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2010年1月に作成された記事

2010.01.28

小林さん再び

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ブログをやっているとふとした拍子でいろんなことを教えていただくこともありまして。

いつ頃でしたか、「小林式角ノミ」が生産中止になったというウワサがありました。私自身は疎くて、ブログのコメント欄でシリアスな木工家の方に教えていただいたのです(改めて感謝)。その時は、慌てて探してもホントにどこも売り切れで、趣味ながらも「今後はどうしようかなー・・・」と思っていたのです。

最近、また「もしかしたら」といくつかネットショップをさがしたのですが、どこも相変わらずでネガティブな書き方をしているところばかり。「あーやっぱりダメかー」と思いながらも、一軒「在庫切れ。メーカーからの入荷待ちで数ヶ月納期を頂きます。」と書いてあったショップを見つけました。「これってオーダーは受け付けてくれると言うことだよね」、とダメもとで注文してみたのです。

そしたら、何のことはない、翌日に出荷のメールがあり、翌々日にはウチに届いておりました。

肩すかしなハナシですが、どうやら沢山の消費者からの圧倒的なラブコールがあり、ほどなく生産を再開したみたいです。中橋製作所のサイトにお知らせが載っています。
中橋製作所: (新着情報)工場の稼動を再開致しました

上の写真で、左側が今回届いた小林さん。右のパッケージの方が馴染みがあるのですが、今回刷新されたのか、買ったショップが違うから別パッケージなだけなのか。

生産中止の際にあわてて「在庫あと2本です」って書いてある5.5mmのを買ったのですが(できれば6mmのが欲しかった)、もう少し生産再開を待っておくんだったかなあ。まぁ、それも縁のようなものではないか、と思っています。

何度か書いていますが、小林式を使いたいがためにマイナー機種の角ノミ盤を買ったくらいですので、なかなか量の出ない商品だとは思いますが末永く頑張って頂きたいと思っております。

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手押しブレード交換治具(2)

先日作成した治具を使ってみました。

(1)カッターブロックを手で回して、ブレードの上死点(円運動の中で最も上になる位置)を見つけて何らかのマークを付けます。

(2)古いブレードを外したら、(1)でマークした位置でカッターブロックをしっかり固定します。最も原始的には、木製のクサビを差し込むと良いです。

(3)ブレードを新刃に交換し、固定ネジを締めない状態でに、治具でブレードを押さえ込むようにして写真のように治具の磁石を定盤にくっつけます。右の拡大図の通り、ブレードは治具によって後ろ定盤と同一平面上に押さえ込まれますので、この状態で固定ネジを締めれば、ブレードは後ろ定盤とツライチになり、かつ3枚が全て(理論上は)同一位置に来ることになります。

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結果としては、ほぼ満足の行くものでした。作業時間は1カ所につき数分と言うところでしょうか。位置の再現性は何故か場所によってクセがあるようで多少ばらつきが出るようです。が、測定してはいませんが±0.1mmオーダーではほぼ揃えられたと思います。夜中なので試運転はできませんが今週末にでも試してみます。

この治具はもともと、Fine Woodworkingのサイトで紹介されていたもので、ブレードがバネで押されていないタイプのためのものです。(だからブレードに触れる部分も磁石になっています。)ウチの手押しのバネもとっぱらってしまう予定でしたが、松本さん情報でバネありタイプでも磁力で押さえるタイプの治具があることを知り、今回はそのまま試用してみました。バネ付きであれば、ブレードに触れる部分の磁石は磁石でなくてもアルミでもよいのですが、作りやすさの面では寸法が全く同じ3つの磁石を、定盤の上で接着するというのは良いアイデアかなと思います。

FW : Jointer Knife-Setting Jig(動画)

最後に、この種の手押しの刃の交換で、手をスパッッッッと切る人は多いようです。スパナでスカシを喰らうと結構な確率で恐ろしいことになると思います。安全対策としてこんなのはどうでしょう。

文房具で、ホワイトボードに紙資料を貼り付けるのにバー状の磁石がありますよね。あれの適当な寸法のものを刃の上に無造作にピタッとくっつけます。本当は刃の形にプラスチックで覆うようなカバーのを用意すればよいと思いますが(「レ」型断面など)、この磁石1本だけでも安心感が全然違います。ただ今回の治具との併用はできませんので、もう少し気の利いたカバーを考えてみます。

