« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月に作成された記事

2007.05.27

LEIGHの新しいダブテールマシン

ダブテールジョイントがルーターで一気にできてしまうダブテールマシン。2005年7月に勝手にツールレビューでまとめた事がありましたが、正直、高いなあ、という印象が大きく、ワタシ自身は購入には至っておりませんでした。

この度、LEIGHから、ダブテールマシンの新機種の追加が発表されました。今夏に発売とのことですが、価格面からも検討に値するものです。

Superjig12現在真っ先にLEIGHのトップページを飾っている、LEIGH Super Jigというラインアップ。
基本セットのお値段が、12インチで199ドル、18インチ 259ドル、24インチ 329ドル。

好評であった従来機種のLEIGH D1600が18インチで359ドル、LEIGH D4Rが、24インチで529ドルですので、この種の治具に多くを求めない、あるいは、加工幅は小さくて十分、と言う方には、良い買い物になるのではないでしょうか。

詳しいところはよくわかりませんが、そのうちに治具比較表(LEIGHサイトの左側のボタンから閲覧可能)にこのSuper Jigが書き加えられれば、そのスペックが明らかになるのでしょうね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.05.26

安全な木工(2)-BOSCH の取り組み

欧州風の安全装置、特に割り刃(riving knife)を評価する声は高いようですが、いかんせん入手できる機種が限られ、特に日本ではその恩恵に浴することは、アマチュアではほぼ不可能に近い状態でありました。

この度米国で、ポータブルなテーブルソーで定評のあるBOSCHが、ヨーロピアンスタイルのブレードガードを持つテーブルソーを発売する予定であることを発表したとのこと。

410009straightcutwmodel4このテーブルソーのブレードガードの特徴を抜き書きすると、

・工具レスで数秒で着脱できる。
・splitterが、ブレードと一緒に昇降する構造なので、溝掘りやホゾを切るなど(即ち、切断してしまわない使い方)の時も邪魔にならず付けたままにしておける。
・ブレードカバーは後ろから出てくるのではなく、このスプリッターアセンブリに取り付ける構造。

と言うことで、ワタシが口コミで知っている欧州風の安全機構そのままと考えて良さそうです。

米国流のanti-kickback pawlも合わせて装備していますが、これはヨーロッパの法規制においては必須ではなく、紹介記事のレビューアーもそんなに使うことはないだろうと述べています。

さらにテーブルソー自身の特徴として、1/64"のデジタルリードアウトが装備されたフェンスや、BOSCHがGravity Rise と呼んでいる、ワンタッチで折り畳み可能な脚が付属して、メーカー希望価格が679ドル。

数ヶ月のうちに発売予定とのこと。
スペースの関係で、ポータブルタイプを主眼に探している方なら、日本でも検討の価値は十分あると思います。個人輸入が前提ですが。

これで音が静かならなあ。複数メーカを含んだ大きな流れになることを期待したいです。

Popular Woodworking "New Bosch Table Saw has European Guard System"
(写真は上記記事より借用)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007.05.07

Eurekazone EZ スマートガイド レビュー まとめのまとめ

最後に、一部で大流行の「べつやくメソッド」で、EZ Smart Guideのレビューをグラフ化(笑)。

Zuqr45u2

powered by HeartRails Graph
スミマセン。使ってみたかっただけです・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.06

お知らせ

半年ぶりくらいに目次を整理しました。

最近とみにくだらないことばっかり書いてるな~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Eurekazone EZ スマートガイド レビュー まとめ

連載していたEZ Smart Guideのレビューも一段落させるつもりです。

まず、皆さんが気になっている、「私はコレで・・・」の出典を明らかにしておきます。

私がこのEZ Smart Guideに目を付けたのは、TOOLCRIBのウェブログの"DIY Table Saw Alternative: EZ Guide + Circular Saw"という記事が最初です。ここに引用されている、WoodNetでのBurtさんというプロの木工家の方のコメントがそれです。

「ホントにEZはパネルソーとユニソーとスライド丸ノコの代替となるのか?」という疑問については、TOOLCRIBは、引用の形で

「もしあなたがプロ並みの精度を求めているDIYerなら、(テーブルソーの代わりとして)FestoolかあるいはEZを検討する価値があるだろう」

とまとめています。 もちろん、それはBurtさんの言うほど、万人に対して万能性を持つものではないと思います。

私の印象としては、EZは明らかに合板などのパネル状のものを扱うことを主眼に設計されています。テーブルソーにサブロク板をおっかなびっくりかますくらいなら、EZを使う方がはるかに安全に精神的に安心して短時間に精度良くカットすることができます。また、占有スペースの面でも、特に大きな材料を扱う際にはEZの方が有利です。私のような狭小工房では、大きな材料については材料を動かすより機械を動かした方が得です。EZなら使わないときは「片づけて」おけますし!

