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2006年2月に作成された記事

2006.02.28

今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ    : 平   1
         面取り 1

物置工房でやるようになってから、研ぎの回数が増えている。
良い傾向だな。

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2006.02.26

Multico 角ノミ盤 PM12 ツールレビュー後編

先日、Multico 角ノミ盤の第一印象を記しましたが、やっとキリが入手できまして、試運転をすることができました。

060225a購入した角ノミ。
中橋製作所小林式角ノミです。PM12のシャンク径は19.0mmで、日本のキリが使用できます。チャリダーさんのところで角ノミの切れ味の議論を拝見し、日本の刃を使いたいと思ったためにMulticoの購入を決断したという部分はあります。

購入先は、かなり探しましたが、アルデさん。兵庫県三木の工具屋さんで「建築」寄りではありますが、手工具の品揃えが良くオススメです。但し今回は角ノミは主要サイズがほぼ全滅(メーカー在庫切れとのこと)で(残念)、最終的には12.7mmの1本のみお願いしました。PM12は12mmまでのハズなので、ホントはスペックオーバー。

060225bチャリダーさんのところでもありましたが、小林式は外国製のものとはひと味違い、外側(角ノミ)は「中も四角い」のです。切りくずが粉ではなくて剪断型の切りくずの形で出てきますので、キリ自体の切れ味も1ランク違うようです。

060225cMulticoに取り付けました。
残念ながら、補助錐が少し長いので切る必要があります。外側角ノミのシャンク部分から補助錐上端までが104mm以下になるように、金ノコなどで切ります。

060225dSPF(2×4)の端材に適当に開けた結果です。壁面はシャープです。その他、オバンコール、ホワイトアッシュなどの硬い材も試してみましたが、焦げもせず、肩すかしを食ったようにスイスイと開きます。刃物が良いのか機械が良いのか分かりませんが、デルタの同クラス+付属のキリの構成より良さそうという印象です。

但し、運転中はかなりの音量で「キーキー」音がします。深夜にやるのはちと辛い。不思議と切削を始めると音がやむのですが、どこかが擦れているようです。Multicoの回転数が高いせいかも知れません。

予想以上に、切削が終わった後の刃の「抜け」が良く、感心しました。直角も出ていない端材に開けてもすっと抜けてきます。機械自体の精度に加え、特に材料押さえが堅牢でかつ精度がしっかり出ているためだと思います。

総じて、キーキー音以外はかなり良い印象を持ちました。ろくに製材していない端材で試したので、フェンスの評価はしておりませんが、この辺りに精度を求める向きは、早晩改造に着手することになるのではないかと。

小林式のレビューなのかMulticoのレビューなのか、最後はよく分からなくなってしまいましたが、やっぱり刃物は大事だねっという感じで以上です。

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2006.02.25

木工という芸術(駄文)

昔、「音楽は常に過去に向かって進行している」と著名なポピュラー音楽家が言ったとか。

音楽が、臨場性と言うのか、ともかくその場限りの芸術であることをうまく言い表していると思う。何年も一生懸命死ぬ気でこつこつ練習しても、本番は(広義には)いつでも1回j限りであり、発せられた音は空気をいくらか振動させた後、壁に反射し、吸収されてしまう。

やった途端に、やった端から、「終わって」いると言うのである。

さらには、音楽で与えられる感動というのは、たいていの場合、過去の記憶に対する追想あるいは共感であったりするから尚更。

さらには、その音楽家は「だからそんなものいつでもやめられる」と言い放ったらしい。
即興性と言えば聞こえはよいが、確かにその意味ではやってる側の感触として幾分無責任な面はあると、実際昔やっててそう思う。(=やったもん勝ち。)

木工をやられている方で音楽もたしなまれているという方は、案外多いような気がする。
かく言う私も、以前かじっていた時期があり、2人~100人程度の集団でお客様に何かしらお聞き頂いた経験がある。この前久しぶりに演奏会のようなものを見に行ったが、そういうものを見に行くと必ず、どうしても演奏側の気持ちをトレースしてしまっていることに気付く。