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できれば革製などの手袋をしたいところですが、結構細かい作業なのでイライラしますよね。

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2010.01.27

手押しブレード交換治具

早速、手押しカンナのブレード交換治具を作ってみました。

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磁石は普通のフェライトのものを買いました。

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鉄の定盤の上に3個並べて、接着剤を塗ります。

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アルミの角材を押しつけて接着します。アルミ角材は今回はホームセンターで切ってもらいました。
これで接着剤が固まれば、3個の磁石はきっちり同一平面上に並ぶことになります。

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2組作りました。接着剤はシリコーン系のものが良いようですが、半日くらい硬化にかかるようなので、テストは焦らずに明日以後にすることにしましょう。

よく考えたら真ん中の磁石はどちらかに寄せた方が良かったでしょうか。まあ試してみましょう。

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2010.01.26

Axminster兼用機のブレード交換

調子よく使っていたAxminsterの自動・手押し兼用機ですが、急に刃が摩耗したようで逆目が目立つようになりました。ウレシくてがんがん酷使していたのがたたったのか、あるいは思い返せば、この前自動モードで切削厚みを少し欲張って詰まらせかけてしまい、その際に刃に無理がかかったのかも知れません。

とりあえず、替え刃を1セット用意してあったので、交換してみることにしました。
PR動画ではいとも簡単に交換していますが、これがなかなかくせ者でしたよ。

動画を見て分かる通り、この機種の刃は下からバネで押されており、専用の治具で刃を押しつけながらチャックすることにより、3枚の刃を全て定盤とツライチに固定できることになっています。(図は説明書から借用。)
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棒状のものが3本写っていますが、右から、刃を押さえる金具(名前はチップブレーカー)、替え刃、取り付け用治具です。取り付け用治具がいかにも「やっつけ」でちょっと不安になってきました。
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まず、チップブレーカーが、真っ直ぐでなく微妙に反っていて、刃に対して凸に当たります。ネジを締め込んでいけば密着するのですが、「仮留め」の状態が維持できず、調整がきわめてやりづらい。鋳物だったら叩くと割れて取り返しがつかないので、とりあえず修正せず放置しています。が、あえて凸にする意味があるのか、それとも工作精度の問題なのか。

次に、付属のスパナの厚みが厚く、カッターブロックとチップブレーカーの間のすき間に入らず、ボルトが回せません。イミフw (注:「意味不明」の意。)
スパナをグラインダーで削って対処しましたが、強度的にナメそうで、もう少し高級なスパナを用意した方が良さそうです。

一番の問題は、刃を押すバネが思いのほか強く、左手で治具を押さえながら右手でボルトを締めている間にどうしても徐々に押し戻されてしまいます。チップブレーカーが反っていることとも相まって、何度やってもきっちり押し込めた状態で固定ができません。むきー。

そのうち、だんだん押さえている左手がプルプルしてくるし、刃の両端は治具が当たって見るからにキズになってるし、ふとした拍子でスパスパ切ってしまい両手ともキズだらけになるし、・・・と何だかんだで、その日は放り投げてフトンに潜り込んでしまいました。

あくる日、か弱い腕力をカバーするために、治具を押さえる治具を作ることを思いつき、作業小屋にリベンジに向かいました。結局、治具など作らず、写真のように端材の棒っきれをクランプしてごまかしました。(ものぐさ)

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作業効率は大幅アップし、ものの10分くらいで3枚交換することができました。試しに手押しをかけてみましたが、問題なく削れるようです。が、後で確認すると、これでもまだ3枚の刃の高さは合っておらず、コンマ数ミリの差があるようです。厳密には一番出っ張った刃に負担がかかるわけだし、切削面も荒れると考えられるので、もう少しネチネチと調整できるような仕組みを考えてみたいと思っています。

交換後の刃。(キタナクて申し訳ない。)
どこか研いでくれる業者を捜したいのですが、オススメがあればご教示下さい。
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2010.01.25

