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2006.07.16

木口削り治具の試作

060708a_1新しい治具を試作しました。ココログ正常化を記念して再アップ。木口をスピーディーに直角に削る治具です(木端削りも可能ですが)。

これまで、真夜中木工家「ミッドナイトウッドワーカー」として、
(1)できる限り静かな機械を使ってできる方法を選択する。
(2)手でできることは手でやる。
の2点をモットーにやってきましたが、最近はとれる時間が極端に少なくなったのと、若い頃よりもだいぶ根気がなくなってきまして(笑)、しんどい作業はなるべく最低限にしたいとも思うようになりました。

カンナでの木口削りは、体力的にも辛い作業です。テーブルソーやスライド丸ノコがあれば良いのですが、今の手持ちの機械ではどうしても横切りの精度が出ないので手で削る分が大きくなってしまい、作業分析的にもトータル作業時間の大きな一部分を占めていました。以前AMOさんのこちらの記事を見てこれは良いなあと思い、以前は持っていなかった丸ノコまで準備したのですが、その後あれこれと考え、結局今回はトリマーで削る治具としました。

060708b構造的には、木工が200%楽しくなるルーター&トリマー使いこなしマニュアルなどで良く知られた、「トリマー直線治具」を、厚みのあるスペーサーを挟んだ上でベースとなる厚手の合板にネジ止めしただけです。合板の端面がこの治具とツライチになるようにします。スペーサーの一方は、直角フェンスと兼ねています。

060708c使い方は簡単です。写真のようにフェンスに押しつけて材料を固定し、コンマ数ミリ程度端からはみ出るように材料をセットし、トリマーではみ出た部分を削ります。トリマーにはコロ付き目地払いビットのロングタイプを用います。

060708d既出のアイデアとは思いますが、今回の治具のポイントは、直線治具でトリマー上面を規制し、コロ付きビットのベアリングをベースの端面で規制することにより、ダブルでトリマーを安定させて精度を上げている点です。フェンスが手前ではなく奥にあるのは、削り終わりで材料が欠けないよう、当て木の効果を兼ねることを期待しています。

060708eトリマーおよびビットのベアリングと、治具の位置関係はこのようになります。挟むスペーサーは、お持ちのビットの長さを考慮して最大限削れる厚みに設定すると良いです。

このままで少し使ってみましたが、かなり良い感じです。
材料を固定する機構が欲しいところです。写真のようにクランプでも良いのですが、精度の悪い普通のクランプではシメた時にずれてフェンスと隙間が空いてしまうことが多いです。トグルクランプか、バイス方式でフェンスに押しつけ方向の固定機構があると良いと思います。最後は左手で押さえてそのままがーっと削った方が早かったですが、材料が削る途中でずれたりして不安定感はありますし、初心者にはお勧めできない体勢ではあります。

長さ規制のストップブロックかフェンスを取り付けると完璧です。ただあまりヘビーな切削はできないので、いきなり所用の寸法に削るのではなく、徐々に削っていって最後の一削りの時にフェンスを使うくらいのイメージになるでしょう。

その辺りはまた改造するか、作り直すことに致しましょう。

それにしても大日商のトリマービットは良く切れてオススメです。購入手段のない方は楽天のこのあたりで探してみてください。私は「コロ付き目地払いロング25」というのを使いました。

切削面の仕上がりを期待しトリマーでやったのですが、この程度の面ならチップソーの丸ノコでも出るかなあ。丸ノコでやりたい方は、AMOさんのウェブログのこちらの記事辺りをご参照下さいと言うことでウェブログ自体は終了とのことですが、トラックバックしておきます。

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