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2009.10.26

Dado Cutterって何?

テーブルソーで太い溝を掘ることができるDado Cutter。海外では何枚かの刃を重ねてセットして、所望の幅の溝を掘るタイプが主流だと思います。詳しくない方は解説動画をどうぞ。
Woodsmith TIPS: Dado Setって何?&どうやって使うの?

Infinitydadoplate
溝の幅に対して組み合わせるべき刃の一覧表があり、それを見て合わせるらしいですが、上の写真は「直読式」にしたアイデア商品。ただし、根気があれば簡単に自作できるような気はします。
Popular Woodworking: Dado測定ゲージ

Anglehub400x185
Dado Setは枚数も沢山あるせいかモノによりかなり高価です。
安価という面では、Wobble Dado Bladeと言う、刃は1種類で、その刃を軸に対し斜めに固定してぶん回すというチカラワザで所定の幅の溝を切るタイプがありましたが、特に振動、仕上がりの悪さの2点で現在は下火のようです(上写真:NewWoodworkerより借用)。

"Freud Box Joint Blade"は、2枚組みで表-表、裏-裏の組み合わせのみで1/4および3/8インチの2種類の溝が掘れます。これは$100前後で切断面もキレイだそうです。Tさんオススメはこれでしたよね。
Freud Box Joint Blade Set
(商品やパッケージイラストから見ると、本来はあられ組カット用の刃という想定。)

新しいモノとしては、ダイヤルを回して幅を調整できるFreud の"Dial-A-Width"。シム要らずが売りです。
Dial-A-Width Stacked Dado Sets

日本の刃物については、プロ用が多く全容がよく分かりませんが、別途改めて調査したいと思います。

一般的に(ルーターよりも)テーブルソーでできることはテーブルソーでした方が早いし仕上がりもキレイなのですが、個人的には安全面から溝掘りは当面ルーターテーブルでやろうと思っています。(異論はあると思います。)

下記は、ルーターでDadoを掘る治具ほか、ルーター関連治具盛り沢山。
46 Router Jig Plans: Router Dado Jigs, Mortise Jigs, Circle Cutting Jigs and MORE

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コメント

そうですね。
溝はやはりテーブルソー系の方が安全ですよね。
日本では昔からカッターと呼ばれるものを使っています。機械は一般には昇降盤を使います。
ちなみにいろんなカッター刃がありますが、固定厚です。
http://www.kanefusa.jp/jpn/products/index.html#kakou4
アメリカのようなダイアル式ってあるのかなあ。

私のテーブルソーには、シャフトの長さの関係で最大でも6mm厚位のものしか取り付けできません。それを超える場合は、何回かやるか、forestさんのようにルータを使うしかないと思っていますが、できればテーブルソーでやりたいですね。

投稿: 松本 | 2009.10.26 12:45

ダイヤル式の物は日本では大日商が出して
いますね。電動丸鋸用から昇降盤用まで色々
あります。
ところでforestさんはDADO setをお持ちですか?
海外ではDADO setを使ったBox jointが
良く紹介されています。
溝の底は平らになるようですが溝の隅になる
所に筋が入るのではないかと思うのです。
つまりBox jointの加工をした時に完全な
コの字型になるのでしょうか?

国産のカッターだと、どうしても毛引き刃の
筋が溝の隅に残ってしまいます。
1インチ軸のDADO setも売られているので
その辺が解決されれば使ってみたいと思って
いるのですが。
もしご存知でしたら教えてください。

投稿: acanthogobius | 2009.10.26 13:09

松本さん、acanthogobiusさん

日本語でもいろいろな呼び方があり、わけが分からなくなっています。

大日商のダイヤル式というのは、上記で言うWobbleタイプですよね?自在溝切りカッターというらしく、山真でもメリッターという商標で取扱があるようです。

そして、このWobbleタイプが工房通信 悠悠さんで杉山さんからあまり良くないとコメントがされていたものと推定します。(コメント欄で異論あり。)
http://blog.koubou-yuh.com/?eid=653665

acanthogobiusさんのおっしゃっているのは、同じく工房通信 悠悠さんのこの記事の写真のタイプですよね。写真でも毛引き刃の痕跡があるのが視認でき、本文中にそれに関する言及があります。
http://blog.koubou-yuh.com/?eid=875963