バーズアイ・2

1/19と同じタイトルですが、今回はホントのバーズアイ(笑)。

先週末に、仕事で東京ビックサイトに見物に行ってきたのですが、少しだけ時間を作って新木場に寄りました。
今回の目標は、手はじめと言うことで、DIYerに有名な「もくもく」さん。割と駅から近い。と言うかほぼ駅から見える位置にあります。

お店は一般消費者向けのキレイな作りで、材料も両面プレーナー済みで、幅・長さも細かく切り揃えてあるものがほとんど。その分ちょっと割高かなという印象。奥の方の倉庫には荒材もありそうでしたが。

割高かとは思いつつ、縮杢と鳥眼杢の入ったメープルの小さいのを買いました。もう少し散策して他の店も見ようと思っていたのですが、1軒目で微妙な重量を買い込んでしまい、面倒になったので「回れ右」してかついで新幹線で帰ってきました。

今回の獲物。右から2000円、2100円、2400円。薄く割いて小物に使えばこれだけでも使いではあるでしょう。
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端にテーパーがかかっているのでもしかしたら端材か何かと思ったのですが、帰ってから木目を眺めてわかりました。柾目取りですね。杢の入った材なんて買ったことがなかったもので。

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2010.01.22

板矧ぎなう。

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某つぶやきサービスで言うところの「板矧ぎなう。」

手持ちのビーチの最後なので、端尺しかも色の合わない材を無理に矧いでます。長かった「端材消化月間」もだいぶ終わりが見えてきました。

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押入からこんなものが出てきました。ずいぶん以前に作りかけていたものですが、どうやら、捻り組接ぎ・・・twisted dovetail みたいなものに挑戦したかったようです。途中でうっちゃってありますが、今見るとかなり「あちゃー」な感じ。引き続き作る気にもなれませんが、それ以前にかなり反っていて続行のしようもありません。

確か当時は機械はバンドソーくらいしか持っておらず、一分のノミさえ持ってなかったと思います。(ピンのピッチが広い。)我ながらよくトライしようとしたなあと思います。技術も道具もありませんでしたが、野心だけはあったみたいです。

何の偶然か、近しい者からの注文で当時と全く同じものを作ることになり、板矧ぎから再スタートしている次第。この課題を越えないと次に行けないという思し召しですかね。仕口をどうするかは考え中です。

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2010.01.19

バーズアイ

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上の写真は、Google Earthで上空から見た、私の工房です。
と言っても、上側の黒い四角は母屋(住居)で、左下に申し訳程度にピコッとくっついているやつです。
(ディスプレーから2~3m離れて、目を細めて見た方が良いかも知れません。)

まさか写ってないだろうと思いましたが、見つけた時は一人で笑ってしまいました。

(※ 母屋も十分小さいとか言うヤツは逝ってよし)

ブログによると、2005年のゴールデンウィークに「建築」に着手し、以来かれこれ5年になろうとしています。この、人工衛星からは3ピクセルくらいしかないちっぽlけな場所で、夜な夜ないろんな事を悩み、あがきながら、作品数は少ないながらこつこつとほぼ一人でいろいろなものを作ってきました。そう思うと感慨もひとしお

・・・・てなことは全くないのですが(笑)。

2月から、本業の方で異動が決まりました。子供もややこしい学年になりつつあり、ヨメも曲がりなりにも仕事があり、ということで単身赴任決定です。JR在来線で1~2時間くらいの距離のところなので、あまり深刻に考えてはいないのですが、この作業小屋を離れて趣味の木工をどうしようか、は目下思案中です。

と言うより、当分は、家族そして自分の環境の確保と心身の健康の方を最優先にしたいと思います。でも、あれこれ思い詰めると気が滅入ってしまいますので、多少の夢想(笑)は許されますよね。 単身赴任先を丸ごと秘密基地にしてしまおうか、とか・・・・。

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2010.01.15

JETの8インチ手押し/自動兼用機レビュー

自動や手押しは、製材ひいては木工の基本の機械であるわけですが、現状日本ではアマチュアには選択肢が少なく、かつ価格・サイズの面で、趣味をつきつめていく上での最初のハードルとなるケースが多いと思われます。(人の道を外れる最初の踏み絵とも言う(苦笑)。)

