カテゴリー「ツールレビュー」の記事

2009.07.01

再びDust Deputy

週末は楽しく兼用機の試運転をしていたわけですが、その日の最後に先日作った2ステージ集塵ボックスのフタを開けたると、ボックスの半分弱くらいしか木屑がたまっていなかったんです。もしやと思ってFeinの掃除機のフタを開けたら、こちらに半分くらい行っていました;;。

中は見えませんが、ある程度の量以上たまると、全てオーバーフローして掃除機の方に行ってしまうようです。四角形状なので空気が渦状に流れないことはわかっていたつもりだったのですが、これほどまでとは思いませんでした。材質上、木屑に静電気帯電し、フワフワしているのも一因のようです。別に完全分離しないと気が済まない主義ではありませんが、1日の間くらいは屑量を気にせずに作業したいものだと思います。

で、タイトルの話題。 (・・・ワタシの頭の中(の物欲)を見透かされそうですが。)

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Oneidaから販売されている、プチサイクロン"Dust Deputy"を先日紹介しましたが、ラインアップが増えています。大きな集塵機に接続できる「Super」と、オリジナルと同等サイズですが材質を金属製にグレードアップした「インダストリアル」が2種類。

オリジナル版   プラスチック製、IN 2インチ、OUT 2インチ
Super Dust Deputy     金属製、 IN 5インチ、 OUT 6インチ  3HPまでの集塵機に対応
1.5インチインダストリアル  金属製 IN 1.5インチ、OUT 2インチ
2インチインダストリアル   金属製 IN 2インチ、OUT 2インチ
(いずれも、INが工具側、OUTが集塵機側です。)

径が1.5インチの設定は、サンディングなどの粉塵用ということかな?

ゴミ箱付きのフルセットと、サイクロン部分だけのDIYキットがあります。(現時点「Super」を除く。)
駐車場のカラーコーンでフルDIYするという手もありますか。

アクセサリー含むラインアップ全体は、こちらから入って下さい。
Oneida: Dust Deputy

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2009.06.29

Axminster 試運転

10インチ自動・手押し兼用機 Axminster AW106PT2 はやっと試運転までたどり着きました。

電気工事でつけてもらった、200V20A専用コンセントに、万能変圧器を接続します。この変圧器、万能なくせに入力プラグは日本の100V用なので、コードを途中で切って200Vプラグに付け替えました。コンセントを変則的に100V用にしてもらおうかとも思ったのですが、間違いのもとなのでやめました。出力は、表側の230VコンセントからAxminsterに接続します。
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まずは「手押しモード」で試運転。
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おそるおそる、電源スイッチをポチッと入れると、「うぃーーーん」と元気良くカッターヘッドが回り出しました。大丈夫そうです。誘導モーターですが騒音は大きめです。床も若干振動しているのを感じます。

しばらく回してみても煙はどこからも出てこないようなので(笑)、次の習作の製材も兼ねて、SPF材を削ってみました。事前に定盤の平行を確認しましたが問題なさそう。念のため、出側の定盤を刃と面イチに再度調整します。

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削ってみると一発で、軟木ならそのまま矧いでも目立ってすき間は空かないだろう程度の平面は出ました。上が切削面ですが感じが分かりますか?3枚刃ですが、細かな段々は若干あります。刃はハイスらしいですが、ちょっとダルな気がします。

フェンスは鋳造ですが、細部の仕上げがちょっと?と言う感じ。それでもアルミ中空フェンスよりは明らかに堅牢で頼もしく、若干の調整で直角を出すことができました。フェンスの調整はJT160と同じような仕組みで、定盤の上をずずずっと滑らせていって、直角になったところをネジを締めて留める、と言う感じで、かなり調整はやりづらいです。

自動モードへのトランスフォームは、思ったより簡単です。動画を見てもらえば一目瞭然ですが、写真でご紹介します。
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まず、ユーロスタイルの安全カバーをバタンと上げます。
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次に、手押しのフェンスを外しますが、これが重たい。出側の定盤を斜めにバタンと持ち上げます。
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同じように、入側の定盤を持ち上げます。
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黄色い集塵ノズルを半回転して、上に持ってきて固定します。
(写真の撮り位置が反対側になっていますスミマセン。)
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自動モード完成。白い筐体の左上に見える「ギア」を自動側に入れて運転します。手押しと自動では送る方向が反対になり、自動はこちらから材を入れます。

自動モードの切削結果の写真はできれば後日アップしますが、表面は良くもなく悪くもなく、と言う感じです。第一印象としては、厚み決めハンドルのピッチが粗く微調整しづらいこと、および、入側の金属の凸凹ロール(断面がナルトみたいなロールです)の痕が残ることがあること、の2点で、仕上げ用より、むしろ粗削り用という印象を受けました。

送りロールは入側1本・出側1本の簡単な構成で、いずれも金属です。上述の通り、入側がナルトロール、出側はフラットロールです。いわゆる鼻落ちは今のところ全くありません。たまに途中で突っかかって(出側のロールだと思います)、その部分だけ溝状に掘れてしまうことがあり、少し調整がいるかも知れません。

逆目を止める機能は全くなく刃がダルっぽいこともあり、逆目は盛大に掘れます^^;。SPF材ゆえかも知れませんので、また後日広葉樹を削ってみます。

気になる集塵は、FeinのTurbo I という業務用掃除機タイプを接続してやってみました。詰まりが心配でしたが、手押し・自動とも詰まらずにすいすい吸ってくれました。手押しはほぼ満足な結果でたまにパラパラとこぼれる以外はほとんど気になりません。自動の方は詰まりこそしませんでしたが、定盤の上に「切り干し大根」がぱらぱらと流れてきて入側に堆積し、数回に1回払いのける作業が必要、と言う感じ。

3時間ほど不慣れな中であれこれ運転しましたが、昇圧器・本体ともに問題は出ていません。
結論から言うと、トランスを介さずに200Vのままでも起動しましたし、その状態で木を削ることもできました。

今日の印象としては、手押しは2重丸。
自動の方は、調整不十分な部分があるように思いますので、今日段階では評価を保留。
いずれも馬力感はあり、卓上とは大違いです。

収納時はコンパクトでしたが、使用時は写真のように「羽根」が大きく開くので、その分のスペースが結構必要です。手押し・自動の時で人間の立ち位置も違ってきますので、据え置きにするのであれば、思ったより周囲にスペースを取らないといけません。ウチの狭小工房では、ヒトは機械のすき間に挟まって作業している感じ(笑)で、12インチを買わなくて正解と思いました^^;。もう少し使い込んでいくうちに、収まるところに収まって落ち着いてくるとは思います。

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2009.06.17

基本しっかり運動その1

先日の、途中参加した名古屋の飲み会は、折角の席ですから、一銭の貢献もできない(であろう)アマチュア木工家が、プロの皆さんにあれもこれも教えて教えてと言うのは控えようと思っていました。それでもどうしても一つだけ、曼陀羅屋の手柴さんに「初心者には砥石って何が良いんですか?」って直接お伺いしたんです。途端に泉から流れ出るように惜しげもなく教えていただいた百のお教えのうち3くらいを、飲み屋の割り箸の袋に必死でメモして持って帰ったんです。

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で、今回曼陀羅屋さんにお願いしたのが、
中砥: シグマパワーセラミック中砥石♯1000
仕上げ: 刃の黒幕クリーム♯12000
です。

あと、砥粒2種を加えてこれでしめて1万円ナリ。
最近になって、「当面、基本をしっかり確立したい」と考えており、そのための投資です。
・・・って道具から入るのはやっぱり変わってませんなぁ。

(追記)最近、周辺でシャプトンのガラス砥石が話題になっていて、もの凄く良さそうですね。
買ってしまった後でシマッタと思いかけましたが、価格的にはちょっと手が出ないので、今は指をくわえて見ておきます・・・。

いずれにせよ、「砥石の平面維持」がまず大事、ということかなと思っております。

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2009.05.22

趣味の?レーザー加工

ハイテクものが続いていますが、もう一つだけ。

Epilog Laserというところから、比較的小型のレーザー加工機が発売されています。

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入門向けスターターキットのZing Laser 24と言うタイプは、CO2レーザー使用で加工エリア610 x 305 mm。(一回り小さいタイプもあります。)
木材を始めとしてアクリル、プラ、ガラス、石、金属・・・に彫刻、カット加工ができます。

価格はサイト上では「詳細はお問い合わせ下さい」ということになっていますが、宣伝メールによれば基本セットで8000ドル弱、あるいはリースで月150ドルくらいから入手できるようです。

Aztec_full

サイトはさすがに趣味のクラフト向けと言うよりはむしろ個人事業者向けに「パーソナルな彫刻を売って一儲けしませんか」という雰囲気です。日本で言うところのサンドブラストで「ガラスアートで独立開業」みたいなそんな感じかなぁ^^:。

費用に余裕のある木工家の工房なら、センスによっては名入れとかちょっとした意匠にうまいこと活用できるかも知れませんね。

Epilog Laser
Wood Gallary (作例集)

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デジタルマイターゲージ

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デジタルものはWixeyが一躍有名になりましたが、写真はHatville Toolの、デジタル角度計が内蔵されたデジタルマイターゲージです。
Sears/Craftmanブランドからも出ています。若干プラスチッキーな印象。同社販売ページに掲載されているレビューは概ね好評のようですが、星一つもあり評価が分かれています。

いずれも海外発送可能かどうかは不明です。(Searsはこの前問い合わせた時は対応していないと言っていました。大物だったからかも知れませんが。)

英国Axminsterにも同様の製品があり、写真を見る限りはHartville Toolに限りなくそっくりです。

Hartville Tool : Hart Design Digital Miter Gauge

Craftsman Digital Miter Gauge

Axminster Digital Mitre Fence

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2009.05.21

趣味のCNCルーター

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以前同様の製品を見たことがありましたが(詳細失念しました)、ルーターをコンピュータで動かして、自動で任意の形状を削り出すマシンがRocklerより発売されています。
材の形状的には平板への彫刻みたいな用途が主眼のように見えますが、工夫次第で家具などの曲面にも使えそう。この金額を投資する価値があるほどの加工をするかどうかですけど。

Pro版は通常版より一回り大きいサイズに対応。
いずれもBOSCHのパームトップルーターPR20EVSKが別売で必要です。

CNC Shark Routing System
セール価格 $2399.99 Travel: X: 13" Y: 24" Z: 4.5".

CNC Shark Pro Routing System
セール価格 $3199.99 Travel: X: 24" Y: 24" Z: 4.25"

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2009.05.11

どんでん返し丸ノコ?

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荷物に同梱されていた英国・Axminsterの厚い無料カタログを暇な時に眺めています。

これまでよく知りもせずに、「欧米式木工」などと称して十把一絡げに称していましたが、米国と欧州の木工文化の差のようなものがあったと感じます。多分、英国とその他の国でもまた違うんでしょうね。これまでさんざんネットを徘徊しても目に止まらなかったのは、(1)米ドル表示以外(ポンドなど)のところはスルーしていた、ということ以外に、(2)同じ英語であるのに用語が微妙に異なり、検索で引っかからなかった、という面があると思います。

今のところ体系だってその「差」を紹介できるほどの理解できていませんが、今回は目に付いた製品を一つだけご紹介。

上の画像は、Makitaの、Flip Over Saw(「どんでん返し丸ノコ」?)です。画像を見て一目瞭然と思いますが、ひっくり返ってマイターソーとテーブルソーを切り換えられる仕掛けです。ニンジャのカラクリ屋敷みたいです。

Makita LF1000 Flip Over Saw £539.09 (VAT抜き)

先日、BOSCHの1台2役丸ノコを紹介しました。BOSCHとは仕組みは全く異なりますが、発想と言うか大元の欲求みたいなものとしては非常に似ています。向こうでは建築現場などでフィットする用途があるのかも知れません。BOSCHは、「米国で近々お目見え」と紹介しましたが、英国であれば以前から普通に買えます。BOSCHもMakitaも240Vと110V両方あり。110Vなら日本に持ってきてもいけると思います。(あくまで自己責任。)

Bosch GTM12 Combination Saw £347.78(VAT抜き)

その他、個人的に気になるものとしては、誘導モーターを使用した静かなマイターソー。
今まで知る限り、FESTOOLしか誘導モータータイプはなかったと思います。単に低騒音・低振動を期待して誘導モーターを求めるのであれば、こちらが格段に安価です。

卓上丸ノコ: Axminster AQMS305 305mm Quiet Mitre Saw £147.39(VAT抜き)

スライド丸ノコ: Axminster QMS254I 254mm Quiet Slide Mitre Saw £236.48(VAT抜き)

っていうか安い。この手のはなんだかんだ言っても精度が第一なのでその辺どうかなーとは思います。

残念ながら240Vタイプしかありませんので、日本では何らかの手当てが必要になります。

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2009.04.30

Mortise Pal

ホゾ穴は角ノミ盤があれば良いのですが、底の方がきたなく残ってしまい、あんまり感心しない機械の一つだと思います。ルーターでジグを自作して、欧米風の長丸形のホゾ穴でやっている方も多いと思います。

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RG Jig 社の"Mortise Pal"。これはなかなか良さそうです。ホゾ穴開けの他、ルーズテノンや、ダボ接ぎにも使えます。テンプレートがプラスチックなのは耐久性に不安がありますが、視認性のためにはやむなしか。
個人的には、こういうシンプルな治具が好き。

基本セットが$189と高めですが、現在、旧タイプを$99でセール中です。現行タイプとの違いはクランプ能力で、旧型は2インチまで、新型は3インチまでとのこと。イギリスのアイツの件がなかったらポチしていたのですが~。

Mortise Pal

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2009.04.23

Makitaのガイド付き丸ノコ

たびたび当ブログに登場している「EZスマートガイド」という製品は、ごく簡単に言えば丸ノコ用のガイドレールです。

これまでは自分で丸ノコガイドを自作する以外になく、それでも市販品を買おうと思うと以前は高価なFESTOOLのガイドレール付きプランジ丸ノコを購入するしか選択肢がなかったのですが、このEZスマートガイドは、手持ちの丸ノコにいわば後付けでガイドを取り付けることのできるキットという形になっています。

この小さな起業家?の挑戦は、「ガイド付き丸ノコ」自体を一般に認知させ、一定のマーケットを形成することにつながったようです。波及効果的にFestoolのプランジ丸ノコのことを耳にする機会が増えましたし、その後、Dewaltがコードレスおよびコード付きの同種の製品をリリースしたことは以前紹介した通りです。

その後、Makitaがさらに後に続いているようです。
Sp6000
SP6000。刃径165mm。プランジ機能付き。DewaltやFestoolと異なり、割刃は付いていないようです。

動画:SP6000 (Canada Makita)

動画を見ていると、それ以外にもいろいろ親切機能満載で便利そうです。ささくれ防止で、1回目で2mm溝を入れてその後切断する機能が紹介されていますが、無垢の木材よりむしろ板状の合板や新建材を切る現代の大工さん向けを想定しているように思われます。

取扱っているお店は少ないようですが、450ドルくらいで売られているところを見つけました。トータルで見てもやはりEZスマートガイドの方が安く上げられるようです。

Makita SP6000(リンク先にPDFカタログあり)

あれ、英語のページですが、日本のマキタのサイトです。(日本語のページは見当たりません。)

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2009.03.27

激安ビスケットジョイナー、ルーター、ドウェラー

トリトンからダボジョイナーがそろそろ出てないかなあと徘徊していたら、激安機種を発見しました。
CHICAGO Electric Power Toolsというところ。

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ダブルダボジョイナー (Dual Dowel Jointer)  $59.99

ビスケットジョイナーはさらに激安です。
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ビスケットジョイナー$39.99
4" Plate Joiner $49.99

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2-1/2馬力 プランジルーター $89.99
1-3/4 馬力 プランジルーター $59.99

日本のホームセンターに並んでいる廉価ブランドみたいな感じでしょう。品質がちょっと心配ではあります。が、試しに買ってみようかな、と思わせる値段ではあります。

海外からのオーダーも受け付けているようです。


ご参考:DIYprojects.info: Chicago Electric toolsってどうなの?

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2009.03.11

1500円のシアワセ

先般、Cabinetmaker Proといういわば「手動テーブルソー」を紹介しました。発想は良いと思いますが、輸入してまで買うかとなると価格が高すぎます。

1200ドルも出すなら、「ゼットソー」で有名な岡田金属工業所から出ている「ソーガイド」がオススメです。
角度が自由自在に設定できる「ソーガイドF」が3000円足らず、直角と留めの設定しかない「ソーガイド」に至っては1500円でお釣りが来ます。

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シロウト用とバカにする方もいるかも知れません。いいじゃないかシロウトだもの(byみつお)。ノコくらい真っ直ぐ引けるまで練習しろ、と仰る方もいるかも知れません。でも一度使ってみて下さい。ガイドなしでは逃げてしまうようなキワドイカットもできます。

ゼットソーの8寸目との組み合わせがベストです(粗切りならばもう少し粗くてもよい)。
角材であれば、クランプなしでソーガイドを当てて、ノコでぎーこーぎーこーと切っていけばそれだけで直角あるいは留めが出ます。板材であればちょっと工夫が要りますが、基本的にはガイドとして一本直線の出た角材をクランプしておき、それに沿わせて切れるにつれてソーガイドをずらしていく方法が簡単です。

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古くはマイターボックスと呼ばれる箱状のガイドなどがありましたが、ノコの刃でガイドがすり減ってしまったりします。このタイプが一番精度があり、かつ耐久性が高く、取り回し性が良いと思います。

楽天: ソーガイド
「ソーガイドF」の方が高機能ですが、私は留めと直角に特化した「元祖ソーガイド」の方が良いと思います。DIY用にミニ版もありますが、大きさ的には通常版が良いと思います。

当ブログは特定の製品への肩入れはしないつもりですが、全くの個人の思い入れで記載しました。

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2009.03.04

Lagunaの兼用機の3つ目の機能

また手押し/自動兼用機の話題でスミマセン。

宮本家具工房の宮本さんが、長穴加工機について紹介されています。(こちら・・・トップページの話題は月1回更新で毎月楽しみにしています。)プランジルーターで同じ加工ができることは記載の通りですが、テーブルが付いていて位置決めがきっっちりできることが長所であり、個人的には加工部位を見ながら加工できる点は利点として非常に大きいと思います。

先日紹介したLagunaの兼用機ですが、実はオプションで、このモータイザーの機能の恩恵を享受することができます。下の画像の4分06秒くらい以後に、その説明があります。

おじさんがしきりに説明している小さなテーブル部分がオプションです。回転軸はカンナ盤と同じ軸を流用しているようです。

このPlatinumシリーズ自体は10、12、16インチの3兄弟がラインアップされていますが、いずれのサイズでもこのオプションは用意されています。10インチで言うと、本体が1650ドル(通常刃)、モータイザーオプションが360~400ドルと、とてもリーズナブルな気がするのは本体が高価なせいでマヒしてるんでしょうか。

角ノミって、あんまりキレイな穴あかないんですよね。ダボとかルーズテノンを多用する人は、良いんじゃないでしょうか、これ。

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2009.02.24

JET B3NCH シリーズ

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この前のJETの卓上手押し/自動兼用機で気が付いたのですが、昨年末くらいからJETより"B3NCH"というシリーズでラインアップが発売されています。"3"は"E"をひっくり返して「ベンチ」と読ませるようですが、「3」という数字自体に"PORTABLE","POWERFUL","PRECISE"の3つの意味を込めているようです。

「プログレードの品質をあなたのワークベンチに。」

ということで、どちらかというとアマチュア・DIY用の位置づけで、卓上・低価格グレードのラインアップです。その構成はおおよそ下記の通りです。

・10~12インチ 卓上/スライド丸ノコ
・10インチ 丸ノコ盤
・10インチ バンドソー
・12インチ ボール盤
・8~10インチ 手押し/自動兼用機
・集塵機、エアフィルター

いずれも現在主流のサイズよりも1ランク小さなサイズのものを揃えています。見かけが若干プラスチッキーな印象ですが、精度や使い勝手はまた口コミが教えてくれることとなるでしょう。

JETの本シリーズに限りませんが、自分の木工スタイルに合わせてメリハリを付けて取捨選択するという考え方はアリかなあと思います。一から始める人のために、一括購入できる「オススメセット」も何通りかあるようですが。

アメリカって、住宅事情的にそんなに専有面積には頓着しない印象があるんですが、需要はあるんでしょうか。
やっぱり不況の影響かしらん。

詳細はリンク先を参照下さい。

JET: B3NCH

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2009.02.15

EZスマートガイド

数年前に、海外でEZスマートガイドという製品見つけて購入し、レポートしたことがあったと思います。これは本当に使いやすく、以後私にとって、特に大物と格闘する時には手放せない工具となりました。

  →過去記事:EZスマートガイド 使用レポート(1)(2)(3)(4)(5)

Eurekazoneというこのメーカーは、その後このシステムをさらに進化させるオプションを追加しラインアップしてきています。本日は、「EZスマートガイドを勝手に応援する会・日本支部」より、今日はその基本的な使い方と、思わず欲しくなるような応用例を2つ、動画で紹介したいと思います。


(1)EZスマートガイドの基本構成
このシステムの基本構成である「ガイド付き丸ノコ」としての使い方がよく分かります。購入の際は、基本セットが用意されていますの最初はそれを買えば良いと思います。

(2)「まるでパネルソー」な使い方
次に、発展形として、パネルソーのような使い方ができるという動画です(動画の主旨はちょっと違いますが)。いろいろオプションが付加されているようですが、基本的には「ブリッジ」と呼ばれるB-300というオプションが要になっています。

(3)「まるでWoodRat」な使い方
SRKというオプションを付加すると、このシステムでルーターを走らせることができるようになります。(画像に写っている大きなしゃもじのようなものがそれです。)X方向、Y方向に固定・移動が自由なので、使い方を考えるといろいろと面白いことができます。「オーバーヘッドルーター」とは見た目も全く異なりますが、考えようによってはこれで十分その機能を果たすんじゃないかと思い始めています。画像はとても簡単なセットアップでdado(大入れ)を掘っている例です。

私がこのメーカーに肩入れしてるのは、「スマート」と言うわりにはあんまりスマートじゃなく、何となく「泥臭い」というか、DIY的なニオイがするからではないかと思っています。「ここまで無理してコレでやらなくてもいいだろ~」というような強引なオプションも一部あり、さらにそれを組み合わせて楽しそうに「合体ロボ」みたいな自作システムを自慢しあってるのも大好きです。

メーカーサイト: Eurekazone

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2009.02.13

10インチクラスの自動・手押しコンボ

あれ以来、自動・手押しコンボが頭の隅から離れません。
12インチだと重たく予算的にも無理なので、10インチくらいが手頃じゃないかと勝手に(笑)。

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Axminster AW106PT2 £561.48
Axminster AWEPT106 £421.98

上2つはアクスミンスターです。為替レートがピンときませんが、今だとそれぞれ7.4万円、5.5万円くらいみたいです。下位機種は定盤がアルミ鋳造、フェンスがアルミプレス?に見えますが、70kgと一人で格闘するにはちょうど良い重さです。

あと、JETからこんなのも。
Jet JPT-260 £959.10

電圧の障壁も超えて、ヨーロッパから輸入にトライするかだな?!
Axminster TOOL CENTRE

(追記)この前のベンチトップ的なJETの8インチですが、10インチバージョンもありました。
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Jet 10" Jointer / Planer Combo with Stand, JJP-10BTOS  $419

そしてLagunaのPlatinumシリーズの末弟。
Laguna : Platinum Series 10" Jointer / Planer Combination $1,650~ $1,995

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2009.02.04

勝手に帰ってきたツールレビュー(5) 手押し/自動複合機 その3 ハイエンド向け

手押し/自動複合機について、JETとGrizzlyを紹介したので、ついでにその他のメーカーも紹介して、ツールレビューとしてまとめます。(過去の記事も改題しました。)
今回は、お値段は覚悟してご覧下さい。

Mini_max_fs30_smMiniMax USA FS 30 12インチ、$4300

A331bFelder Hammer A3 31 12インチ $3600 日本でも発売されています。

Msp315_bigRojek MSP 315 12インチ、$3100

あとはRobland XSDB-310, Knapp AD410が、リブロスデルムンドさんから入手可能です。

価格的にワタシの射程外なので、紹介が投げやりなのは気にしないで下さい^^。

このタイプのギミックはだいたい共通で、自動使用時は手押しの定盤をフリップして持ち上げて使います。
さほど面倒な手順ではなく、こちらで手押し/自動切り替えの様子が動画で見られます。

Jointer/Planer Changeover

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2009.02.03

勝手に帰ってきたツールレビュー(5) 手押し/自動複合機 その2 Grizzly

12インチは価格的に手が届きませんし、8インチだと心細いので、意見が分かれるかも知れませんが、手押し/自動とも9~10インチくらいで10万円台くらいであったら欲しいです。

とか無責任なことを言っていたら、ありました!