同記事中に記されている「Dado headカッター」が、アメリカ式の複数ピースの組み合わせのタイプに近いものと推定されますが、「日本ではほとんど使われないようだ」とされています。

早く言えと叱られそうですが、ワタシ自身はDado Setは持っておらず、情報を持っていません(求められるレベル(精度)にもよりますし?)。つらつらとネットで見る限りは、明らかな毛引き刃はない?ようですが、いわゆるコンビネーションタイプのように、交互に異なる形状のチップが配してあるものが多いようなので、完全なコの字になるかどうかはそれらの高さ関係でも決まると思います。

投稿: かんりにん | 2009.10.26 15:03

forestさんの仰るとおりです。
Dial-A-Widthは仕組みが今一良く分かりませんね。
私も杉山さんご推奨のアジャストカッターを
使っているので筋が付く感じは良く分かります。
Dado カッターは見た感じ、薄い刃の集まりで
出来ているので切削抵抗が小さいような気が
するのです。
これは大日商のダイヤル式にも言えることですが、以前、中古機械屋さんが、この点を長所に
あげていました。
機会があればDADOカッター、使ってみたいと
思っています。

投稿: acanthogobius | 2009.10.26 15:28

acanthogobiusさん

なるほどです。

最近のカンナ盤のスパイラルヘッドと通常刃のハナシと似たような議論ですね。1枚刃の方が原理上は底はキレイに仕上がると思いますが、切削抵抗はやはりかなりありますか?見た目の恐怖感で言うと、こんなごつい刃でキックバックとか喰らいたくないなーという気はします。

仕上がりについては、他にDado Setをお使いの方で情報をお持ちの方からコメントを頂けると幸いです。

投稿: かんりにん | 2009.10.26 16:14

ハイ(^-^)/ こんばんは~
Wobbleというのはよろよろすると言う意味があり、回転軸に対してダイヤルを回すことで刃が傾いて行きます。すると刃が左右に振れる分だけ溝が切れる方式で、ちょうど縄跳びの交差飛びのような刃の動きをします。すると溝は切れるのですが角が丸くなってしまいます。これが手持ちのミゾキリの自在型ミゾキリ刃となります。
通常のデイドーセットは左右にチップ刃が付いてあり角をしっかりと直角に削ってくれますが、間の溝の部分は付属の手裏剣のような刃で欠き取ります。この際に微調整用として紙状の薄いディスクシムがあります。このシムを挟むことでコンマmmのような微調整を行ないます。で、全体としてなんmmって具合に調整するわけですが・・・
Dial-A-Widthというのは,そのシムの代わりに片側の刃の軸にダイヤルがあります。0ポイントというところがあって1目盛りごとにシム一枚分くらいほどの微調整ができます。なので刃が左右に振れることはありません~
あと~Forrestなどのフィンガージョイントブレードですが、これはacanthogobiusさんが持っておられる兼房のミゾキリ刃のように、2枚組みで3通りの溝幅が切ることができます・・・
σ(・_・) ワタシとしては兼房かこのForrestのフィンガージョイントタイプが一番綺麗に溝を切れるような気がしているのですが・・・どうでしょう・・・
・・・使ったことは無いですが・・・DADO2種と・・・Forrestのフィンガージョイントブレードもってますので・・・以上観察したとおりです。
。。。。(( T_T)トボトボ  秘蔵秘蔵・・・  ではでは!

投稿: きすべ~♪ | 2009.10.26 20:43

きすべ~♪さん

基本的な説明をすっ飛ばしており、補足説明いただきありがとうございました。
デルタのハイブリッド始動で、秘蔵品も早晩活用されそうで楽しみです。

しかし、きすべ~♪さんところにはまだまだいろんな秘蔵っ子がありそうですね・・・^^;。

投稿: かんりにん | 2009.10.27 08:55

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