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以前の記事で、JETの"B3NCH"シリーズの一部をオフコーポレーションさんが取り扱い開始したことはご紹介した通りですが、その意味で、8インチ手押し/自動兼用機JJP-8BTは、個人的にはこれからのアマチュア木工家の福音となる可能性があるのではないか、と密かに目しておりました。

昨年末の発売後、程なく品切れとなり、次回は3月目処のようですが、この間に日本で購入、使用された方のレビューを集めてみたいと思います。ググれば出てくると言われればそれまでなんですけど・・・、見つけ次第追記します。

ガレージ木工ブログさん
 JET 手押し/自動かんな
 JET JJP-8BT 組み立て
 JET 手押しかんな 試し切り
 JET 自動かんな 試し切り
 写真が多く紹介されていて参考になります。
 気になる自動のスナイプは、ある程度はあるようですね。手押し側は、集塵の面でダストシュートでは少し「おこぼれ」がある様子です。

ガラクタだけが人生ださん
 JETのカンナ盤キター
 サイズや重量、騒音のイメージが参考になります。

スプラの製作記さん
 JET 200mm ジョインター/プレナー JJP-8BT 到着
 試運転
 JET200mm JJP-8BT 使用レポート
 不具合があったようですがオフコーポレーションが新品と交換対応した様子。
 やはり騒音は気になるようですね。

今のところ決定的な欠点はなさそうで、ヘンな言い方をすれば、手カンナ(など)で修正できる腕がある前提で「使える」、という感じではないかと思います。

兼用機の経験者としては、通常は手押し→自動の順が原則なのですが、たまに自動の時に手押しに戻りたくなる時が案外あるもんです。他の機種ではダストシュートはフリップフラップ(バッタンバッタン)で工具レスなのですが、この機種はネジ止めが必要なようで、少し面倒かも知れません。その辺りは省スペースという恩恵のための割り切りだと思います。


通るかどうか分かりませんがトラックバックできる方にはトラックバックします。
勝手にリンクしますが、ご笑納下さい。

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2010.01.14

折り畳み式作業台 他

■P-TOOLS.COMより、折り畳み式作業台 と JT160販売再開

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宣伝メールで皆さんご存じと思いますが、
(1)下にも出てくる「テクノトゥールズ」製の折り畳み作業台が期間限定特価セール中。
納まりが良いので、畳んであると一見して木工作業台とは思えないです。ちゃぶ台で似たようなのを自作したことがありますが、壁にコーススレッド2本ほど固定すれば思いのほか強固で、カンナがんがんかけてもびくともしませんよ。
http://www.p-tools.com/sjobergs2/0001.htm

(2)長らく日本で全国的に欠品だったJT160の販売再開のお知らせ。プラス期間限定特価セール中。
http://www.p-tools.com/delta2/jt/jt160.htm

■テクノトゥールズより、プランジタイプ丸ノコ登場。

一時期FESTOOLのものを扱っておられましたが、「諸般の事情で停止」、AGP社製のものでプランジタイプ丸ノコの取り扱い復活とのことです。
プランジタイプ丸ノコ、プラス、ガイドレールのセットと、FESTOOLの切断・工作作業台MFT3とのセットの2種類がラインアップ。って言うか、レールはFESTOOLとコンパチということですね?

ガイド付き丸ノコは個人的にはオススメです。設備がまだ十分でなくて精度が出ないとお悩みの方には、少ない投資で効果の大きいものだと思います。さらに安く上げたい向きには、EurekazoneのEZスマートガイドが、EZスマートガイド普及会・日本支部長(自称)としてはオススメですが、長くなるので項を改めたいと思います(笑)。

詳細は下記トップページから中ほどのカタログを参照下さい。

テクノトゥールズ

■Woodworker's Supplyの広告メールより。

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GEETECHの自動カンナ/モールダー兼用機。$400でセール中です。13インチで、定盤は鋳造のようですし、表記仕方が誘導モーターっぽいので、そうであれば自動カンナ機能だけでも案外良いものかも知れません。GEETECH自体はあまり聞き覚えのあるメーカーではありませんが、実はいろいろなところのOEMをしているところです。59kg。

