前後の写真をみていただくと分かるとおり(上から見た写真)、写真中A部が軸となって定盤が回転し、B部で受けるようになっているわけです。

こちらはB側。ロック状態。
110523e
未ロック状態。(ロック機構(左斜めから挿入されている黒い偏心ボルト)に注目。)
110523f

B部の「受け」側はB1とB2の2つのボルトの頭で支持されており、ロック機構で固定されます。B1とB2のボルトの高さを調整することで、左右の水平度の調整や、前後の定盤の平行度をある程度は調整できるようになっています。

ここをかなり無理して調整したりしてごまかしながら使っていたのですが、やはり具合がよろしくなく、考えた末に最も手間の少なく後戻りできる方法として、A部の軸(ボルトで固定)とシャーシの間にシムをかますことにしました。

110523g

前後の定盤は互いに凸(両肩下がり)になっていたので、まずは後側の定盤をカッター胴に正確に合わせてから、前側の定盤が後ろ側と平行になるようにシムを入れました。0.3~1.0mmのアルミ板を用意しましたが、今回は0.3mmで十分でした。

久しぶりに板が定盤に吸い付く感触が復活し、結果は上々の様子。
頭に引っかかっていた項目が一つ減った気持ちです。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2011.05.03

3倍ぷしゅぷしゅ

幼稚なタイトルで申し訳ありませんが、記事を書こうとしてとっさに「エアダスター」という名称を思い出すことができませんでした。

先日、安さとコンパクトさに目がくらんで非力なエアコンプレッサーを購入したことは記事にも書きましたが、やはり吐出量12L/分というのはいかにも遅く、控えめに木屑飛ばしをしているだけでも充填が間に合わない、という感じになってしまいます。

ということで、エアダスターに取り付けると風量が3倍になる、というアタッチメントを購入してみました。今回購入したのは先端のアタッチメントのみですが、エアダスターとのセットも販売されています。アタッチメントだけだと1000円くらいで入手できます。

110502a

何やら拳銃のサイレンサーのようです。(本物知らないけど。)

110502b

非常に簡単な構造ですが、後ろの4つの穴から同時に空気が吸い込まれるため 、通常のエアーダスターの3~4倍の風量を発揮します、とのこと。

使ってみますと、確かに3倍くらいの風量アップは感じられます。元圧をいつもの半分以下に絞っても、さほどストレスなく掃除ができます。ただし、あくまで感覚ですが風量は変わっても風速は変わらない、という感じで、風の当たり方自体はマイルドになります。これで少しは圧空の消費が抑えられると思います。サイレンサーのような風貌ですが、音はすこしうるさくなり、「すこ~」という間抜けな音(失礼)が混じります。

ぼちぼちとやってきた作業の方は、何となく形になりつつあります。GW中には組みたいなぁ~。
と思っております。

110502c


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.04.25

カンザワ エックスビット

訳あって32mmφの穴を開ける必要が発生し、ホームセンターに行きましたが、31mmと33mmはあって何故か32mmが置いていないようです。

中途半端な径あるいはある程度以上大きい穴を開けるときは「自在錐」と呼ばれる工具を使います。文字通り、自分で穴径を調整できる錐です。例えばスピーカーボックスの穴を開ける際などの10cm単位の大きい穴を開けられるタイプもあります。

今回はカンザワのエックスビットを使いました。

カンザワ エックスビット

こんなビット。一般的な自在錐よりも小径の穴を開けるように設計されています。中央のナットを緩めて、刃を左右に出し入れします。

110425a

これは先端にネジが切ってあるタイプですが、このタイプだとボール盤や電動ドリルで使う場合、ネジでビットが材に不用意に食い込んでロックしてしまってにっちもさっちも行かなくなったり、あるいは危険なことになることがあります。ので、下の写真のように先端のネジの部分をヤスリで落としてしまって使います。ヤスリはフツウのヤスリで構いません。ワタシは店頭にこれしかなかったのでこれを買ったのですが、ネジではなくて錐形状になっているタイプもあります用途に応じて探してください。