で、あの晴れがましい「演奏会」の「高揚感」を勝手に追体験して、やっぱ音楽は良いなあ!また何かやりたいなあなど、と思ったり。 その上で振り返って、木工で得られる「達成感」というのは、それに比べて何と地味なものであろうか!と、愕然と思った次第。


木工をはじめとする工芸的な「芸術」は、音楽などの舞台芸術とは、その意味では正反対の局面にあるように思う。コツコツと修行してそこそこの技術を体得し、製作もそれはもうネチネチと一球入魂するわけであるが、その結果完成するのは<モノ>である。ものによっては百年以上の間、所有者にある種の満足感(所有欲?)を幾度も与えつつ使用されてその寿命を全うしたり、あるいは立派なガラスケースに入れられて、何年となく人の目に触れるところとなる。

即ちオーバーかも知れないが、あるモノを作り出した時点で、未来に対して何がしかの責任とか約束が生じているわけですな。(技術レベルに応じて、それが「家族限定」だったり、さらには「自分限定」だったりするワケですが。)

音楽の高揚感が、「達成感の一括払い」としたら、「出来たモノをナデナデしては一人自己満足」というのは、「達成感の分割払い」みたいなもんですかね。


ともかく、女子フィギュアの朗報を聞きながら、やはりオリンピックというのは未だに特別の意味を持つものであり、それはたったの4年に1回しかないのだなあという事。
彼女らの芸術もおそらくは確実に過去に向かって進んでいる。


2周年記念でブログっぽくやってみました?

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2006.02.24

今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ    : 平 3

仕上げなのでこまめに研ぐ。
と言うか、今回はやけに逆目が気になる。

案の定、台が狂っていたので、軽く直した。

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2006.02.23

今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ    : 平 3

何かすぐ切れやむ気がする。明日、念のため台を点検しよう。

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2006.02.20

あると便利な機械・工具(3) - サンダーその1

重い腰を上げてシリーズ再開。

日本では、サンディングはあくまで最後の最後の工程で素地調整の意味が大きく、材料から形を作り出す「成形」は、ホントのぎりぎりまでカンナやノミなどの「刃物」でやることが良しとされているように思います。しかしながら、北欧の木工スタイルなどを見ても、サンディングで成形をするのは珍しいやり方ではなく、恥ずべきスタイルでもないと思います。

アマチュアでは特に、加工スピードは落ちますが逆目も関係なく確実に減らしていけますので、場面によっては考慮に入れるべき工法と考えます。道具の仕込みや研ぎの練習から逃げるばかりではいけませんが、サンディングにはサンディングのテクというものもあるはずだと信じます。

以前、手持ちサンダーについては、だらだらと列挙したような気もしますが、もう一度サンディングについて、手持ち、据え置き含めて、見直してみたいと思います。

サンダーを複数台持っている人は珍しいかも知れませんが、種類によって得意不得意があります。基本的なアプローチとして、製作対象(小物、大物)と、対象面のかたち(平面、凸、凹)の組み合わせで何を使うか、整理できると思います。

平面/大物:手持ちサンダー(オービタル、ランダムアクション、ベルト)、
    小物:ベルトサンダー、ディスクサンダー
凸面    : 大物、小物とも、平面に準ずる
凹面/大物:手持ちスピンドルサンダー、
    小物:ベルトサンダー(細幅)、スピンドルサンダー
入隅    : ディテールサンダー、ベルトサンダー(細幅)、スピンドルサンダー(小径)

据え置きサンダーは、プロ用をかいま見ると用途によってもっといろいろな種類があるみたいですが、アマチュアが入手できる範囲の製品で見ていきたいと思います。

次回から各論に入ります。

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2006.02.18

勝手に祝!2周年

ほそぼそとやってきた当ウェブログ、昨日で2周年を迎えました。

記事数232とあるので、3日に1回のペースくらいでしょうか。我ながら良く書いたもんだと思います。
当時の木工に対する気持ちや、機械に対する目も知らず知らずに変わってきているように感じますが、木工に対する情熱(執念?)だけは変わらずに!、今後ともぼちぼちとやって行きたいと思います。

