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2009年10月に作成された記事

2009.10.30

小さきことは 他

05z2001s3

小さきことは何とやら。今なら2つセットで$10ディスカウントです。(11月9日まで。)
ショルダープレーンの方は精度が良いなら欲しい。(もう一つ上のサイズは高価。)
ちなみに毛引きは両面である必要はないと思いますが、複数用意しておくと便利ですし精度も上がります。
Lee Valley: Mini Shoulder Plane and Pocket Marking Gauge


20080918ws
ルーターテーブルで、写真のような現象でお困りの方へのTIPS。
リンク先にはポケットホールについての入門動画もあります。

Woodsmith TIPS : Perfect Grooves and Dadoes on Router Table

最後に。
毒蛇キタ━(゚∀゚)━!!!!!
オフコーポレーションブログ:毒蛇

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2009.10.28

馬乗り加工?

シリアスなアマチュア木工家の方が、框の45度の面取りを馬乗り加工で実践されているのを見て以来、(この方は日本の昇降盤で面取りカッターを活用されているのですが)欧米式のテーブルソー、あるいはルーターで同じようなことができないかなあと思っていました。

テーブルソーならこれかなあ。

M_molder_2

Blades LLC: Magic Molder

テーブルソーに取り付けて、シェーパー的な加工ができる製品です。交換可能な刃物(「プラグ」)とブラケット(ヘッド)を組み合わせて使います。ヘッドが$200(軸径により3種類)、プラグが$100程度。風評では仕上がりはそこそこキレイらしいです。

私の頭の中では、P-4 Concave V-pointという刃物を使えば、馬乗り加工ができるんじゃないかと思います。
P004

ルータービットで、45度面取りビットが上下反対向き(△ではなくて▽)に付いているのがあれば、同じようにルーターテーブルで加工ができると思いますが、そのようなビットは見つけられていません。レール&スタイルビットの類では装飾性の高いプロファイルのものは沢山ありますが、単純なものは見あたりません。

これなんか近いんですが、惜しむらくは頭のネジが邪魔くさい。
freud : Laminate Miter Joint Bits

面倒ですが、テーブルソーで刃を45度に傾けて切る手ももちろんあると思います。

最近はコンマ数ミリの面取りでも、ぶつかるところをどう処理するか悩んでしまいます。コンマ数ミリで馬乗り加工する人はいませんよね?ツライチにせずにどちらかを一段落として避けるのも意匠的にはアリかなと思います。

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2009.10.26

Dado Cutterって何?

テーブルソーで太い溝を掘ることができるDado Cutter。海外では何枚かの刃を重ねてセットして、所望の幅の溝を掘るタイプが主流だと思います。詳しくない方は解説動画をどうぞ。
Woodsmith TIPS: Dado Setって何?&どうやって使うの?

Infinitydadoplate
溝の幅に対して組み合わせるべき刃の一覧表があり、それを見て合わせるらしいですが、上の写真は「直読式」にしたアイデア商品。ただし、根気があれば簡単に自作できるような気はします。
Popular Woodworking: Dado測定ゲージ

Anglehub400x185
Dado Setは枚数も沢山あるせいかモノによりかなり高価です。
安価という面では、Wobble Dado Bladeと言う、刃は1種類で、その刃を軸に対し斜めに固定してぶん回すというチカラワザで所定の幅の溝を切るタイプがありましたが、特に振動、仕上がりの悪さの2点で現在は下火のようです(上写真:NewWoodworkerより借用)。

"Freud Box Joint Blade"は、2枚組みで表-表、裏-裏の組み合わせのみで1/4および3/8インチの2種類の溝が掘れます。これは$100前後で切断面もキレイだそうです。Tさんオススメはこれでしたよね。
Freud Box Joint Blade Set
(商品やパッケージイラストから見ると、本来はあられ組カット用の刃という想定。)

新しいモノとしては、ダイヤルを回して幅を調整できるFreud の"Dial-A-Width"。シム要らずが売りです。
Dial-A-Width Stacked Dado Sets

日本の刃物については、プロ用が多く全容がよく分かりませんが、別途改めて調査したいと思います。

一般的に(ルーターよりも)テーブルソーでできることはテーブルソーでした方が早いし仕上がりもキレイなのですが、個人的には安全面から溝掘りは当面ルーターテーブルでやろうと思っています。(異論はあると思います。)

下記は、ルーターでDadoを掘る治具ほか、ルーター関連治具盛り沢山。
46 Router Jig Plans: Router Dado Jigs, Mortise Jigs, Circle Cutting Jigs and MORE

