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2006年10月に作成された記事

2006.10.27

YouTubeな木工旋盤先生

YouTubeは、とかく著作権侵害などのダークな面がクローズアップされがちです。
しかし、私は最近、毎晩のように見ています。

私はいつもここからスタートします。ウェブログ "The Tool Rest" 。

以前、私は、木工旋盤は一度は先生に習った方が良いと思うと書きました。
しかしながら、そうできない事情や、そうできない地域の方もおられると思います。

この程度の映像であっても、とても参考になります。
どのくらいの深さで、どの向きに、どのくらいのスピードで刃を運ぶのか。

刃先の運び方が分かるくらい鮮明ならもっと良いのですが・・・。

spamと思われるかも知れないが、トラックバック送ってみます。

Thank you for very attractive links!!

Here's for you! -> translate by google

(いつもより英語直訳風に記しています。)

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【TIPS】 サンダーのペーパーずれ防止

061027a木工を始めた時に必要かと思って買った、安物のサンダーです。
あまりサンダーは使わない主義ですが、板物の時はどうしてもサンディングする面積が大きくなって疲れてしまいますので、このサンダーに登場頂いています。

061027bベルクロ付きの専用ペーパーならばペタッと簡単に取り付けらるのですが、結構高価です。で、いつも普通のサンドペーパーを切って使っています。
普通のペーパーの場合は、両側の金属のツメでペーパーを固定するようになっていますが、このツメがイマイチで、使っているうちにツメで噛んでいる部分がずるずるとずれてペーパーのその部分が破れてしまい、ペーパーがとれてしまうので、イライラします。サンダーの激しい振動を、この3つのツメで押さえようとするところに無理があるのですね。

061027cそこで、ベルクロ付きの専用ペーパーを1枚貼り付けてから、その上にさらにいつものペーパーを、いつものようにツメで固定します。すると、ベルクロ付きのサンドペーパーのざらざらが下のペーパーのずれを抑制し、ツメの部分に振動が集中するのを抑え、ペーパーが破れなくなり快適にサンディングできるようになります。ベルクロ付きペーパーは「見本」として1枚おまけでついてきていましたので、これを使い回そうという貧乏性のTIPS(笑)。

061027d黄色いペーパーにピンと来たアナタは多分相当の木工通(?)。

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2006.10.21

勝手に帰ってきたツールレビュー (番外)オーバーヘッドルーター

木工に戻ってきて、「オーバーヘッドルーター」即ち、モーターから刃が下向きに生えているルーターテーブルを2、3紹介していきます。

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まずは、これぞオーバーヘッドルーターという、Legacy Workstation。1000ドル強と若干高い。

同社で、ちょっと使い方がトリッキーな印象は受けますが、Legacy Revoというのもあり、こちらは850ドル。ネジネジの丸棒を作ったりできるルーターレースのイメージですが、アリ組みやアラレ組みもできると書いてあります。セッティング方法としては写真を見る限りWoodRatに近いものがありそうです。

T_1664_bと言うわけで、WoodRatもある意味オーバーヘッドルーターと言えるものでしょう。WoodRatは日本ではオフコーポレーションさんなどが紹介し、注目を浴びました。
カタログなんかからはプラスチッキーな印象を受けますが、その割にはこれも結構高い。

Aja150トリトンのワークセンターでも、オプションでルーターが前後方向にスライドする「ルータースライドプレート」があり、数千円の出費で、スライド式のオーバーヘッドルーターが使えるようになります。
トリトンの、「クロスカットモード」をルータでやるイメージです。大物の大入れ加工なんかには重宝しそうです。通常のルーターテーブルでは重たくてやりたくないです(笑)。

05j3701s9最後に、オーバーヘッドルーターではないのですが、業務用のピンルーターっぽい作業ができるようになるのが、VeritasのPin Router Arm キット。これは通常のルーターテーブルに、上から取り付けます。テンプレート作業なんかは安定してできそうでもってこいと思います。また、下から生えている刃に触れる可能性がかなり少なくなるので、安全に作業ができそうです。