G0675

Grizzly G0675 10" Jointer/Planer Combo

モーターは220V単相、9.9A。誘導モーターなので静かそうです。重量は392lbs。ユーロスタイルの安全カバー。法規制のハナシは今のところ見当たりませんでしたが、逆に欧州市場へ殴り込みの戦略モデルでしょうか?アメリカの木工フォーラムでは使い勝手に賛否両論あるようです。

気になるお値段は、現地で追加送料込みで$1300。写真を見た限りでは、昨日のJETの8インチよりも作りはかなりしっかりしていそうな雰囲気です。

う~ん。個人的には、微妙に電力と重量と価格でスペックオーバーかなぁ。200V引かないといけないし。
現実にモノを見てしまうと、20万出して10インチか~、という気もします。


さて、いつの間にかGrizzlyではこのヨーロピアンスタイルコンボがいくつかラインアップされており、現状は下記のようです。

G0675 10インチ、ユーロスタイル安全カバー 本体$1200
G0633 12インチ、(これは従来式) 本体$1900
G0634 12インチ、G0633のスパイラルカッターヘッド版 本体$2300
G0660X 16インチ、ユーロスタイル安全カバー $6500

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2009.02.02

勝手に帰ってきたツールレビュー(5) 手押し/自動複合機 その1 JET

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新製品かどうか分かりませんが、JETから、アマチュア向け?のヨーロッパ風の上下2階建ての手押し/自動複合機が発売されています。同じカッターヘッドで上で手押し、下で自動カンナと兼用するものです。この形はヨーロッパでは大型のものでいくつか販売されているのを知っていますが、いずれも重量、消費電力の面からアマチュア向けではないという印象でした。

JETのこれは幅は8インチ。というと200mm。

微妙なサイズですが、自動カンナで30cm目一杯の幅の製材を過去何回やったかなぁと思うと、案外使えるサイズかも知れません。手押しで20cmは逆に広い方の部類になりますが、テーブルが狭いし、見た目的に頼りない印象なので、精度がでるかなあという懸念はあります。

重量は26kgちょいと移動も容易でしょう。現地では追加送料含めて370ドル。
「自動と手押しの幅が一緒」というのは状態としては合理的ですので、仕上がり品質とサイズの面でどのレベルで折り合いをつけるか?によっては、コストパフォーマンス的に納得できるマシンになるかもしれません。

ウチも狭いし、これにしたらだいぶスペースができるなあ・・・^^;。

WOODCRAFT : Jet 8" Jointer / Planer Combo, JJP-8BT

(追記)ダラダラと追記して申し訳ありませんが、同じくJETから12インチの複合機も発売されています。
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特筆すべきは、写真を見たらわかりますが安全機構がいつもの赤い扇状のカバーではなく、ヨーロッパスタイルです。この方法のカバーは、直角出しの時はともかく板材の平面出しの場合、カバーの下に材料を通しカバーは刃の上から移動しませんので、刃に指が触れる可能性が限りなくゼロに近くなる特徴があります。

500lbs.、3馬力、2000ドル(!)と、シリアスな木工家向けですが、このタイプは占有スペースの面からはスマートな形なので、Grizzlyなどと並んでこれらを皮切りに各社から出揃うことを期待します(できればもう少し安いのをお願いします・・・)。

Jet 12" Planer/Jointer Combo., JJP-12

関連記事:12インチクラスの手押し/自動兼用機

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2009.01.29

低頭ねじ

既に私の作業場で活躍中のテーブルソーGrizzly G0661ですが、フェンスのネジが材料と干渉するという問題がありました。(こちらの記事の最後の方の写真を参照。)

ホームセンターで「低頭ねじ」と言う名前でうってつけのビスが売られていたので、試してみました。

As for my tablesaw Grizzly G0661, there was a problem I reported that the mounting screws of the indicators on the fence got over the table surface and they interrupted the workpiece while feeded.
(See the past entry.)

To solve the problem, I found a special screw that have low profile on the head in a DIY store.

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ぎりっぎりクリアしました。本来はワッシャーが一枚入っていたのですが、ワッシャー1枚分さえ余裕がなかったので、このままで行くことにします。このネジに左右両方を取り替えて、フェンスの両サイドが使えるようになりました。
The washers are also removed.

「使わない方を外しておけ」というのは理解できるのですが、気分的にはこれで非常にすっきりしました。


こんな感じのネジです。画像のリンク先に図面があります。
For details, see the link below.


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2009.01.20

Fein Turbo I 試運転

Feinの末っ子、Fein Turbo I が、連動コンセント付きになると以前ブログで紹介しましたが、それからさらにもう一段階モデルチェンジしていました。Feinの集塵機はTAMA CRAFTさんが精力的に日本に紹介され、Turbo IIを使っている方は多いと思います。Turbo I はそれよりも一回り小さいものですが、価格、サイズ的にはこちらの方が私には向いていると思い、購入しました。

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Fein Turbo I、型番 9-20-24。
容量6ガロン、「静音」が売りでカタログ値では3.5フィート離れて60dBとのこと。記憶では前モデルよりもさらに数dB下がっています。

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目新しい機構としては、5段階の吸引パワー調整がつきました。上の写真の「+」、「-」というボタンで調整し、緑のLEDインジケータで表示されます。また、少し外見が変わり、キャスターが4個から6個に増え、安定感が増しました。

ワクワクしながら電源を入れてみますと、またしても「ん?」(笑)。
カタログには60dBとありますが、そんなに静かではないというのが第一印象です。
当作業場に持ち込んで1m離れて測定してみましたが、パワー最強で79dB、最弱で69dBです。

連動コンセントの試運転として、1HPのバンドソーを接続して試運転してみましたが、当作業場の電力事情では、電圧降下が体感されます。マキタの類似の集塵機は同じように使って問題なかったので、比較的電力喰いのようです。仕様上は2000Wまでの機械をつなげられることになっていますが、1HP以上のパワーの機械に直列して使うのは実用上辛いんじゃないかなと思います。別系統の電源ラインの間でコンセントを連動させる方法はないものでしょうか。

騒音については少し当てが外れたものの、集塵機それ自体は全く問題なく、5段階のパワー調整は騒音や電力を気にしながらの作業には非常に役に立ちますし、やはり連動コンセントは使うと便利です。肝心の集塵力については、機会を見て負荷の高い仕事をさせてみますので、追って報告したいと思います。

最後に、当ブログ調査による騒音調査に、Feinとクマ次郎を書き加えてアップデートしておきます。

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2009.01.14

ルーターの取り付け(Bench Dog 40-031)

こま切れになって申し訳ありませんが、Bench Dogのテーブルソー拡張ルーターテーブル40-031に、ルーターを取り付けた一応の完成写真です。
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BOSCHの1617EVSの固定ベースを取り付けました。1617はベースの黒いプラスチックの板を外すとポーターケーブルと同じ位置にネジ穴が開けてありますので、ポーターケーブル用に相当する穴にネジで留めて何の苦労もなく固定完了。

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軸傾斜ハンドルと干渉しないかな?、と取り付け作業中に一瞬ヒヤッとしたのですが、取り付けてみるとハンドルは回りますし、操作性にもさほど影響はなさそうです。横から見るとこんな感じ。

粉塵が入るのもイヤなので普段は当然モータは外しておきます。BOSCHの1617は、モーターの付け外しはBOSCHお得意のバックル方式でワンタッチなのですが、抜き差しの際は最後に一ひねりしないと抜けないようになっており、別段気を使わなくてもモーターがドスンと落ちるようなことはありません。

固定ベースとプランジベースのコンボパックで、プランジベースの方を取り付けて、いろいろなギミックを夢想していたのですが、BOSCHのマニュアルにプランジベースをルータテーブルに取り付けるのは故障の原因になるのでやめて下さいと書いてあり、とりあえず今回は忠告に従います。

追記:
書き忘れましたが、BOSCHの1617の固定ベースはブナ?製のウッディーな持ち手が特徴ですが、このBench Dogに取り付けると鉄の定盤のリブと干渉するため、残念ながら取り外す必要があります。この持ち手だけトルクス?だと思いますが特殊なネジです。

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2009.01.11

ブルドッグの取り付け(Bench Dog 40-031)

Grizzly G0661の合体ロボ化計画第1段。

ルーターテーブルは自作の折り畳み式のものを使っていましたが、準備~片づけが面倒で、作業の流れを阻害しがちでした。テーブルソーにルーターテーブルを合体させて常設化し、使いたい時にさっと使えるようにしたいと思っていたのです。

市販品では、IncraやRocklerなどから出ているのが見られます。(Rocklerは今は取り扱いをしていない様子。)自作されている方も沢山おられますが、今回は鋳造のテーブルにこだわりBench Dogを奢ることにしました。クマ、トラ、タコの次はブルドッグ、と(笑)。

Bench Dog 40-031 ProMax Cast Iron Router Table Extension for a Table Saw

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早速取り付け。G0661はモーターが左側にせり出しますので、右側のウィングを取り外して右側に取り付けます。もとより右側に取り付けたいと思っていたので好都合。取り付け自体は簡単です。Bench Dogいわく、テーブルソーは4つ穴か3つ穴の2種類がメインとのことで、両方の位置に穴はあいており、鉄の定盤にドリルで穴を開ける必要はありません。私の場合もそのままで十分良かったのですが、フェンスの前後レールとボルト留めするために、該当位置に1個ずつ穴を後日開けています。

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マイタースロットは別売りのいろいろなオプションを取り付けられるように工夫しています。手持ちのマイターゲージも使用できます。右側にイモネジが見えますが、ごていねいに、これでマイターのガタを調整できるようになっているのです。

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フェンスはアルミですが、かなりヘビーな作りで信頼できそうです。一番目の写真で定盤に見えた長穴にボルトを入れて上からノブで固定します。オリジナル状態では微調整機構や平行移動機能はありません。フェンス面はMDFビット部の開口をスライドして調整できるようになっており、裏から集塵口が付いています。

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フェンスにもいろいろ溝が掘られており、いろいろ別売品を購入することで快適に使用できるようになっていると思いますが、それぞれの溝がどういう意味を持っているのかは現在研究中(笑)。

ルーターを取り付けるプレートは、かなり厚手のフェノール板。既に取り付け穴が何通りかあけられており、ポーターケーブルなど大手のルーターならば穴開けの必要はありません。

報告は「ルーター設置編」へと続きますが、触った印象としては評判に違わず非常にヘビーデューティーな印象で、なかなか良さそうです。


あと、どうでもいいんですが、マニュアルと首っ引きで組み立てていったのですが、最後に山ほどネジ類が余ってしまいました。
多分大丈夫だと思いますが、何となく不安です^^;。

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2009.01.08

ハイブリッドソー ネット口コミベスト10

最近はひとのサイトからの拝借ばかりで楽をしています^^。

Tool Cribの人が今度はハイブリッドソーの口コミを集計してベストテンを出してくれました。
欧米の有名木工フォーラムを中心に集計したようです。

(1) Craftman 22124
 安物ブランドのイメージがありましたが、ビーズメイヤーフェンスを得て信頼性を増し、アウトフィードテーブルまでもが標準付属とお買い得感も十分。
(2) Grizzly G0478
(3) Steelcity 35670
(4) JET JPS-10
 リンク先のビデオを見る限り、GrizzlyのG0661のフェンスはこれにそっくりです。JETのはフェンスの上側にTスロットがあって治具が付けられますが、Grizzlyにはありません。
(5) Woodtek 148-271
 Fine Woodworkingが珍しくショップブランドを推した一台。
(6) Dewalt DW746X
 Dewaltは最後まで迷ったなあ。
(7) DELTA 36-717
 DELTAも迷いましたが、迷ってるうちに日本での入手ができなくってやめた(笑)。
(8) General 50-220C
(9) Shop Fox W1748
(10) Hitachi C10LA

このクラスになると、ほとんど個人輸入もいとわない人向けになるので、参考になるかと思います。

Tool Crib Blog : Top 10 Hybrid Table Saws: Craftsman vs. Grizzly vs. Steel City vs. Jet and MORE!

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2009.01.05

勝手に帰ってきたツールレビュー (4) バンドソー(その2)

前回は14インチについてまとめましたが、今回はそれ以外のクラスについて見ていきます。

(2) 9~10インチ
このクラスは、14インチに比べると見劣りしますが、大物の挽き割りをしないと割り切れば省スペースで多用途に使える相棒となってくれると思います。

 (a) BS-10K2
Bs10k2
 一時期改造ブームで流行となったレクソンのBS-10Kの2代目。一時期より取扱店が減った気がしますが、オフコーポレーションさんなどで販売中です。クイックレリースがつきました。ネット上にユーザーサイトがたくさんありますので詳細はそちらに譲りますが、標準状態でもそこそこ使え、改造しがいのある機種ということのようです。

 (b) リョービ TBS-50, TBS-80
Tbs50Tbs80
30×40cmの設置面積でテーブル上におけるバンドソー。ブレードの交換をするたびに場所があったら欲しいなあと思う機種。ただし口コミはあまり見当たらず、使い勝手はわかりません。TBS50の方がヘビーデューティー仕様ですがフトコロはTBS80の方が深く、TBS80はいわば糸ノコ的な用途に振ったと推定されますが、それは多分正解だと思います。
e-道具市場さんなどから。

(3) 16インチ以上
 「バンドソーは「もっと小さいのを買っておけば良かった」と後悔することのない機械」なのだそうです。まあ大きい機械の割にフトコロは小さいし挽き割り高さも数十cmと、知らない方には価値がよくわからない機械ではあります。欧米の雑誌やサイトを見ていると、16インチ以上が紹介されることが多くなりましたので、アマチュアも今後は16インチくらいが主流になってくるかも知れません。

 (a) JET JWBS-18
Jwbs18
P-TOOLSさんなどより。32万円。

 (b) Laguna 16インチ LT-16
(画像省略)リブロスデルムンドさんより。17万9千円。ええっ!?と思った方は正解です。Lagunaが国内でこの値段です。

 (c) DELTA 28-682
(画像省略)これも リブロスデルムンドさんなどから。24万円。

(4) 日本勢
 日本勢のバンドソーについては、微妙にホイール径でのクラス分類に迷うところもあり、先述のように挽き割りメインの設計になっていますので、16インチ以下くらいまでのものを機種名だけ並べておきます。
 リョービ BS-51N …ホイール 255mm、挽き割り高さ180mm
 リョービ BS-401…ホイール405mm、挽き割り高さ320mm
 日立 CB75F…ホイール410mm、挽き割り高さ315mm
 マキタ電子バンドソー2114C…ホイール355mm、挽き割り高さ182mm
 マキタ 2116NA…ホイール405mm、挽き割り高さ415mm

他、追加があればご指摘下さい。

まとめ
Nlt292勝手にオススメ機種を選定するとすれば、14インチではコストパフォーマンスからKERV BS-14を一押しにしたいと思います。海外でも評判の高いGrizzly G0555のそっくりさんであり、ベアリングやボルト・ナットは全てミリ規格で、ブレードガイドのベアリングがへたったらホームセンターでも購入できます。あの立派なクマのエンブレムが好きな人はGrizzlyをどうぞ。但し60Hz地方限定です(笑)。

そして、お金と土地に余裕のある方にはひとサイズ上で16インチのLaguna LT-16日本版をお薦めします。Lagunaはハイエンドで有名で品質には定評があります。何よりも値段が安くほぼ現地と同じ値段で購入できるのは驚きです。先日の口コミベストテンでは14インチはあまり評判が良くありませんでしたが、Lagunaのラインアップは16インチ以上とそれ未満で設計に大きな差があり、16インチ以上は最大機種まで設計が同じなのだそうですので期待は裏切らないと思います。

ということで、リブロスデルムンドさんの企業努力に勝手に熱烈な敬意を表しつつ今回はここまで。

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2009.01.03

勝手に帰ってきたツールレビュー (4) バンドソー

素人が勝手に各社の工具をあれこれ上から目線で評価する「勝手にツールレビュー」のシリーズ記事。2巡目に入っているため、「帰ってきた・・・」なのですが、語順が少し違うとちょっと微妙なタイトルです。(以上説明終わり。)

今回は久しぶりにバンドソーを見てみたいと思います。先日、Tool Cribの人が米国マーケットで調べたバンドソー口コミベストテンを発表していましたが、ほとんど日本では入手できないことに、少しがっかりしました。そこで今回は日本での入手しやすさを考慮してまとめていきたいと思います。

さて、洋モノかぶれのつもりはありませんが、バンドソーについてはアマチュアが1台目に購入するとすれば、欧米流のものを買った方が良いと思います。日本のバンドソーは挽き割りをメインの用途と考えて設計されており、幅の広い刃を標準装備していますが、欧米のバンドソーは幅3mm程度の極細刃から12mm強(一部19mm)くらいの刃が用意されており、曲線切り、直線切り、挽き割り・・・とオールマイティーに対応するように考えられているからです。

欧米では、バンドソーのサイズはホイールの径で呼称され、同じホイールであればほぼ同じような能力を持っています。9インチ、10インチ、14インチ、18インチ・・・とありますが、最も手頃で汎用性が高いは14インチで、欧米のアマチュア工房のスタンダードとなっています。

(1) 14インチ級
(a) Grizzly G0555

G0555
 Tool Cribでも評判の良かったG0555は、老舗のタマクラフトさんから購入が可能です。但し、このG0555のモーターは、60Hz地域では問題ありませんが50Hz地域では長時間使うと発火するとのことで、タマクラフトさんではモーターを実費で交換するオプションを提供しています。
 私は初期にこの機種を購入して使用していますが、値段が安く細かい部分ではアヤシイ部分はあるのですが、全体としては非常に使いやすく、全く問題なく愛用しています。コストと品質のバランスがとれた好例だと思います。(100円/1$で9万円弱。)
 上側のガイド機構が丸棒で、うちのは昇降の際に少しだけねじれて動き、昇降の度にガイドを調整する必要があります。また、フェンスはアルミ製で変に力を掛けるとたわみますが、使用には全く問題ありません。

(b) KERV BS-14
Bs14
 上の写真とそっくりですが、実物を触ったことがありますがどう見ても本当にそっくりさんです。オフコーポレーションさんのオリジナルブランドKERVから発売中。日本の商用電源に対応し、50/60Hzどちらも安心して使用できます。値段で比べてもG0555が良いと思う方はこちらがオススメです。フェンスもGrizzlyと全く同じです。ツマミとかちょっとだけ気が利いているなと思うところもアリ。

(c) デルタ
2827628475x
 一時期はデルタが最高かつ唯一の状況でしたが、乱立する現在にあっては少し苦戦の様子。それでも必要十分の性能はあり、デファクトスタンダードであったことからアフターマーケットのオプションも豊富です。タマクラフトさんから購入可能です。オープンレッグと、クローズドキャビネットの2種類あり、モーターのパワーも異なります。3/4馬力で不満を感じられ、かつ14インチにこだわるなら、475Xは検討に値するかも知れません。

(d) スチールシティー
 Mw50100b
 (多分)リブロスデルムンドさんのご尽力で日本上陸したスチールシティーのバンドソー日本バージョン。P-TOOLSさんからも購入できます。9万円くらい。

と、14インチ級でメジャーなのはこのくらいでしょうか。あんまり前回と変わらなかったですね。
各社、フェンスやマイターゲージが別売りだったり付属だったりしますので、値段は良く見てお考えください。

続きます。

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2008.12.23

Grizzly G0661 - Test Cut 【レビュー最終回】G0661で試し切り

連日投稿しているgrizzlyのテーブルソーG0661ですが、試し切りができる程度まで設置、調整が終了しましたので、早速やってみます。レビューは一応今日で最終回と言うことにします。
Finally I will carry out the test cut with new table saw Grizzly G0661.
The results are below.

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左側がジャーマンビーチ、右側は多分赤松です。矢印の方向にカットし、観音開きに材料を置いて撮影しています。期待していなかったのですが、断面は綺麗で特にビーチの方は導管がきれいに見えます。但し、切り終わりの部分にササクレが多いようです。
German beech(left) and red pine(right). The cutting are done at the direction shown with blue arrows. The attached blade is used. The cross sections seem to be clear beyond my expectations. Some splinterings are seen at the end of the cutting.

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ラワンベニヤ。同様に上面にささくれが多く見られますが、切断面は良好です。
Lauan beneer board. Sprinterings are seen at the top similarly, but the cut itself is good.

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リッピング(縦挽き)。35mm厚のジャーマンビーチです。調整が悪くスプリッターで一回材料がつっかかってしまって焼けていますが、切断面はまあまあではないでしょうか。
The ripping of 35mm thickness German beech.

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拡大図。若干刃痕が出ていますが、カンナ1回くらいでとれる程度ではないかと思います。調整で追い込めばもう少しきれいになるかと思います。
The magnified image. Some knife marks are seen but not terrible. Further adjustment may result in better cutting.

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付属の刃。いわゆる兼用刃で、刃の角度が互い違いに付いているのが分かります。刻印があったようですがきれいに削り取られていて、どこのメーカのどんなタイプかは全く分かりません。
The atatched blade.

まだ使い始めて間もない状態ですが、GrizzlyのG0661は総合的には値段以上の価値があるテーブルソーではないかと思います。割刃の効果は少し触ってみただけで十分実感でき、安心感は高いです。取り付け自体はさほどおっくうではありませんが、他社が工具レスのスマートな割刃システムを出しているのに比べれば、取り付け方法はもう一工夫欲しいところです。
Overall, I like the new bear G0661 very much. The riving knife seems to increase safety efficiently. Changing the riving knife and the splitter requires loosening and tightening a single hex bolt with wrench. That's easy itself but tool-free system is preferred.

なお、騒音は、付属の標準刃を付けて1m離れて86dBでした。風切り音が多いので、刃を選べばもう少し静かになるかも知れません。
The noise is 86dB at the distance of 1 meter apart from the saw. It might be improved by changing the blade.

一連の設置を体験してみて、狭い作業場で単独で設置するにはやはり重量的にはこれ以上のものはやはりツラかっただろうことを実感しました。これでも十分辛かったですが、見た目だけでハイブリッドやキャビネットソーを選ばなくて良かったなあと思います。(個人の印象であり、環境と目的によって異なります。)

あと、紹介しませんでしたが、各定盤の平面度が「こんなもんなのかなあ」という印象は受けました。但し比較対象がないので、聞き流してください。

次回からは通常更新に戻ります。

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Grizzly G0661 - Fence and Miter Gauge G0661のフェンスとマイターゲージ

テーブルソーの命はフェンスと言われますが、確かにコントラクターズソークラスであれば、価格的にはほぼ1/5を占める部品であるということは言えます。標準で付いているフェンスが良ければそれに越したことはありません。

今日は、グリズリーのテーブルソーG0661のフェンスとマイターゲージを紹介します。
Today I will put some photos of the fence and miter gauge of Grizzly table saw with riving knife, G0661.

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フェンスはブランド品ではなく、Grizzlyオリジナルのようですが、なかなかよさそうです。結構重たくしっかりした作りになっています。フロントレールは角パイプ、リアレールはL字型のアングルで、これらの上に乗って摺動します。指一本とは言いませんが、ハンドルを持てばスムーズに移動でき、ロックも十分しっかりされてます。
The fence of G0661 seems to be grizzly's original, but it is heavy and steady. It moves very smooth and is locked steadily. Very nice feeling.

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いわゆるT字タイプで、前側だけをロックします。右から読むとき用と左から読むとき用の目盛りとインジケータが付いています。インジケータは虫眼鏡付き。
It is T-square type and locked at the front side. There is two scale indicator windows for right and left side of the fence. They come with magnifying glasses for seniors.

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はり切って試し切りしようと材料を置いてみると、何かが引っかかるのです。写真の矢印の位置のインジケータを固定しているネジが定盤より上に飛び出しています。ここはどこをどう調整してもクリアできそうもありません。虫眼鏡付きも大いに結構ですが、理解に苦しみます。
I can't understand but the mounting screws of the indicators got over the table surface (see red arrows on the photo). They interrupt the workpiece while feeded. No adjustment to avoid this trouble seemed to exist. I can't undestand at all.....
※12/24 追記: Grizzlyに問い合わせたところ、必要ない方のインジケーターを取り外して使って下さいとのこと。
※1/29 追記: ホームセンターで低頭ネジなるネジを購入することで解決しました。くわしくはこちら

(Update1: Grizzly said that the simplest remedy to this situation is to remove the indicator, replying my inquiry about this problem. They also said only one indicator is needed on the fence at a time.)
(Update2: To solve the problem, I found the special screw that have low profile on the head in a DIY store.
See the entry for details.)