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2009.10.22

キャビネットできた の補足

先日のキャビネット、加工については特に紹介するほどでもないのですが、仕上げ(着色)のハナシ。
今回も予算がないためSPF材を用い、アラを隠すために着色しよう、と最初から決めていたのですが、SPFへの着色はこれまでずっと「負け」がこんでおり、ちょっと迷っていました。

最終的には、(1)ワトコ マホガニー色 ×1回塗り、続いて、(2)オスモ ワンコートオンリー パイン色 ×2回塗り、という、全く違う色を重ねるという実験的な仕上げをしてみました。

オスモは悪くないのですが、着色系は顔料を表面になでつけたような感じというか、モッサリした印象になってしまい、使いづらさを感じていました。(主にワタシの腕のせいだとは思います。)反して、ワトコは繊維の奥まですっと入っていく感じですが、濡れ色が強すぎる(特に針葉樹では)印象があります。(個人的な好みです。)

それで今回は、ワトコとオスモで塗料が入り込んでいく部分が違うことを利用して、両者の塗り重ねで木目の立体感が出るのではないかという思惑でトライしてみました。プロの塗装で、安い材料を見映え良くするために濃・淡全く違う色を複数塗り重ねることがある、と聞きかじり、無謀にもその情報だけで着手しています^^;。

手板の写真を示します。真ん中から右に向かって
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 (1)ワトコマホガニー1回
 (2) (1)+オスモパイン1回
 (3) (2)+オスモパインもう1回
です。写真では良く分からないと思いますので、オスモ単独とどう違うのか、真ん中から左に向かって
 (1)オスモパイン1回
 (2)オスモパイン2回
を塗って比べてみました。

ワトコマホガニーのみではまさに真っ赤っかで、チョットコレは・・・^^;と思ったのですが、オスモパインを乗せることで程良い「茶色」になっています。比べて見ると右側のオスモ単独の方が若干単調かつモッサリとくぐもった印象なのが伝わりますでしょうか(主に表面仕上げの腕によると思います)。今回のワトコの下塗りの効果は出ているように思います。

091022b
拡大写真。左がオスモ2回塗り、右がワトコ+オスモです。よく分からないですね。

で、最終結果としては先日のキャビネットになるわけです。お目が高い皆様にはお世辞抜きでどのように見えましたでしょうか。自分としては、意図せずちょっとアンティークというか古びた感じになったと思います。

オスモ単独より透明感が出てモッサリ感は消えていますし、よーっく見ると、吸い込みの多い部分にワトコの赤い濃色が残り、独特のテクスチャが発現している部分もあって面白いです。が、濡れ色は抑えられず、正直これならワトコ単独でも良かったんじゃないかな、と思います。

ということで個人的には、次回からは着色オイルは一旦封印し、クリア仕上げに戻ることを決心した次第です。
できればもう少し良い材料を使って・・・。

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2009.10.21

キャビネットできた

091021a
ちまちまとやっていましたが、やっと完成しました。題して「JMキャビネット」。

091021b
引き出しは欧米流で、底板は後板からスライドしてはめるタイプにしています。
一応前後ともダブテールを切っています。全部手作業。
写真の色合いとコントラストがちょっとおかしいです。

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先日の金具は安っぽいのは仕方がないですが、サイズが大きいのが納得できず、少し小振りな、毛色の違うタイプに交換しました。海外でもっと雰囲気良さげなヤツを選んでも良かったのですが、木部もSPFだし、腕もないしということで、前と同じホームセンターで選んできました。

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天板は「良いとこ取り」で結果的に6枚矧ぎになってしまいました。端は上側5mmくらいを直角で残して、そこから下に5度のテーパーを付けてみました。

SPF材、オイル仕上げ、天板サイズ500×400、高さ700。

「JMキャビネット」のJMは「自己満足」の略です^^;。

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2009.10.19

集塵 2題

コントラクターズソー、ジョブサイトソー(汎用モーターの可搬タイプ)など下面がツーツーのテーブルソーに取り付けて、木屑の飛散を防ぐ製品。

あれこれと凝らなくても、これで良いってことか・・・。
硬派手芸部で自作でもできそうですし、これまでも類似の製品はありましたが、ジッパーや、1-1/4および2-1/1インチ対応の集塵口が気が利いています。
メーカーサイト: Dust Cutter