自作の例が、どこかの雑誌に載っていたと思いますが、失念してしまいました。

(11/6追記) 正当派、バベコのフライスセンターを忘れていました。
Img10271898713これは、ビルテックスのトリマー(ルーター?)をXYテーブル付きのスタンドに取り付けたもので、オーバーヘッドルーターの典型とすべきところでしょう。ビルテックスは評判はよいのですがそれ自体が若干高価なので、全体がかなり高価になってしまっています。
木工では、前述のプロクソンか、このバベコ当たりが順当な選択となりそうです。

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2006.10.15

勝手に帰ってきたツールレビュー (番外)趣味のフライス盤

少し間が空いてしまいましたが、まずはアマチュアが購入可能で木工で使えそうなフライス盤から紹介したいと思います。もちろん、フライス盤と称して売られているものは大抵が金工用です。が、プロクソンからは木工・金工両用と称する機種があります。

PROXXON(プロクソン) フライスマシン4点 No.16000 写真は、プロクソンのno. 16000。 プロクソンは地味にフライス盤を3タイプ、ラインナップしています。中間機種のこのタイプが一番趣味の木工向けではないかと思います。上級タイプはかなり金工寄りであり、下級タイプは精密用と称してかなり小ぶりになっています。このタイプは100Vから38Vに降圧した、200Wのモーターを使用します。2軸スライドテーブルが付き、スライドは左右70mm,、前後40mmと若干控えめですが、木材ならルーターテーブルのように材料を動かして加工することも可能です。

最大6000rpmなので、トリマーのような滑らかな仕上がりは期待できませんが、特筆すべきは非常に静かなことです。店頭で触らせてもらいましたが、騒音は誘導モータのボール盤並みで、ミッドナイトウッドワーカーとして「夜中作業可能」と判断します。

以前「静かな木工」シリーズを執筆して、結局最後はルーター作業をどう代替するかがポイントだったと思い至りましたが、このフライス盤はその問題に対する解としてかなり近い位置にある、と思います。もちろん、パワーや回転数の面で、万能ではありませんが、夜中にちょっとだけルーター使いたいみたいな時には、十分使い物になります。

金工の観点では、プロクソンの説明員も「正直アルミ以上はしんどいです」と言っていたので、金工もしたいと言う欲張りな方には、その程度の機械であります。

これ以外には、木工用フライスというのは見られません(もちろん、個人の趣味レベルでは、という意味ですが)。が、金工フライスも、木工にも十分使えます。そのことを教えて頂いたのは、木工界のチャレンジャー(とワタシが勝手に目している)、mokkinさんです。サイトを一度目を通すと異常にフライス盤が欲しくなります。

X2mokkinさんがサイト上で言及されているのは、スリースカンパニーが輸入代理店をしているML350(の別ルート品)。同社は、某オークションで不定期に安価スタートしているようですので、チェックしてみてください。

X1金工マニアの間では、ベルメックスというところの X1というフライス盤が割とメジャーです。今見たら5.5万円と値段も結構リーズナブルだな。但し、木工に使っているという例は見かけません。

・・・紹介しているうちに欲しくなってきました。
但し、この辺りになると最高回転数が~2000rpmとトルク重視の低速設計になりますので、プロクソンのように材料を動かしてルーターテーブル的に使う使い方はしんどいと思います。

しかし今回改めて見比べると、色が違うだけで同じ会社なのか~と思ったりして。

もう少し続きます。

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2006.10.09

木工におけるフライス盤的アプローチ(2)

ルーターテーブルというのは非常に便利で、ほとんどの仕事は実は(手持ちでなくても)ルーターテーブルでできるのではないか(無理すれば)とさえ思うのですが、これは案外、フェンスという形で一方向のみの位置規制しかしない!という割り切りが、かえって成功しているように思います。反して、2方向以上の位置規制が難しく、かつ歯が下から生えているために加工途中の状況が見えないため、人間が介入して目で見てフィードバックするということもやりづらい機械になっています。