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マイターゲージはいかにも付属品と言った感じであまり気合いは入っていません。マイターバーは金属ですが、三日月部分はプラスチックです。
Its miter gauge. It seems "so-so" as a giveaway. Some parts of it are made with plastics.

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2008.12.21

Grizzly G0661 - close up the riving knife 【実況】 G0661の割刃

どんどんいきましょー。・・・・ふぅ。

今日は新着GrizzlyのテーブルソーG0661の、気になる「割刃」周辺の機構について紹介します。BOSCHはベンチトップタイプの4100シリーズで、工具レスの割刃システムを採用していますが、Grizzlyはどうでしょうか。
Photos below are of the riving knife and its assembly of Grizzly's new table saw with riving knife G0661. While Bosch offers tool free riving knife sysytem on their 4100 series benchtop saw, how about the bear....?

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割刃(左)と、固定ボルト(右)、そしてシム(右上)です。割刃は厚さ2.3mmくらい。
Its riving knife (left), riving knife/guard bolt (right), and shim.

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割刃は、上記のボルトでこのように固定されます。付属のアーバーレンチの反対側を使います。ということで残念ながら工具レスではありません。但し、後で説明しますが位置決めは一度の調整で決まりいちいち調整する必要はなく、さほど面倒な作業ではありません。
The riving knife is fastened to mounting block as shown with the bolt with wrench .

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従来のブレードガードも付属しており、作業に応じてどちらかを選べるようになっています。ブレードガードはアンチキックバックパウル付きです。
The blade guard assembly with anti-kickback pawls is also atatched. You can select either one according to your task.

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ブレードガードの取り付けは割刃と全く同じです。ブレードと一緒に上下します。
It is installed in the same manner as the riving knife, so it can move up-and-down and tilt according to the blade.

割刃およびブレードガードは、ブレードよりわずかに薄く、ブレードのちょうど真後ろに配置する必要があります。
以下の図は、マニュアルから拝借した割刃の位置の調整方法です。上の写真のシムが数枚付属します。
The splitter/riving knife should be parallel with the blade and be in the "alignment zone".
Below are how to shim the splitter/riving knife.

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実を言うと、私のところに届いたものは初期状態では割刃が左に寄りすぎていて、付属のシムを全部入れてもまだ間に合いませんでした。アルミ板を買ってきて金切りバサミでカットし、1mmを1枚、0.5mmを1枚、プラス付属のシム2枚をかませてやっとセンターに来ました。まあ、右側に行きすぎてたらと思うと、まだマシですか。

As for mine, the riving knife come to left at first. I inserted all the atatched shims (maybe 6) but inadequate. So I added aluminum plates of the thickness of one-1mm and one-0.5mm sold at DIY shop. It was only a dissapointment I felt while assembling.

テーブルソーは不案内なのであまり詳しくありませんが、あとはどの辺をレポートすれば良いんでしょうか。
ここが見たいというのがあれば、写真だけでも載せていきますので、コメントでお知らせ下さい。
If you have further request for inspecting details of this table saw other than I have ever reported, leave your comments.

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2008.12.20

Assembling Grizzly G0661 【実況】 クマ次郎組み立て

関西弁で言う「うれし」であることはわかっていますが、【実況】と銘打った以上ある程度リアルタイムで報告しなければと思っています。G0661の一般消費者によるレポートはこれまでネットで見あたらず、これがもしかしたら世界初のレポートと思っています。

今日は、能書きはナシにして本体の内部写真を順不同でアップしてみたいと思います。
今日の写真のほとんどは、組み立て途中本体がひっくり返った状態で撮った写真を、自然に見えるように180度ひっくり返して掲載しています。

I ordered Grizzly's contractor-style table saw G0661 three month ago, and it has just arrived. The "new comer" has been catching many one's attention to its riving knife system, but no reviews seems to be available yet. Today I will put some photos taken while I assembled it. I wish it might be the first report of the bear on the world. :-P

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脚ナシの本体。この状態でカートンに梱包されて来ます。
Body without legs. Photos are shown upside-down for your convenience.

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2馬力115V誘導モーター。でかい。
2HP induction motor. Made in China.

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コントラクターズソーなので下はがら空きですが、集塵のためにブレードを包み込むようにシュラウドが設置されています。吸い込み口は65mm。
Shroud around saw blade for dust collection with 2-1/2 dust port.

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モーターから見たトラニオン。2本の丸棒のコラムで支持されています。ベルト短い。
Trunnion. Supported by two columns.

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形だけは組み上がりました。フェンスは心配していましたが結構しっかりしてます。未調整なのでまだテストカットはおあずけです。
作業場が狭く思ったところに収まらないので、無謀にもフェンスレールの右側を20cmほどカットしました。
Assembly completed. The Grizzly-original fence is sliding smoothly and locked steadily beyond my expectations.


ほとんど完成状態で出荷されており、組み立ては脚を組み立てて本体を立ち上げてしまえばあとは大した作業はありません。次の機会では注目の割刃周辺の機構を紹介したいと思います。
I will continue to report this bear, next time I will show some review around the riving knife.

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2008.12.18

【実況】クマ次郎 到着

待ちに待った熊が来ました。Grizzlyは、バンドソーに続いて2台目です。

搬入は思った通り大変でしたが、何とか死なずに済みました。
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今日はここまで。
散らかってますが勘弁してください。

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割刃。

拡張テーブルが鋳造でとても重たく、これの取り付けが実は一番難儀でした。トリトンのマルチスタンドで片方支えて取り付けましたが、マルチスタンドの脚が広くて邪魔をして、ギリギリまで近付けられないんです。

ボルトの穴には数ミリの遊びがあり、本体テーブルと拡張テーブルをツライチに合わせる必要があります。本格調整はまだですが、スプリングワッシャのせいか、最後の一締めでぐいっと上下にずれてしまい、なかなか上手いこと締められません。どなたかコツをご存じでしたらお教え下さい。

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2008.12.08

14インチバンドソー 人気ベスト10

Tool Cribの人が調べた、ネット口コミでの14インチバンドソー 人気ベスト10。

Best 14″ Bandsaws: Grizzly vs. Rikon vs. Powermatic vs. Laguna and More

順位と、著者が気に留めたコメントのみ紹介します。

(1) Grizzly G0555
  「この熊さんは、バーゲン価格の堅実な働き者。全体の調整と仕上げは良好で、フェンスは高品質。このバンドソーは全てのテストで良好であった。」
 引用者コメント: ウチのバンドソーはこれです。値段が安く、細かい部分ではアヤシイ部分はあるのですが、全体としては全く問題なく愛用しています。コストと品質のバランスがとれた好例だと思います。プロユースだとどうかなとは思いますが。あと、集塵は若干投げやりで、「穴開けときゃ良いんでしょ」、と言う感じです。

(2) Rikon 10-325
 「このバンドソーは、異常に複雑なかつ雑な作りのブレードガイドのために、我々のテストではその順位を落とした。しかしながら、テストした中では最もリソーの能力があり、切れ味も良好だった。」

(3) Powermatic PWBS-14CS 1791216K
 「この機種は、鋳造の兄弟たちの中では良い成績を収めたが、私たちのテストした機械は、ホイールが1/8インチ(3.2ミリ)以上ずれていた(misaligned)。」

(4) Craftsman Bandsaw 22401

(5) Laguna LT14SE
 「張力とトラッキングを調整するノブは大型で、調整と仕上げは優秀だが、テーブルがブレードの右側がもう少し広かったら良かった(※)。張力スケールがないので、張力計を使うか手応えでテンションを調整する必要がある。」 (※部分の和訳に自信がないので間違ってたら指摘下さい。)

(6) Grizzly G0457
 「集塵は良好だが、ブレード交換がやりづらい。テンションは直感的なクイックリリースメカニズムにより、セットしやすく調整しやすい。トラッキングノブの大きさが良い。背の高いフェンスがスムースに動きしっかり固定でき、リソーには最適。曲線カットは問題なし、リソーも高品質。」

(7) Delta 28-475X
 「このデルタは能力も高く傾斜する大きなテーブルを持つが、騒音と振動が多い傾向があり、リソーの時に不満足な結果となる。多くの箇所で調整と仕上げはプアーであり、集塵は平均点以下。」

(8) JET JWBS-14DX

(9) Ridgid BS1400
 「このバンドソーは、趣味のあるいはウィークエンドウッドワーカーにはすばらしい入門機種であるが、仕事で使おうとするならば、がっかりすることになるだろう。」

(10) Steel City 50100G Deluxe Granite Bandsaw
 引用者コメント:SteelCityの最近の一押しであるテーブルにgranite(花こう岩;みかげ石)を使ったラインアップのバンドソー。graniteの詳細は分からないのですが、(人工)大理石じゃないですよね。
最近はホイールまでも、この「石」で作った機種を発表したそうですが・・・効果のほどはいかに?

日本で容易に入手できるのは(Grizzlyの日本版である)KERBブランドと、デルタくらいでしょうから、あんまり参考にならないですかね。

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2008.10.20

「電動工具の騒音一覧」アップデート

以前からテーブルに取り付けて使っているトリマーが、前回の作業台製作の時にちょっとだけヘビーな切削をしたら、
「ぎゃああーーーんっきいきいききーーごごごごds;ghf@jkl」
と恐ろしい音をたてるようになりました。

木工を始めた初期に購入した、中国製の廉価なトリマーです。いずれこうなることは聞いていたのですが、他機種への買い換えとなるとテーブルの取り付けからやり直しになるので、躊躇していたところ。昨日、あれからずいぶん「冷却」したから大丈夫かなー、と思って回してみたら、やっぱりダメでした。ちょこっとだったので、保護具フル装備で(笑)そのまま使ってしまいましたが、皆さんは真似せず、工具に異常が感じられたら使用を中止してください^^。

ということで、先日掲載した「電動工具騒音表」のアップデートです。

Photo_2

上記のトリマーはこれまでの最高記録99.7dBをマークしました。壊れかけだからではありますが、記憶によると新品もあまり変わらなかった気もします^^。

先日のマキタ厚切り(深切り)丸ノコ5731は、従来の6型より静かです。これで7型同等の厚みが切れるのですから、騒音面でも「1ランク上」の優位性があります。

ずいぶん前に評判の高かったBOSCHのトリマーPMR500(日本版)は、レベル的には丸ノコと同程度です。ただし「きーん」という高周波より「ぶおーん」という感じの音で音質的には耳に優しい音です。

アネスト岩田FX2052にはもう少し頑張って欲しかった。
・・・ふと、「世界最静粛」を謳った(今も謳っている)あのルーターも、数字を信じて大丈夫かなという気持ちになりました。

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2008.10.19

エアネイラー

「ぱしっ、しゅぽんっ」のエアネイラーは、大工さんあるいは内装やさんのイメージがあり、特に日本の木工では多用されることはないようです。モールディングを多用する欧米では、流派によってはフィニッシュネイラーあたりを使うことがあるようです。

ワタシも、「クギなんて」と思っていたのですが、最近使い始めて便利さを実感しています。特に治具作りに使用することが多いです。特に「こんな治具、絶対2度は使わないだろうなー」というような治具をテンポラリーで手抜きで作る場合、ボンドで貼り付けた後に、バシバシと片っ端からネイルで押さえていきます。治具によってはその状態でそこそこしっかりしますので、根が「いらち(関西弁)」なワタシはそのままボンドも乾かないうちに使い始めて、ボンドが乾くのは、その治具を使い終わってしまってゴミ箱の中、というのが常態です^^。

081019aとは言え、一流メーカー品は驚くほど高く、活用範囲を考えると躊躇される方も多いと思います。
ワタシもホームセンターで購入したセール品を使っています。
パワーソニックブランドのフィニッシュネイラーFN-1550Cです。
ネイラーは1発1発はさほどエアーを食いませんので、ヘビーな使い方でなければ0.2kW程度のコンプレッサでも全くストレスを感じません。アネスト岩田は「△」マークを付けていますが。

081019bこんな釘が打てます。
ネイラーには写真左側のマガジン部に、ホチキス(ステープラー)のようにくっついた状態で装填します。
治具作りにはサイズ上、写真の18mmのネイルを多用しています。
正直、このサイズでは固定力に難ありで、本数でカバーです。

081019cブナの端材に打ち込んでみました。フィニッシュの名の通り、使い道によっては目につかないかもしれません。付属のネイルなので錆びてます(笑)。

ウチの廻り縁は延々とこれで打ち付けてありますが、自分の木工作品にはなるべくやりたくはないですね。


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2008.10.17

コンプレッサのある生活再び

最近、工房整理と称して、工具を二つ処分しては一つ追加している、そんなペース(笑)。

コンプレッサはナカトミのCP-1500を持っていたのですが、場所を取りすぎていたので処分しました。のですがやはりあったら良いと思う場面が多く、もっと小さい機種に買い換えることにしました。

安物で良いと思っていたのですが、調べるうちにアネスト岩田が静音タイプを謳ってオイルレスタイプを出していることを知りました。アネスト岩田は騒音値を公表しており、最も静かなのは1/8馬力タイプですが66dBと書いてあります。コンプレッサはウルサイのが当たり前と思っていましたので、この数字は驚異的です。

「静かな木工」研究家としては手をださずにはおれません。66dBのにしようかと思ったのですが、ちょっと欲が出てしまい、1/4馬力のFX2052というタイプにしてしまいました。
(リンク先にタイプ別騒音値一覧表、および、目的別対応一覧表があります。)
これでも騒音の公称値は70dBです。1/8馬力ではブロアとエアブラシくらいまでですが、1/4馬力なら、インパクトレンチが使えるようになる、くらいのイメージでしょうか。

081017aさっそくワクワクしながら開梱。
周りが汚くて申し訳ありません。
縦型で、壁掛け設置が可能であるされています。頭でっかちで青くて猫型ロボットみたいです。

081017b早速スイッチを入れてみました。コンプレッサの音って普通は「だだだだだっ」というイメージですが、これは「ぶぅーううん」という、熱帯魚のポンプの親分みたいな感じの音です。

・・・・・・で、期待はずれなことに、思ったよりウルサイ。ていうか、かなりうるさい。

いつぞやの安物騒音計で測定すると、1m離れて88dB。数値的には、最近の丸ノコと同じくらいの数字です。ただし、音質のせいで丸ノコほどの精神的圧迫感はありません。が、夜中に気兼ねなく回せるような代物ではないです。表を良く読むと、「無響音室での弊社測定基準に準じた測定値です。お客様の作業環境に応じて聞こえ方は異なります。」と書いてあります。

これなら同クラスの7~8千円の安物を買って防音ボックスを作った方が良かったかなあとも思いましたが、きっと数年後にこっちにしておいて良かったと思える日が来ると思うことにします。「壁掛け防音ボックス」を別途計画します。

まぁ、普通のコンプレッサよりは静かなんですけどね、騒音以外は、つくりもしっかりしており全く問題ありません。特に圧力調整がやりやすく、シビアな用途には威力を発揮すると思います。

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2008.09.28

マキタ厚切り丸ノコ5731 レビュー

先日紹介した「深切り丸ノコ」、マキタのものを購入してみましたので、写真で紹介します。

購入は、マキタショップヤマムラ京都さんから購入しました。
楽天からはこの辺りから探してみてください。→楽天:マキタ厚切り丸ノコ
電子タイプも良かったのですが、工具はシンプルが一番ということで安い方を選びました。貧乏人の負け惜しみかも知れませんが、ワタシ自身が電子タイプをあまり信じていない部分がありまして。

080928a
左側が深切り6型・電気タイプの5731です。比較のために従来タイプの6型である日立のC6MB2を右側に並べてみました。最も刃を下げた状態の写真で、このおよそ1cmが「深切り」の違いです。

080928g
ベースプレートはホントに刃の軸ギリギリという印象です。内部の構造が気になりますが、リョービでは中間ギアを一つ増やしたと説明していますが、この辺りは各社で異なる可能性はあります(いきなりバラす勇気はなし・・・)。
図はリョービのプレスリリースより。

080928b
上から見た写真。コードは後ろ出しです。ボディーの色が青と白の2種類があります。
モーターは1140Wで、ちょうどマキタの従来の1サイズ上のタイプの定格のモーターです。

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切り込み深さはレバー式のワンタッチになっています。慣れの問題かも知れませんが、どこまで締めれば締まるのかちょっと分かりづらい印象です。感覚が古いのかも知れませんが、この手のツマミは力を掛けると折れてしまいそうで思い切って力を掛けられないので、プラスチックはあまり好きじゃないです。

080928d
後方排気スリット。集塵機を接続するアダプタが別売で使用可能です。左側のランプは通電ランプです。ちなみに電気(非電子)タイプはチップ刃付きの5731と刃なしの5730SPの2種類があるのですが、通電ランプとLED照明は5730SPには付いていないようです。ただ単に刃あり・刃なしの設定だと思っていたので要注意。

080928e
ベースプレート裏面。個人的に気になる平行度調整は、裏からネジを回して調整するようになっています。

080928f
新旧タイプの刃を固定するネジとワッシャーの写真です。左側が深切り、中央が従来タイプです。深切りを実現するために、ワッシャーがものすごく小さくなっているのがわかります。

このワッシャーが刃を挟み込むことで刃を安定化する機能があったとすれば、ここまで小さいと全体の精度や安定性に影響がないか、若干不安になります。但し、ワタシ自身はこれまであまり丸ノコをガンガン使うタイプではなかったので、多分差に気が付かない自信はあります。(笑)

一番左は、あまり関係ないですが、以前に紹介したヤマシンのレーザーチョークです。以前の記事はこちら。何が言いたいかというと、深切りタイプではこのアイデア商品は使えなくなってしまうということです^^。

お気付きのように、まだ回していませんので(笑)、また使ってみての感想は別途報告したいと思います。

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2007.05.27

LEIGHの新しいダブテールマシン

ダブテールジョイントがルーターで一気にできてしまうダブテールマシン。2005年7月に勝手にツールレビューでまとめた事がありましたが、正直、高いなあ、という印象が大きく、ワタシ自身は購入には至っておりませんでした。

この度、LEIGHから、ダブテールマシンの新機種の追加が発表されました。今夏に発売とのことですが、価格面からも検討に値するものです。

Superjig12現在真っ先にLEIGHのトップページを飾っている、LEIGH Super Jigというラインアップ。
基本セットのお値段が、12インチで199ドル、18インチ 259ドル、24インチ 329ドル。

好評であった従来機種のLEIGH D1600が18インチで359ドル、LEIGH D4Rが、24インチで529ドルですので、この種の治具に多くを求めない、あるいは、加工幅は小さくて十分、と言う方には、良い買い物になるのではないでしょうか。

詳しいところはよくわかりませんが、そのうちに治具比較表(LEIGHサイトの左側のボタンから閲覧可能)にこのSuper Jigが書き加えられれば、そのスペックが明らかになるのでしょうね。

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2007.05.06

Eurekazone EZ スマートガイド レビュー まとめ

連載していたEZ Smart Guideのレビューも一段落させるつもりです。

まず、皆さんが気になっている、「私はコレで・・・」の出典を明らかにしておきます。

私がこのEZ Smart Guideに目を付けたのは、TOOLCRIBのウェブログの"DIY Table Saw Alternative: EZ Guide + Circular Saw"という記事が最初です。ここに引用されている、WoodNetでのBurtさんというプロの木工家の方のコメントがそれです。

「ホントにEZはパネルソーとユニソーとスライド丸ノコの代替となるのか?」という疑問については、TOOLCRIBは、引用の形で

「もしあなたがプロ並みの精度を求めているDIYerなら、(テーブルソーの代わりとして)FestoolかあるいはEZを検討する価値があるだろう」

とまとめています。 もちろん、それはBurtさんの言うほど、万人に対して万能性を持つものではないと思います。

私の印象としては、EZは明らかに合板などのパネル状のものを扱うことを主眼に設計されています。テーブルソーにサブロク板をおっかなびっくりかますくらいなら、EZを使う方がはるかに安全に精神的に安心して短時間に精度良くカットすることができます。また、占有スペースの面でも、特に大きな材料を扱う際にはEZの方が有利です。私のような狭小工房では、大きな材料については材料を動かすより機械を動かした方が得です。EZなら使わないときは「片づけて」おけますし!

意外とセッティングが簡単なことも長所として特筆できると思います。丸ノコにハカマをはかせるところが若干面倒ですがそれさえ一度やってしまえば、片づけてあったEZを取り出して、カットを開始するまでに2分とかかりません。丸ノコはハカマを付けたままで、普通の丸ノコ同じような使い方もできます(若干切り込み深さが浅くなりますが)。

但し、小さい材料を扱う場合や、直角切り、あるいは繰り返しの定寸切りについては、テーブルソーの方に軍配が上がると思います。これらの弱い点については、EZではオプションの購入で対応できるようになっているようですが、それらの使い勝手については購入していないので今回はレポートできません。

こと、EZについて惜しまれるのは、レールはとても立派なのに、それ以外の部品がプラスチック製でチャチなことです。特に各面の平面度がアヤしいのが残念。また、プラスチックゆえヘビーデューティーな使い方をしたときの耐久性も不安が残ります。

とにかく、丸ノコに対して、恐怖症、あるいはそこまで行かなくてもいろんな意味で苦手意識を持っている方には、一度試してみることをオススメしたい製品です。テーブルソーに匹敵する精度を得られる実力は持っています。
もちろん、FESTOが買えるような資金力あるいはあぶく銭がある方はそちらにGO!です。

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2007.05.01

Eurekazone EZ スマートガイド レビュー (3)

準備はここまで。さっそくカットしてみます。

070430f当日は天気が良いので青空木工。と言うか、これをワタシの工房で振り回すのはチョット狭い。私の購入した100インチセットは、100インチ=2.5mまでの直線を切断することができるセットで、50インチ(=1.2m強)のレールが2本と、それらを接続するコネクターが同梱されています。
今日はとりあえず1本だけ使います。裏側にスマートクランプを取り付けて材料をクランプし、あとはレールに沿ってカットするだけです。

070430g切れました。丸ノコの重心はほぼレールの上にあり、丸ノコはレールの上を滑りますので、普通の丸ノコ定規で材料の上を滑らせるよりも引っかかりもなく、スムースです。

カット中の動きはさほどガタもなく滑らかで、安心感があります。

070430h切り口の拡大。下が切った材料で、上はガイド自身です。きちんとガイドと材料がツライチでカットされています。しかし、切れ肌についてはかなり刃の痕が出ているようです。これは多分ワタシがセッティングを失敗して、丸ノコとベースの平行度を少し狂わせてしまったせいが大きいと思います。動き自体はさほどガタはないので、きっちり修正すればチップソーの丸ノコ並みの切れ肌は得られるハズと思います。後で修正を検討します。

070430iクランプは2つが標準付属ですが、2つでほとんどのものは十分保持できます。クランプは実測で55mmの厚さのものまでクランプできます。先日紹介したようにクランプがはまる溝は2本あり、いろいろなセッティングが可能です。斜めのものでも保持できます。小さいものは保持しづらいですが、小さいもの保持用のクランプにアップグレードするキットが販売されています。


普通のあるいは自作の丸ノコ定規に比べて、好ましい点はいくつかありますが、
(1)クランプが裏側で表側に出っ張ってこないので、丸ノコのじゃまにならない。
(2)墨線にレールの端部を合わせて置き、そのまま切ればよく、定規と刃のオフセットを考えなくて良い。
(3)丸ノコベースが大きく重心がレール上にあり、ささくれ防止インサートのサポートもあって、非常に安定してカットできる。

例えば製材が終わっていないような、表面が大きく湾曲しているような材料は、丸ノコ定規を使ってもキックバックを食らうことがあります。このスマートガイドを使えば、クランプさえできてしまえばあくまで丸ノコはレールに沿って動きますので、カット面の直線が確保され、キックバックも起きづらいことになると思います。

横切りにはもう少し短いレールがあった方が小回りが利いて良いかもですね。

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Eurekazone EZ スマートガイド レビュー (2)

引き続きEZ Smart Guide の下準備に入ります。
070430aこれが丸ノコをこのレールで走らせるためのベース。これを市販の丸ノコのベースに取り付けることが必要です。欧米サイズでできているのか、日本の丸ノコでは少し小振りで、取り付けは説明書通りには行きません。この辺りはDIY精神で、丸ノコのベースに穴を開けるか何かして、何とか固定するようにします。

070430b私も丸ノコのベースもろとも穴を開けて固定しました。ちなみに丸ノコのベースは最近はアルミなので、ホームセンターの安物の鉄工用の刃で問題なく穴があけられます。このベースと丸鋸の刃の平行度が非常に重要なのですが、初めてで勝手が分からず、ちょっと失敗して両端で0.3mmほどずれてしまいました。

