Eurekazone EZ スマートガイド レビュー (2)
引き続きEZ Smart Guide の下準備に入ります。
これが丸ノコをこのレールで走らせるためのベース。これを市販の丸ノコのベースに取り付けることが必要です。欧米サイズでできているのか、日本の丸ノコでは少し小振りで、取り付けは説明書通りには行きません。この辺りはDIY精神で、丸ノコのベースに穴を開けるか何かして、何とか固定するようにします。
私も丸ノコのベースもろとも穴を開けて固定しました。ちなみに丸ノコのベースは最近はアルミなので、ホームセンターの安物の鉄工用の刃で問題なく穴があけられます。このベースと丸鋸の刃の平行度が非常に重要なのですが、初めてで勝手が分からず、ちょっと失敗して両端で0.3mmほどずれてしまいました。
(注意:取り付けのため安全カバーを針金で固定していますが、この状態で使用しないでください。またEZ Smart Guideを使用される方は、安全カバーの動作がベースプレートで阻害される場合、説明書に書いてあるようにベースプレートの切り欠きを拡げて安全カバーが確実に動作するようにしてください。)
さらに、丸ノコベースにもささくれ防止版を取り付けることになっています。こんな形をしており、これはレールを併用するときに使います。標準セットにはこのインサートが2枚付属し、その他にレールを使わないときに使える平坦なタイプが2枚、付属します。
丸ノコ用ベースには、ワンタッチで取り付けられるようになっており、パチンと下の写真のような形に収まります。この部品も最初は切り込みがなく、丸ノコをセットしてから当て木を当ててゆっくり刃を押し込む(=手動プランジ)ことにより、ゼロクリアランスな状態にします。
少し理解困難な形状をしていますが、これは使ってみるとすぐわかります。
この手のレール状の治具では、どうしても丸ノコの左半分だけがレールに乗った形になり、右半分はフリーなので不安定になりますが、ささくれ防止インサートをこのような形状にすることにより、右側はインサートが材料に接し、幾分か安定するようになります。個人的には慣れ(力の入れ方)の問題とも思いますが、誤って変に力がかかってキックバックするような機会を減らしてくれるものと思います。
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