WoodcraftEagle Americaなどで販売中。$40くらい。



ダストフィルターシステムは、箱形で天井に吊るタイプなどが一般的ですが、これは工場扇風機にかぶせて、ダストフィルターシステムにしてしまう製品。
5ミクロンカット、洗濯して再利用可能。
サイズにより$40~$260(9~42インチ)。ファンは含まれませんとのこと。

Eagle America : Demo Air Net

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2009.10.15

James Krenov基金について

先日亡くなったJames Krenov氏に関し、「基金」についていくつかのブログで聞きかじり、以後気になっていたのですが、詳細を説明するサイトがありましたのでそのまま和訳にて紹介します。

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「James Krenov基金(奨学金)」

どうやってJames Krenov、そして彼の作品、理想に感謝の意を表したらよいか、と沢山の方からお問い合わせを頂きました。

Britta Krenovのご意向としては、James Krenov奨学金に寄付して頂いたらどうかとのことでした。

この奨学金は、College of the Redwoodsの卒業生であり、Jimの友達である、Robert Van Norman(Inside Passage)により2000年に設立されました。

この奨学金へ頂いた寄付は、経済的に困っているCollege of the Redwoodsの木工科の学生のために役立てられ、選抜は木工科の教員スタッフにより行われます。

小切手は下記のようにお願いします:

(中略: 具体的方法につき必要な方は元のページを参照下さい。)

備考欄に"JK Scholarship"とご記載下さい。
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元のページ:James Krenov Scholarship @ fine furniture

参考: ToolCrib.com 関係記事

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2009.10.14

じりじりキャビネット

091014b
牛歩のごとく、キャビネット進行中。

完成時のイメージを知りたくて、金具やら何やらちょっと仮に組み立て。
天板はまだ製材中。全部同じ色に着色はするつもり。

ツマミが安っぽい気がするんですが、ホームセンターで買って値段を知ってるせいかなあ。
どうでしょう。

(写真ブレてたので入れ替えました。)

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2009.10.13

テーブルソー 集塵の研究

オーバーアーム式のブレードガードが一部で話題のようですが、コメントでも申したように、ウチのテーブルソーでは、機械の下にばらまかれる方が大部分で、テーブルの上に散らかるのはさほど気になりません。個人的には集塵こだわり無し派なのでこのままでも良いかなと思っていたのですが、健康上少し集塵対策を考えようと思うに至りました。というのは、この前子供と1日木工教室をしたときに、二人のうち一人が、テーブルソーのホコリに反応して少しの間ゴホゴホやっていたのを見たからです。(他の機械は何ともないのに、しかも離れた所から見てるだけで、です。)

私の愛機、Grizzly G0661は、コントラクターズタイプですがモーターが背面に出っ張っておらず、ブレードが集塵フード(シュラウド)で覆われている、というハイブリッドソーに近い構造を持っているのがウリなのですが、実はこの集塵フードががら空きで、取りこぼしが多いのです。

箱ごと密閉して強引に吸うというのが一般的な手だと思いますが、なるべく発生源の近くで効率的に吸いたい、ということでまずは現状を研究・分析してみることにしました。

動画はYouTube初投稿ですが色気もなくツマラナイ動画で申し訳ない^^;。1×10のパイン材を横切りする際のホコリの発生する様子を、筐体の中から撮影したものです。Feinの掃除機(Turbo I, 116CFM)を標準のダストポート(65mmφ)に接続しています。
スタートから0:46までは手前側を撮影したもの、同じ材料でブレードの高さを変えてみています。右下の黒いプラスチックが集塵フード、ブレードの上に見えているのが木製の刃口板です。カットされた木材から出た木屑が、盛大に巻き散らかされているのが分かります。ホコリの出方は、刃高によって差はないように思います?今気付きましたが、集塵フードは軸昇降で上下しないんだな(笑)。

0:47くらいからは、後ろ側を見た映像。ホコリの動きが円を描いているようにも見えますが、多分集塵フードの効果で浮遊しているホコリが捕捉されているのだと思います。

091013a 091013b
上の写真は撮影後、刃口板を外して中の状況を見たものです。集塵フード内は思ったほどホコリが堆積している感じではなく、風通しの悪いところに吹きだまっているだけという印象です。手前側のノコ刃の延長線上にはホコリが硬く固着しているところがあります。ヤニと切削時の高温のせいだと思いますが、爪でひっかいたくらいでは取れません。ここに一回ぶつかって、その後斜めに散乱してるということなんでしょう。