Woodworker's Supply : GEETECH 13" PLANER/MOLDER

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当ブログで紹介して思いの外反響の高かったあの棚が、キットで登場。買う人おるんやろか・・・。

Woodworker's Supply : 18" RAFTER STORAGE UNIT

■パネルソー 兼 材料ストック台車

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発想は良いと思います。Plans Nowでプラン$6。
Plans Now : Panel-Cutting Lumber Cart

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2010.01.13

ルーターテーブルの位置決め装置

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Bench Dogのルーターテーブル、私にとって今はなくてはならない存在となっています。テーブルソーのウィング部分に取り付けるタイプです。

鋳造のテーブルで精度がアップし、BOSCHのルーターの高さ調整ダイヤルのおかげで高さ方向の精度・再現性は必要十分に確保されました(と思います)。Bench Dog純正のフェンスも、堅牢で精度が高く吸塵機構など細かい点についても申し分ないのですが、ルーター軸からフェンスまでの距離が依然として目検討であり、木槌でコツコツやって調整するしかないところがどうにも不満に思えてきました。

高さ方向の位置決め、つまりルーターリフター関係はここ数年でいろいろなものが出ましたが、横方向の位置決めにあたる、フェンスの位置調整機構については、ネットでググる限り5年前と状況は変わらずで、IncraかJointechしかなさそうです。

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Incra : Router Table Fence メインページ

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Jointech Clincher
同 Cabinet Maker's System

IncraならLS PositionerかUltra、あるいはUltra Liteあたりを財布と相談で選択することとなると思いますが、あるいは"Original Incra Jig"というのが安価そうですが、どこまで使えるものでしょうか。

JointechではClincherを単体購入して今のフェンスに組み合わせる方法と、追加費用を出してCabinet Maker's Systemあたりのセットを購入する手があります。Incraは単体売りがあるのか不明。ルーターテーブルでのマイターゲージ機能についても考えるところがあり、さもいろいろできそうなCabinet Maker's Systemは魅力的ではありますが、多分大部分現在のBench Dogのフェンスと機能面でカブっているんだろうなあ~。

どちらにせよ、横に大きく張り出すのがいかにもオーバーな印象で、かつワタシのようにルーターの右側が狭いと取り付けるスペースがなく、一工夫要りそうです。

ということで、ツールレビューと言うよりは、どなたか上記以外の情報をお持ちの方はご教示下さい。

(Update1:acanthogobiusさん情報より)
Woodhaven社のフェンスに後付け式のアジャスター。

Woodhaven210

Woodhaven 210 Fence Adjuster
詳細は不明ですが、$65はフェンスなしの価格だと思います。
スケールは1/32インチ単位、ストップブロック2つ、固定用クランプが付属。原則Woodhaven社のルーターテーブル&フェンス用ですので他社製品には改造必要な可能性ありです。

(Update2: levileviさん情報より)
Kregのルーターフェンスシステム。
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テーブルソーのフェンスと同等のT-square型。3/4~1-1/2インチ厚のテーブルに取り付け可能。フェンス込み$200なので、これからルーターテーブルを考えている人には良い選択肢になりそうです。

但し、ウチのようにテーブルソーと合体ロボの人は付けづらいかな。実はどっかの有名どころのテーブルソーフェンスとコンパチ・・・な~んてことはないでしょうか。GrizzlyからテーブルソーのフェンスのT部分だけ購入してBench Dogのフェンスに取り付けるなんて言う手もあるか・・・などと夢想してみる(笑)。

Kreg : Precision Router Table Fence

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2010.01.10

ピルケースできた

小物が続きます。自分用に薬を携帯するケースを作りました。

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ワタシ実は頭痛持ちなんです。もっと重度に苦しんでる方は沢山いらっしゃるのでそう言うのもおこがましいですが。で、市販の鎮痛剤で十分良いのですが、特定の薬をいつも鞄に持ち歩いています。発症頻度はそう多くはないので、必然的に長いこと薬を鞄の中に入れておくことになるのですが、そうするとそのうち紙箱がグチャグチャになってしまい、美しくないので、専用のケースを作ろうと思い至りました。