拙いながらも当ウェブログのおかげで、この2年間、インターネット上を中心にたくさんの木工人?の方々と楽しく交流させていただく機会に恵まれました。今後ともよろしくお付き合いのほどをお願いします。

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Multico Chisel Mortiser PM12

060210a紳士淑女の国の角ノミ盤、Multico PM12。忙しくてまだキリも購入できてないのですが(笑)、とりあえず第一印象をレポートします。

Multicoは、英国の角ノミ盤の専業メーカです。45年以上の実績があり、1989年に卓上型の角ノミ盤を初めて世に送り出したメーカなのだそうです。その「最初の卓上角ノミ盤」がPM12なのだそうで、1/2hpの誘導モータを持ち, 6~12mmの角ノミに対応しています。持っている人は少ないようですが、非常に評判が良いのでどんなものかと期待しながら購入しましたが、設計は非常にクラシカルであり、もしかしたら発売当時の設計そのままなのではと思わせる感さえあります。

各部分を見ていきます。
060210a2フェンス。ただの金属板です。

060210b2フェンスの可動機構。ただの金属棒です。この棒は赤矢印で図示したネジで締めるのですが、取っ手がプラスチックなのが残念。ノミの深さ規制は、同クラスの他メーカ品と同様、ヘッドに付いた六角ロッドを調節して、青矢印上下間のクリアランスで調整します。ベース側に微調整用のボルトが付いているのは気が利いています。

060210c材料押さえ。他のメーカのものは、フェンスから材料押さえが出ているのがほとんどですが、この機械は本体カラム自体から出ています。見た目非常に堅牢であり、かつベースとの平行がきちんと出ているので、多分ノミを抜く時に重宝すると思います。これも赤矢印のネジで止めますが、プラスチックなのはまたも残念。
060210d 060210e スイッチは、ふたを開けないとオンできないタイプで、ふたの上から押すとオフになります。電圧が切れるとリリースされます。

060210f上下レバーの取り付け部分は、60度おきに穴が開いており、ちょうど良いところに差し込んで赤矢印のネジを締めて使います。レバーはただの金属棒です。棒を抜き差ししながらぐるぐる回していくとヘッドが上下し、最大ストロークは120mm。

角ノミ盤の命であるヘッドを上下するラックアンドピニオンは、精度が非常によさそうで、かつ後でガタの調整が可能です。

ドリルチャック以外は、ほとんどのところは付属の4mmの六角1本で締められるようになっているのも感心するところ。 (ドリル用のチャックキーももちろん付属してます。)

モーターは誘導モータで騒音は非常に低いです。他社のものより設定回転数が高く、ボール盤などよりも一回り高い音が出ます。

見たとおり設計は非常に古くさく、フェンスなどものすごく「わかりやすい」単純な構造なのですが、各部の工作精度が良いために、結果として全体がしっかりした印象となっています。最新式ももちろん良いですが、何となく、今後使うのが楽しみに思える、そんな「味のある機械」です。フェンス周りがシンプルなので改造はやりやすいでしょうね。

ベースを反対向きに取り付けることができ、大きな材料の加工が可能です。オプションでボール盤にしたり、横置きにすることも可能です。

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2006.02.12

今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ    : 平 2

平カンナ1号君を裏押しした。上手く行った。

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2006.02.11

ポーターケーブル ルーターのリコール

ポーターケーブルの890シリーズについて、リコールが出ているようです。
詳細はこちら。Safety Recall on PORTER-CABLE 890 Series Routers
該当製品かどうかの判別の詳細はこちら

モータの絶縁が摩耗した際に、特定の条件下で、感電の危険性があるとのこと。
ポーターケーブルは無料交換に応じています。

日本の代理店ではまだ公式な対応はないようです。

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2006.02.09

衝動買い PM12

060209bBOSCHのトリマーもまだロクに使っていないのに、また衝動買いで買ってしまいました。DELTAでもJETでもなく、Multicoです。

またレポートしますが、一言で言うとなかなか「味のある機械」だと思います。

(追記)角ノミのキリ(刃)を扱っておられる通販可能な小売店をご存じの方がおられましたら、ぜひ教えてください。
取付け径は19mmφです。

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2006.02.08

製作過程を淡々と記録するよ。(BlogPet)