持って回った書き方をしましたが、苦手な作業の最たるものとして、ホゾ穴掘りを挙げることができます。

ルーターでやるならば、本来なら、何らかの治具を用いてプランジベースで手持ちで加工、というのが順当な加工方法と思います。この作業は、基本的に途中から穴を開けて途中で止めなければいけないので、これをルーターテーブルでやろうと思うと、通常の一方向のみのフェンスだけではダメです。やるとしたら、ストップブロックで位置を規制して、材料を斜めに持ち上げた状態でルーターの電源を入れ、回転が乗ったら徐々に材料を倒し込んで切削を開始し、最後もストップブロックで止めてすかさずスイッチを切らなければいけません。(わかります?)

あとはビーディングや、表札の溝入れの様な、見た目が極端に重要となる作業も、なかなか裏向けて見もせずにすいすいとやるには度胸のいる作業ですのでテーブルでやる人は少ないでしょう。手持ち式のトリマーで、テンプレートなどを用いて目で見ながら少しずつ、というのが普通と思います。

考えてみれば、「下から見もせずに加工する」というのは、手工具的な発想から見れば、ある意味かなりイレギュラーな加工スタイルであり、「上から見ながら加工する」方法というのも、もっと研究されて良いものではないかと思います。


と言うわけで、次回から、木工におけるフライス盤として、アマチュアが購入できそうなフライス盤そのものと、あるいはそれに類するもの、また少し離れるかも知れませんが、「上から刃先を見ることのできる機械」、という観点で、順に見ていくことに致しましょう。

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2006.10.01

木工におけるフライス盤的アプローチ

突然ですが、あると便利な機械・工具シリーズの続きとして、木工におけるフライス盤的な加工方法について、考えてみたいと思います。

Benchdog今日の木工では、ルーターテーブルはほぼ必須の機械であるという位置付けになっています。(写真はBench Dog 40-001。)単純に刃物を下から生やすという構造は非常に合理的な発想であり、単純な構造で剛性が得やすく自作で作っても十分使用に耐えるものを得ることができます。

しかしながら、刃物が平面からにょきっとしていることで、危険な経験をされた方も多いと思いますし、端的には加工中に刃先が見えないなど、刃物が上から出ていてほしいなあ、と思う場面も多々あります。

ルータを上側に置き、テーブルの上に材料を置いて加工できるルーターテーブルはないわけではありません。ボール盤みたいなイメージになりますが、「オーバーヘッドルータテーブル」と言ったりします。市販の完成品というのは、海外でもあまり見たことはありませんし、もちろん国内では皆無です。一部、自作記事が海外の雑誌に時おり見られますが、あまり一般的ではありません。

業務用には、国産のルーターマシン、あるいはピンルーターと呼ばれる機械があるようです。が、プロの木工家でも全員がお持ちというレベルのものではなく、必要性については意見の分かれるところのようです。(何やら、訓練校で「危険なもの」という刷り込みがされるような記載が各所にありましたが・・・。)

通常のルーターテーブルに比較すると、どうしてもフトコロの問題が出てしまい(財布の事じゃないですよ)加工の幅に制限ができてしまうのと、コの字型の形状で十分な剛性を得るのが難しいのが主な問題と思います。まあ、手持ちルーターと普通のルーターテーブルがあれば、ほとんどの局面で事が足りると言うことではないか、と思います。

さて、本題の「フライス盤」というのは、木工ではあまり知られていませんが、金工では、旋盤と並んで基本の機械の一つと認識されています。木工的に表現すれば、基本的にはオーバーヘッドルーターに2軸のスライドステージがついているという構造です。モーターは固定で、ステージの上に乗せた材料を動かすことで切削を進め、直線的な成型を得意とする機械です。これにコンピュータをつないだのがいわゆる「NCフライス」で、向き不向きはありますが金工では「万能機械」の最も基本的な形と言って差し支えないと思います。

長くなりましたのでつづく。

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