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2005.10.20

あると便利な機械・工具(2) - 集塵機

最初のうちは多少のホコリくらいとついつい後回しになってしまう集塵対策。特に機械が揃ってくるとだんだん集塵の必要性が感じられるようになるのではないでしょうか。

今回は、集塵の源?である集塵機について。

「集塵機」は、「掃除機」も含めて、主に3つのタイプがあると考えると分かりやすいのではないかと思います。

(1)「家庭用掃除機」タイプ
おなじみの、車輪が付いて走り回るタイプのあれです。写真は省略。大抵は使い捨ての紙パックを使用し、紙パックの後ろ側からモータで風を引っ張って、ゴミを吸い取ります。 モータはユニバーサルモータで、モータ自体の騒音が多少あります。
木工用の集塵機として売られているものはありません。が、工夫次第でホンマの家庭用掃除機でもそこそこいけるというのが私の実感です。多くの皆さんも経験されているところと思います。

(2)「業務用掃除機」タイプ
makita436x(写真はマキタ436X)
店舗などで使うタイプと言えば、イメージしやすいでしょうか。
バケツのような形をしており、フタ部分にモータが入っています。紙パックを用いるタイプもありますが、家庭用掃除機タイプと異なり、モータは上に付いており、吸い取ったゴミは上のフィルタ部分に遮られて、下のバケツ状のゴミ溜めに落ちるという寸法になっています。
家庭用掃除機タイプは原理上、ゴミが一杯になると吸い込み力が極端に落ちてしまいます。このタイプだとバケツが一杯一杯になるまでは吸い込み力はほぼ落ちないという特徴があります。

(3)「集塵機」タイプ
AP400(写真はDELTA AP400)
プロ用から、小さなアマチュア用までいろいろありますが、ここではひとまとめにしてしまいます。
空気を羽根で吸い込み、羽根の後ろに通気性のある(通常布製)袋をつないであります。スイッチを入れると空気を吸い込んで袋はふくらみます。吸い込まれたゴミは羽根を素通りし、後の袋にたまります。袋は一つでも良いのですが、袋が上下に二つついていたり、ダブルで四つ付いているものもあります。

袋一つだと、ゴミが一杯になるにつれて吸い込み力は落ちますが、上下二つのタイプでは、下の袋にゴミがたまり、上の袋から空気を逃がすという形になっています。上の袋まで一杯にしなければ(なるのか?)、吸い込み力はほぼ一定です。(下の袋をビニール袋にする例もあります。)
大きなサイズのものは誘導モータ使用で、思ったより静かです。日本製で小型のものはユニバーサルモータのものもあります。

もっと業務用の大型の「集塵機」では、(2)のタイプが主流になるような気もしますが、アマチュアで購入の候補になるのはこんな分類でよろしいかと思います。

最近、サイクロン集塵機がアマチュア木工家の流行ですが(もうブームは一段落の感もあり)、これは上記の分類では原理上「業務用掃除機」の分類になりますか。ホントの家庭用掃除機でも、最近は高付加価値商品としてサイクロンが各社の目玉商品になったりしていますが、こちらも出揃った感があります。

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