(注意:取り付けのため安全カバーを針金で固定していますが、この状態で使用しないでください。またEZ Smart Guideを使用される方は、安全カバーの動作がベースプレートで阻害される場合、説明書に書いてあるようにベースプレートの切り欠きを拡げて安全カバーが確実に動作するようにしてください。)


070430cさらに、丸ノコベースにもささくれ防止版を取り付けることになっています。こんな形をしており、これはレールを併用するときに使います。標準セットにはこのインサートが2枚付属し、その他にレールを使わないときに使える平坦なタイプが2枚、付属します。

070430d丸ノコ用ベースには、ワンタッチで取り付けられるようになっており、パチンと下の写真のような形に収まります。この部品も最初は切り込みがなく、丸ノコをセットしてから当て木を当ててゆっくり刃を押し込む(=手動プランジ)ことにより、ゼロクリアランスな状態にします。
少し理解困難な形状をしていますが、これは使ってみるとすぐわかります。

070430eこの手のレール状の治具では、どうしても丸ノコの左半分だけがレールに乗った形になり、右半分はフリーなので不安定になりますが、ささくれ防止インサートをこのような形状にすることにより、右側はインサートが材料に接し、幾分か安定するようになります。個人的には慣れ(力の入れ方)の問題とも思いますが、誤って変に力がかかってキックバックするような機会を減らしてくれるものと思います。

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2007.04.29

Eurekazone EZ スマートガイド レビュー (1)

パネルソーとユニソーとスライド丸ノコを兼用できるなんて思わせぶりなことを書いてから、かなり時間が空いてしまいましたが、やっと触る時間ができたのでレビューをしたいと思います。

Veneer1bigブツはEurekazoneという会社のEZ Smart Guideという製品です。

この製品群の根幹となるものは、高精度で頑丈なアルミ製のレールです。その他、このレールの上で丸ノコを走らせるためのハカマや、ルータをセットできるようなキットが同時に発売されています。これらは自由に組み合わせて使うことができ、レール自身もコネクターで無限に延長することができます。

この辺りでピンときた方が大半と思いますが、もっと簡単に言うと、丸ノコ機能に関して言えば、FESTOOLの丸ノコ+レールのシステムを、丸ノコ別売りでもしくはレトロフィットでやってやろうということです。FESTOのそれは日本では驚くような値段ですが、丸ノコを持っていればFESTOの数分の一の値段でできることになります。

最初はよく分からないので、とりあえず100インチセットを購入しました。その他数点を同時に購入しているのですが、とりあえず100インチセットの方から紹介します。

まずはレール。
070429aこちらが表。真ん中の凸がレールとなり、この凸に沿って丸ノコやルータが走ります。両端に白いアルミサッシのビードみたいな部品が見えますが、これがこのレールのセールスポイントの一つ。FESTOをご存じの方なら既にお分かりでしょうが、この部品はアンチチップエッジと呼ばれ、丸ノコの刃の際を押さえることで、材料のささくれを押さえてくれる仕組みです。購入時一番最初にこの部分をわずかに共切りすることにより、際ぎりぎりを押さえるようになっていることもFESTOと同様です。思ったよりも硬い材質でできており、わずかにレール本体とはツライチではなく、クランプするとぐっと押さえつけられるようになっています。
なお、真ん中の凸に黒い部品が付いていますが、これはストップブロックでセットには含まれておらず、別売です。

070429bこちらが裏側。
このシステムのもう一つの売りは、裏側に2本のスロットがあり、ここにシステマチックなクランプ類をセットできることです。写真はセットに標準付属のスマートクランプという名称のクランプで、ネジ一本で位置固定と材料クランプを同時にできるように考えられています。セットには2個付属しており、別売りで買い足すことも可能です。

070429c真横から見ると、各部品の位置関係がよく分かります。似たような単なる丸ノコ定規ならベニヤ板でも作れますが、これだけの機能をこの厚みにシステマチックに組み込むことは難しいのではないかと思います。

ここまで見てもFESTOを強く意識した製品のように見えます。さらにレビュー第1回目で書いて(バラして)しまいますと、どうもこのレール、FESTOのレールとコンパチブルらしい?
※ どこにも明記はされておらず未確認情報です。別途調査中。

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2007.04.08

Spoke Shaveブランド

ネット環境も十分でない頃から、デルタを始め木工機械輸入のパイオニアであられた「リブロスデルムンド」さんより、Spoke Shaveなる新ブランドが発売されました。

手始めに、キャビネットソーと、据え置き型の手押しカンナ3機種が発売されるようです。

3HPのユニソークラスが30インチフェンスで19万円、
手押しカンナはそれぞれ、
6インチのオープンレッグが7万円、
クローズドキャビネットが9万円、
8インチのクローズが15万円と、なかなかのコンペティティブプライス。

手押しカンナはどう見てもデルタと全くうり二つです。最近供給が不安定らしいデルタの、中国工場からの直接のOEMでしょうか。(4/13訂正:詳細は下記。)200Vが配線できれば8インチも夢じゃない価格ですね。

それはそうと、大丈夫かデルタ。

リブロスデルムンド/Spoke Shave : http://www.delta-mokkoukikai.com/

※4/13追記
外見からのみ判断するに、そっくりさん関係としては、下記の図式ではないかと思います。
 キャビネットソー: Grizzly、 気になるフェンスはShop Foxですか。
 手押しカンナ  : 6インチオープンレッグ = デルタ
            6インチクローズド = Grizzly
            8インチクローズド = デルタ

複数のブランドで似たような機械が出回ることはよくありますが、意匠権とか知的財産とかいわゆる工業所有権的にはどう折り合いを付けているのかなと、ふと思いました。

※4/18追記
さらに、キャビネットソーについては、Steel Cityの方が色までそっくりとの情報を頂きました。(Tさん情報ありがとうございました。)
いったい誰が設計した(ことになってる)んでしょうかね?

"Steel City"って、ネットの機械検索に入れると「鋼鉄都市」って出てきて、何となくかっこいいんですよね。 どうでもいいけど。

(追記終わり)

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2007.03.13

JETのそっくりさん

旋盤のことを集中的に書いていたら、自動リンクのところにこんな商品が。

どう見てもJETのmidi latheです。メーカーの提携関係については不明ですが、JETのは結構評判良かったので、これもモノとしてはそこそこと思います。

楽天でも見つけました。

い~ショップ ユニコム: 大型木工旋盤  これは輸入業者がamazonと同じ。
sprick: 大型木工旋盤

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2007.02.03

勝手に帰ってきたツールレビュー (3)ハイブリッドソー後編

ハンス・ウェグナーを追悼しつつ、それとはあまり関係なく怒濤の連続投稿。ハイブリッドソーの続きです。

どれがベストバイか?勝手に決める前に、値段のことを忘れていました。

一部、小売業者にもよりますが、値段はおおよそ下記の通りです。

DeWALT DW746X  $1000(米国)
Grizzly G0478     $820 (米国)
DELTA 36-717     21万円(最下位機種は17万円)
Jet JWSS-10PF   $1000(米国)
Craftsman OR35504 $1100(米国)

残念ながら、上記のうちDELTAを除いて4機種は、日本の小売業者からは入手ができません。個人輸入あるいは輸入代行などを頼むことになります。

本体価格だけ見れば、Grizzlyが若干安いですが、Grizzlyは、Grizzly自身かあるいはAmazonでしか購入できず、いずれにせよフォーワーダーを使うしかなさそうなので、その分割高になりそうです。しかも、ことGrizzlyの方は、クレジットカードを受け付けてもらえないので、送金にも手数料がかかってしまいます。

Craftsmanはもっと深刻で、原則Searsという業者が独占的に販売しており、海外のオーダーは受けていません。(この前聞いてキッパリ回答されました。)よって、現地で買い付けてもらえるような小回りの利く代行輸入業者に頼むしかなさそうです。

Jet、DeWALTは、かなり多くの小売業者(但し米国)が扱っています。クレジットカードが使えて、かつ送料を合わせたトータル金額が安いところを地道に探していくと、安く上げられる店が発掘できる可能性があります。場合によってはDELTAも、もう少し安く入手できるかも知れません。

まとめ

さて、勝手にベストバイですが、今回は難しいですね。この値段帯になってくると、どれを選んでも激しく失敗とか激しくお買い得、というのはなく、もう、各人の判断基準と、要求事項の優先度の領域に入ってくるのではないかと思います。

まず、私のように、極端に狭い工房で一人でえっちらおっちらする方には、コンパクトで軽量なDeWALTが良い相棒になってくれると思います。駆動部分はもちろんコントラクターズソーよりも1ランク上の堅牢さを持っており、精度と切れ味に貢献してくれるものと思います。

ただ、DeWALTに関して言えば、結果的に他社に比べてハイブリッドソーのターゲット層をライトデューティー側に振ってしまった感があり、単純な性能比較で見れば、後発の他社から見劣りする部分があることは確かです。ある特定のターゲット層に対して、バランスの取れた一台と言えそうです。

G0478_det4最もヘビーなのはCraftsmanです。重量も重たいのですが、通例的にはハイブリッドソーは、モータをテーブルにぶら下げるのですが(左写真:Grizzlyの例)、Craftsmanは、キャビネット側でモータを支持するという大型のキャビネットソーと同じ構造を採用しています。振動の面だけでも、キャビネット側で支持した方が良いのは想像に難くなく、実際このCraftsmanは最近の雑誌のレビューでは他社をおさえてかなりの好評を得ています。安物メーカのイメージはありますが、Biesmeyerフェンスを備えて最強になりました。リアエクステンションテーブルまで付いてお得感も十分です。

2番目に重たいJETも、かなりヘビーデューティーよりのつくりです。最近の設計なので、マイクロアジャスト付きのフェンスを含めてかなり評判も良いです。

Grizzlyは塗装や細部の仕上げなどの質感が高く、2馬力のモータは上記5機種の中で最も滑らかで力強いとの評判があります。安全機構などに若干古いものを感じ不安がありますが、テーブルソーを使い慣れた人ならば難なくその馬力を享受することができるでしょう。

何だかんだ言って、DELTAは国内に代理店があるのが魅力です。大物ですので、故障した時の対応やメンテナンスを考えると、この差は、他の些細な性能差に比べたら、とてもとても大きいと思います。その機種は個人輸入する以上、基本的には無保証・自己責任です。

と言うわけで、ベストバイは決めませんが、強いて言えば、(私にとって)見知らぬ人に「どれが良いか」とメールで突然質問されたら、DELTAを国内の代理店から買うのが良いですよ、って言うかも知れないなあ。
あとは、やっぱり、各人の判断基準と優先度ですかね。

私自身思案中ですので、是非、諸先輩のコメントをお願いしたいと思います。

ということで久しぶりに大型記事は疲れた!

参考文献:
(1)TOOLS OF THE TRADE ONLINE・・・スノーボードビルダーが8機種のハイブリッドソーをレビュー。私見が入っているがかなり参考になる。
(2)Consumer Search・・・海外の22の雑誌あるいはサイトの、テーブルソーに関するレビューをさらにレビューした、濃度の濃いページ。

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2007.02.02

勝手に帰ってきたツールレビュー (3)ハイブリッドソー

少し時間が空いてしまいましたが、素人が勝手にオススメ機種を選定する勝手にツールレビュー、今回はハイブリッドソーです。今日はいつもと違ったまとめ方でまとめてみます。

(1)重さ
ハイブリッドソーを買おうと思うくらいの方は、かなり木工に気合いの入った方だとは思いますが、かなり物理的にも大きな買い物になりますので、そんなモノを買ってウチに入るんかい、というところから検討する必要があります。ハイブリッドソーですと、フェンスの幅は標準ではほぼ同等なので、サイズはほぼ同じくらいになりますが、問題なのは重量です。ウチはヨメも軟弱なので、使えるモノはテコでもチェーンブロックでも使って運ぼうと思っていますが、一人で取り回すには限界があります。

現在、「ハイブリッドソー」のクラスにあって主な機種を5機種、カタログからまずは重量を拾ってみますと、下記のようになります。

DeWALT DW746X   114kg
Grizzly G0478    130kg
DELTA 36-717    163kg
Jet JWSS-10PF   171kg
Craftsman OR35504 198kg

Dw746x_1DeWALT(左写真)がほとんどコントラクターズソー並みに軽く、何とか1~2名で担げる?レベルにあります。Grizzlyは重そうな外見ですが以外と軽いです。

DeWALTが特別軽いのは、理由があります。筐体がキャビネットっぽく見えますが、実は背面と底面はフタがなくツーツーなのです。その代わりノコ刃周辺に半月状にシュラウド(囲い)を設けて、狭い体積から流速を稼いで集塵をする仕組みになっているのです。一方、他社は単純明快で「とりあえずクローズドキャビネットにしておいて、あとは力ずくでがーっと集塵すればええやん」という思想です。これが、「ハイブリッドソー」という概念を世に初めて出したDeWALTの「ハイブリッド」に対するアプローチだったのです。

反面、テーブルソーではやはり重たい方が振動が減って好ましい、という観点もあります。上記の中ではJETのスーパーソーあるいはCraftsmanの最新機種が最も重たく、設置さえできれば全面的に信頼できるマシンとなるでしょう。

(2)集塵

36_717_big集塵は、DeWALTを除き、多くの機種は4インチダストポートが標準です。比較するのが難しい項目ですが、上記5機種を一同に比較したレポートでは、Deltaがベスト、Craftsmanが他社比劣る、その他は同じくらい、という感じのようです(左写真はDelta)。

DeWALTは2.5インチのダストポートで、いわゆるShop-Vac(掃除機型の集塵機)でも集塵できると謳っています。若干頼りなくも思えますし、実際立派な集塵施設を使っても詰まりやすいと言うレポートもありますが、本来、流速を上げて集塵するという思想なので、もしかしたらShop-Vacタイプの集塵機を直結くらいの方が良い結果を生むと言うこともあるかも知れません(想像)。

(3)安全機構(ブレードガード)

趣味の木工で怪我はしたくありません。一つの機械で複数の作業を何度も切り替えたい小規模工房なら、なおさら、付け外しや調整が簡単なものが好ましいです。

JetsupersawCraftsmanは、工具レスで取り外しできるブレードガードが付属しています。JETのも独特で、左右の2枚の透明ガードが分離していて独立に動く、ユニークな設計をしていますが、視認性が悪いと言う方もおられるようです。(左写真はJET 。)DeWALTのは工具は必要ですが調整がやりやすいらしいです。
Delta、Grizzlyは従来ながらの方式のもので、付け外し毎に調整が必要のようです。しかしながら、ことDeltaについては、後からサードパーティー製のオプションが追加されて改良できる可能性があります。

(4)精度
精度という表現は正確ではないかも知れませんが、フェンスと定盤について見ていきます。

フェンスは、以下のようになっています。

DeWALT DW746X   自社独自フェンス
Grizzly G0478    SHOP FOX
DELTA 36-717    Biesemeyer(フェンス違いのグレードあり)
Jet JWSS-10PF   自社独自フェンス
Craftsman OR35504 Biesemeyer

G0478Biesemeyerは根強い評価を得ており、触りもせずに買わなければいけない日本の木工家としては、評価が良いというのは安心材料の一つです。SHOP FOXもそこそこ良い評判を得ています。(写真はSHOP FAXフェンスのGrizzly。)JETも評判は良く、マイクロアジャスト付きを謳っています。Deltaはフェンス違いで3機種のラインアップがあり、安い順にDelta T2フェンス、Delta ユニフェンス、そしてBiesemeyerです。以前はT2フェンスはイマイチというのが大方の評のようでしたが、今回のT2フェンスは、値段の割に結構良いという評判が結構多く見られます。

また、定盤はプレス鋼板でも良いのですが、後々ヘビーな使われ方をすることを考えると、やはり鋳造のものが好ましいです。

DeWALT DW746X   本体のみ鋳造、拡張テーブルはプレス
Grizzly G0478    本体、拡張テーブル共に鋳造
DELTA 36-717    本体、拡張テーブル共に鋳造
Jet JWSS-10PF   本体、拡張テーブル共に鋳造
Craftsman OR35504 本体、拡張テーブル共に鋳造

Or35504DeWALTのみ見劣りしますが、オプションで鋳造テーブルに交換することは可能です。スライディングテーブルにアップグレードする予定のある人ならば、こちらの方が経済的という見方もできます。Craftsmanは何と鋳造のリアエクステンションテーブルさえも標準付属です。(左写真はCraftsman。)Craftsmanはその他にも付属品が一杯でお得感が高く、写真に写っているものは全部標準付属品です。

ざっと特徴を紹介できたところで後日に続きます。

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2007.01.02

ドリルでダブテールジョイント?

今回は、「静かな木工」のカテゴリーに入れられるか、微妙な製品の紹介です。

4205000
ドイツ・ウルフクラフト社の「ホゾ切りセット」。
これは和名はともかく、アリ接ぎ(ダブテールジョイント)とアラレ接ぎ(コームジョイント)ができる、電動ドリル用のアタッチメントです。

・・・ええ、ルータではなく電動ドリルです。

4205000_aw01どのような原理なのか?見てみましたが、結局はドリルの先にアリ溝ビットかストレートビットを付けて、テンプレートに沿ってなぞるという、ルーターで良く見るタイプのものと同じ仕組みになっています。

首の径が43mmφの電動ドリルが必要(別売り)で、この先端にアタッチメントを取り付けるのですが、これがこの製品のミソと言えます。

アリ接ぎは、機械でやるとすれば本来ルータが必要でかなりやかましい作業になります。この作業を例えばコードレスのドリルでできるならば、かなり静音化ができると思うのです。 が、残念ながら、(本家のホームページでははっきりしませんが)日本の小売業者の説明には3000rpm以上のドリルが必要と書いてあります。これに従うとすればコードレスではちょっと無理で、結構馬力のあるACタイプの電動ドリルでなければ、サクサクといかないのではないかと想像します。


本家ホームページ(英語)はこちら: http://www.wolfcraft.co.uk/en/

この他にも、同社の製品には、電動ドリル用ダボ治具ポケットホール治具と言ったオーソドックスなところから、手持ちグラインダー用のビスケットジョインター電動ドリル用のトリミング(縁取り)治具など、一ひねりした製品が揃っています。

最後のトリミング治具は日本でも売られており、これはトリマーがどうしてもダメな方(騒音的に、あるいは精神的に)には、かなり代替案となりうる製品と思います。
こちらの画像の方がインパクトがあるでしょう。
59132_b3_1
ドリルのパワーもあまり要らなさそうなので、これなら「静かな木工」カテゴリーに入れられるかな?

日本では、今回紹介した「ホゾ切りセット」と、BOSCHのによく似たコンパクトなダボ治具(和名は「ホビーボーイセット」)と、最後の「ハンドカッターセット」のみがよく売られているようです。取扱業者はどこが良いかは分からないので、カタカナで「ウルフクラフト」とググッてみてください。

商品の概要が分かりやすいのはこちら。 夢隊WEB

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2006.12.05

ソープフィニッシュ

061204a挑戦しようと思ってなかなか取り組めなかったソープフィニッシュ。普通の洗濯石鹸で良いとも聞くのですが、これは少しお高め。無意味にオシャレな入れ物に入っていて各180mL、12平米塗れるらしい。

A液が石けん成分で、これを先に塗布し、次にB液を塗って定着するらしいです。B液はいわば「硬水」の思いっきり高濃度なものといった感じでしょうか。

次の作品で試してみます。
と思いましたが、先刻実父が亡くなったとの連絡がありましたので、しばし木工もお休みです。

まるは石けん「石鹸塗装.com」  

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2006.10.21

勝手に帰ってきたツールレビュー (番外)オーバーヘッドルーター

木工に戻ってきて、「オーバーヘッドルーター」即ち、モーターから刃が下向きに生えているルーターテーブルを2、3紹介していきます。

56
まずは、これぞオーバーヘッドルーターという、Legacy Workstation。1000ドル強と若干高い。

同社で、ちょっと使い方がトリッキーな印象は受けますが、Legacy Revoというのもあり、こちらは850ドル。ネジネジの丸棒を作ったりできるルーターレースのイメージですが、アリ組みやアラレ組みもできると書いてあります。セッティング方法としては写真を見る限りWoodRatに近いものがありそうです。

T_1664_bと言うわけで、WoodRatもある意味オーバーヘッドルーターと言えるものでしょう。WoodRatは日本ではオフコーポレーションさんなどが紹介し、注目を浴びました。
カタログなんかからはプラスチッキーな印象を受けますが、その割にはこれも結構高い。

Aja150トリトンのワークセンターでも、オプションでルーターが前後方向にスライドする「ルータースライドプレート」があり、数千円の出費で、スライド式のオーバーヘッドルーターが使えるようになります。
トリトンの、「クロスカットモード」をルータでやるイメージです。大物の大入れ加工なんかには重宝しそうです。通常のルーターテーブルでは重たくてやりたくないです(笑)。

05j3701s9最後に、オーバーヘッドルーターではないのですが、業務用のピンルーターっぽい作業ができるようになるのが、VeritasのPin Router Arm キット。これは通常のルーターテーブルに、上から取り付けます。テンプレート作業なんかは安定してできそうでもってこいと思います。また、下から生えている刃に触れる可能性がかなり少なくなるので、安全に作業ができそうです。

自作の例が、どこかの雑誌に載っていたと思いますが、失念してしまいました。

(11/6追記) 正当派、バベコのフライスセンターを忘れていました。
Img10271898713これは、ビルテックスのトリマー(ルーター?)をXYテーブル付きのスタンドに取り付けたもので、オーバーヘッドルーターの典型とすべきところでしょう。ビルテックスは評判はよいのですがそれ自体が若干高価なので、全体がかなり高価になってしまっています。
木工では、前述のプロクソンか、このバベコ当たりが順当な選択となりそうです。

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2006.10.15

勝手に帰ってきたツールレビュー (番外)趣味のフライス盤

少し間が空いてしまいましたが、まずはアマチュアが購入可能で木工で使えそうなフライス盤から紹介したいと思います。もちろん、フライス盤と称して売られているものは大抵が金工用です。が、プロクソンからは木工・金工両用と称する機種があります。

PROXXON(プロクソン) フライスマシン4点 No.16000 写真は、プロクソンのno. 16000。 プロクソンは地味にフライス盤を3タイプ、ラインナップしています。中間機種のこのタイプが一番趣味の木工向けではないかと思います。上級タイプはかなり金工寄りであり、下級タイプは精密用と称してかなり小ぶりになっています。このタイプは100Vから38Vに降圧した、200Wのモーターを使用します。2軸スライドテーブルが付き、スライドは左右70mm,、前後40mmと若干控えめですが、木材ならルーターテーブルのように材料を動かして加工することも可能です。

最大6000rpmなので、トリマーのような滑らかな仕上がりは期待できませんが、特筆すべきは非常に静かなことです。店頭で触らせてもらいましたが、騒音は誘導モータのボール盤並みで、ミッドナイトウッドワーカーとして「夜中作業可能」と判断します。

以前「静かな木工」シリーズを執筆して、結局最後はルーター作業をどう代替するかがポイントだったと思い至りましたが、このフライス盤はその問題に対する解としてかなり近い位置にある、と思います。もちろん、パワーや回転数の面で、万能ではありませんが、夜中にちょっとだけルーター使いたいみたいな時には、十分使い物になります。

金工の観点では、プロクソンの説明員も「正直アルミ以上はしんどいです」と言っていたので、金工もしたいと言う欲張りな方には、その程度の機械であります。

これ以外には、木工用フライスというのは見られません(もちろん、個人の趣味レベルでは、という意味ですが)。が、金工フライスも、木工にも十分使えます。そのことを教えて頂いたのは、木工界のチャレンジャー(とワタシが勝手に目している)、mokkinさんです。サイトを一度目を通すと異常にフライス盤が欲しくなります。

X2mokkinさんがサイト上で言及されているのは、スリースカンパニーが輸入代理店をしているML350(の別ルート品)。同社は、某オークションで不定期に安価スタートしているようですので、チェックしてみてください。

X1金工マニアの間では、ベルメックスというところの X1というフライス盤が割とメジャーです。今見たら5.5万円と値段も結構リーズナブルだな。但し、木工に使っているという例は見かけません。

・・・紹介しているうちに欲しくなってきました。
但し、この辺りになると最高回転数が~2000rpmとトルク重視の低速設計になりますので、プロクソンのように材料を動かしてルーターテーブル的に使う使い方はしんどいと思います。