意外とセッティングが簡単なことも長所として特筆できると思います。丸ノコにハカマをはかせるところが若干面倒ですがそれさえ一度やってしまえば、片づけてあったEZを取り出して、カットを開始するまでに2分とかかりません。丸ノコはハカマを付けたままで、普通の丸ノコ同じような使い方もできます(若干切り込み深さが浅くなりますが)。

但し、小さい材料を扱う場合や、直角切り、あるいは繰り返しの定寸切りについては、テーブルソーの方に軍配が上がると思います。これらの弱い点については、EZではオプションの購入で対応できるようになっているようですが、それらの使い勝手については購入していないので今回はレポートできません。

こと、EZについて惜しまれるのは、レールはとても立派なのに、それ以外の部品がプラスチック製でチャチなことです。特に各面の平面度がアヤしいのが残念。また、プラスチックゆえヘビーデューティーな使い方をしたときの耐久性も不安が残ります。

とにかく、丸ノコに対して、恐怖症、あるいはそこまで行かなくてもいろんな意味で苦手意識を持っている方には、一度試してみることをオススメしたい製品です。テーブルソーに匹敵する精度を得られる実力は持っています。
もちろん、FESTOが買えるような資金力あるいはあぶく銭がある方はそちらにGO!です。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007.05.01

Eurekazone EZ スマートガイド レビュー (3)

準備はここまで。さっそくカットしてみます。

070430f当日は天気が良いので青空木工。と言うか、これをワタシの工房で振り回すのはチョット狭い。私の購入した100インチセットは、100インチ=2.5mまでの直線を切断することができるセットで、50インチ(=1.2m強)のレールが2本と、それらを接続するコネクターが同梱されています。
今日はとりあえず1本だけ使います。裏側にスマートクランプを取り付けて材料をクランプし、あとはレールに沿ってカットするだけです。

070430g切れました。丸ノコの重心はほぼレールの上にあり、丸ノコはレールの上を滑りますので、普通の丸ノコ定規で材料の上を滑らせるよりも引っかかりもなく、スムースです。

カット中の動きはさほどガタもなく滑らかで、安心感があります。

070430h切り口の拡大。下が切った材料で、上はガイド自身です。きちんとガイドと材料がツライチでカットされています。しかし、切れ肌についてはかなり刃の痕が出ているようです。これは多分ワタシがセッティングを失敗して、丸ノコとベースの平行度を少し狂わせてしまったせいが大きいと思います。動き自体はさほどガタはないので、きっちり修正すればチップソーの丸ノコ並みの切れ肌は得られるハズと思います。後で修正を検討します。

070430iクランプは2つが標準付属ですが、2つでほとんどのものは十分保持できます。クランプは実測で55mmの厚さのものまでクランプできます。先日紹介したようにクランプがはまる溝は2本あり、いろいろなセッティングが可能です。斜めのものでも保持できます。小さいものは保持しづらいですが、小さいもの保持用のクランプにアップグレードするキットが販売されています。


普通のあるいは自作の丸ノコ定規に比べて、好ましい点はいくつかありますが、
(1)クランプが裏側で表側に出っ張ってこないので、丸ノコのじゃまにならない。
(2)墨線にレールの端部を合わせて置き、そのまま切ればよく、定規と刃のオフセットを考えなくて良い。
(3)丸ノコベースが大きく重心がレール上にあり、ささくれ防止インサートのサポートもあって、非常に安定してカットできる。

例えば製材が終わっていないような、表面が大きく湾曲しているような材料は、丸ノコ定規を使ってもキックバックを食らうことがあります。このスマートガイドを使えば、クランプさえできてしまえばあくまで丸ノコはレールに沿って動きますので、カット面の直線が確保され、キックバックも起きづらいことになると思います。

横切りにはもう少し短いレールがあった方が小回りが利いて良いかもですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Eurekazone EZ スマートガイド レビュー (2)

引き続きEZ Smart Guide の下準備に入ります。
070430aこれが丸ノコをこのレールで走らせるためのベース。これを市販の丸ノコのベースに取り付けることが必要です。欧米サイズでできているのか、日本の丸ノコでは少し小振りで、取り付けは説明書通りには行きません。この辺りはDIY精神で、丸ノコのベースに穴を開けるか何かして、何とか固定するようにします。

070430b私も丸ノコのベースもろとも穴を開けて固定しました。ちなみに丸ノコのベースは最近はアルミなので、ホームセンターの安物の鉄工用の刃で問題なく穴があけられます。このベースと丸鋸の刃の平行度が非常に重要なのですが、初めてで勝手が分からず、ちょっと失敗して両端で0.3mmほどずれてしまいました。

(注意:取り付けのため安全カバーを針金で固定していますが、この状態で使用しないでください。またEZ Smart Guideを使用される方は、安全カバーの動作がベースプレートで阻害される場合、説明書に書いてあるようにベースプレートの切り欠きを拡げて安全カバーが確実に動作するようにしてください。)


070430cさらに、丸ノコベースにもささくれ防止版を取り付けることになっています。こんな形をしており、これはレールを併用するときに使います。標準セットにはこのインサートが2枚付属し、その他にレールを使わないときに使える平坦なタイプが2枚、付属します。

070430d丸ノコ用ベースには、ワンタッチで取り付けられるようになっており、パチンと下の写真のような形に収まります。この部品も最初は切り込みがなく、丸ノコをセットしてから当て木を当ててゆっくり刃を押し込む(=手動プランジ)ことにより、ゼロクリアランスな状態にします。
少し理解困難な形状をしていますが、これは使ってみるとすぐわかります。

070430eこの手のレール状の治具では、どうしても丸ノコの左半分だけがレールに乗った形になり、右半分はフリーなので不安定になりますが、ささくれ防止インサートをこのような形状にすることにより、右側はインサートが材料に接し、幾分か安定するようになります。個人的には慣れ(力の入れ方)の問題とも思いますが、誤って変に力がかかってキックバックするような機会を減らしてくれるものと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »