« テスト連絡 | トップページ | 丸い机 »

2009.09.01

平面の見方

一部の彫刻などを除き、一般的な木工は「平面」と「直角」を出すことが第一歩で基本中の基本です。

そこそこきちんとした木工の教科書であれば必ず書いてある事ですが、面が平らになったかどうかをどのように確認するか、その見方について紹介します。

Heimen2

図の左側は、板材の場合です。直線が保証されている定規を、①~③の方向に当てて全面にすき間がないかどうかを確認します。手前側を少し暗くして向こう側から光をあてて、どこに光が漏れてくるかを見ると良いです。次に④~⑥の方向について、同じように確認します。

最後に⑦、⑧の方向に定規を当て、凸凹を確認します。これで板が全体的にねじれている(ツイスト)状態を検出できます。あるいは、正しい平面が出ている台があればその上に乗せ、4隅を軽く下方向に押さえてカタカタ言う箇所を探す方法もあります。正しく削れていれば、(隣り合う隅ではなく)対向する2隅でカタカタ言うはずです。カタカタ言う隅が相対的に凹んでいるわけなので、凸の隅を削ります。裏返すときに間違えないようにしなければいけませんが、裏返しにして同じ位置の隅を削れば良いということになっています。(右上と左下がカタカタ言ったら、裏返した状態で右上と左下を削る。)

図の右側は、角材の場合です。椅子や框組みなどでは、ちょっとの捻れも拡大されて歪みに直結しますので注意が必要です。

まず、①の方向に定規を当てて、同じように直線性を確認します。次に材を台の上に置き、2枚1組の下端定規、あるいは、完全に同寸法に製材された1組の角材を、②、③の方向にそっと置き、それらが全て平行かどうかをちょうど「①」の文字があるあたりからのぞきこんで確認します。下端定規を2枚一組で作るのは日本独自の文化かと思ったら、英語圏でもあって、winding stickと言うようです。

下の写真は、ワタシの木工初期に作った欧米風winding stickです。のぞき見したときに見やすいように、両端に白いプラスチックの板を貼っています。色の違う材料で作るヒトもいるようです。
Sitaba

|

« テスト連絡 | トップページ | 丸い机 »

「TIPS」カテゴリの記事

コメント

せっかく良い情報を見つけたのですが図面が小さくて見ることが出来ません、残念です

投稿: | 2009.10.12 13:27

コメントありがとうございます。

図面、写真は小さいのをクリックすると大きいのが表示されます。よろしくお願いします。

投稿: かんりにん | 2009.10.12 16:53

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41961/46087165

この記事へのトラックバック一覧です: 平面の見方:

« テスト連絡 | トップページ | 丸い机 »