しかし今回改めて見比べると、色が違うだけで同じ会社なのか~と思ったりして。

もう少し続きます。

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2006.09.13

Rockler EZ-Mark

Ezmarkとあるメールマガジンで発見しましたのでご紹介。
いつもひと味違う製品を出してくれる、Rocklerの新しいマーキングツールです。

一目瞭然ですが、棚やキャビネットの側板に、裏(表と言うべきか?)からくぎを打つときに張っておくと目印になる、というものです。10~30インチのゴムひも?が付属です。
ゴムひもに等間隔に目印を入れておくとさらに便利ではないかと思います。

こういうアイデア商品は好きですが、正直4ドルかけて買う人がいるのかどうかは疑問です。


Rockler EZ-Mark Marking Lines

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2006.08.18

レクソンテーブルソーBTS-10S使用レポート

今回購入のレクソンのテーブルソーですが、開封してみてみましたのでレポートします。

流行の?成分分析で言うと、
レクソンのテーブルソーの、83%は プラスチックでできています。

そんな感じです。

写真で見ていきます。

060814a1BTS-10Sのテーブルは、驚くことにプラスチックです。ぱっと見、金属のテーブルに、溝部分(マイターゲージ溝など)のみ赤く塗装されているように見えますが、全体の地色が赤で、銀色の方が塗装です。
本体とテーブルは一体成型されています。ただ、平面出しのためのテーブル面の研磨はされているようです。
梱包は、段ボール箱に本体が裏向けで入っており、本体とテーブルの裏面が同時に見えるようになっていました。当然テーブルの裏側は塗装はなく赤いままであり、喜び勇んで箱を開けた瞬間のワタシの気持ちは、・・・察してください。

060814b1ブレードと、安全機構部分。
透明のブレードガードと、キックバック防止の爪、割刃の3点セットが装備されています。
ちょっと華奢な印象で左右にグラグラする感じです。

060814c華奢な印象がするのは、この安全機構部分が、1本のボルトで固定するようになっているからです。そのため調整は難しく、かなり根気が必要です。
さらに付け外しした際は毎回調整が必要です。

060814dブレードガードを持ち上げて、ノコ刃部分。
すき間が大きいので、埋めるようインサートを自作した方が良いと思いますが、ちょっとややこしい成形が必要でしょう。(赤い部分は鉄板で、ネジ留めされています。)

060814e060814f
フェンスとマイターゲージ。フェンスはフェンス部分はアルミ?製、根本の部分はプラスチックのようです。カムクランプ式で、一旦締めてしまうとがっちり固定されますが、ガタが多く(数ミリのオーダーのガタあり)、無神経にセットするとキックバックを誘発するセッティングになる可能性大で注意が必要です。
マイターゲージもほぼ全体がプラスチック製。マイターゲージ溝はもちろん独自寸法。同様にガタは大きいです。赤矢印の部分が2カ所出っ張っており、親切にもマイターゲージが落下するのを防いでくれます。

あまり試していませんが、SPF材のテストカットではカット面はかなり刃痕が残り凸凹します。但し、レクソンの刃はあまり良くないと言う話を聞いたことがあるので、刃を交換すれば改善されるかも知れません。

騒音はかなり大きいです。特にスタートが「ずがーん」と言う感じで動き出しますので、最初はビックリしました。

総合的な印象ですが・・・
数時間で判断をするのはどうかと思いますが、個人的には、テーブル面がプラスチックというのが、かなり衝撃的にポイントを低くしています。その他、フェンス、マイターゲージの精度も、ホームセンターで良く見る競合他社の同価格帯のものと同程度です。レクソンの品質を過度に期待するとがっかりしますが、値段相応の機能を持っており、改造を含め、使いこなす根性があればコストパフォーマンスは高いものと思います。という微妙な表現で、レポートを終えたいと思います。 以上。

追記: 本当の「レクソンBTS-10S」の成分分析はこちら

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2006.08.11

勝手に帰ってきたツールレビュー (2)ルーターその2

個人的オススメルーター、もう少し続けます。

ルーターはどうしても海外の方が選択肢が多く、購入に際しては個人輸入まで視野に入れた方が良いように思えます。今回は日本では扱いのないもので、個人的に注目している機種をご紹介します。値段は現地価格(送料抜き)です。自分自身が、プランジとフィックスベースがつけ替えできるようになっている「コンボキット」が好きなので(貧乏性?)、そちらに偏ってしまったことはあらかじめお詫びします。

Rf1101kit マキタ RF1101(キット $200~$300)
タマクラフトさんで「このクラスで最も静粛なルーター」として長く紹介され、日本での愛好者も多いと推定されるRF1101。低回転では回しながら話ができるとか。プランジベースタイプとフィックスベースタイプ、さらには両方がつけ替えできるコンボキットがあります。2-1/4馬力。

1617evspk BOSCH 1617EVS (キット $200~250)
海外の雑誌での評価で、BOSCHの1613という機種が、最高速では上記のマキタよりも実は1dB静かだったと書いてあるのを読み、これのフィックスベース版がないかと思っていたのですが、クラスとしてはこの機種がそれにあたると思います。マグネシウムベースで木製のハンドル(フィックスベース)が付き、BOSCHらしい良い感じを出しています。精度も良く評判は良好で、日本のアマチュアサイトでも何人かの方が輸入して使っておられます。これもコンボキットがあります。2-1/4馬力。

Km12vc KM12VC(キット$160~200)
ずっと外見が若干古くさい機種を売り続け、それでもそこそこ良い評判を得ていた(主に海外で)日立の、久しぶりの新製品。日本ではプランジタイプしか発売されていませんが、同時期に発売された最新のフィックスベースタイプです。日立らしく精度は高く静かなモータですが、デザインも最近の日立らしいデザインで、好き嫌いの意見が分かれるところです。(好きの意見はあまり聞いたことはありませんが。)きちんと比較評価した情報はありませんが、騒音はマキタと同程度?と推定され、微妙に値段が安いのがポイントです。
これのシングルスピード(速度調整なし)タイプM12SCはさらにお安く、フィックスベースタイプで$99と、華々しいデビューを飾りました。思い切ってこちらを選ぶのも、コストパフォーマンスが高い選択と考えます。コンボキットもプラス$40くらいであり、おまけ(付属品)も沢山でお得感は高いです。

Skil1825 Skil 1825($90~130)
安い! こんなに安くてホントに使えるの?
・・・これは、滋賀の彦根市にある、アーミック ウッドワークスというプロの方のお店のホームページで教えていただきました。サイトの中に工具レビューのコーナーがありそこで拝見しました(現在は当該ページはありません)。氏はルーターを始め東西の工具を使い倒したのではというような工具通である様子であり、評価として間違うことはないのではと勝手に信じています。

曰く、精度もとても良く、シャフトロック機構付き、LED照明を2灯装備、とのこと。但しかなりやかましいと書いてあったように記憶しています。2-1/4馬力。とにかく安いのがすばらしい。現地の人はこれを1万円ちょいで買えるんですから、うらやましいですよね。

いつも勝手にイチオシを決めるんですが、今回はかなり迷います。
オススメとしては、値段に負けて新参の日立M12VCとします。値段の面でBOSCHの1617, マキタのRF1101は次点とします。
さらにお財布に限りがある方は、Skilの1815に是非挑戦して下さい。そして私に使い勝手を教えてください。

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2006.08.06

勝手に帰ってきたツールレビュー (2)ルーター

いろいろな電動工具の個人的オススメを紹介する、「勝手にツールレビュー」のupdate版、2回目は、トリマーとは稿を分けて、ルーターを取り上げます。

自分で読み返してみますと、前回は2004年3月で、ルーターとしてはマキタRF1101と、BOSCHの1613EVSを「静かなルーター」として取り上げています。その後、大きな動きはないのですが、一部、新製品が出たり、評判(風評)が出そろった機種があります。改めて順番に見ていくことに致しましょう。

もとより、ここでご紹介するのは日本で購入が可能な機種に限るつもりですが、特にメンテナンス含めて安心である国内メーカから見ていきます。

国内と限定すれば、オススメできるのは、つい最近までは何だかんだと長短ありつつもマキタの3612Cで決まりだったのですが、日立がプランジ型の新製品を発表しています。後述しますが、日立は海外でもっと派手に新製品ラインアップを発表しており、この機種はその一部です。海外では評判もそこそこ良いので、日本への展開を希望したいところです。

電子ルーター 3612C  マキタ 3612C プランジタイプ。もとの設計が古く、特にルーターテーブルでの使い勝手が考慮されていない点がありますが、マキタの信頼性からプロを中心に広く使われています。動作音は思ったより静かです。

電子ルーター M12V2日立 M12V2これもプランジタイプ。日本のマーケットではルーターは固定ベースは売ってはいけないということになっているのでしょうか?海外で先行発売されている固定ベースタイプの日本での発売が待たれます(このタイプについては後述します)。日本での評判はあまりまだ見られていませんが、海外の評判を見ているとかなり良さげです。しかしとにかくデザインが独創的で、好みが分かれそう。(「プロレスマスクみたい」との声もあり。)

次に、国産ではありませんが、「日本に代理店があり日本語で購入できるもの」とすると、ポーターケーブルあたりの有名どころと、あとはトリトンという選択もあります。

トリトン 高性能ルーター TRJ001トリトン TRJ001トリトンは、かなり高価であったのと、デザイン・重量的にオージーな印象があり気にしていなかったのですが、JoyLifeWorksさんが「マイナー機種(?)をほめてみよう」と題して、ほめておられます。ルーターリフター機構が標準装備なことを考えると高くない、と言われると確かにちょっと食指が動きます。リフト機能の完成度も高そうで、テーブルの上からビット交換もできて、ルーターテーブル用途には隠れた侮れない存在と考えます。ただ、音はかなりうるさい方の部類です。

ポーターケーブルはあまりに有名すぎるので省略。890シリーズは、触らせてもらいましたが確かにかなり静かになっています。但し短時間触った中での私見ですが、精度面や使い勝手面でアメリカ的な大ざっぱさは感じられます。ただ米国ではデフォルトスタンダードとなっていますので、海外から治具類をいろいろ買いたいと思っている人は、ポーターケーブルを選んでおくと適合機種の面で間違いがないでしょう。

長くなったので続きます。次回は輸入モノ?

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2006.07.31

コンプレッサのある生活

Cp1500エアテックのCP-1500というコンプレッサを、またもヤフオクで購入してしまいました。(画像はリンク先より) オイル式で、既に生産は終了しているような雰囲気です。リンク先は塗装メインのサイトですが紹介文の、『「限りなくプロに近いアマチュア向け」のコンプレッサー』の文句に惹かれて、ポチッとしてしまいました。

コンプレッサは、「どの程度まで使えるか?」が初心者にはよく分からず、大きさや値段で躊躇されている方も多いと思います。

木工で使いそうなエア工具は、下記くらいと思います。ドリルやドライバーは電動の方が一般的でしょうから。
・エアダスター(ほこり払い)
・ネイラー関係
・塗装
・エアサンダー

一般に下に行くほど大きなコンプレッサが必要です。一番先に思いつく「塗装」ですが、思ったより大きなサイズのコンプレッサが必要です。「塗装」を想定用途に入れるかどうかだけで、コンプレッサの最初の選択肢は変わってきます。

さて、この機種は、リンク先の説明では「100V電源で、ぎりぎり塗装に使えるレベル」と書いてあります。0.78Mpa、106L/min。タンクは25L。 ホームセンターで1万円前後で売られているものは、出張販売していたメーカーの係員さんに聞いたところやはり塗装はシンドイとのことで、この辺りが目安になりそうです。 (「でも、車一台、これ(その1万円のヤツ)で塗装した人もいたみたいですけどね。」と。)

とりあえず、今は手始めに安物のエアダスターのみ買ってきて、シューシューやってみています。
これまで作業場の掃除は、せいぜい掃除機までだったのですが、圧空だとすき間の奥のほこりを追い出せるので、作業場が1ランクきれいになる感じがします。(一時期うれしがってるだけかも知れませんが。)また、アリ溝ビットで掘ったアリ溝や、角ノミで掘ったホゾ穴の掃除が今まで一苦労だったのですが、一発できれいになり、これだけでも買って良かったと単純に喜んでいます。

何となくドライバーやレンチまで何でもエアで揃えたくなる誘惑にかられますが、実用的な面から少しずつアタッチメントを増やしていきたいと思います。

騒音はさほどうるさくありませんが夜中に動かすのはやはりためらわれるレベルです。振動もそこそこあり、定位置がない現在は、ずずずず・・・と自分の振動でそこら辺を「歩き回って」います。オーディオタイマーで、1日1回、昼間動作するようにしておく(数分間で可)と、タンクにたまっている分で、ほこり払いくらいであればその日の夜中の分くらいは十分にまかなえ、静かに使えます。

サイズはビックリする程ではないですがかなり大きめと思います。ほこり払いだけでは大げさすぎる大きさです。

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2006.07.03

BT3100の弟分の実力

遅ればせながらBT3100関連の続編。
BT3100は販売終了になったと先日書きましたが、TAMA CRAFTさんではBT3100の後継機種として、弟分のBTS15を引き続き取り扱うとアナウンスされています。その「弟分」は果たして日本のBT3100が欲しかった人たちの眼鏡にかなうのか、検証してみます。

TAMACRAFTさんカタログ中、リョービBTS15との比較表が上げられていましたので、まずは保守。

(引用、一部体裁を改変。)
---------------------
          BT3100      BTS15
---------------------
モーター     120V/15A      ←
回転数      4,800RPM      ←
刃のサイズ     10インチ         ←
縦切り幅
右側        762mm     508mm
左側        787mm     197mm
切り込み深さ    90mm      91mm
(90度)
切り込み深さ    63mm        ←
(45度)
重量          48kg       28kg
スライドテーブル  標準装備        ←
脚           標準装備       ←
---------------------
(ここまで。基本的に単位は日本流にしてます。)

テーブルが小振りになって、若干キャパが小さくなっています。が、本当の違いは内部にあります。

BT3100とBTS15のカタログに出てこない最大の差は、BT3100がベルトドライブであり、BTS15がダイレクトドライブであると言うことです。ノコ刃をモーター直結にすると構造が簡単になるのですが、モーターの振動や軸振れが刃の振れの原因となり、切断面の荒れや精度にもろに影響してきます。
あと、ルーター(トリマー)取り付け口がBT3100は一応標準装備でしたが(いろいろモディファイは必要のようでしたが)、BTS15にはありません。

と、ここで冷静に考えると、「スライドテーブルが付いてる汎用モータ直結タイプのマルノコ盤」と言われれば、日本でも売られているものがあるわけです。ついでながら「トリマー取り付け口のあるマルノコ盤」もありますね。

というわけで、あえてBTS15を買う気なら今のチャンスにBT3100かな、というのがワタシの私見。但しTAMA CRAFTさんだと、為替レートの関係で7万円弱とかなり微妙に高い。私自身は今回見送る可能性が大です。

と言うわけで、Craft Toolsさんの事実上のバーゲン価格で買った人が、今回のラッキーさんでしょう。

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2006.06.04

山真製鋸 丸のこ用レーザーチョーク

デパートの催物会場で、よく「アイデア商品フェア」ってありましたよね。小学生くらいの頃、あれのチラシが新聞に入るたび、逐一チェックしていた事をふと思い出しました。しばらくして飽きてしまいましたが、思えば、珍し物好きはその頃からかも知れません。

と言うわけで、今日は衝動買いしてしまった「山真(ヤマシン) マルノコ用レーザーチョーク」の使用レポートです。

この商品は、平たい円盤状の形をしており、丸ノコの刃を止めるワッシャー(フランジ)の代わりにこれをネジ留めすると、丸ノコの刃の回転を自動検出して電源が入り、レーザーでカット位置を照射するという、アイデア商品です。詳しくはこちらあたりをご参照。

レーザー付き丸ノコは高価ですが、根強い人気があるようです。ワタシもできればレーザー付き欲しいなと思っていたのですが、そんな財布の余裕はなし。で、ふとこれを見て、あのレーザー機能が後付けで手に入る!と思い、飛びついてしまいました。

早速テストしてみました。
060604a装着は全く簡単です。電池を入れたら、説明の通りワッシャーを1枚抜いて、その代わりにこれを入れて、ネジを閉めます。

回してみたら、ちょっと期待していたのとは違っていました。
060604b_1憧れのレーザー付き丸ノコのように、レーザーが墨線をはるか先まで一筋、きらりと照らすのを想像していたのですが、途中で遮られてしまい、レーザーは丸ノコの先には全く出てきません。(写真は切り込み深さをゼロにして、片手で撮影しています。)

考えてみれば当たり前なのですが、少し失望してしまいました。これやったら別にあってもなくてもいいやん、と、説明書を良く読んだのですが、もちろん上記のような謳い文句は一つも書いておらず、例えば、カット位置が確認しづらい角材などの場合、内側窓からレーザー光で確認できるので良い、と書いてあります。(上述のサイトの説明参照。)

なるほど。
気を取り直して角材をカットしてみます。ちょっと姿勢としては見づらいですが、確かにフリーハンドでかなり正確に墨線と合わせることができます。
060604c左写真が、フリーハンドのテスト結果。結果がわかりやすいように、完全に切断せずに溝を入れてみました。気になる照射精度ですが、結構良いレベルにあります。165mmの丸ノコを使った例ですが、結果としてはほぼ「墨ウチ」ジャストの状態になります。「墨ウチ」と書いたのは、ワタシ自身が、材料の欲しい方を側に置き、側を切り落とす、という使い方が多いからで、その場合「墨ウチ」になるという意味です。(写真中、右側と中央の途中で止めた例をご覧下さい。)

但し、切り始めは、レーザーを墨線にきっちり合わせた状態で、ノコ刃は、そのマイナス0.5mmくらい、側にずれてます。フリーハンドで切り進めていくと、だんだんノコ道がブレて、切り代が太ってきますので(腕が悪い)、切り進むうちにほぼ「墨ウチ」ジャストの状態になる、という感じです。

さらに、2×4材を、フリーハンドで切り通した例が、写真の左側。初めてにしては結構まっすぐでしょう。墨ウチジャストだし。練習すればもっと真っ直ぐになるかもしれませんが、如何せんすき間からレーザーをのぞき込むためには姿勢が悪くならざるを得ないのは難点。


と言うわけで、想像していたのとはちょっと違いましたが、値段からすれば面白い商品ではあります。丸ノコでフリーハンドでざくざく切る人には、何らかのガイドとなるように思います。スライドマルノコ、あるいは卓上丸ノコに付けたら良いかもとふと思いつきましたが、ノコ刃カバーがあるのでやっぱりダメでしょうね・・・。

購入は楽天ではこちらあたりから。

(6/6 追記)右・左が全く逆になっている部分があり、訂正しました。「右」、「左」がおぼつかないのも小学生の頃からです・・・。

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2006.05.27

勝手に帰ってきたツールレビュー (1)トリマー

「帰ってきた」を違うところに付けるとかなり微妙な印象。(ちょっと気に入っています。)
いろいろな電動工具の個人的オススメを紹介する、「勝手にツールレビュー」のupdate版、1回目です。
今回はトリマーを取り上げます。ルーターはまた稿を改めて後日とします。

(1) 中国製廉価タイプ
Tr606トリマーは便利ですが、正直取っつきにくい値段をしていると思います。ホームセンターでは中国製廉価ブランドが魅力的な価格で並んでいますので、思案される方も多いと思います。私見ですが、「トリマーってどんなものなの?」とか、「今後木工を続けるかどうか分からない・・・」というような段階にいる人であれば、「値段相応」であることを納得の上で購入してみるのも良いと思います。(写真は HOMETOOL TR-606)(5~6千円)

この手のブランドはここ数年でかなり増えたようで、真剣にフォローしていませんが、HOMETOOL(=ナカトミ)辺りは比較的老舗であり、日本の消費者の要求レベルとの妥協点をうまいこと確立できている可能性が高いです。
他にも数年前はE-Value、新興などがありましたが、現在あまり見あたりません。

廉価ブランドのトリマーの不満点や故障はいろいろ聞きますが、同じメーカ・同じ機種でも個体差が大きく、「当たり」に当たる可能性もありますが当たらない可能性もあります。耐久性は問題で、使用頻度にもよりますが長く使いたい人はもう少し上のランクを狙うべきでしょう。

(2) 非・電子制御タイプ
「電子制御」タイプは切削量の大小によらず、切り口が綺麗に仕上がるという特徴があり、さらに、仕組みは分かりませんが何故かモーターを軽量化できる長所があります。但し、中身が複雑になりますので、どうしても高価になりますし、さらに故障の可能性を増やす(あくまで可能性ですが)ことが欠点です。

一時期は全て電子式に変わるような雰囲気もありましたが、現在は何となく落ち着いている気がします。ワタシも一時期電子制御のルーターの故障でイタイ目に遭ってから、「ま、非電子式でイイかな~」と思うことが多くなっています(予算の関係もありますが)。

では、非・電子式のオススメ機種を何点か挙げます。

RYOBI Myシリーズ トリマキット MTR-40KTまずは、リョービMTR-40。(8~10千円)
何かとマキタに比べて評判の良くないリョービですが、トリマーに関してはむしろリョービの方が評判が良く、この機種は値段的にもリーズナブルで入門としてオススメです。

BOSCH パワートリマー PMR500新参のBOSCH PMR500。(10~12千円)
ワタシも持っていますが、かなり良いです。アルミベースで精度はダントツです。ビット高さ調整機能もクイックレリース付き。全体がかっちりした印象です。

日立工機 トリマ M6レトロ?な金属ケースの質実剛健さを求めるならば、日立 M6。(15千円)
プロユースでもめちゃくちゃ丈夫という評判です。

(3) 電子制御タイプ
ワタシのように溝掘りから段欠きまで何でもかんでもトリマー、というのではなくて、縁取りなど最後の仕上げにあくまで繊細にトリマーを多用する、という人はやはり電子制御がオススメ。

リョービ トリマ TRE-55上記のリョービの上位機種がTRE-55で、電子制御式でオススメ。(18~21千円)

トリマ  3707FC対するマキタは、3707FCというタイプが電子制御です。(18~19千円)

まとめ
トリマーを選ぶ際は、やはり価格が第一になりますが、その他、
・ベース傾斜が可能か
・高さ調整機構の有無
をポイントに、後は風評と持った感触(印象)などで選ぶと良いでしょう。
それぞれ、ベース傾斜は、思ったより使わないので、ない方が手っ取り早いという見方もありますし、高さ調整機構も、慣れると「定規を片手にトントン」できた方が良いという見方もあります。好みとニーズの問題です。

最後にワタシ的、トリマーの勝手なベストバイですが、やはりBOSCHのPMR500ですね。これを使うと「何で日本のトリマーは今まで意固地に透明ベースだったんだろう」と思います。
予算に余裕があって電子制御をご希望であれば、リョービのTRE-55を推します。

静かな工具研究家としては、騒音レベルも着眼点とするべきですが、トリマーは回転数が高いため、とても夜中にできるレベルのものは現時点なく、今回はチェックポイントから外しました。

以上、勝手に帰ってきたツールレビューは、今後、月イチくらいのペースで更新していきたく思いますのでよろしくお願いします。

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2006.04.27

予告 勝手にツールレビュー・リターンズ

さてと。
このウェブログをスタートして早2年と少し。

当ウェブログの連載記事として、「ツールレビュー」と称して、エラそうにオススメ工具を勝手に紹介してきました。
機種入れ替えの激しくない分野とは言え、スタート当時の記事を見ると情報の古さは否めません。

昔を懐かしむ?には面白いと思いますが、検索サイトから直で最新の情報を求めて来られている人もいる以上、ノスタルジーだけでは、本サイトの存在価値は薄くなろうと思います。

と言うわけで、これから当面、少しずつですが、「勝手にツールレビュー」を再開、と言うか、「2006年度版」として、更新していきたいと考えています。2年前と比べて現行機種が全然入れ替わっていない部分もあったりしますが、それはそれ。

皆さんからのツッコミ・追加情報は大歓迎でやっていきたく、よろしくお願いします。

過去の記事についての取り扱いは考え中ですが、削除はしないつもり。

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2006.04.15

ミニチュア木工房

皆さんの持っている、もしくは持っていない方は「狙っている」自動カンナは、幅何インチですか。

PROXXON(プロクソン) 電動カンナ No.24900 プロクソンの自動カンナ。 この自動カンナは、なんと最大切削幅はたったの80mmです。但し、サイズは(上から見て)23cm四方、重さ8kgと、普通の自動カンナから見るとミニチュアのような可愛らしさです。なんか、意味もなく欲しくなってしまいます。

13インチの自動カンナを買った際には、「オレも一線を越えたな」と思いましたが(笑)、(当時は既にバンドソーがあったわけですが・・・)、こんなかわいい自動カンナなら、自室の片隅に置いて気の向いた時間に悠々と木工なんて言うのも、肩ひじが張っていなくて「大人の趣味」という感じでなかなか良いかも知れません。

まだあります。

プロクソン スーパーサーキュラソウテーブル No.2807030cm四方のテーブルソー。(テーブルは500mmまで伸縮するそうです。)

PROXXON(プロクソン) テーブルルーター No.27050 30cm×15cmのルーターテーブル。これは小物なんかに結構使えそう。

プロクソンは、従来より、ハンドルーターや卓上糸ノコなど、ユニークな製品が知られていましたが、悪い意味で「ホビー向け」のイメージが常にありました。しかしここまで来ると、その「ホビー」という意味を真剣にもう一歩進めて考えたらこうなった。どうだ!という、ここまで来ると信念のようなものまで感じてしまいます。

まだまだありますが、このあたりからはご存じの方も多いと思います。

プロクソン ミニバンドソウ(木工・金工用) No.28170 ミニバンドソー。フトコロが狭いのは辛いかな。なんて考えるのはもはや「野暮」。

PROXXON(プロクソン)スーパー・コッピングソウテーブル No.28082上述のミニ糸ノコ。刃のストローク量でいくつかグレードがありますので要注意。

その他、卓上ボール盤、ミニ旋盤、などなど。木工界のちっちゃいものクラブです。

ワタシ自身白状すると実は、案外「かわいいもの好き」のところがありまして、こんなのを全部揃えて整然と並べてみたい。「ミニチュア工房」のできあがりです。

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2006.04.01

勝手にツールレビュー(12) - スライド丸ノコ

本業が忙しくご無沙汰しておりました。
今回は一部の方ご待望のスライド丸ノコのツールレビューです。(ご期待にかないますかどうか?)

