【TIPSの続き】バリのでない穴開け
先日のエントリーが今ひとつTIPSっぽくなかったので連投。
バリを出さずに貫通穴を開けるのは気を使うものです。下に捨て板を当てればかなり改善されますが、それでも固定が悪かったりするとバリになってしまったりします。
まず、ボール盤の深さ調整で、材料を置かずにボール盤を下まで押し下げた際に、先端のキリがわずかに定盤に接地し食い込む程度に調整します。(刃先保護のため、定盤にはあて板をひいてください。)
次に早速、この設定で材料に穴を開けます。すると左図のようにキリ部分の穴がわずかにのぞくだけで、穴が開かないギリギリの深さで穴が開きます。
次に、右図のように材料をひっくり返して、先ほどのキリの穴をめがけて、反対側から穴を開けていきます。するとすぐに穴は両方から貫通し、バリがないきれいな穴が出来上がります。反対側の位置合わせが難しいように感じるかも知れませんが、目視でテキトウにやっても、ズレはほとんど見て分からない程度に仕上がります。最初のキリ穴をできるだけ小さくするのがコツです。
Good woodworking!
・・・アメリカ式TIPS記事の定型スタイルでお送りしました^^。
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