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2011年5月に作成された記事

2011.05.31

2枚おろしの効能

2010_02_maserung_teaser技術は高まってきたのに何となく見た目がキマらない、と思う方は、木目の使い方について一度見直してみると良いと思います。という上から目線。

額縁や引き出しを作る際、4辺を連続した1本の板から取って、取った順番に並べると木目が連続して美しく見えることはよく知られています。但し、1-2-3-4と来て、4-1が連続しないのは凝り性としては気になるところ。

小箱などを作る場合は、1枚の厚い板を2枚にスライスし、すべての材の木目が連続するように木取りする方法があります。こちらも良く知られていますが、バンドソーと自動カンナ、(できれば)手押しカンナの3点セットが揃っていなければ若干シンドイTIPSではあります。

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解説の例: Continuous grain in drawers and boxes(上の写真とともに図面を拝借。)

上記以外にも、厚板を2枚におろせば木目そっくりさんの板がもう1枚できるわけで、作品が小物中心の方でもバンドソーは1台あると重宝します。
以下は、チョットだけ幅が足りない、と言うときに、なるべく木目が連続して見える木取りです。

1枚目。
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2枚目をあえて3枚にリッピングし、真ん中を残します。
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こんな感じの配置で、板矧ぎします。
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接着してざっとはみ出た接着剤を削ったところ。
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あんまり良い例ではなかったでしょうか。

接着部が水分を吸って膨張しているので、目違い払いは2~3日以上置いてからにします。

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2011.05.30

トランスフォーマーたち

独身寮なんかでは昔ながらのライティングデスクが付き物ですが、結局机の上を完璧にキレイにしないと畳めないので、有効に活用できているヒトは少数派だと思います。

こちらは、あのハーフェレが実際に発売しているベッド・デスクシステム。これなら、ノート、本、パソコンくらいまでは広げたままでベッドに切り替えることができます。詳細は分かりませんが、金具を売ってもらえるのか、木部を含む完成品に近いもので売ってもらえるのか。

ハーフェレ ジャパン : ベッド・デスクシステム Tavoletto

「多機能」「省スペース」家具に徹底的にこだわった会社がこちら。予想外の動きをするものもあり、見ているだけで面白いです。

サイトはこちら。Resource Furniture

「畳めるベッド」ということに限れば国内外いろいろなところから出ていまして、こんな感じ。

Lee Valleyで金具のみの販売もされています。

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Lee Valley: Fold-Down Bed Hardware Kits
Spring Box Hardware for Fold-Down Beds

動画を見ている分にはおーすごい、便利そう、と夢はふくらみますが、収納中に寝具(布団)をどうしておくか、と考えると、昔ながらのライティングデスクと同じくらいメンドクサイ気はします。

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2011.05.23

Axminsterの定盤調整

先日記事にしたとおり、ウチのヨーロッパ式の手押し・自動兼用機が立ちゴケして以来、定盤が狂ってしまって調子が悪かったのですが、重い腰を上げて調整したら意外とすんなり直りましたので報告します。

写真では分からないと思いますが、前後の定盤の高さ方向の平行度はほぼぴったり合っています。(長いストレートエッジがない(高くて買えない)のでアルミ引き抜き材で代用しています。)

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やったことは、上の写真の赤丸のところに1枚、0.3mmのアルミ板をシムとして挿入しただけです。

この機種は、ほとんどのヨーロッパ式兼用機と同じように、手押しと自動の切り替えの際には、前後の定盤をぱったんと開閉するのですが。

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開閉前後の写真をみていただくと分かるとおり(上から見た写真)、写真中A部が軸となって定盤が回転し、B部で受けるようになっているわけです。

こちらはB側。ロック状態。
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未ロック状態。(ロック機構(左斜めから挿入されている黒い偏心ボルト)に注目。)
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B部の「受け」側はB1とB2の2つのボルトの頭で支持されており、ロック機構で固定されます。B1とB2のボルトの高さを調整することで、左右の水平度の調整や、前後の定盤の平行度をある程度は調整できるようになっています。

ここをかなり無理して調整したりしてごまかしながら使っていたのですが、やはり具合がよろしくなく、考えた末に最も手間の少なく後戻りできる方法として、A部の軸(ボルトで固定)とシャーシの間にシムをかますことにしました。