高額かつ売れ筋の商品で、機種の入れ替わりが激しいのですが、ついこの前までは「蛍光灯付き」「レーザーマーカー付き」など、どこのメーカーのものもほぼ同じで特徴がありませんでした。それがここに来て最近、面白い機種が投入されつつあり、今回は機種毎ではなくメーカー毎の傾向のようなものをご紹介したいと思います。

(1)マキタ

マキタ スライド丸ノコLS0716F マキタは一見してわかるように、青い胃袋のようなサイクロン集塵機構を搭載し、クリーンな作業をPRしています。スライド丸ノコを使ったことがないのでどの程度の屑がどんな風に出るのか分かりませんが、集塵を自分で改造して後付けしようとすると確かに苦労するような形をしていますので、集塵が気になる方は最初から付いているマキタを考慮に入れても良いかと思います。
スライド機構は、いち早く「2段スライド」を取り入れ、作業時の省スペース化を実現しています。触ってみると2段のパイプがゆるゆると何とも言えない動きをしますが、精度は確かなようです。

(2)日立

日立スライド丸のこ C7RSH 日立の最新機種は、後に出っ張らないスライドです。これは初めてみた時は感心しました。丸ノコの側面に縦に2本、パイプが通っており、パイプは前に出っ張っていて、固定されており、ノコ部分のみが動く構造です。(この辺りの写真がわかりやすい。)ラジアルアームソーに近いカタチといえるかも知れません。
先に述べたように、スライド丸ノコは思ったより大柄で、作業時はパイプが前後に動き予想以上に場所を取る工具です。この機種は本当に機械の投影面積と同程度で設置・作業が出来ますので、スペースで悩んでいる方、特に壁付けで機械を並べている方にはオススメです。

日立 卓上丸のこ C12LDH海外を中心にデジタル表示のタイプが注目されており、"WORKBENCH"誌の今年の「革新的工具ベストテン」に選ばれています。日本では、スライドしない方(卓上丸ノコ)しかまだ発売されていないようです。(上写真)

(3)レクソン
レクソン 卓上スライド丸のこ(チップ付) FSC-10T安さが魅力のレクソンは、あまり特徴はありませんが、何といっても安い。30cm切れる(正確には29cm)スライドが旧型(上写真)で2万円代で買える(市価)というのはそれはそれでスバラシイと思います。ダメ元で買ってみようかと何度思ったことか(スペースの関係で実現できていません。)市場で消滅しつつありますがネット上で2万円を切っているところもありますので、探してみてください。
レクソン 卓上スライド丸のこ(チップ付) SCM-82現行機種は、刃径は小さくなり若干ですがコンパクトになっています。こちらも上記と同じところで3万円ちょいの破格で売られていますので探してみてください

(4)その他
ホームセンターでよく見る廉価版は、知る限り、2万円程度と安いですがスライド幅が20cm弱と限られるものがほとんどです。触った感触はさすがに剛性感やスライドのスムース感が一流メーカー品とは違いましたが、それがどこまで結果に出るものかは「?」。

個人的には、(3)、(4)あたりの使い心地が気になっています。レクソンの現行型は使っている方も多いようですね。

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2006.02.26

Multico 角ノミ盤 PM12 ツールレビュー後編

先日、Multico 角ノミ盤の第一印象を記しましたが、やっとキリが入手できまして、試運転をすることができました。

060225a購入した角ノミ。
中橋製作所小林式角ノミです。PM12のシャンク径は19.0mmで、日本のキリが使用できます。チャリダーさんのところで角ノミの切れ味の議論を拝見し、日本の刃を使いたいと思ったためにMulticoの購入を決断したという部分はあります。

購入先は、かなり探しましたが、アルデさん。兵庫県三木の工具屋さんで「建築」寄りではありますが、手工具の品揃えが良くオススメです。但し今回は角ノミは主要サイズがほぼ全滅(メーカー在庫切れとのこと)で(残念)、最終的には12.7mmの1本のみお願いしました。PM12は12mmまでのハズなので、ホントはスペックオーバー。

060225bチャリダーさんのところでもありましたが、小林式は外国製のものとはひと味違い、外側(角ノミ)は「中も四角い」のです。切りくずが粉ではなくて剪断型の切りくずの形で出てきますので、キリ自体の切れ味も1ランク違うようです。

060225cMulticoに取り付けました。
残念ながら、補助錐が少し長いので切る必要があります。外側角ノミのシャンク部分から補助錐上端までが104mm以下になるように、金ノコなどで切ります。

060225dSPF(2×4)の端材に適当に開けた結果です。壁面はシャープです。その他、オバンコール、ホワイトアッシュなどの硬い材も試してみましたが、焦げもせず、肩すかしを食ったようにスイスイと開きます。刃物が良いのか機械が良いのか分かりませんが、デルタの同クラス+付属のキリの構成より良さそうという印象です。

但し、運転中はかなりの音量で「キーキー」音がします。深夜にやるのはちと辛い。不思議と切削を始めると音がやむのですが、どこかが擦れているようです。Multicoの回転数が高いせいかも知れません。

予想以上に、切削が終わった後の刃の「抜け」が良く、感心しました。直角も出ていない端材に開けてもすっと抜けてきます。機械自体の精度に加え、特に材料押さえが堅牢でかつ精度がしっかり出ているためだと思います。

総じて、キーキー音以外はかなり良い印象を持ちました。ろくに製材していない端材で試したので、フェンスの評価はしておりませんが、この辺りに精度を求める向きは、早晩改造に着手することになるのではないかと。

小林式のレビューなのかMulticoのレビューなのか、最後はよく分からなくなってしまいましたが、やっぱり刃物は大事だねっという感じで以上です。

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2006.02.18

Multico Chisel Mortiser PM12

060210a紳士淑女の国の角ノミ盤、Multico PM12。忙しくてまだキリも購入できてないのですが(笑)、とりあえず第一印象をレポートします。

Multicoは、英国の角ノミ盤の専業メーカです。45年以上の実績があり、1989年に卓上型の角ノミ盤を初めて世に送り出したメーカなのだそうです。その「最初の卓上角ノミ盤」がPM12なのだそうで、1/2hpの誘導モータを持ち, 6~12mmの角ノミに対応しています。持っている人は少ないようですが、非常に評判が良いのでどんなものかと期待しながら購入しましたが、設計は非常にクラシカルであり、もしかしたら発売当時の設計そのままなのではと思わせる感さえあります。

各部分を見ていきます。
060210a2フェンス。ただの金属板です。

060210b2フェンスの可動機構。ただの金属棒です。この棒は赤矢印で図示したネジで締めるのですが、取っ手がプラスチックなのが残念。ノミの深さ規制は、同クラスの他メーカ品と同様、ヘッドに付いた六角ロッドを調節して、青矢印上下間のクリアランスで調整します。ベース側に微調整用のボルトが付いているのは気が利いています。

060210c材料押さえ。他のメーカのものは、フェンスから材料押さえが出ているのがほとんどですが、この機械は本体カラム自体から出ています。見た目非常に堅牢であり、かつベースとの平行がきちんと出ているので、多分ノミを抜く時に重宝すると思います。これも赤矢印のネジで止めますが、プラスチックなのはまたも残念。
060210d 060210e スイッチは、ふたを開けないとオンできないタイプで、ふたの上から押すとオフになります。電圧が切れるとリリースされます。

060210f上下レバーの取り付け部分は、60度おきに穴が開いており、ちょうど良いところに差し込んで赤矢印のネジを締めて使います。レバーはただの金属棒です。棒を抜き差ししながらぐるぐる回していくとヘッドが上下し、最大ストロークは120mm。

角ノミ盤の命であるヘッドを上下するラックアンドピニオンは、精度が非常によさそうで、かつ後でガタの調整が可能です。

ドリルチャック以外は、ほとんどのところは付属の4mmの六角1本で締められるようになっているのも感心するところ。 (ドリル用のチャックキーももちろん付属してます。)

モーターは誘導モータで騒音は非常に低いです。他社のものより設定回転数が高く、ボール盤などよりも一回り高い音が出ます。

見たとおり設計は非常に古くさく、フェンスなどものすごく「わかりやすい」単純な構造なのですが、各部の工作精度が良いために、結果として全体がしっかりした印象となっています。最新式ももちろん良いですが、何となく、今後使うのが楽しみに思える、そんな「味のある機械」です。フェンス周りがシンプルなので改造はやりやすいでしょうね。

ベースを反対向きに取り付けることができ、大きな材料の加工が可能です。オプションでボール盤にしたり、横置きにすることも可能です。

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2006.02.09

衝動買い PM12

060209bBOSCHのトリマーもまだロクに使っていないのに、また衝動買いで買ってしまいました。DELTAでもJETでもなく、Multicoです。

またレポートしますが、一言で言うとなかなか「味のある機械」だと思います。

(追記)角ノミのキリ(刃)を扱っておられる通販可能な小売店をご存じの方がおられましたら、ぜひ教えてください。
取付け径は19mmφです。

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2006.02.06

トップ萬太郎

あまり手工具については多くを語ってきませんでしたが、ワタシに「オススメの手カンナは」と質問された方がいらっしゃいました。

一般論として、1台目は、とりあえず1万円弱くらいの値段で、寸六とか寸八とか言いますが60mm前後の刃幅のものが良いと思います。力の弱い方、手の小さい方は無理せず少し狭い幅のものを選んでください。

060212a安くてそこそこのもの、と言われると、ホームセンターで「萬太郎」と銘のある平カンナ。これは、ものすごく安いので馬鹿にされるかも知れませんが、値段の割には良く切れてオススメです!替刃式じゃない方で2枚刃のヤツです。
これは、ある木工教室の先生から教えてもらった情報です。職業柄、とりあえず台数を揃えなければいけないという制約の中で探された結果ではないかと推察しています。

良いカンナは「アマギレ」(簡単に研げて、長切れする)らしいですが、このカンナはそういう意味では「アマアマ」です。うまく研ぎ上がった直後はバリバリ切れます。何より、この値段にしてはとても刃の身が厚く、研ぎやすいのです。但し、裏金のクオリティは値段相応であまり高くなく、鉄板のヘリを折り曲げたような裏金です。(高級品は、裏金にも鋼が合わせてあり、2層になっています。)

探しましたが、ネット通販は見あたりませんでした。

topmanトップマンという会社の製品で、トップマンだから「萬太郎」です。学校教材に力を入れているメーカなので、マッチョな?ロゴを見て懐かしく思う方もいるのでは?

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2006.01.14

楽天からのお年玉

と言われてドキッとする方は、当サイトを閲覧されている良識ある紳士淑女にはおられないとは思いますが、ワタシも誓って悪いことはしていません。(笑)
060104b日頃のポイントがたまったので、ウワサのBOSCHを買ってみました。

まだ電源は入れていませんが、とても良さそうな感じです。
日を改めてレポートします。

楽天からの購入はこちら。→PMR500
私は楽天内の違うお店から買いましたが(その時点で最安)、今はそこにはないようです。
品薄なのではないでしょうか。

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2005.12.04

豆際と豆スコヤ

051204a金曜日に東京に出張に行った際の戦利品。

豆際カンナは、「右」だけ、かなり初期の頃にホームセンターの安物を買って持っていたのです。その頃はあまり「使える」という認識がなく、やはり安物ではアカンと休眠させておりました。が、ふと最近使ってみると、案外使える道具だなあ、と、その有用性も含めて再認識した次第。今思えば、当時は研ぎと刃の出し方がうまくなかったのだと思います。

右利きの人は右だけでも良いのですが、私の作業スタイルでは右を押して使うことが多く、左が欲しかったのです。

051204b東京国秀のもの。「右」の数倍の値段。電動工具と違い、手工具は値段の差がわかるかどうかも自分の実力の範疇みたいなところもあるので、ワタシがこの値段差を実感できるか、少し試して(試されて?)みたいと思います。

上写真右は「豆スコヤ」、良いでしょう?

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2005.11.11

手押しカンナ

買う時はフロア型にします、卓上型は買いません、などと大見得を切っていましたが、次回作のためにまとめ買いしたブナ板材8フィート17枚!が届いた瞬間に頭の中で何かが弾け、その日に卓上型の手押しカンナを購入してしまいました。DELTA JT160です。日本仕様です。
またレポートします。

お知らせ: ウェブログですから、全体が掲示板みたいなモノではあるのですが、掲示板を新設しましたので、気軽にご利用下さい。

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2005.11.03

勝手にツールレビュー(11) - 集塵機その2

30日の記事の続き。
前回「業務用集塵機」タイプを中心にご紹介してきましたが、最後に「このタイプでも置くところがない(or惜しい)」という、限られた工房スペースで苦労されている貴方に、是非これをご紹介しましょう。(何か、昔のトムとジェリーで、3話中の2つ目でたまにあったパロディ番組みたいになってきました。)

108-788shop-vacのhang up PROというタイプで、名前の通り、付属品を含めて全てを壁掛けにすることができ、床を有効に活用することができるとのこと。壁掛けブラケットが付属しています。
120V-8A モータ、容量は5ガロンで$100強。 …うーん、何か私が欲しくなってきました。

(2) 「集塵機」タイプ
このタイプくらいになると200V、あるいは230Vのタイプが多くなってくるので、その場合は200V配線が必要となりますので要注意です。100Vのタイプでは今度は始動時の電流が大きいのが問題で、調子に乗って大きいのを買ってオートスタートで他の工具と同時にONすると、あっという間にブレーカーが飛んでしまいます。その意味では、一般家庭での使用では、現実的には1馬力以上のタイプは考えづらいのではないでしょうか。

国内メーカーでは袋1個のタイプはマキタなどで見られますが、良く見る袋上下2個のタイプになると、国内メーカでは少なく、日本での入手を考えるとやはりデルタあたりに落ち着いてしまいます。

●DELTA AP400
AP400 1HP、650CFM。日本ではリブロスデルムンドさんなどで4万円くらい。

● KERV DC-90
dc-90 オフコーポレーションオリジナルブランドのDC-90は1HP。これも約4万円。

●DELTA AP300
AP300 上の2機種が大げさと思う方には、袋1個タイプですがこのあたりでいかがでしょう。3/4HP, 550CFM。日本ではあまり見ませんが、アーチザンスピリッツさんで3.3万円。

DELTAは個人輸入ならもう少し安くなるでしょうね。

ワタシが個人的に選ぶとしたら、自分の木工スタイルとしてあまり豪快に粉塵を出すタイプではないので、静音重視で前回のFeinのTurbo miniか、さもなくばAP300くらいが適当かなと思います。

以上、あまり目新しい情報はないかもですが、皆様オススメの集塵機があればまた教えてください。

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2005.10.30

勝手にツールレビュー(11) - 集塵機その1

恒例に従い、今回は「集塵機」について、勝手にオススメ機種をあげてみます。先日の記事の区分に従い3カテゴリーで紹介しますが、(1)の家庭用掃除機は、ウェブログの主旨が変わってきそうなので、さすがにパスさせてください。

(1)「業務用掃除機タイプ」
このタイプは、マキタ、日立、リョービからそれぞれ機能やゴミ容量に従い、各社数タイプから選ぶことができます。マキタ、リョービあたりは有名ですが、調べたら日立からも出ているようですね。あまり店頭では見ない気もしますが、連動コンセント付きのタイプがあり惹かれるものがあります。

上記各社の製品は、それぞれの下記リンクで見て下さい。
マキタ
日立、リョービ(一部)

以下、「ミッドナイトウッドワーカー」として物欲をかき立てられる、「静かな掃除機」を2,3紹介します。

● リョービ VC-15 (事情により画像なし)
リョービの中でただ一つ、「静音タイプ」の謳い文句で、ネット上でも非常に静かだと評判であったVC-15。確か58dBと記憶しています。アマチュアに多く愛用者がいたようですが、残念ながら現在は販売中止になったようです。現在のリョービのラインアップには、このレベルの静音タイプは見かけません。ちょっと前にオークションで新古品を見て以来、どこにも見なくなりました。

●Fein Turbo 2
9-55-13Feinは、タマクラフトさんが、従来より「世界で最も静かで強力」であるとしてWAPと並んでご推薦をされていました。WAPはどう見ても高価だったため?か、最近のタマクラフトカタログからは外されており、現在はFeinのみが記載されています。が、Feinでも本体のみで4万円前後と、掃除機にしてはなかなか高価という感があります。日本の代理店から出ているQA35Eというタイプは品番は違いますが上記と同等クラスと思います。どこの代理店も付属品とセットで6~7万円の価格を付けています。

●Fein Turbo mini (オススメ!)
Feinは、日本ではあまり知られていませんが、上記タマクラフトさんで紹介されているTurbo 2 と呼ばれる9ガロン(35L)タイプの他にもいくつかのタイプがあります。「静かな掃除機は欲しいが、掃除機にそんなにお金は出せないよ」と言う方に、ワタシがここでこっそりオススメしたいのは、Feinの最も小さい6ガロンタイプです。

9-11-20Turbo miniというタイプで容量6ガロン(23L)。連動コンセントが付いていないのが残念ですが、これなら現地で200ドル足らずで、日本に輸入しても3万円台?でまあ射程範囲内ではないでしょうか。

オススメ(と言うか、単に私が欲しいのですが)とは言いながら、日本では購入できず個人輸入が前提になります。

もう少し続きます。

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2005.09.24

久しぶりに勝手にツールレビュー(10) - 角ノミ盤

久しぶりですが、一個人が勝手にいろいろな工具のベストバイを決める「勝手にツールレビュー」。今回はどうして今まで取り上げてなかったんだろう、角ノミ盤です。

(1) 卓上タイプ
さて、アマチュアが入手できるタイプとしてはコストパフォーマンスを考えるとこの「卓上タイプ」のクラスになるのではないでしょうか。卓上タイプとは言え、動力源はいずれも誘導モーターで、音はボール盤並みに静かです。

a) DELTA (~4.2万円)
14-651デルタは、日本では型番がMM300に変わるまではMM300(の旧型番)がメインでしたが、最近はいずれの取扱店も14-651という上位タイプのみの取り扱いのようです。ライザーブロックを付ければ深さ6インチまでの穴開けが可能。さらにヘッドを裏に返してフトコロに入りきらない材料に穴を開けることも可能。MM300とあまり値段は変わらないのですが、フェンスがラックアンドピニオンになり、ビット取り替え機構も改良され、筐体も見かけがっちりして内容的には一段上です。
リブロスデルムンドさん他がお取り扱い。

b) JET (~3.8万円)
JBM-5オフコーポレーションさんでお取り扱いのJET角ノミ盤は、JBM-5というタイプの日本版だと思います。商品内容としては、MM300の対抗クラスです。

c) 日立 (実売~4.6万円)
【送料無料】(日立工機) 角のみ 「造作角のみ BS15Y」日本のメーカのものは、よく分からないのですが、ほとんどが基本的に角材(柱?)にホゾを掘るための機械?のようで、家具・木工用には使いづらそうです。しかし、このタイプは「造作」と付いているだけあってちょっと例外です。電動ドリルをスタンドに取り付けたような、ちょっと心細い風貌ですが、卓上クラスでは珍しく、2軸(縦・横)可動なスライドステージを持っています。Tanisan'sさんに、BS15Yを使って軽快に木工をされているお姿が見られます。
多分ユニバーサルモータ使用で騒音は若干あると思います。

d) マキタ (~5.2万円)
小型カクノミ 7300Sマキタでは、この辺りくらいでしょうか。評判は分かりません。

(2) 角のみアタッチメント

G1083デルタやGrizzly他、ボール盤に付けて角穴が開けられるアタッチメントがあります。これからボール盤を購入する予定のある方は、考慮に入れる価値があるオプションです。(写真はGrizzly G1083)

取り付けられるボール盤が限られますので注意が必要です。ほとんどの場合、卓上型ではなく大型のフロア型になります。そのためだけにそれを買うというのはコスト、スペース面を考慮する方が良さそうです。

(3) 角のみスタンド

=送料・代引手数料無料=角のみユニット付ドリルスタンド DSS-05電動ドリルをスタンドに取り付けて用いる、角のみスタンドと呼ばれる商品があります。ドリルスタンドにさらに角ノミアタッチメントを付けるような格好になっています。スタンドに取り付けるために、ドリルの首がある特定の径の円筒である必要があり、そう思って探すと、割と大型のコード付きドリルが必要となります。

最近ホームセンターで、数千円の値段で出回っているようですが、これは精度的にあまりお勧めできません(経験者は語る)。私の購入したものは明らかにドリル本体が上下にスライドする軸と、角ノミの軸がずれており、掘り進むにつれて穴が斜めになってしまいました(ナチュラル四方転び)。申し訳ないのですが、これは丁重に返品させて頂きました。

当たり外れもあると思いますので、「私の購入したものは」という前提でご参考までに紹介する次第です。

(4) フロア型
大型のフロア型の角ノミ盤もいくつかのメーカで見られます。筐体もがっちりし、2軸スライドテーブルが基本装備となりますが、アマチュアではスペースやコスト面で卓上型で事足りるのではないでしょうか。オフコーポレーションさんも昔はJETの大型のタイプの取り扱いがあったのですが今は上記1タイプのみです。

まとめ
雑誌"Fine Woodworking"では、Generalが「最高」、Woodtekが「安くて良い」とされていましたが、DELTA 14-651は「サイフにさらに制限があるならば」との前置きでかなり良い評価を得ており、国内での入手可能性を考えるとDELTAあたりが、実用的な解と考えます。JETの方がいくらか安いですが、内容的には数千円の差以上の差があると思います。

ああ久しぶりに疲れた。

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2005.07.03

勝手にツールレビュー(9) - アリ組み治具(ダブテールマシン)

抽斗をアリ組みで組んでいるかどうかは、手抜きの家具ではないかどうかの判断基準であり、作る側にとってはクラフトマンシップの証であるように言われています。但し、欧米ではアリ組みはルーターに治具を組み合わせて簡単にやる方法が、一般に普及しています。

以前、さる方から、アリ組み治具のうち特に「包みアリ組み;英語ではハーフブラインドダブテール」ができる治具と言う条件で調査依頼があってまとめたことがあります。今回は、これを「スピード木工」の番外編として、再構成し紹介したいと思います。

(1)アリ組み治具(テンプレートを使用するタイプ)
精度と、セットアップの簡単さではアリ組み専用の治具の方が有利で、
AKEDA DC-16
Leigh D4
Porter Cable Omnijig
あたりが評判がよいようです。

Leigh、ポーターのOmnijigは、評判はよいですが、本国でも高いですが日本ではもっと高い。Leighはピッチを変更でき自由度が高いですが、理解するのに時間がかかりそうです。Omnijigはピッチはテンプレートで固定です。
AKEDAは日本では見たことがありません。完全密封型のいかにも「マシン」という風貌です。

ポーターは4112という、小型版がありますが、少し作りが華奢らしく、Omnijigよりは評価は良くありません。あまり扱う業者がありませんが、現地で$120くらい。最近4212という新モデルが出たようで、DIYsukiさんのところに使用レポートがあります(ここここ)。
Leigh、Omnijig, 4112については、アーチザンスピリッツさんがお取り扱いです。AKEDAはこちらをご参照

TAMA CRAFT芝地氏は、包みアリ組はWOODHAVEN の専用機を推奨しておられます。送料抜き$200前後。通しアリ組み、アラレ組みは自作の治具を推奨されており、作り方はかなり昔の手づくり木工事典に掲載されていたのですが、号数を忘れました。

(2)オリジナルブランド品
上記のいわゆるメーカー品以外に、各ショップでオリジナルブランドっぽいものがいくつかあります。多くはおそらくはアジア製で価格重視です。今回調べて驚いたのですが、Rockler、Woodtek、オフコーポレーションで見ましたが、カタログを凝視する限りでは、全部塗装の色が違うだけで同じものみたいです。
Rockler
オフコーポレーション
Woodtek(リンク先の真ん中あたり)

もしホントに同一製品なら、これだけいろいろなところで採用されているのを見ると、まあまあの品質なのかとも思えてきますが...?

