ここまでのあらすじ:
イギリスのAxminsterに、10インチの自動・手押し兼用機をポチッとしたら、何と運送の契約が"Door to Airport"の契約で、空港で止まってしまいました。(関税がかかりそうな大物はそれが普通らしい・・・。)
200kgという重量のために国内の陸送費用がかさんでしまう(概算7万円!)ので、軽トラをレンタルして関空までお迎えに行き、自力で通関を通してくることにしました。

朝からなんともあやしい天気です。今日のお供。

そしてもう一つの今日のお供。
ポータブルタイプですが、私には十分な性能に思えます。(今のカーナビは高すぎます。)
こうやって自分の車からひょいと乗せ替えることができるので、使い慣れたカーナビでレンタカーの運転の不安感も少しは拭われるというもの。
ソニー パーソナルナビゲーションシステム nav-u NV-U2
(今は後継機(「3」)が出ているようです。)

国際貨物ターミナル地区に入る際は、免許証などの身分証明書を提示を求められます。区域内ではこんな通行証と、胸にピンク色の名札を付けなければいけません。

制限区域内はそれっぽい風景。郵便局のはずの敷地の中に、なんかレーダー的なものがくるくる回っています(写真右)。無駄に格好いい。

(1)まず、輸送してくれた業者のところに出向き、インボイスなどの必要書類をもらいます。
(2)その後、合同庁舎で通関手続きを行います。
20万円以下の個人で使用する貨物であれば、簡単な方の申請書を使って下さいとのことで、主に関税・消費税の計算がメインです。関税は荷物の内容によって異なり、何やら分厚い本で該当する品目を調べて記入します。今回の荷物は「木材用の平削り盤(?)」という扱いで、関税はFREE(無税)。消費税のみがかかります。
この際、荷物がどのような目的で、どのような大きさ(重量)のものか、説明を求められます。たまたま持参していた取説が役に立ちました。(参考資料として表紙を一部コピーされていました。)
今回は無検査ですが、モノによっては(あるいは抜き打ちで)実際に立ち会い検査をします、と言われました。(後で知りましたが、その際は時間がかかるのはもちろん、費用もさらに追加されるらしいです。)
(3)それが終われば、算出された関税、消費税などの支払いをします。(支払いは庁舎内の別フロアでできます。)
(4)あとは航空会社の倉庫に行って、通関が終わった書類を出すと、ブツを倉庫から持ってきてくれます。
この際に、航空会社に対して倉庫受入・保管料を支払います。受付で車のナンバーを告げて、指定の駐車スペースにトラックの柵を下ろして駐車して待っていれば、順番に係の人がフォークで荷物を持ってきてくれてそのまま荷台に積んでもらえます。
簡単に書きましたが、ここまででかなりうろうろ迷っています。対応頂いた皆さんは皆親切でしたし誰にも叱られませんでしたが、素人が軽トラ(しかもレンタル)で乗り込むにはあまりに場違いで、ここはプロが仕事をする場所なのだということを痛感しました。

レンタカー屋さんで借りたナワでぐるぐる固定して帰路につきました。途中で雨が降ったらと思い、この後持参したブルーシートをかけましたが、幸い天気がもってくれて良かったです。
もう当分、大物を輸入することはないと思いますが(←本当か?)、皆さんには本当に親切に対応いただき、楽しい社会見学?の一日でした。
追記
本体と替え刃の購入で、トータルの諸費用ですが、
(0)商品総計(税抜き) 590GBP=約84000円
(1)送料(Door to Airport) 255GBP=約36000円
(2)消費税 2500円 (商品価格(送料含まず)×0.6×5%)
(3)倉庫受入+保管量 3500円 (保管日数によって異なります。)
以上です。
(0)と(1)は商品決済時にカードで支払い済みで、(2)と(3)が当日必要だったお金です。
追記: 課税価格は個人使用の場合は、送料抜きの商品総計に0.6掛けした価格が適用されます。消費税(あるいは関税)はその価格からの比率の計算になります。((商売でない)個人的な消費を減免しているのか、小売値と卸値を考慮しているのか、そんなところでしょう。)
空港からはプラス数千円でお持ち帰りできることになりますが、私の場合はこれにレンタカー代と高速代が加算されます。あと関空は連絡橋通行料が必要(←高い)。
あと、(0)の商品価格についてですが、ヨーロッパはたいていのサイトでVAT(付加価値税)込みの値段表示になっていますが、「仕向地主義」から海外向けにはこのVATは課税されません。イギリスは15%なのでその分は安くなります。
※本文内にも少し追記しましたが、いろいろなケースがあり、商品品目、合計金額、使用目的、検査有無でかかる費用・時間はまちまちなようです。興味のある方は各自の責任においてチャレンジしてください。
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