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前後の定盤は互いに凸(両肩下がり)になっていたので、まずは後側の定盤をカッター胴に正確に合わせてから、前側の定盤が後ろ側と平行になるようにシムを入れました。0.3~1.0mmのアルミ板を用意しましたが、今回は0.3mmで十分でした。

久しぶりに板が定盤に吸い付く感触が復活し、結果は上々の様子。
頭に引っかかっていた項目が一つ減った気持ちです。

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2011.05.08

コートハンガー

週末に1、2時間くらいずつ、ちまちまやっていたのが出来上がりました。

早いもので子供が中学校に上がり、制服をかけるところがない、ということで、大好きなコサインさんのデザインを「大いに参考にさせて頂いて」、作りました。

脚にテーパーを付けたら格好良かったのですが、ウチの設備では手間がかかるのでヤメました。

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丸棒は、手すり用?でホームセンターに売っていたものを流用。集成材です。
タモって、和風で男性的?なイメージありますけど(ワタシだけでしょうか)、曲面にすると木目が柔らかで優しい印象。

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粗っぽい使い方をしても倒れないように、折り畳みはできない構造とし、下側の部材をヘビーにすることで、重心を低くしました。

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L450×W900×H1400、タモ(一部集成材)、シナベニヤ(棚板)、オスモウッドワックス仕上げ(ノーマルクリアー)。

「こんな大きいの、置くところがない。」、ですと!!

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2011.05.07

塗装中

オスモ2回塗り終了なう。

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塗装はオイルに限らず、塗ってから組むやり方と組んでから塗るやり方があると思いますが、皆さんはどちらでしょうか。ワタシは原則、塗ってから組むが基本です。そうしない方が明らかに良いと思われる部分のみ、後に残します(組んでから目違いを払う框組とか)。小物などは、組手のすき間を油研ぎが埋めてくれることを期待して、組んでから塗ることもあります。

塗ってから組むことの利点・欠点としては、
○接着剤のはみ出しが目立たない。
○塗るときに無理な方向から手を伸ばさなくて良い。入り隅など込み入った部分が塗りやすい。
×塗ってはいけない部分(接合部など)の養生が面倒。
×組んでから目違いを払ったり、面取りをするとムラになる。

組んでから塗ることの利点は、ほぼこの反対ですかね。

気分的には、この中では<接着剤のはみ出し>が一番の理由です。
が、正直、作業小屋が狭いので組み立ててしまうと塗りの際に作業者の立つ場所がなくなるという特殊事情も大きく影響しています(笑)。

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2011.05.03

3倍ぷしゅぷしゅ

幼稚なタイトルで申し訳ありませんが、記事を書こうとしてとっさに「エアダスター」という名称を思い出すことができませんでした。

先日、安さとコンパクトさに目がくらんで非力なエアコンプレッサーを購入したことは記事にも書きましたが、やはり吐出量12L/分というのはいかにも遅く、控えめに木屑飛ばしをしているだけでも充填が間に合わない、という感じになってしまいます。

ということで、エアダスターに取り付けると風量が3倍になる、というアタッチメントを購入してみました。今回購入したのは先端のアタッチメントのみですが、エアダスターとのセットも販売されています。アタッチメントだけだと1000円くらいで入手できます。

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何やら拳銃のサイレンサーのようです。(本物知らないけど。)

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非常に簡単な構造ですが、後ろの4つの穴から同時に空気が吸い込まれるため 、通常のエアーダスターの3~4倍の風量を発揮します、とのこと。

使ってみますと、確かに3倍くらいの風量アップは感じられます。元圧をいつもの半分以下に絞っても、さほどストレスなく掃除ができます。ただし、あくまで感覚ですが風量は変わっても風速は変わらない、という感じで、風の当たり方自体はマイルドになります。これで少しは圧空の消費が抑えられると思います。サイレンサーのような風貌ですが、音はすこしうるさくなり、「すこ~」という間抜けな音(失礼)が混じります。

ぼちぼちとやってきた作業の方は、何となく形になりつつあります。GW中には組みたいなぁ~。
と思っております。

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