110425b

以前は木工入門書や某所のカタログに何回も見かけられた基本的なノウハウですが、最近見ないようなので書きました。

なんちゃってグッズに見えるかも知れませんがさすがにカンザワ製、削り具合は割と良好です。被削面がグズグズになることもありません。ただし広葉樹材では若干ケムリはモクモクし良い香りがします。写真は真ん中くらいで穴がちょっとズレているように見えますが、バリを防止するために表・裏から迎えに行ったためであり、ビットのせいではありません。

110425c

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.04.03

ソニー DSC-W350

外観に一目惚れして数ヶ月ずっと悩んでいたOptio I-10を、買うしかないと意を決して買いに行ったのですが、いい年したオジサンがこんなカワイイカメラでもないだろう、と言うことで、同価格帯の普段用カメラを買ってしまいました。

110402e_2

ソニーのDSC-W350。この色限りでしたが、10800円は価格ドットコムで見てもかなり安い。

Optioはデザインが好みだったのですが、上述のように触っているうちに心変わりしてしまい、それ以外の機種はあまりリサーチしていない状態で単純に外観と触った感じで、同価格帯の機種のうちこれを選びました。

特に画質が際だっているわけでもなく、機能面でもさほど面白い機能はありませんが、普段使いのカメラとしては全く問題なく、オートモードにして難しいことを考えずにパチパチ撮るには良いカメラだと思います。
先ほどのAxminsterの記事の写真は、このカメラで撮影したものです。
何よりも小さくて軽い。持った感じは名刺入れくらいの感じで、胸ポケットに入れて全く違和感がありません。仕上げの質感が高いのも良いでしょう。

期待してませんでしたがマクロもここまで寄れます。
110402d

あと面白い機能としては、カメラをぐるーっと「手動」で振ると、パノラマ写真を撮ってくれる機能が付いています。
ウチの作業小屋は狭すぎて広角側でもごく一部しか入らないのですが、この機能を使うことで、弊作業小屋の全容を、初公開いたします。

110402a

カメラを縦にして左右に振って撮った写真を、2枚並べたものです。破綻している箇所が少しデコボコしていますが、伝えたいことは伝わりますよね。それにしてもキタナイ小屋ですな。

ストロボを焚いても自然な色合いで、最新機種と比べると何かと地味ですが、結果的には良い買い物をしたと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.27

プロクソン フライス盤のCNC化

小物を作っていると、と言うか、作る段取りを夢想していると、オーバーヘッドルーターテーブル、あるいはフライス盤が欲しくなったりするわけです(また始まった)。

プロクソンのホビーフライス盤16000は、その商品カテゴリーから見れば恐ろしいロングセラーだと思うのですが、改造マニアのターゲットにもなっているようで、CNC化してしまったりする猛者も結構いらっしゃるようです。

すごい人もいるものだとネットを見ていると、商品として「改造キット」のようなものもわずかながら出ているようで、すごい世の中になったものだと思うと同時に、なかなか面白そうだなと思ったりしておりますです。

評判が良いのは、オリジナルマインドさんのPRXシリーズ。ただしフルコース20万と若干高い。

ORIGINALMIND: PRX

安いので目に付いたのはホビーマシンさんの改造キット。

ほびーましん: 16000改造キット

口コミは木工じゃないサイトにたくさんあるようですので探してください。私も探します。

CNC化していない素の16000は過去に実演しているのを見ましたが、相当静かです。回転数ゆえあまりきれいな切削肌は期待できないとは思います(刃の品質によるでしょうが)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.10.20

iPod touch コンピューター過ぎワロタ。

久しぶりの更新。予想通り木工ネタではありません。

「どこでも気軽にメールチェック、ウェブ巡回できる」ツールとして、香ばしいものをトライしたりしましたが、結局iPod touchを購入してしまいました。オトナならサクッとSoftBankに乗り換えてiPhone・・・なんでしょうが、そんなに頻繁に使うわけでもなし、ワタシの活動範囲で電波が弱い、との情報もあり、そういう選択になりました。

更新していない期間ボチボチと使用してきましたが、印象を2~3、記してみたいと思います。

まず、Ratina液晶。これは思った以上に圧巻。

通常の液晶ディスプレーは70~100dpiくらいで、近くによるとドットが一つ一つ見えますが、iPodの液晶は326dpi。プリンタの歴史と共に生きてこられた年配の方ならわかると思いますが、この数字は印刷物としてもパッと見では全く見劣りせず、虫眼鏡でも使わなければドットのギザギザはわからないレベルです。