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わざとらしく上の写真の右側に置いておいた薬が、シート?ごとピッタリ入ります。
接合は留めの雇いザネを用いました。フタは本印籠にしようと思ったのですが、端材が寸足らずで、結局付け印籠的処理になってしまいました。

あんまりデザイン的には気に入っておらず、要検討。各部材がまだ厚いのかやぼったい。て言うかただの箱だなこりゃ。
メープル、オイル(桐油)仕上げ。


気を取り直して以下、製作過程を少しだけご紹介。

イケイケ雇いザネ溝掘り君1号。我ながらしょぼい治具だ。
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付け印籠の「付け」以外の部品が揃ったところ。雇いザネの溝は付け印籠部分は掘らなくて良かったことにこの時点で気が付いた。自分用だからイイや。
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組立てはクランプを用いましたが、精密な小物ほど、力でねじ伏せるのではなく、全体を均一に軽く締め付けられる方法がよいですね。真田ヒモとかつかうんでしたっけ。より各部材の精度が求められるところです。
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2010.01.09

板矧ぎをスマートに 他

■板矧ぎをスマートにやるTIPS。

洗濯ばさみの親分みたいなクランプを上手に利用した板矧ぎの流儀。なかなか手際よいですね。
片面にしか接着剤を塗っていない(ように見える)点、ハケ、筆などで塗り延ばしていない点は気になります。

Woodsmith TIPS: How to Save Time & Trouble When Gluing Up Panels

■DIY CITYがアメリカからの荷物転送サービスを開始。

郵便、USPSなどで送れるものに限りますとのこと。かつ、輸入代行オプションはないので、自分で注文、決済が必要なようなので、マニアの皆様にはどこまで活用する意義があるかは疑問です。転送サービス費用は20% (最低$10.00)。

DIYCITY : USAお荷物転送サービス開始

同サイトで目に付いたのは、他にFESTOOLのテーブルソーCMS実演会のお知らせ(1/16、於 新木場)など。

■手押しを使わず矧ぎ面を出す方法。

方法としては良く知られる方法ですが、ルーターテーブルで手押しカンナの代替をする方法の詳説です。

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WJ : Rout Airtight Edge Joints with a Jointer Fence

ワタシの密かなオススメのBenchDogのルーターテーブルのフェンスには、実はこれを実現するための治具が標準で付属しています。と言っても、金属の棒2本ですが。ワタシ自身は使ったことはありません。

■$200のRIKONバンドソー。

Highland Woodworkingで、セール中。卓上のバンドソーで安くて良いのがあったら欲しい。(あと置けるスペースも。)
孫引きで申し訳ありませんが、こちらで教えていただきました。

上総木工交流会:Rikon 10" Bandsaw 10-305

■Rocklerのルーターテーブル集塵機構。

ルーターテーブルはタスクによって木屑が横に飛んだり下に飛んだりして、完全に集塵しようとすると結構大がかりな工作になってしまいます。

一目瞭然ですが、Rocklerの文字通り「ゴミバケツ」と名付けられた集塵機構キット。
必ず4インチ(100mm)の集塵システムで使用し、Shop Vacは使わないようにと書いてあります。
3232105500

Rockler : Dust Bucket Dust Collection for Router Tables

2口の集塵ポートを接続するポートだけ単独でも販売されており、似たような構造を自作する他に、バンドソーの集塵とか他にも使い道はありそう。
Rockler : Dust Right Router Table Dual Port

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2010.01.07

今年の目標みたいな

昨年も同じタイトルで抱負めいたことを書きました。
今年は事情があって詳しくは書けませんが自分用のメモとして箇条書きしておきます。

木工全般について。
 ・継続できる環境作り。できれば小物チャレンジ。
 ・新しい道具・・・ではなく新しい技術に挑戦(笑)。
 ・make it smart

ブログについて。
 ・自然体。
 ・入門者の頃の視点を忘れず。

昨年からの継続事項としては、
 ・良いものを見る。
それから、
 ・SketchUp習得。

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サイコロの中にサイコロ 他

■SawStopの対抗馬となりそうな、新しい安全機構のプロモーション動画。


テーブルソーの新しい安全機構で、刃から約1インチ以内に近づくとブレーキが作動し、1秒以内に刃が停止するとのこと。SawStopのように一度動作するとクラッチとブレードがおシャカになってしまうということはありません。その代わり、瞬時に停止はしませんが、現実解としてこちらの方が好まれるかも知れません。付加機構として紹介されている、吸塵機構や切り終わりに材料が落っこちない仕組みは、発想的にはトリトンの流れを汲むものです。