ということで、手前側のホコリを何とか集塵ポートまで導いてやれば勝ち目はありそうって事ですかね。

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2009.10.09

SawStop国内販売! 他

喜ばしいことに、SawStopを国内で販売する代理店が現れたようです。
http://www.fg-fukumoto.com/technology.html
予算を「安全」に回せる方はご検討下さい。
ただ、もしかしたら今後個人輸入に制限がかかったりするかも知れません。(上乗せコストによりますが、国内の代理店を通すことは悪くないと思います。ワタシも今のテーブルソーや手押しが壊れたら、と思うとぞっとします。)
オスカーさん情報ありがとうございました。

ルータービットやその他刃物を中心に取り扱っているEagle Americaで、PayPalが使えるようになったとPRがありました。
http://www.eagleamerica.com/
PayPalは最初が面倒ですが、登録してしまえば便利ですのでオススメです。一点だけ、個人輸入で使う人はPayPalの登録の住所を英語で登録しておいて下さい(後で変更も可能)。発送の際に送り先として反映するらしく、最初の頃「何か読めない文字が並んでるんだけど・・・、住所ってこれで良い?」とメールが来たことがあります。

フラッシュトリムをルーターテーブルでやるときのTIP。
Woodsmith TIPS : Simple Flush Trim Fence

そして、ルーターテーブルにまつわるTIPSいくつか。(動画)
Woodsmith TIPS : Top Shop Tips: Router Table

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2009.10.06

私的もの作り遍歴

先日、あなたが最も影響を受けた木工家は、というアンケートについて触れました。果たして自分はどうだったのかとふと思い立ち、木工以外を含めて振り返ってみます。

小学校: 児童雑誌の付録とか喜んで作っていたので、このころから工作好きだった模様。
お菓子の空き箱を集めてきて「ミクロマン」の「基地」っぽいものを作って喜んでいた。2つ上の兄が、年の功でやはり気の利いたものを作るので、うらやましがったり、マネして怒られたりする。

小学校5~6年: ある友人の影響で、電子工作にはまる。とは言え理屈は全く分からず、「ラジオの製作」「初歩のラジオ」あたりを見て、もっぱら製作記事の通りに作る程度。そういうことを始めると言うと、父が黙って骨董品のような16Wのハンダゴテと真っ黒けのラジペンをどこからか出してきて貸してくれた。この時、ワタシを含めて3人がこの師匠に「入門」し、しばらくは放課後どこかの家に集まっては毎日「工作会」をしていたが、入門者1人は早期に脱落、師匠も転校し、もう一人はアニメっぽい趣味に移行したように記憶しています。

中学校: 6年生の後半くらいに「出世払い」でPC-6001を買ってもらい、自分でゲームっぽいものを作ったりする。時代はBASICで記録媒体はカセットテープ。以後、大学でもFORTRANとかCはやったが結局ホントに身に付いたのはBASICだけで、今でもBASICならそこそこ何でも作れる(と思う)。雑誌に載っている16進ダンプのゲームプログラムをひたすら打ち込んだりもするが、今思うとよくやったもんだ。。。。一瞬Uコン(当時既に時代遅れ)もやったが、作るのはともかく飛ばす技術が身に付かず。

高校: ギターをきっかけに、徐々に音楽に凝り、ものづくり関係はお休み。

大学: 工学系の学部で、白衣を汚して3mmの円盤をナノメートルオーダーに薄くする日々。「実験器具は自分で作る」が信条の講座で、当時の技官には金工旋盤、シェーパーを始めいろいろ金工機械・テクニックを教えてもらった。内径3mmのボビンを真鍮で作り、0.1mmの白金線を巻いて米粒ほどのコイルを作ったりもした。

独身時代: 寮では目立った活動もできず。しいてあげれば、IBMのPC110は結構もてあそんで、数MBのコンパクトフラッシュにWindowsを入れて走らせよう、とかやってたなあ。

社宅時代: 子供ができて、一旦自分時間がゼロになった。(ような気がした。)

引越: 子育ても一段落し、今の家に移る時に家具をほぼ一式買い換えることになり、赤子を片手に家具屋を巡る。当時はシックハウスがクローズアップされていた頃でした。ふらっと迷い込んだ量販店じゃない高級家具屋(?)で、アメチェの無垢材・オイル仕上げのシンプルなダイニングテーブルを見てヨメが惚れ込み、ワタシはワタシで「こういう世界もあるんだなあ」と思い、かつ、無謀にも「このくらい、作れんじゃね?」と安易に思ったりする。 (ダイニングテーブルは、その後予算的にメープルになりました。)

