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2006.03.17

あると便利な機械・工具(4) - 卓上スライド丸ノコ

タイトルとは離れたところから始まりますが。

ラジアルアームソーという機械をご存じですか。

RS830photo上から吊られた丸ノコがレールの上を前後にスライドし、材料を切断するという機械です。
スライド丸ノコとどう違うのかと言われそうですが、非常に似ています。広い定盤がセットになっており、据え置き前提の比較的大型の機械です。真ん中のを支点を中心にレールが放射状に回転して角度を付けることができるのが「ラジアル」たる所以です。(写真はDELTA RS380

古い欧米の木工の教科書を見ると、この機械で切断だけでなく、溝を掘ったり、アタッチメントを交換して穴を掘ったりといろいろなことができることが書かれており、欧米では、長い間テーブルソーに並ぶ有用な機械として認識されていたようです。
Knottyさんのところラジアルアームソーの紹介記事を読むともの凄く欲しくなりますが(特に動画は必見)、価格帯を調べて一瞬でその気が失せました(笑)。

最近、このラジアルアームソーについての言及をネット上のどこかのサイトで見ました。
スライド丸ノコとラジアルアームソーの使い分けに関しての読者からの質問で、それに答える形で、ある一名の専門家の意見としてですが、「現代木工では、事実上ラジアルアームソーはスライド丸ノコに取って代わられている。両方を持つ必要はないし、スライド丸ノコの方がスマートである。」みたいなことが書いてありました。一見ラジアルアームソーの方が有用度はありそうですが、片持ち式でかつ長い距離スライドしますので、構造上精度が出しづらく、価格も高価になってしまうというのが本当のところなのかも知れません。

個人的には、何となくスライド丸ノコは現場の大工さんが使う機械だと思って、あまり気にかけていなかったのですが、精度も良いらしく実は家具作りでも結構使う方も多いようで、最近ちょっと気になっています。

マキタ LS0814Fと言うわけで、あえて今さらスライド丸ノコ。 次号に続きます。

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「工具概説」カテゴリの記事

コメント

待ってました!
テーブルソーのように下から歯が出ている機械が怖くてしょうがいない私にとって、スライド丸ノコは一番ほしい道具です。
今回の企画、とっても楽しみにしてます。

投稿: 大工協奏曲 | 2006.03.17 19:57

大工協奏曲さん、コメント早すぎです(笑)。

後編は、スライド丸ノコ自体を知っていらっしゃる方にはあまり参考にならないかも知れませんが、できればさらに「ツールレビュー」までがんばりたいと思っております。

投稿: かんりにん | 2006.03.17 20:05

気が早い男、再び登場です
是非とも、ツールレビューまでよろしく!!

投稿: 大工協奏曲 | 2006.03.18 23:29

大工協奏曲さん

「テーブルソーのように下から歯が出ている機械が怖い」方は私が知っている中でも結構いらっしゃいます。
ラジアルアームソーは、スライド丸ノコと違い、ノコを固定してテーブルソー的な使い方(ノコではなく材料を動かして切る)ができるので、そういう方には向いている機械だと思います。(実際に見たこともさわったこともありませんが・・・。)

ただし、あまりに高価で場所もとりますので、アマチュアが買うには、テーブルソーの代わりにこれで通すんだくらいの気迫が必要かと思います。

投稿: かんりにん | 2006.03.19 10:26

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