バンドソーブレードカバー
うちのバンドソーは、発売年次としてはかなり古いのですが未だに安くて良いと評判の高いG0555。
オンオフスイッチは使いやすい位置にあるのですが、すぐその横をブレードの「帰り」が走っており(写真赤矢印)、材料の方に注目しながら手探りでスイッチを触ろうとして、ここに手を突っ込むんじゃないかとヒヤッとしたことが何度かあります。
黒いプラ製のコの字型のカバーの下の方を走っているのでそうそう大事には至らないと思いますが、万が一ということも考えてカバーを付けることにしました。
そこら辺の端材で作ったので貧相です。
これを作ろうと思った2番目の理由は粉塵対策です。これまで何もなしだと下の方のすき間から木屑(粉塵)が盛大に吹き上がって難儀していました。紙粘土を詰めたり、軟質プラスチックシートを磁石で貼り付けたりしてごまかしていたのですが、今回このカバーの下の部分の形状を工夫し、すき間もきっちりと覆うことで防塵対策も兼ねています。
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コメント
50HZで問題の発生したバンドソーですね。
60HZでは問題ないようで何よりです。
スイッチの位置もブレードの張り方もDELTAと
同じだと思うのですが指が入りそうな危険を
感じたことはないです。何故だろう?
粉塵が吹き上がることはないのですが、バンドソーの集塵は、ほとんどあきらめています。
使い終わったら内部にたまった木屑を吸い取る
程度です。
投稿: acanthogobius | 2009.12.14 12:36
ええっ、ブレードの左側が外に出ているのですか?
今までそんなバンドソー、知りませんでした、って、気が付かなかっただけでしょうか。
確かに奥に引っ込んではいるけど、なぜカバーが無いのか、逆に不思議でたまりません。もちろん、私のバンドソーはぐるり囲んだ中にブレードが走っており、ブレードは外に出ていません。
最近思い込みで、新たに知らされたことがたて続きです(笑)。
投稿: 松本 | 2009.12.14 16:24
すみません、上の発言、一言余計だったかも
しれません。
不都合でしたら削除してください。
投稿: acanthogobius | 2009.12.14 16:42
acanthogobius さん
grizzlyの50Hz問題のことでしたら、本ブログでは何度も言及しているので問題ないです。少なくとも現在はTAMA CRAFTさんはモーター交換を前提に販売をしているようですし、オフコーポレーションのOEM品は日本対応を謳っています。もしかしたら今はGrizzly自身も改善しているかも知れませんが、そこまでは確認がとれておりません。
コの字のカバーの奥の方を走っているので、確かに実際は怪我することはあり得ないかも知れませんが、ワタシのように白魚のような指だと入ることもあるかも知れないと思い、カバーを付けました(笑)。
松本さん
日本のバンドソーはしっかりカバーされているんでしょうか。DELTAも似たような構造のようですので、向こうの製品には珍しくないように思います。向こうのバンドソーは万能選手の扱いで、頻繁にブレードを用途によって交換するので、カバーが面倒という発想になるのかも知れません。
投稿: かんりにん | 2009.12.15 02:10
うんうん、白魚の指、格好良いforestさんなら良く分かりますよ(笑)
少なくとも私はブレードがむき出しと言う記憶が無いのです。今もっている有名なBS-10Kも、リョービのBS-401も一体カバーの中を通っています。訓練校の大きなやつも出ていなかったです。
アメリカ製を良く知りませんが、それが普通なんでしょうかねえ。まあカバーをつけることは良いことですよね。
Grizzlyの件はかなり昔のことなので、今はどうなっているのでしょうね。いつか話したことがありますが、東日本の50Hz地区の人はヨーロッパから、西日本の60H地区の人はアメリカから購入される方が安心できますね。
投稿: 松本 | 2009.12.15 14:58
もしかしてExtension Blockを付ける際にブレードカバーを付け忘れ・・・なんてありませんか?
Extension Blockのキットにブレードカバーが含まれているいるようですが?