101020a
上写真はiiyamaの液晶ディスプレーとの比較。

ただ単に細かいからキレイというだけではなく、この液晶自体が、本機の価値を従来の携帯情報端末のカテゴリーとは別次元のものに押し上げているように感じます。(って言うか、もともと「音楽プレーヤーでしたね・・・。)「小さい窓」から世界を覗き見しているようなじれったさがありません。今産経新聞が無料で閲覧できるのですが、紙面の全面を表示してもあんまり不自由感なく、だいたい何が書いてあるのかが把握できるんです。紙媒体の新聞を最初にぱっと広げて俯瞰しているあの感じ。

画素数で言うと、960×640ピクセル。もっとも最初にパソコンとしてメジャーになったIBM互換機の最初の解像度をすでに超えています。この液晶が20インチとかいうディスプレーサイズになったら、また違う世界が見えてくるように思います。

101020b

フォントの美しいこと。いまさらながら、「読む」行為に対して、文字のきれいさがどれだけ影響するのか、その大事さに驚きます。その点、Windows勢はUnicodeだか何だか知らないが、日本語の美しさをないがしろにしすぎ。Windows 7に至っては、フォントによっては安物の中国製品のタグに書いてあるちょっと怪しい日本語と大差ない感じで、ワタシは大いに不満です。

そして、できることの幅広さ。

ワタシ自身は、パソコンはウェブ閲覧とメールチェックくらいしか普段はしないのですが(仕事は別)、無線LAN環境があれば、あっけなくその程度のことはできてしまいます。App Storeで無料アプリを探せば、ゲームやらユーティリティーやら、数週間は遊んでいられます。

ただし、あくまでその自由さは「保護(あるいは制限、遮蔽)された中での自由さ」という印象ではあります。WindowsやAndroidのように、危なげなソフトが暗いところに転がっているということはありません。(ジェイルブレイクなる言葉もあるようです。)USBにつながるポート以外に拡張性は全くありません。


ということで、タイトルのとおり、音楽プレーヤーあるいは子供のゲーム機と思っていたら大間違いで、ワタシの当初の使用目的から来る主観が主だとは思いますが、「パソコン」を「文房具」的な観点から見たらどうなるかを十分に押さえた、立派な「ワイヤレス・ミニパソコン」であった、・・・というのが現在の印象です。


電池の持ちは悪いです(笑)。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010.09.08

ServersMan Cast@net レビューその2

先日の続き。数週間いじくった印象です。
発想は良いのかも知れませんが、正直「荒削り」の感が強く、使いこなすには知識と忍耐力が必要だと思いました。酷評したくはありませんが、特に気になった点を以下にあげます。

・無線LANが安定しない。
よくわかりませんが、電源ONあるいはスリープからの復活で接続が成立しても、多くの場合、しばらくすると接続が切れてしまいます。再度探しに行かせると検出しますが、また程なくして切れてしまいます。相性の問題だと思いますが、ウチにあった古めのバッファローの無線ルーターと、最近買ったコレガの無線ルーターの両方で同じ現象です。
有線LANはほとんど問題なく、スリープからの復帰も早いです。

・電源ON 1回で起動する確率が低い。
個体差かもしれませんが、電源ONで一発で起動する可能性が少ない。というのは言い過ぎかも知れませんが、100%ではないだけでもかなり問題です。特にLAN環境が安定しない状況だと、電源ON→ANDROIDの半角文字+カーソル→ANDROIDのキラキラ光るロゴ→ホームメニューのどこかで止まってしまうことがとても多い。
基本的に電源を落とす機械ではないようです。

・スライドショー(フォトフレーム)が安定しない。
この商品の定常状態であろうと想像されるフォトフレームですが(Android上のいちアプリとして提供)、途中で特定の写真でスライドショーが止まったり、エラーと出て強制終了したりします。

そんなこんなで、最初の設定が落ち着くまでは、かなりいらいらさせられました。
落ち着いてからも、「気を遣わせられる製品」という印象で、個人的にも何か、ワクワクするという状態にはほど遠い感じ。おじいちゃんおばあちゃんの家にこの製品を置いて、スライドショーを実行しておき、遠隔地から(孫の?)写真を出し入れする・・・、というような使用方法を提案しているようですが、「スープの冷めない距離」でもなければ、幸せに動作している時間はそんなに長くない気がします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.09.06