そして今の家に引越後、いくつかの手工具と、ジグソーとトリマーとサンダーを買い(いずれもホームセンター)、木工生活をスタートし、珍しく木工に飽きることもなく現在に至ります。

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2009.10.05

Beadlock Starter Kit 使用レポート

静かな木工&スピード木工で、変わり種の接合方法として以前紹介したことがあるBeadlockを、Rocklerから購入してみました。3/8インチの基本セットです。

Rockler : 3/8'' Beadlock Basic Starter Kit

リンク先でわかるように、ルーズテノンの一種ですが、電動ドリルで団子5兄弟のような独特な形の穴を開け、専用のテノンストックを差し込んで使います。

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端材で試してみました。
ビスケットのようにセンターラインだけを罫書いたら、青い治具中央の半月形の窓からセンターラインが見えるようにして治具をクランプします。

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この治具の基本はドリルガイドブロックです。3個穴が開いたブロックでまず等間隔に3個を開け、その後、半ピッチだけずらして3個の穴をつなぐようにもう2個穴を開けるわけです。青い治具の上でガイドブロックが左右にスライドしますので、治具は一度クランプすれば外す必要はなく、ややこしい調整は不要です。

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純正のテノンストック(別売)を差し込んでみました。
・・・ゆるい。グラグラです。特に幅方向が緩く、コンマ数ミリはすき間があると思います。写真でも見えるのではないでしょうか。このテノンストックを作るためのルータービットが売っていますので、自分で好きなはめ合いで自作することはできます。

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対する部材は多くの場合木口になるわけで、それを想定して同じように穴を開けてみました。あまり美しくない。
ドリルは罫書き刃のある木工用の類ではなく、金属用に近い形状のドリルですので木口には強いと思いますが、針葉樹ではやはりこの程度。

・・・木口、木端とも、数回テストカットしてみましたが、ガイドブロックがすり減ったのか、ドリル刃が減ったのか、幅方向は緩いまま、徐々に長手方向がきつくなり、テノンストックがそのままでは入らなくなってしまいました。もっと悪いのは、材に対する穴の平行度が悪く、テノンの両端で0.6mmくらい斜めになることがあります。これはツライチで接いだ場合斜めに目違いが起こり、框ならば斜めに歪むことになりますので重大な問題です。

治具自体はそこそこしっかりしているのですが、やはり、ドリルでこういう穴の開け方するのって、どうしてもどっちかに引っ張られて歪むんですよね。いくら治具を工夫しても難しい、ということなのかな、と。

・・・ということで、作業は非常に静かなこともあり、個人的には期待大で購入したBeadlockですが、材料とウデのせいかもしれませんが、ネット上の風評で聞くほど「驚くほど高精度」ということはなく、日曜大工レベル工作なら使えるかも知れませんが、ちょっと今のところ、使い道を見出せないというのが正直な印象。木工ボキャ天ならもう、「ポイ」レベルです。

穴を全部開けなければ、ダボ治具としても使えるとのことなので、そんな感じでまた試してみます。
・・・・広葉樹ならうまく行く可能性ありますでしょうか。

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2009.10.02

60秒で、テーブルを作る方法 他

Woodworking Magazine Blog : SawStop's Dust Collection. Dang.
驚くべき集塵効率で評判のSawStopのキャビネットソーの宣伝文句を実証する動画。
一つ目の動画は、1HPの集塵機を接続した場合で、二つ目は集塵機を接続せずに作業した場合。
SawStop社は「集塵機を繋がなくても効果的に粉塵を排除します」と言っています(排除した粉塵がどこに行くのかは不明)。

FW: How to build a table, in 60 seconds
「60秒で、テーブルを作る方法、の動画」。
なのですが、実際に60秒でできているわけではありません。でも楽しそう。
(コメント欄も賛否両論賑わっているようですね。)

FW: Grizzly Recalls Bandsaws
Grizzlyのバンドソーのリコールがありました。対象は17インチバンドソーG0640X。2008~2009の間に500台ほど生産されているそうです。いくつかでアースの配線がされていないものがあり、感電の危険性があるとのこと。

Woodsmith TIPS : Read the Grain
自動や手押しで逆目が起きない送り方向の判別方法。下の図はわかりやすいが、上の図はちょっと難しい。

家具マエストロな人になりたい: 家具職人の年収
厳しい。と言えば厳しい。一人工房のスタジオファニチャーの人は含まれているのかいないのか、いても少数か。

さて、キャビネットですが、まだ全ての部品が揃っていませんが、片づかないので組みました。仏壇じゃないけど内側も塗りました。(ウチワネタ)
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