精度を気にするなら安物買いはせず、一定の評価のあるものを選んだ方が良いと思います。今回調査では、Leigh、OmniJig(4112除く)あたりがやはり結構評判良かったです。

あと、評価が分かれますが、有名なバーモントアメリカンのアリ組み治具もこちらに入れときます。
バーモントアメリカン

楽天で激安品発見しました: 12インチダブテールジョイント

(3)テンプレート無しのタイプ
アリ組み治具に含まれるかどうか微妙ですが、テンプレート無しでアリ組みが出来るものとして、
INCRAのJig Ultra
JointechのClincher

これらは、基本的には「精密なルーターテーブルの位置決め装置」と考える方が正しいと思います。紙(?)のテンプレートを使って組み手加工ができるとPRされています。自由度は高いと思いますが、セッティングが面倒なのと、加工中に気が抜けない(?)という欠点があります。

オフコーポレーションで最近お目見えのWoodRatは、日本では目新しいですが実は結構古くからある製品みたいで、そこそこ評判はよいようです。但し、アリ組み専用治具に比べれば精度が今一歩ということのようです。引き出しがメインであればサイズ的にはLittleRatでも良いと思います。

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2005.03.28

勝手にツールレビュー(8) - ビスケットジョイナー

先日スピード木工で紹介したビスケットジョイントですが、日本で購入できるビスケットジョイナーについて、例によって少ない情報で勝手に偏見でツールレビューを書いてみます。この種の機械で本当の意味でスピードを追求するには、やはりそれなりの「精度」が必要と思いますので、その辺りに着目してまとめました。

(1)バーモントアメリカン ~1万円

最も安価にビスケットの便利さを実感する方法は、バーモントアメリカン社の、トリマーやルーターに専用の治具と刃物を取り付けてビスケットジョインター代わりにするという製品。以前は入手経路が限られていましたが、最近はネットやホームセンターでよく見かけます。

ビスケットというスピード木工目的のグッズの割にはセッティング(付け外し)が面倒です。でも、よく考えたら安物のトリマーを1台買って専用機にしてしまうという手があり、それでもホントの専用機より安く上がるかもしれません。角度は調整できません。

(2)マキタ 3901 ~4万円

マキタ 3901
国産ではマキタのものがよく見られ、ほぼ唯一の選択といえるかも知れません。
評判は概ね良いようですが、いろいろ教えて頂いているたけさんから、フェンスの平行度にガタがあるとの評があります。フェンスの操作自体はやりやすいとの海外での評判です。

(3)PorterCable 557 4万円前後

私は、検討の結果これを購入しました。国内ではいずれも高価ですが、個人輸入だと4種のミックスビスケット付きでざっと3万円くらいです。

以前の記事に詳細を記しました。フェンスはフェンス部は2本の丸棒のレールに沿って動く構造で、かつてっぺんのネジをマイクロアジャスターのようにくりくりと回して移動するタイプになっています。そのため、この機種ではフェンスは使用中ずれたり歪んだりすることもなく、使用中は全面的に信頼して作業できるレベルにあると思います(まだあまり使用回数が少ないので断言はできませんが...)。集塵機なしでは1回集塵口が詰まりました。

(4)Dewalt DW682 ~3万円

タマクラフトが推薦していることから、持っている方も結構多いのではないかと推測されるこの機種。実際にタマクラフトから購入された人を知っていますが、何故か知らないがフェンスがネジをいくら締めても作業中にずれてくる、と仰っていました。上のマキタも然りですが、この種の不具合は個体差やマイナーチェンジなどがあるので何とも言えませんが....。

(5)KERV ビスケットジョイナー  3万円

オフコーポレーションからオリジナルブランドで売られています。小さい写真から判断するにFreudのJS102あたりとよく似ていますが、他に情報がないのでよく分かりません。

(6)Lamello

ビスケットを語る際にラメロは抜きにできませんが、いかんせん高価すぎて手が出ません。
でももの凄く精度は良いとのことで、オークションではかなりの中古品でも結構な値段で流通しています。何でも、「ラメロの純正ビスケット」というのもあって、それも1枚1枚もの凄く精度が良いとかいう噂。

(7)トリトン ビスケットジョイナー

ユニークな製品で知られるトリトンのビスケットジョイナーは、これもユニークで、トリトン社のルーターテーブルに取り付けるアタッチメントとでも称すべきものです。ビデオを見なければどんな風に動作するのか原理がよく分からないでしょう。あえて表現すれば「現物合わせを地で行く機構」という印象です。テーブル使用前提なので、大物や組んでいる途中の状態では使用しにくいでしょう。

まとめ

さて、私の偏見ベストバイですが、いろいろな評判を見て、今回は私はポーターケーブルを選択し、今のところそれは値段相応であり間違ってはなかったと思っています。

但し日本ではビスケットジョインターは高価すぎると思います。米国では最近$59のビスケットジョインターが出たようです(残念ながら米国内のみ対応)。日本では接ぎ矧ぎは手仕事できっちりとやることが良しとされる風土の中、ビスケットジョイントがあまり普及しないせいかもしれません。でも、こんな便利なもの、もう少し値段もこなれて一般的になってしかるべきものと思います。

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2005.03.21

ニセサイクロン続報

先日紹介したゴミ箱ニセサイクロンですが、あの後気を取り直して、もう少し気密性を上げるような手直しをしてみました。すると、65mmのホースの先端でもそこそこ迫力が出てきました。ちょうど自動カンナを使うチャンスがあったので、自動カンナの集塵に挑戦しました。
050321A部屋fが狭くて上からしか写真が撮れなくてすみません。デルタ純正の集塵アダプタから、100→65mm変換継ぎ手を介し、先日のニセサイクロンに接続します。

050321B意外と、詰まることもなく調子よく吸ってくれました。角材10本程度の分決めをしてみたところ、手前側には、この程度屑がちらかりました。空運転中にどこからか手前に飛ばされて来るのです。これはこの機械の特徴なのかも知れませんが、材料と定盤の間に木屑がはさまると厚み精度が落ちますので、改善をお願いしたいところです。(風量を上げればカバーできるのかな。)

050321E反対側は全くきれいです。集塵ナシであれば今頃そこら辺り一面木屑が山と堆積している頃ですので、個人的には十分うれしい結果です。

050321C開けるとゴミ箱半分ほどに屑がたまっていました。

050321D掃除機側への「おこぼれ」は、掃除機の紙パックを開けてみると、このくらいでした。手づかみで片手一杯くらいの量ですからまあ知れています。

自動カンナは、大きな屑も勿論やっかいですが、特に細かい粉塵が部屋中に飛散するのがひどく、集塵ナシでは部屋中真っ白になるので閉口していました。今回、周囲への粉塵のまき散らしもほぼなくなり、良い感じです。

と言うことで、フタ自体は安っぽい値段相応のモノでしたが、少し工夫すれば使い物になりそう、という感じです。但し、あえて輸入するほどのこともなく形をマネしてDIYすることを検討されたらよいと思います(私はものぐさなので)。

あとは、このオンボロ掃除機で、加工幅一杯の板材を製材してもパワーが及ぶかがちょっと心配。

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2005.03.14

IRWINパイプクランプ

「木工家は一生十分な数のクランプを持つことができない。」

という格言が英語圏にあります。(この木工ジョークは、クランプのハナシの際に必ずしなければならないキマリらしいので、とりあえずあげときました。)ワタシも、また少し買い足してしまいました。

パイプクランプは、自分で好きな長さのガス管を準備して、それに取り付けて使うというタイプのクランプです。好きな長さのクランプができるので、大物を作るときにはその強力さと相まって、経済的で非常に頼りになる、プロの木工家にも多く使われているものです。Ponyがその代名詞となるほど有名ですが、海外ではいくつかのメーカーのものが入手可能です。

Ponyを始め、多くのメーカーのものは、ガス管は少なくとも片方はネジを切っていないと取り付けられませんが、今回、ネジを切っていない「ただの管」でも取り付けられるタイプのものがある、と複数から噂を聞き、調査して購入してみました。

050313A上がPony、下がそのネジなしパイプ用クランプで、IRWINのQUICK GRIPという商品名です。(3/16追記: 正しくは、QUICK GRIP Pipe clampです。IRWINのクランプは、全種類"QUICK GRIP"という商標が付いているのでした...。)Ponyより一回り大きく、持った感じもずしっと重たいです。Ponyはヘッドの方はネジが切ってあるだけの簡単な構造ですが、IRWINの方は、反対側(テールストップ)と同じくクラッチディスクを使用して固定します。

050313B上から見ると、IRWINの方が「脚」が一回り大きく、平置きした時に安定感があります。矧ぎの時などには重宝しそうです。パイプの位置もPonyより若干高いところに来ます。クランプ面も幾分Ponyより広いです。重たいのは上記の構造上の理由かとも思いましたが、敢えてそのように設計しているようです。

050313C上から見ると、Ponyのスマートさがよく分かります。クラッチディスクもIRWINの方が一回り大きいです。かと言ってPonyで不具合を感じる機会はさほどないでしょうから、強度的にはPonyで必要十分なのでしょう。デザインもPonyの方が全く飾りも素っ気もないシンプルなデザインです。

ガス管は、「パイプクランプ用」と称して適当な長さで片方ねじ切って売ってるモノは、どこも結構な価格を付けているのですが、入手先が見つかりさえすれば、実は素管自体は確かに安価なのです。ネジ切りが必要なければ、長さカットだけなら安くやってくれる業者もあると思いますし、心得のある方(もしくは力自慢の方)は、自分で素管を買って切る手もあります。この意味で、欧米がどうなのか知りませんが、日本ではこのタイプがトータルコスト的には最もリーズナブルになると思います。長すぎると思ったら、使ってる途中で切ってしまっても両方とも有効活用できますし。

クランプの値段ですが、実は海外では、Ponyとほとんど同じ値段で売っています。
長すぎるPonyをちょん切ってしまって鉄パイプだけが余っている貴方、1本如何ですか?

Fine Woodworking誌には、シメている時にヘッド部分が回る(ので良くない)、と書かれていましたが、少し使ってみた限りではそんなこともなく、もう少し使って様子を見たいと思います。

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2005.03.09

ゴミ箱(ニセ)サイクロン

最近になって、集塵と防塵を少し真剣に考えるようになりました。きっかけは自動カンナ。あれはもう、屑とホコリの面では最悪の機械であり、集塵なしでは準備(養生)と後片づけ(掃除)の方が、本体作業より長いのが実状です。

とは言え集塵機を買う心と費用の余裕がないので、とりあえず、まずは今ある掃除機で何とかできるものかどうか、試してから集塵機の購入を考えるということにしました。

ゴミ箱を使って2ステージ集塵をする方法は、いろいろなところで紹介されています。オフコーポレーションのMTBマガジンでも専用の「フタ」が販売されています。但し、これは90Lクラスのポリバケツを使うとのことでかなり大きく、ワタシの作業スペースではあまりにも大げさすぎて、敬遠していました。

自分で作れば良いのでしょうが、海外でこれの「ミニ」版を見つけたので、買ってみました。ホースや、足りない部品はオフコーポレーションや、ホームセンターで調達して、こんな感じになりました。写真の隅に写っている灰色のホースが掃除機のホースです。
050309A  050309B圧損も勿体ないですが、どうせ掃除機だと風量も出ないと思い、悩んだあげく、中途半端な65mmφのホースを基本にすることにしました。

自動カンナは夜中には出来ないので、とりあえずバンドソーで試運転。
050309C部屋が狭くていろんなものが写っていてスミマセン。これまでは定盤の下のガイドベアリングのところに自作の吸引口を付けていたのですが、折角なので4インチダストポートに付けてみました。

印象としては、やはり掃除機では風量が少なく、迫力がありません。少しはゴミ箱の底に溜まっていましたが、ブレードの帰りの巻き上げがまだ多い。ここのダストポートから集塵するのであれば、有無を言わさずにごうごう引っ張る風量が必要だと思います。期待はずれな予感ですが、今度の機会に自動カンナで試してみて判断したいと思います。

フタ自体について少し補足。

カタログには、5ガロン(20Lくらいですか)のバケツの径に合うとの記載があり、詳細を聞くと「5ガロンバケツの外径は、298.5mmです。こっちでは一般的なもので、よくこれにピクルスなんかを詰めて売ってるヨ。」とのこと。...20リットルのピクルスを輸入する気にはならなかったので、日本でプラスチック製のゴミ箱を探しました。少し径は小さかったので、ホームセンターの引き戸用すき間テープですき間を埋めています。

65mm径の穴が2つ開いています。日本の65mmφのホースは、内径が65φなので、残念ながら惜しいところで、入りません。写真で見て分かるとおり、はめ込み部分のみ塩ビ管を購入して、さらに少し穴を広げて、はめ込みました。この製品は、ホントに穴が開いているだけです。特別にホースを止めるような工夫はなく、裏側も空気の流れを制御するような構造も全くありません。ただの「こんな形のプラスチック成型品」という風情で、値段相応のモノです。これならいっそ自作した方が良かった。

ちなみに、穴を広げるのは、軸付きサンダーを手持ちの電動ドリルドライバーにつけてやるといとも簡単です。その他のプラ製品はバンドソーですいすい切れます。ちょっと不安定ですがホースも切れます。

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2005.01.22

Porter Cable 557 Plate Joiner

この前の箱の中身。
ポーターケーブルの557、ビスケットジョインターです。とりあえずファーストインプレッションをレポートします。
050122A

ポーターケーブル557は、0~135度までの角度可変フェンスを持つビスケットジョインターです。この機種は、Fine Woodworking誌で評判が良く、"Best Value"を与えられています(もちろん"Best overall"はラメロ。)。Freudとかの安価機種とずいぶん迷いましたが、個人輸入だと国内メーカの最下位機種よりぜんぜん安いのでこれにしました。

ビスケットのサイズは、良く見られる#0、#10、#20の他に、FFサイズのビスケットが使えます。FFはFace Flamingの略だったと思いますが、文字通り額縁に使えるような#0よりもさらに一回り小さいビスケットです。

050122B

フェンスは0~135度まで、無段変速です。90度のみ、ストップボルトで微調整が可能になっています。
切り込み深さ調整ダイヤルには、#0~20、FFの他に、MAX, D(Duplex), S(Simplex)の文字があり、該当サイズのアクセサリーが使えます。ベースプレートから刃の高さは、刃の中心までで3/8インチです。それ以外の高さの場合はフェンスで対応します。

050122C
ダストポートに専用の集塵袋が付属しますが、何かの拍子に一度詰まりました。詰まると屑が逆流してきて大変なことになります。集塵機の使用をオススメします。とは言っても、家庭用の掃除機を(多少径が合わなくても)無理矢理つっこんでおくだけで大丈夫です。集塵機使用する前提では集塵効率は高く、溝の中の屑もきれいに吸ってくれるので、溝をホジホジ掃除する必要もありません。

050122D
FFサイズのビスケットは、通常4インチのブレードを2インチに交換して使います。(2インチの刃は付属しています。)
ベースプレートを裏から開けて交換しますが、ちょっと気が利いています。まず、バカボンのお巡りさんの目のような長穴が開いていて、ビスを少し緩めてプレートをずらすだけで外れるようになっています。さらに、交換方法の図解がプレートに貼り付けてあり、うろ覚えでも交換できるようになっているのです。刃を交換せずにダイヤルを#FFに合わせて切ると、とてつもなく大きな溝ができますので、慣れても一回は試し切りしたほうが良いでしょう(→ワタシ)。

050122E
実際に開けた穴をカットモデルにしてみました。

穴の大きさの実測値 (横方向×深さ)
  #20(左上) : 67.3×12.9mm
  #10(右上) : 62.0×10.6
  #0 (左下) : 57.0× 8.8
  #FF(右下) : 36.3× 7.8

穴の深さも、ストップボルト式で微調整が可能です。

個人輸入でもアメリカと日本の電圧はほぼ同じなので、問題はないのですが、コンセントの形状が違うらしく、「二」の字で並んでいる端子の一方が幅が広く、通常のコンセントに入りません。ヤスリでゴリゴリ削って無理矢理入れられるようにしましたが、特に問題は起きていません。

使った印象としては、全体がかっちりした作りで不安がありません。
フェンスも鋳造金属でしっかりしておりフェンス面は機械仕上げになっているので、きちんと押さえれば位置精度は期待できます。ハンドルの位置も、重心の上なのでホールドしやすいです。
ビスケットのはまり具合が10個あけて10個ともほぼ同じなので、溝幅の精度もかなり高い印象を受けます。

一点だけ、ロックボタンが押しやすい位置にありすぎて、ロックしたくない時にロックされて慌てることがあります。慣れれば大丈夫でしょう。

お約束の「騒音」ですが、うるさいことはうるさいです。空回しでも「ガリガリ」というか「バリバリ」という感じの音が出ます。但し加工時間が一瞬なので、例えば何段もある本棚を全部ビスケットで作ろうとかそういう無謀なことをしない限り、「矧ぎ」で数カ所掘るくらいであれば、夜中でも許してもらえるのではないか、と思います。

他の機種よりちょっと高かったのでどうかと思いましたが(それでも国内で買うよりは全然安いのですが)、期待以上の買い物だったと思います。
あまり頼らないようにしないと腕の上達が妨げられそうです。

ここで投票システムを使ってみるテスト。投票してみてください。
IPとか個人ジョーホーとか魂とか、一切抜きませんので。
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ビスケットジョインターを知っていますか?

持っている

知っているが持っていない

知らない

食べたことはある





-Mini Vote-


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2004.10.09

勝手にツールレビュー(7) - テーブルソー

「持ってないくせに生意気言うな」と言うわけで、前回の予告通り今回はテーブルソーに関して参考になるサイトをいくつか紹介するのみとして、テーブルソーのツールレビューに代えたいと思います。たくさんある優良サイトの中で、いわばテーブルソー研究の入り口となるべき記事を選択させて頂きました。

(1)テーブルソー概説

ノッティーワークショップさん「テーブルソー」
 テーブルソーの基本と分類が理解できます。

タマクラフト通信33号「4.テーブルソーの研究」
 テーブルソーの現状を、最も適切に概説した記事と思います。デルタを中心としたアメリカ製に偏っているように見えますが、入手しやすさと価格を考えるとやむなしと考えます。

(2)リョービBT3100

上記2サイトに名指しで言及されている、リョービなのに日本では手に入らないナゾの機械。私もこれを知った際、一時期異常な執念で情報収集し、そのままばったり逝きそうになりました(今もたまに、いえ結構頻繁に)。

あてび工房さん「RYOBI・BT3K(テーブルソー)紹介コーナー」
RYOBI BT3K User's HP

欲しくなるでしょ?ユーザーサイトは他にもいろいろありますが、上記のフォーラムからたどって下さい。
購入はタマクラフトさんが輸入代行されています。

(3)トリトン ワークセンター

アマチュアに根強い人気のトリトン。これは非常に意見の分かれる製品です。「アマチュア向けとして非常に合理的で、コストパフォーマンスが高い」とする意見と、逆に投資するに値しないと言う意見。後者としては「精度がイマイチ」とか「機能が不十分」「部品に汎用性がない」というのが多いようです。

■再び、あてび工房さん「テーブルソーの機能比較ご紹介」

私の私見を申し上げると、ワークセンターは少し値段的に高いと思います。アクセサリーが基本的に純正しかなく、それらをまとめると簡単に10万円クラスになってしまいます。どうせなら、下位機種の「コンパクトソーテーブル」の方が良いと思います。これはある一定の割り切りの上で考えるとなかなかに良い製品であると思います。

いずれも、「畳める」というメリットがあり、スペース(&肩身)の狭い「サンデーウッドワーカー」がそこに魅力を感じるとすれば、検討の価値はあると思います。テーブルソーは、想像していると思いますがその想像よりも面積を取る機械です。自分の家の部屋で、原寸の四角を置いてみて下さい。私も実はデルタを買う一歩手前まで行ったことがありますが、原寸の四角に愕然としてやめた経験があります(バンドソーに化けた)。

サイト紹介で留めておこうと思いましたが、いらない雑感をいろいろ書いてしまった。

こんなところで、以上です。

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2004.09.27

充電式ドリルドライバー B&D CD231

何事もなかったかのように近況報告。
040927A

旋盤が安くあがったので、気を良くしていたら油断大敵。近くでセールをやっており、ついこんなものを買ってしまいました。プロや口の悪い人には評判の悪い、と言うかほとんどけちょんけちょんだったりもする、ブラックアンドデッカーです。CD231という9.6Vのタイプで、約4000円でした。2ヶ月ほど使いましたので、印象をアップします。

充電式である必要はなかったのですが、速度調整ができるのがずっと欲しかったのです。12Vの方が良かったのですが、電動ドリルはAC式で既に大小2つ持っており、困ったらそっちを使えば良いと考え、安い方にしました。

徐々に使っていますが、悪くありません。逆に最近はついこっちに手が伸びてしまいます。

9.6Vのパワーは、今までメインだったリョービのFDD-1000(AC式、70Wクラス)と同等か少し劣るかなと言う印象です。これ1台では困る場面があるかも知れませんが、普段使いとしてはこの位がちょうど良い。個人的に期待の速度調整は、トリガーも引きやすく、かなりの低速(1~数回転/秒~)からコントロールできます。騒音は他社のと同等、問題なく静かです。

チャックはJacob'sのキーレスチャック。キーレスチャックは昔からつるつる滑って良く思っていなかったのですが、今回は以前文句を言ったほど、不満は感じません。よく考えたら、手持ちのビットの六角軸の割合が、以前より格段に増えているからだと思います。

ブラシ交換は(少なくとも消費者には)できません。

電池の持ちはよく分かりませんが、(人間の方の)調子が出てきた頃に電池切れ、という場面がたまにあり、これ1台で使うとしたら電池2個あった方が便利と思います。

と言うわけで、くそみそに言われるほど使えなくはない、そこそこの工具であると判断しました。耐久性が云々と言われそうですが、何せ安いので、耐久性の高いプロ用機種の、修理代金と同じくらいの値段で新品が買えそうです。

一つだけ不満なのは、電池部分で「自立」するのが最近は普通ですが、このタイプは自立しません。使用時のバランスはそんなに悪くないので、慣れれば&作業中の置き場所が確保できれば、大きな問題ではありません。

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2004.08.30

勝手にツールレビュー(6) - 手押しカンナ

これまでの通例としては、ここで「手押しカンナの勝手なツールレビュー」を書かなければいけない順番なのですが、いかんせんアマチュアが入手できる手押しカンナというのは種類が限られており、なかなか記事になるほどのボリュームになりません。

6インチ近辺で、日本で入手可能なところと言われれば、

(1)リョービ HL-6A  テーブル長710mm   ~4万円
(2)デルタ JT160(JP)        762mm   ~3.5万円
(3)デルタ JT360          1168mm   ~8万円
くらいでしょうか。

(1)、(2)はポータブルタイプです。(3)は据え置き式で最も安価なタイプの一つ。
(3)には、手前小さなテーブル?が付いており、段欠きやホゾ取りができるようになっているようです(使い勝手は、よく分かりません。使っている記述をインターネット上や雑誌などで見たことがありません。)

もちろん、この他にも、国内メーカーからも手押しカンナは販売されているのですが、値段的に手の出しにくい価格になっています。ヨーロッパでは自動+手押し一体型が結構ポピュラーと聞きます。メタボは40万!と高すぎですが、手押しも自動も30cm幅!という豪華さです。

