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2009.10.28

馬乗り加工?

シリアスなアマチュア木工家の方が、框の45度の面取りを馬乗り加工で実践されているのを見て以来、(この方は日本の昇降盤で面取りカッターを活用されているのですが)欧米式のテーブルソー、あるいはルーターで同じようなことができないかなあと思っていました。

テーブルソーならこれかなあ。

M_molder_2

Blades LLC: Magic Molder

テーブルソーに取り付けて、シェーパー的な加工ができる製品です。交換可能な刃物(「プラグ」)とブラケット(ヘッド)を組み合わせて使います。ヘッドが$200(軸径により3種類)、プラグが$100程度。風評では仕上がりはそこそこキレイらしいです。

私の頭の中では、P-4 Concave V-pointという刃物を使えば、馬乗り加工ができるんじゃないかと思います。
P004

ルータービットで、45度面取りビットが上下反対向き(△ではなくて▽)に付いているのがあれば、同じようにルーターテーブルで加工ができると思いますが、そのようなビットは見つけられていません。レール&スタイルビットの類では装飾性の高いプロファイルのものは沢山ありますが、単純なものは見あたりません。

これなんか近いんですが、惜しむらくは頭のネジが邪魔くさい。
freud : Laminate Miter Joint Bits

面倒ですが、テーブルソーで刃を45度に傾けて切る手ももちろんあると思います。

最近はコンマ数ミリの面取りでも、ぶつかるところをどう処理するか悩んでしまいます。コンマ数ミリで馬乗り加工する人はいませんよね?ツライチにせずにどちらかを一段落として避けるのも意匠的にはアリかなと思います。

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コメント

こんにちは、45度は簡単にできるので、日本で用いられてきているのでしょうね。

アメリカでは一般に框組にはRail&Stile Bitを使いますよね。これは俗に言う馬乗りです。でもこれはホゾが短いため、強度的に大きなものや重たいものには厳しいです。そこで考え出されたものが、このホゾを長くするBitです、

私が以前紹介していますが、普通のRail&Stile BitでExtended Tenonというのがあります。但し45度じゃなく、Rail&Stile の形状ををそのまま延長したものです。これが一番簡単な気がします。上でforestさんが希望しているbitそのものです。
http://blogs.yahoo.co.jp/toshim11/27195976.html

なお、上の紹介はFreudですが、Infinityにも同じようなBitはあります。Shakerタイプはすっきりしてますので、私は好きです。
http://www.infinitytools.com/Extended-Tenon-Bits-For-Entry_Passage-Door/products/1410/

投稿: 松本 | 2009.10.28 10:57

私は結局、工房悠の杉山さんの真似をしている
だけですが、方法は色々あると思います。

「単純なものは見あたりません。」
私はWhitesideのstraightを使っています。
http://www.routerbits.com/cgi-routerbits/sr.cgi?1256697759_26979+81

「一段落として避ける」
オークヴィレッジの家具はほとんどこの方法です。

投稿: acanthogobius | 2009.10.28 11:49

松本さん、acanthogobiusさん

コメント・情報ありがとうございます。

松本さんのブログ記事ももちろん拝見していましたが、Freudのビットはいずれもプロファイルが好みに合わないと思った記憶があります。好みと言っても、ホントに単純な面取りができれば良いと思っているだけなのですが^^;。

今回、松本さん、acanthogobiusさんに教えていただいたビットは、ShakerやStraightあたり次の機会にポチしてみたいと思います。ありがとうございました。

生産性を追求しなければ、テーブルソーで刃を傾けてやるのが一番安上がりで楽しいかもしれません^^。

投稿: かんりにん | 2009.10.28 12:11

私はテーブルソーのチップソーで試した
ことがないので想像するだけですが
材を立てて送る場合には
ホゾの長さ分だけ45度に傾けた刃を出さなければならないので、補助フェンスをかなり
削ることになると思います。

寝かせて送る場合には自分の方に向けて刃を
傾けることになるので、少し怖いのと
再現性がないのが問題でしょうか。

それと馬乗りの胴付きを平らに仕上げるのに
もう一つ工程が必要になって来ます。

投稿: acanthogobius | 2009.10.28 12:51

acanthogobius さん

ありがとうございます。

ふむ、安定性の面から寝かせて送るとして、マイターゲージで押すか、あるいはマイタースレッド(ソリ)を自作すれば安全性は確保できそうです。

平らな部分は、立てて送って先日のDado Cutterでかき取るか、チップソーでも細かく送って粉にするかくらいでしょうね。ルーターでもできるかもしれませんが。もちろんノミで手作業でも可能ですが・・・。

投稿: かんりにん | 2009.10.28 13:15

寝かせる場合の問題は、やはり再現性ですね。
馬乗り部と裏側の胴付きが同一面状に来なければなりません。

マイターゲージで押す場合に位置決めを慎重に
することと、マイターゲージのフェンスに
ストッパーを付けて再現性を確保することが
必要だと思います。

投稿: acanthogobius | 2009.10.28 13:42

acanthogobiusさん

その通りと思います。
マイタースレッドを自作して、ストップブロック機構やクランプ機構を付加できると良いと思いました。

四角く残しておいて、手加工で45度に加工した方が早いかもしれないですねぇ。強度には寄与しないでしょうから、外から見えるところだけ密着させて、内部の方は心持ち凹ませておけば良いでしょうし。

投稿: かんりにん | 2009.10.28 15:57

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