間違いでしたらごめんなさい(^^;
投稿: monaco | 2009.12.15 21:11
monacoさん
情報ありがとうございます。
「ブレードカバー」というのは刃の後ろ側のコの字型のカバーのことだと思います。今は改善されているかも知れませんが・・・。
松本さん
レクソンのは一体型のカバーになっているのですね。この方が防塵上も好ましいように思います。50Hz地域はヨーロッパというのは正しいと思いますが変圧器が事実上必須になりますので、コストメリットが薄れてしまい、その辺りは考えものですね。
投稿: かんりにん | 2009.12.15 23:21
50Hz地区の方はヨーロッパと言うのは、安全からの提言ですので、100%能力が発揮され無くて、もとにかく問題なく使えると言う選択肢です。日本で使えば若干電圧が下がりますので、その分トルクが減少しますが、変圧器を入れなくても、普通の使い方では問題ないはずです。
つまり、普通の使い方は、常に100%のトルクが要求されているわけではないということです。例えば手押しなら、送り速度を下げれば良いし、自動かんな盤なら切削厚みを少なくすれば問題なく使えるはずです。
念のために、上記は誘導電動機の話で、ルータ等ブラシが付いているやつは、アメリカでもヨーロッパでも問題なく使えます。
投稿: 松本 | 2009.12.16 16:52
松本さん
変圧器が事実上必須と書いたのは、向こうの220~240Vの仕様を頭に置いてのことです。日本でも200V配線が使えれば別ですが、そうでなければさすがに変圧器はないと困るというくらいの意味です。
投稿: かんりにん | 2009.12.16 17:32
反論で申し訳有りませんが、変圧器は突入電流等でかなり容量の大きなものを選定する必要がありますので一般的ではありません。
逆に今の世の中、単相三線式が一般的で、どこの家庭にも単相200Vは来ていますよ。もし現状が100Vしかない受電なら、電力会社へ言って単相三線式にしてもらえば良いのです。無料ですから。但し受け側の受電盤は新たにする必要がありますが、変圧器を買うより安くできますよ。
ここからは関係有りませんが、上記の状況からして日本でも単相200Vは一般的になっている現状を踏まえ、木工マシンあるいはその他のマシンも、単相200V仕様にしてもらえると、モータ容量もより大きくすることが可能で、動力用3相電源でなくとも、簡単に一般のアマチュアが対応することができ、そうすることで機械の需要もどんどん広がり、当然この手の機械産業の発展につながると、良いこと尽くめのような気がしますが如何でしょう<メーカさん
ご存知のように現在の日本の機械は、単相なら15A以下と暗黙の了解で作られています(消費電力で約1500W以下)。それを超える場合は3相200Vあるいは400Vしかない状況なのです。
投稿: 松本 | 2009.12.17 09:43
松本さん
コメントありがとうございます。
住宅の電気配線は詳しくありませんが、仰るように200V配線が既設あるいは簡単な工事で何とかできるなら良いですね。
200V用に線を新しく引くとなれば、素人としては電気工事屋さんに頼むしかなく、その分の費用は見込まないといけないと言う点では、結局コストメリットという意味では響いてくると思います。
ウチの英国娘は、(1)200V配線を庭の作業小屋まで新たに配線、(2)2000Wの変圧器を新規購入、ということで、結局(1)に3万円弱、(2)に4万円弱かかりました。変圧器はもっと大きいものを使用するように推奨されますから、この価格帯のものでもその部分は「自己責任」となります。
ただし、真剣に比較検討はしていませんが、やはり200Vと240Vの差は大きく、200Vのままではちょっと頼りない気がしますね。(あ、60Hz地帯だと元々馬力は減るんでしたっけ。もう一回復習しなくちゃ。。)
投稿: かんりにん | 2009.12.17 10:40
トルクは、(V/f)^2に比例します。
240V、50Hzの場合は(V/f)^2=23.04(100%)
200V,50Hzの場合は16(69.4%)
200V、60Hzの場合は11.11(48.2%)
となりますので、50Hz地域の人達は約70%となり若干不足はしますが、まあ使える範囲ではないかと思います。上にも書いているように、あとは使い方で何とかなるでしょう。
ところがforestさんの60Hz地域では半分以下になりますので、使い方を工夫してもやはり厳しいですよね。
ですから、最初に言っているように、60Hzの地域の人たちはアメリカから購入した方が良いと言うことです。
投稿: 松本 | 2009.12.17 15:11
松本さん
解説ありがとうございます。
Axminsterの兼用機はアメリカ勢に比べて安価のため、購入を決めたのですが、あれこれと追加費用がかかって、JETかGrizzlyあたりのアメリカ勢の兼用機と比べて、トータル価格としてはどうだったんだろうという気もしてしまいます。
空港にお迎えに行くのも費用がかかりましたし。
もう取り返し付かないので正確には計算していませんが(笑)。
投稿: かんりにん | 2009.12.18 12:10