あと、この前自動カンナのところで紹介した、日立の自動・手押し一体型のP100RA3は、テーブル長1170mm。50kgとデルタJT360よりも軽量です。

あくまで風評ですが、
・ポータブル型は汎用モータ使用で騒音が比較的大きいが、リョービとデルタの比較では、デルタの方が騒音が静からしい。(据え置き式は、大抵は誘導モーター使用で静かです。)
・ポータブル型でもほぼ皆さん満足して使っておられるようですが、やはりテーブル平面度・堅牢度が今一つと言う声もある。

先日述べたように、その機械の最大加工長さの目安は、テーブル長の2倍がと言われており、テーブル長は長い方が良いです。実際2倍の材料をやるとちょっとシンドイと感じます。海外で最もテーブルが長いものの一つにPowermatic 54A($700;送料抜き)があり、テーブル長は1690mmです。でかい。この機種はそれ以外の面でも評判は良く、オススメ機種になっている例を見かけます。据え置きのしかもこんなデカイ手押しを買うのは、かなり木工に気合いが入っていないと無理でしょうが...。

安くて良いモノとして、Fine Woodworking誌では、YorkcraftのYC-6J(~$350;送料抜き)が推薦されています。テーブル長1170mm。

精度が一番の機械ですので、手押しカンナには十分お金をかけるべきと考えます。
ワタシは結局手押しカンナは現時点「当面見送り」を決め込んでいます。スペースの問題が最も大きいですが、経済的にも(笑)、今は買える状況にないと考えています。買うとすれば据え置き型が前提で、現時点であればデルタの据え置き型にするか、もしかしたら何らかの方法でPowermaticかYorkcraftを入手しようと努力するかも知れません。

こんな感じで以上です。

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2004.08.21

木工バイス

040821B

ずっと欲しいと思いつつ後回しになっていた木工バイスを買いました~。
レコード社のものです。メードインいんぐらんど。
廉価タイプですが、結構しっかりしています。
テーブルへの固定もクランプ式ですが、ボルトで締結できるよう、穴も一応下面に2カ所開いています。

短い角材くらいであればカンナがけでもびくともしないし、口金の動きもガタもなくスムーズです。
少し触った限りでは、値段から見たらかなり良いです。
5000円くらい。当分これで我慢できそうです。

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2004.07.29

勝手にツールレビュー(5) - 自動カンナ

自動カンナはどの機種がよいか、また例によって風評と偏見でオススメ機種を勝手に推薦してみたいと思います。今回から「市価」を記載するようにしましたが、日本国内の業者から買うことを前提とした、あくまで「目安」としてご覧下さい。

(1)13インチ
切削可能幅は、アマチュア~セミプロ用としてポータブルタイプの機種は広くても13インチが最大となり、それ以上は据え置きの業務用になってしまいます。

DeWALT  DW735 (市価~8万円)
現在、ポータブルタイプで、ワタシが最も良さそうと思っているのは、DeWALTの新製品DW735です。
13インチ+2スピードはデルタが先行しましたが、この製品は加えて3枚刃という豪華な設計で、何と最高179CPIを実現しています。さらにスナイプ(ハナ落ち)の防止に重要な定盤は、何とプレスではなく鋳造です。

ちょっと変わった形で、剛性も高そうです。かなり値段は高めですが、個人輸入もしくはタマクラフトさんからの代行輸入で入手できます。

DeWALTには、旧機種をマイナーチェンジ(2枚刃→3枚刃)したDW734というタイプもあります。これも評判の良かった機種で、安いものが見つかればお得な買い物になると思います。(個人輸入で、現在本体のみで$400くらい)。

デルタ 22-580 (市価6~7万円)
上記の機種が出るまでは、オススメ機種でしたが、DeWALTの巻き返しでこの機種の地位は揺らいでいます。
幅は13インチ。送り速度を2段階変速とすることにより、分決め(荒削り)+仕上げ削りを使い分けることができる、としています。この機能は、この機種がポータブルタイプとして初めて導入したものですが、残念ながら、変速範囲が60CPI←→90CPIと狭く、仕上げと荒削りの間にあまり差を感じられません。とは言え、荒削りモードでも十分すべすべな表面が得られます。

ワタシはこれです。性能はバッチリです。スナイプもちょこっと調整するだけで0.05mm以下にできました。筐体がかなり大きくかさばるのが唯一の難点です。
今調べたら、今海外ではこの機種ものすごく安いですね。これは「買い」ではないでしょうか。

KERV ヘビーデューティープレーナー
オフコーポレーションの独自ブランドの本機種は、13インチでスナイプ防止ロック付き。
この機種を持っている方を知っていますが、特に文句なくお使いのようです。スナイプは何かのタイミングでたま~に出るとは言っておられました。因みに本機種はCRAFTMANの21743という機種に外見は酷似しています。

(2)13インチ未満
マキタ 2012NB 市価8万円前後
最も静かな自動カンナであるとして、長い間タマクラフトさんご推薦だったこの機種。(今はどう考えられているか分かりませんが。)12インチではありませんが13インチには少し足りません。

スナイプロックは他機種とは異なりロックハンドルはなく、自動でロックがかかる機構と謳われています。が、上記の機種に比べればその分少しだけスナイプが大きいようです(実用としては全く問題ない範囲)。
筐体はとてもコンパクトで軽く、このコンパクトさは非常に魅力的です。(ワタシはずいぶん迷いましたが、結局カタログスペックの比較でデルタの方ににしてしまいました。)

リョービ AP-10N 市価5万円前後
ホームセンターで見るタイプです。幅とスナイプのレベルでは一世代前のものということみたいです。但し、先日述べた通り、25cmもあれば十分と割り切れば、使っている方は皆さん満足して使っておられるようです。

デルタ 22-560
上記のデルタ13インチの一世代前の機種ですが、TP300と名前を変えてShopMasterのラインアップで販売を継続しています。これも十分満足のいくモノのようですが、幅の面でやや見劣りする感があります。13インチの方の値下がりで商品価値は急速に低下しています。

(3)番外
■日立P100RA3
これは値段からしても幾分業務用の感がありますが、小振りながら手押しと自動の一体式のタイプです。ロングセラーですが型番違いがいろいろあり少しずつ改良されているようです。(P100RA2だったのが気が付かないうちに3になっています。)ゆくゆく手押しと自動の両方を揃えるつもりであれば、スペース的には良い選択と思います。たまに中古がオークションで出回ったりしてましたが、最近は見ませんね。

マキタにも手押し・自動一体型として、2031Sというのがありますが、何故か良く目にするのは日立の方です。

日立は手押しなしタイプもありますがこれは高い。P100R3

あと、ナカトミのが最近結構ホームセンターで見られるようになりました。これは安いです。が、評判はよく分かりません。

まとめ
現時点の、ワタシの偏見ベストバイとしては、
(1)DeWALTの13インチ:ワタシもデルタの購入時にこれが出ていればこれが欲しかった....。でも高いから結局あきらめたかもしれないな....。
(2)値段重視でデルタの13インチ
(3)コンパクト・軽量重視でマキタの2012NB
としたいと思います。

購入の際は、刃のメンテナンスについても考慮に入れて下さい。再研磨できるものと使い捨てのタイプがあり、再研磨できる方が経済的と思うかも知れませんが、往復送料込みだとどっこいどっこいだったりします。本体を購入する前に、その辺りのコストについて、ざっと調べておくことをオススメします。

最後に、このクラスの自動カンナ盤関連の情報が集められたサイトをご紹介します。
自動カンナ掲示板倉庫のほほん木工房さんより)
別なページで、スナイプと楽しんで悪戦苦闘されている様子を綴っておられます。これには正直感服するしかなく、ワタシごときには真似しようにも真似できませんが、述べられているスナイプの発生メカニズムに関する考察は、紛れもなく正しいと思います。

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2004.07.11

バンドソー Grizzly G0555使用レポート

旋盤から離れて、バンドソーのハナシの続き。
ワタシは、バンドソーは14インチのGrizzlyのG0555を使っています。私のメインマシンです。ここで自分なりの使用レポートを。
bandsaw

(1)ホイールのアライメントはほぼ文句なしです。既に調整完了状態で段ボールに梱包されて出荷されます。
  (何と既に刃もセットされています)。本体はほぼ完成しており、組立て作業も簡単です。
(2)フェンスもそこそこ頑丈で問題ない。初期のGrizzlyはドリフトの調整ができなかったようですが、現行機種は改良されています。
その他、本体含め、調整が必要なところは、曲がりなりにも全て一応調整できる構造になっています。
(3)機械的な振動は少なく、騒音も小さい(空転時は全く静かです)。
(4)ブレードガイドはベアリング式で、調整もまあまあやりやすい。
(5)マイターゲージが少し貧弱。溝との間も少しガタがある。
(6)付属の刃はあまり良くないと感じました。付け換えましょう。

総評としては、星4つくらいですが、コストパフォーマンスにしたら星5つです。横切りが弱点ですが、バンドソーに期待するのも無理な分野ではあります。縦切りは満足できるもので、調整をきちんとしさえすればかなり精度はあり、自動カンナなしで手カンナだけでもいけそうな感じです。

総重量100kgくらいと非常に重いのですが、本体は棺桶みたいなデカイ段ボール1箱で配送されます。運送会社も2人がかりで玄関まで搬入してくれたようですが、妻のハナシでは最後は2人とも声をかけるのがためらわれるほど不機嫌だったそうです。

私の作業スペースは2階なのですが、そのままでは当然動かせないので、玄関でそのまま、開梱してさらに分解して上下2つに分割し、運びました。一人で運んだのでそれでも2回くらい階段で死にかけました。ライザーブロックの組み付けも一人でやりましたが、この時も1回くらい死にかけました。

購入検討のご参考に、特にバンドソーで特に気になる各部の調整機構について、写真で紹介します。

040711A
(1)ホイールアライメント(トラッキング)
上部のネジ(A)で上ホイールが前後に倒れる方向に傾き、下ホイールに対する平行度を調整できます。

(2)テンション
テンションはてっぺんのノブ(B)を回すことで調整します。テンションゲージが目安として付いています。
テンションレリースレバー(C)は標準装備です。

(3)ブレード周長
Grizzlyのブレード周長は、ライザーブロック追加時は、メーカー的には104.5インチが標準みたいなのですが、六角で固定ネジをゆるめて円筒状の部品(D)を回転させて上ホイールを上下させることで、標準的な105インチのブレードが使用可能です。

(7/14追記) この周長調整機構と、テンション調整機構は、結局同じところが動くので、両方をいじってしまうとテンションゲージの意味がよく分からなくなってしまいます。テンションゲージは「相対的」な目安と考えた方が良さそうです。

即ち、調整の際には、良く用いる刃幅のブレードを用いて、例えば1/4インチならまずテンションゲージで1/4表示になるようにテンション調整ノブを回しておき、以後は固定して触らないことにします。その上で、周長調整ネジを回して、適当な張力になるように周長を調整します。こうしておけば、刃幅の違うブレードに替える時に、テンションゲージが一応の目安になることになります。

「適当な張力」にする方法自体は、バンドソー所有者の共通の悩みです。律儀な方はテンションゲージと称するものが海外を中心に市販されていますので、これを購入すれば悩みは解消されるハズです。

ちなみにワタシはテンションもガイドベアリングも調整はいい加減です。どちらも緩めにして、「刃のおもむくまま」に切るのが、好みだったりします。(追記終わり)

(4)ブレードガイド

040711C 040711B

上部・下部とも、3ベアリング式です。前後、左右方向に調整可能。左右方向には、軸(E)を六角レンチで回すことでクリアランスが微動するようになっており、左右独立で調整できます。前後はマイクロアジャスター(F)(と言う名前ではあるがガタは多い)で調整します。

上部ガイドは、丸棒に沿って上下し高さ調整できます。個体差あると思いますが、ワタシのは高さを変更すると、左右ベアリングが微妙に狂うことが多く、いちいち調整をする必要があるところが残念。

(5)フェンス
040711D
フェンスは、アルミ製で片持ち式。手前のカムレバーでワンタッチでロックできます。「虫眼鏡」付きスケール入り(インチ、mm併記)。
重要なフェンスの角度の微調整ですが、フェンスの4つのボルト(G)をゆるめるとフェンスの角度が変更できます。調整範囲は必要十分です。

(6)テーブル
040711E
テーブルは、2カ所でサポートされており、固定ノブ(H)を緩めると角度が変更・調整できます。水平に戻す時には、一応ストップボルトが付いています。また、テーブルは上記の通り回転方向に若干の微動が可能です。

テーブル自体の固定ボルトをゆるめると若干ながら横回転方向に微動するので、マイターゲージ溝をブレードの平行度を調整することもできます。

(7)速度調整
速度調整はバンド掛け替え式です。高速のままで変えたことはありません。
040711F
下部ホイール部写真 … 「4インチダストポート(集塵口)標準装備」とのことでしたが、ご覧のようにただ単にどてっ腹に穴が開いているだけでした。こんなもんなんでしょうか。集塵機がないので分かりませんが、見るからに効果薄そうです。(早々にテーブル下に掃除機使用の集塵機構を付けました。気が向いたら紹介します。)

前にも書きましたが、この機種はオフコーポレーション社のKERVブランドのものと同等であり、値段はほぼ同じですのでモーターが日本仕様であるKERVの方を購入することをお勧めします。お互い、関東・関西と転勤もあるわけですし....。

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2004.06.27

勝手にツールレビュー(4) - 木工旋盤

旋盤が来た次の朝、知恵熱で倒れてしまい、「木工禁止令」が出てしまいましたので、こっそり、今回の旋盤の機種選定の経過を、勝手にツールレビューとして、まとめてみました。

旋盤は、果てしなく奥深い領域のように思え、何となく踏み込むのを躊躇していましたが、作品の部材の一つとして、丸いモノが欲しいことが度々あり、購入を検討することにしました。とりあえず、簡単な形状の丸棒が挽ければ良いや、と言う観点で選ぶこととし、作業場スペース上、脚なしの小さめの物を探します。

(1) ミニ旋盤

LA200(画像はデルタ本家より)
欧米では、Midi LatheもしくはMini Latheと呼ばれる、作業台上にちょんと置いて作業できるカテゴリーの製品が結構あります。日本語ではミニ旋盤。いわゆるPenLahte(「ペン用旋盤」?)とは違い、もう少し大きくしっかりしています。ある程度評価が分かり入手できそうなところで下記3機種くらいがあります。

(a)デルタ LA200
(b)JET JWL-1014
(c)Teknatool Nova Mercury

これらは、本体だけでは長い棒を加工できず、家具用途には帯に短しという感じを受けます。しかし、延長ベッドという別売りアクセサリーがあって、これを付けると椅子の前脚くらいまでは十分対応できるようになります。ここが最大のポイントで、私が旋盤購入を考えたのもこのカテゴリーの製品を知ったからです。

デルタ、JETはほとんど同等の仕様です。Nova Mercuryはこのクラスで唯一、外側にフェースプレートを付けることで大口径の器を挽くことができ、利用価値が高いです。但し本体は残念ながら特に長さ方向に一回り小さい。

この中では、ワタシはJETが良さそうと思いました。理由は(1)デルタよりも軽量であること、(2)作りの細部がしっかりしているらしいことの2つです。重たい方が安定するとは思いますが、使用形態としてテンポラリーに作業台に置いて使うような形を考えていたので、持ち運びには軽い方が良いかと。(2)はあくまで風評です。

入手先ですが、デルタは個人輸入の他、日本の業者数社からも購入できます。JETは国内業者では扱いがなく個人輸入が前提。Nova Mercuryは国内で「池田」という木工旋盤関連の老舗から入手できるようです(ホームページはなさそう)。国外では見あたりませんでした。デルタとJETを個人輸入で海外数社に見積もってもらったら、どちらもまあ同じくらいのようでした。

(2) アジア製 廉価クラス

上記ミニ旋盤、特にJETのはかなり欲しかったのですが、今後バイトや付属品も買わないかんしな~、と思うと少し予算的に心細くなり、次にアジア製の廉価クラスの旋盤を探しました。ネット上の調査で出てきたのが下記の2種です。

(a)レクソン WL-12A
   (下位機種のWL-6Aは、無段変速ですがユニバーサルモータとのことです。)
(b)ナカトミ産業 WT-300

調べていくうち、だんだんこの辺りでも十分かという気分になってきました。パイプベースの物は基本的に剛性に劣り初心者向けらしいですが、初心者だしまあイイか、と。この前、旋盤をお借りした際に、単純な形状のスピンドルであればそんなに剛性や精度はなくても良いな、と実感として感じたことも一因です。(むしろチャタリング防止が先決。)

(b)のナカトミ産業のものが、多分一番安く、ネットで2万5千円くらいからあります。かなり機械に手を入れないとダメそうですが、ワタシは安さに引かれて結局これを注文してしまいました。もう一つ大事な理由は、パイプが2分割になっていて、普段は「ミニ旋盤」として使用し、長物加工の時はパイプを連結して使う、ということができることです(作業場が狭いので)。パイプ1本での全長は、830mmくらいです。また、期待通りこの機種は、外側にフェースプレートを付けて大口径の加工も可能という、仕様だけは欲張りな仕様になっています。
wt-300(パイプ1本状態。手前が延長パイプ。)

ナカトミについては、ウィークポイントと改造方法に関する情報が結構あり、これも背中押しの材料の一つになりました。今、鯛工房(旧「小国木材加工研究所」)さんの記事(こことかここ)を、改めて穴が開くほど読んでいます。実はこの辺りのクラスに目を向けたのも、鯛公房さんの記事を以前読んでいたからでした。
あともう一件 Craft House まなさん

(注:鯛工房さんの記事にもあるように、つまみ類は既に金属製に変わっているなど、大部分のマイナー不具合は既に修正されていることを付記します。)

(3) その他
その他、ホームセンターなどで、国内メーカ?のものがいくつか見られますが、評判がよく分からないのと、ナカトミの安さに目がくらんで、今回はパスしました。

まとめ
と言うわけで、「非ウッドターナー」向けの木工旋盤、お勧めベストバイとしては、ナカトミ...と行きたいところですが、デルタのミニ旋盤、ということにしたいと思います。JETも良いのですが、国内での入手容易さを考慮しパスします。

そういう私は既にナカトミなわけですが、ナカトミは、実際に数日触って考え、知恵熱まで出した結果として、この旋盤だけはホントに改造しないと使えないという結論に、近い将来に達するであろう気がしています。だから、オススメしないわけはありませんが、手放しではお勧めすることはできないと思っています。

但し、上述のように既に簡単に対処できる方法がインターネットなどで明示されていますので、それらを読んでこれくらいならできる、と思う方は、購入する価値があると思います。(まあ木工旋盤買おうと思う人ならダイジョブかな。)個人的には、2万円台で木工旋盤が手にできるというのは、それはそれでかなりスバラシイことだと思います。

旋盤メインの「ウッドターナー」の皆様には、もっと別な選択があると思いますが、あえて今回はあまり旋盤に重きを置かない人を想定してのツールレビューとしてみました。

途中から例によって、お勧めしてるのかしてないのかワケが分からなくなりましたが、とりあえず以上です。

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2004.06.17

勝手にツールレビュー(3) - バンドソー

バンドソーのハナシの続きで、日本で入手できる木工用バンドソーについて、ワタシの勝手なオススメ機種をランク別に紹介します。

(1)14インチ

アマチュアの本格木工では、このサイズが最も一般的でオススメランクです。
14インチでは、日本で入手できることを前提にすると、下記の機種くらいが挙げられます。(リンク先は日本での入手先の一例)

デルタ 28-206JP
Grizzly G0555
KERV BS-14
メタボエレクトロベッカムミニ

デルタの14インチは、米国でこのクラスの標準機として認識されてきた経緯があります。今気付いたのですが、28-241がモデルチェンジして大幅値下げしています(マイターとフェンスは別売りなので要注意)。デルタは最近、着々と値段を下げてきています。アジア諸国への進出がその理由とされていますが、品質が落ちなければ良いのですが...。

Grizzlyは、実際には東南アジアで生産しており、そこそこの品質でまあまあ安いのが特徴です。但しバンドソーは強烈な「いわく付き」であり要注意(「顛末記」参照)。BS-14はオフコーポレーションのKERVブランドで、最近追加された14インチのバンドソーですが、これは実は全くGrizzlyと同じモノです。但しモータは日本仕様で安心。為替にもよりますが、実はどちらから購入してもほぼ同じくらいの値段になります。私はGrizzlyを所有しており、知り合いがKERVを所有されておられますが、概して不満はなく、値段の割にしっかりした、良い製品だと思います。

メタボのエレクトロベッカムミニは今回調査で発見しました。サイズから言うと14インチ相当だと思います。メタボは常に高価ですが、「ミニ」であればまだ購入できる範囲内の価格ですかね。ブレード周長は微妙に非標準サイズのような気が...。

(2)9~10インチ

このクラスは中途半端なイメージがありますが、用途を割り切れば(=小物の加工中心、幅広の挽き割りはしない。)、場所も取らないし、結構多機能に活躍して重宝すると思います。廉価帯の卓上テーブルソーよりは多分ずっと良いと思います(あくまで私見です)。

まず、インターネットを中心に一時活用・改造ネタがもの凄く盛り上がっていたのがレクソンのBS-10K

あるところで税込み3万円ちょいで購入できることと、挽き割り高さがこのクラス異例の18cmと14インチと同等なのがその理由と推測します。但し結構不満点も多いらしく、皆さん大いに改造して使いこなされているようです。熱心な方が多く、頭が下がります。

ヘビーユーザーサイトの一例: このサイトは私もバンドソー購入時に穴が開くほど読みました(バンドソー資料室が秀逸)。
Mokkin のホームページ

BS-10Nは型番が似ていますが別物で3ホイールです。

Grizzlyの9インチG1052はタマクラフトさんが作りのしっかりさに注目しているようです。(「小さな高級車」か?)が、ご本人も指摘の通り惜しむらくは刃の周長が標準サイズではありません。日本での評判はまだ目にしません。

最近の新製品でリョービから、TBS-80というかわいらしい卓上バンドソーが出ました。これも良さそうです。木工教室の作業机に似合いそうですよ先生(って誰?)。
見た感じ、どう見ても2ホイールではなさそうです(4ホイールかな?)。旧型TBS-50に比べて、木工に特化し、かつパワーアップ・プライスダウンしています。

デルタも9インチBS100、10インチBS200LSを出しています。評判は概して良いようです。

(3)18インチ以上

この辺はさすがに持っている方も少なくインターネットでも評判がよく分かりません。個人の趣味ユースでは考えづらく、あるとしても製材専用の2台目、みたいな感じではないでしょうか。

(4)その他
ホームセンターに売っている、糸のこの友達みたいなバンドソー(こんなの)は、上記の機種とは少し用途が違ってくると思います。あまり評判を聞かずよく分かりませんが。

あと、メタボのスイングという変わり者があります。こりゃ~かっちょいいですね。構造が一見して分かるような分からないような不思議な形です。高さ、幅とも900mmと結構大きいです。サイズの割にフトコロが大きいのが特徴でしょうか。でもバンドソーとディスクサンダーが1台ずつ買えてしまいます。今気付きましたが、ベッカムミニとスイングはブレード周長同じですね。

この形状は、ブレード屈曲点が少なくてその点は都合良いのではないかと推定されます。しかし、バンドソーの全てのホイールは、平行に調整する必要がありますので、ホイール数が増えるほど、下手な精度のモノではあっちもこっちもでワケが分からなくなりそうです。メタボなら問題ないと思いますが。
2ホイールが一般的なのは、調整が簡単(感覚的にまだ挙動が理解できる)からなのかも知れません。

と言うわけで、ワタシの一押しベストバイ。
(1)まずはコスト重視でKERVの14インチBS-14。Grizzlyのそっくりさんですが、モータは日本仕様で問題ありません。
(2)もし財布に余裕があれば、堅実にデルタの14インチ。モデルチェンジで改良され、値段も手頃になりました。
(3)機械にがんがん手を入れて、文字通り自分のモノにしたいという覚悟(趣味?)がある人はレクソンの10インチBS-10K、ということで如何でしょうか?

それぞれ、マイターとフェンスの両方もしくはどちらかが別売りだったりしますので、良く見て考えてください。

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2004.03.25

勝手にツールレビュー(2) 丸ノコ

2回目の木工ツールレビューは、丸ノコについて研究したいと思います。丸ノコはどのメーカーのどれを買うのが良いか?(概論については、「最初に揃える道具(4)丸ノコ」をご覧下さい。)

私の印象では、丸ノコはその普及度の割には機種毎の情報は多くありません。そんな中で、マキタと日立について、詳細にまとめられているサイトを発見しましたのでご参照下さい。ここでは日立の方がベースの固定がしっかりしており、マキタはちょっと不安、と書かれています。一職人の個人的意見と仰っています(謙遜?)が、これは海外の雑誌で見られるマキタ・日立の評と一致しています(評価機種は違い