きょうは、ク記録しないです。
フォレストは中断するはずだったみたい。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「より」が書きました。

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2006.02.06

トップ萬太郎

あまり手工具については多くを語ってきませんでしたが、ワタシに「オススメの手カンナは」と質問された方がいらっしゃいました。

一般論として、1台目は、とりあえず1万円弱くらいの値段で、寸六とか寸八とか言いますが60mm前後の刃幅のものが良いと思います。力の弱い方、手の小さい方は無理せず少し狭い幅のものを選んでください。

060212a安くてそこそこのもの、と言われると、ホームセンターで「萬太郎」と銘のある平カンナ。これは、ものすごく安いので馬鹿にされるかも知れませんが、値段の割には良く切れてオススメです!替刃式じゃない方で2枚刃のヤツです。
これは、ある木工教室の先生から教えてもらった情報です。職業柄、とりあえず台数を揃えなければいけないという制約の中で探された結果ではないかと推察しています。

良いカンナは「アマギレ」(簡単に研げて、長切れする)らしいですが、このカンナはそういう意味では「アマアマ」です。うまく研ぎ上がった直後はバリバリ切れます。何より、この値段にしてはとても刃の身が厚く、研ぎやすいのです。但し、裏金のクオリティは値段相応であまり高くなく、鉄板のヘリを折り曲げたような裏金です。(高級品は、裏金にも鋼が合わせてあり、2層になっています。)

探しましたが、ネット通販は見あたりませんでした。

topmanトップマンという会社の製品で、トップマンだから「萬太郎」です。学校教材に力を入れているメーカなので、マッチョな?ロゴを見て懐かしく思う方もいるのでは?

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2006.02.05

今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ    : 平 2 ×2回

木口削りはすぐ切れやむ。

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2006.02.04

One TIPS Pony

ビートルズの A Hard Days Night とPaul SimonのLong, Long Dayが昼夕交互に流れる今日この頃。
今日も「お手軽記事」で勘弁してください。

自動カンナの最初のひと通しの際、どのように設定を決められていますか?
最近の自動カンナなどは、0点インジケータがありますのでそれで良いのですが、これがないとしたら厚みをノギスで当たって適当な値を設定するくらいでしょうか。ちょっと間違うと高すぎて「スカ」を食ったり、低すぎて「ばりばりばり…ぷつん」とブレーカを落としたりします。

ただの四角い端材で、設定を簡単にする方法がこちら。→Planer Set-Up Gauge

写真だけでも分かりますね。こういうのが真のTIPSではないかと感心します。
(…と思いましたが、よく考えたらノギスで測るのとあんまり手間は変わらないですね。)

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2006.02.02

トリトン ワークセンターコンパクト

wccompacktDIYerを中心に、根強い人気のトリトンワークセンター。
私は、コストパフォーマンスを重視するなら下位機種の「コンパクトソーテーブル」の方がオススメ、と以前書きましたが、その「コンパクト」の後継機種が出ているようです。

その名も、トリトンワークセンターコンパクト。以前のソーテーブルは、テーブルソー的使い方しかできない単機能でしたが、オプションを購入することでルーターテーブルとして使えるようになりました。但し、ワークセンターのユニークな機能であった「クロスカットモード」には対応していません。

ワークセンターの最大の難点は、大きさよりもむしろ価格とのバランスではないかと思います。(オプションを考えなしに追加していくと、ルーターテーブルまで入れると、10万円を簡単に超えてしまいます。)その点、このワークセンターコンパクトは、ルーターテーブルオプションも15000円程度と安く、そこそこ納得できる出費でひとそろい揃えることができます。

私もテーブルソーについてはいろいろ考えるところがあるのですが、私のように狭い物置工房では、「畳める」という点から、この辺りが正解なのかなあと思ったりもしています。

詳細はこちらあたりから。
トリトン ワークセンターコンパクト

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今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ    : 平 3

やっぱ木口に挑むにはこまめに研がないとだめですね。

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