残念ながら未だ製品は市販されておらず、技術の詳細は明らかでありません。提案元のWhirlwind Toolはハードウェアを製造・販売するつもりはなく、機械メーカーからライセンス契約を結びたいということのようです。
レトロフィットで、既存のテーブルソーに付加できるならば売れるかも知れません。ただカバーを付けないと動作しないと言うのであれば、考えものかな。

(追記)この安全機構がどれだけ有益か分かりませんが、このおじいいさんの材料の押し方は危険だと思います。

■サイコロの中にサイコロ。

中のサイコロは真ん中の窓からは出し入れできず、一体成型でカットラインもありません。
これを作者は極めて一般的な機械・・・種明かしするとボール盤-だけで作ります。動画の途中で思わず「なるほど~」と思ってしまいました。
サイコロの中にサイコロ、の中にサイコロ、の中にサイコロ・・・も技術的には可能?

以上、ToolCrib Blogより。

■OTOROクランプ

アマチュア木工家の間では有名なオフコーポレーションが、OTOROという独自ブランドを立ち上げました。
現在ラインアップを取り揃え中といった格好で、特殊な形状のルータービットが主ですが、このパイプクランプはちょっと気になります。ユニークな構造はともかく、IRWINもポニーも作りが雑なので、日本的に丁寧に作られていると良いのですが。現在、発売記念!で6個セット1万円弱。

オフコーポレーション:OTORO クランプ

■Popular Woodworking誌が選ぶ、今年のBest New Tools 2009。
以前から少しだけ思ったのですが、このBest New Tools、個人的にはあまりピンと来るものがありません。

個人的に賛同できる、あるいは興味を引かれるのは、
BENCHCRAFTED Tail Vise
SAWSTOP Contractor Saw
VERITAS NX60 Block Plane
くらいかな。
Kregのは先日触れましたが一式セットはどうにも高価で、ビット、あるいは考え方だけを流用したいです(笑)。

詳細はリンク先で。
PW: Best New Tools 2009

■(追加)フクロウの中にフクロウ。

年始に里帰りして、こんなものを見つけて買ってきました(子供が)。

手づくりショップ ようこそ: 透かし彫りフクロウ

フクロウのおなか部分が透かし彫りになっているのですが、サイトの写真ではよく見えませんが、何と、ふくろうのお腹の中に、子供のふくろうが掘られています。「歯医者さんで歯を削る細いドリル(ルーター)で彫っています」とのことですが、小さいのは千円ちょいで売られているんですよ。

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2010.01.06

Kreg Precision Beaded Face-Frame System

框組の面取りの縦横の接合部分をキレイに納めたいだけのために、いわゆる馬乗り加工をアマチュア的な設備でやるとすればどうするのが良いのか、たびたび考えています。細かいことをと笑われるかも知れませんが、「神は細部に宿る」、です。

下の動画はKregの製品ですが、多分用語としては馬乗り加工ではなく、日本では面腰と呼ばれる処理に当たると思います。強固なマイターフェンスで材料を横方向にスライドさせて、45度の面を持つ専用ビットで対する框の幅だけ数ミリかき取ってしまいます。同様に差し込む材も同じだけ面取りして組むと言うことになります。

Kreg Precision Beaded Face-Frame System from Kreg Tool Company on Vimeo.

動画の最後ではKregらしくポケットホールで組んでいますが正直勿体ない(笑)、私の脳内シミュレーションではこのやり方でホゾ組でもいけると思います。

Woodcraft : KREG Precision Beaded Face-Frame System
セットが$500弱と高価です。やる気があれば、Notching Bitと呼ばれる専用ビットだけ入手したら、あとは自作と創意工夫で何とかなると思います。

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