ServersMan Cast@net レビューその1

先日のポチの続き。

ふとした機会に見つけた、NetBook機能付きフォトフレーム Cast@netというのを買ってみました。

現在単身赴任をしており、単身赴任先にメインのパソコンを置いてしまったので、本宅に帰った際にメールやネットに触れられない状態になっていました。それで、本宅のリビングでネットをパラパラ見るツール、というのを探していたのです。iPadは私の経済観念からすればちょっと高い。

だいぶ様子がわかってきたので、簡単に紹介してみます。
何か、開封直後からいろいろ難航したのですが、その辺のハナシは次回に譲るとして、今回は機能編。

100906a

この商品をどう捕らえるかは難しいところがあります。基本的にはフォトフレームの形をしています。
メーカーのセールスポイントは、これ自体が小さなWebサーバーであり、写真や動画、ファイルをインターネット経由で送受信できることです。クラウドなる用語が何を意味するのかワタシはよく理解できませんが、私自身は上記のような経緯で、これがAndroid OSを搭載したタブレット端末であり、Webブラウザやメーラーが使えることに用途を見出した次第。

100906b

外観から。左側にはUSBポートとSDカード差込口があり、USBは3Gなど通信アクセサリーをつなぐことを意図していると書かれています。ちょっと困った点としては、この本体自体の向きを縦/横と変えられる機能があるのですが、縦向きはこちら側が下になり、本体の重みでSDカードがカチッと飛び出してきてしまいます(笑)。

100906c

裏側は、フォトフレームそのものですが、ACアダプタとLANケーブルを挿す口があります。ネットワークには無線LAN(WiFi)か、有線LANでの接続ができ、どちらかが成立すれば自動的に切り替わります。バッテリはありませんのでAC接続が必須です。iPadのように膝におくと、これらのケーブルがかなり邪魔になります(笑)。

100906d

ホームメニュー画面。少しだけソフトを追加インストールしています。

100906e

フォトフレーム(スライドショー)実行中。時計とカレンダーを表示できますが、位置やデザインを変えることはできません。写真切り替えはフェードイン・アウト、ズーム、スライドなどを選べますが、あまり動きはスムーズではありません。

100906f

メールの本文表示画面。@Niftyですが問題なく設定できました。HTML形式のメールも表示されますが、写真(画像)は出ないみたい。テキストメールはほぼ問題ありません。

・・・と言うことで、ワタシの当初の狙いであったメールとネット閲覧(Chromeベースらしい)はほぼ問題なくできそうな印象です。かと言って「オススメ」か、と言うとちょっと躊躇われます。うまく説明できないのですが、一言で言うと玄人向けではないかと思います。続報を書く予定ですので、もし欲しいと思う方がいらしても、それを読んでから決断されることを希望します。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.08.16

国産丸ノコガイド

FESTOOLやDewaltのおかげで、トラックソー(ガイド付き丸ノコ)もいい加減日本でも認知度も上がってきていますので、国内のメーカが発売したら売れると思うのですが。

先日ホームセンターでみかけた、何気によさげな商品を一つご紹介。

シンワが継続して販売している丸ノコガイドシリーズで、一見下位グレードと変わりないのですが、この製品の注目すべき点は、「スライダー」なる部品が付属しており、丸ノコにこのスライダーを取り付け、スライダーを溝の上に乗せて直線切りをする仕組みになっています。

FESTOOLやDewalt、EZスマートガイドのように、ゼロクリアランスなフェンスではありませんが、手元側の捨て木を最初に切っておくことにより、墨線をこれに合わせると墨線どおりに切れることになっています。

結構高価な気もしますが、丸ノコガイドも安いのを買うと案外頼りない感じがすることが多いと思います。この製品は大げさちゃうかと思うくらい大型で、上記のスライダーを抜きにしても、どうせ買うならこのくらいのがいいと思います。

ベテランの方なら自作ガイドですいすい切ってしまうとは思いますが、丸ノコが苦手な方には一つあるとよさそうです。個人的には依然、EZ スマートガイドをオススメしますけど(笑)。

シンワ エルアングルEX

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