« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »

2005年4月に作成された記事

2005.04.30

ありがちな連休(2)

昨日の続き。

050430A基礎完了。2×4束石を使いたかったのですが、1個千円と若干高く、100円のブロックにしてしまいました。

050430B床貼り。キットとは別売りの木製フロアキットの床は、15mmのOSBです。8×8フィートタイプは4×8フィートの板を2枚合わせ。


050430Cこのタイプは少し天井高が低いので、せめて6フィート材をストレスなく取り回せるようにしたいと思い、「下駄」を履かせました。2×6材の2段重ね。木ねじ斜め打ち(大丈夫か)。
ここで入り口が不自然になることに気が付きましたが、後で改造することにします。

あと、壁パネルを1枚だけ作って今日は力尽きました。パネルは平らな床の上で作業するのが良く、上述の「下駄」はパネルを先に作ってしまってからの方が良いことに気付きました。

この日のために?安売りで買って置いてあったインパクトが急に不調に。「30分急速充電」はよいが、10分で力尽きるのは如何なものか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.04.29

ありがちな連休(1)

8x12_bradfordこの連休は、木工好きのおじさんにいかにもありがちな連休になりそうです。報告するのも恥ずかしいくらいですが、狭い庭にこんなものを建てることになりました(右写真)。かけられる時間に余裕があまりなかったので、自分で材料を集めれば安くできるかもと思いつつキットで入手できるものを探しました。

Handy Homeのキットガレージは日本でも多くの会社が代理店をしています。2×4工法が基本になっており、キットと言ってもプレカットの木材と金物が入っているのみで、「パネルを木ねじで組み合わせて出来上がり」というものではありません。

今回は、京都の亀岡の亀岡トライアルランドさんにお世話になりました。現地まで見に行きましたが、パネルがOSBで結構しっかりした印象を持ちました。で、選んだのは、「ブラッドフォード」の8フィート四方の最も小さなタイプ(上の写真は8×12)。天井高も最高で8フィートですがこっそり下駄を履かせるつもりです。

050429A今日営業のO様にユニック車で自ら配達してもらいました。左の写真はキットの全容で、上写真がフロアキットとシングルと本体、下写真はルーフィングと水切、オプションの角窓(小)。インチ-ミリ併記のメジャーをおまけで頂き、気の利いたサービスに感謝。大事にします。

050429B基礎はコンクリブロックで簡単に、と考えていて、「今日は床の組み立てくらいできるかな」と思っていましたが、O様より「芝生ははがした方が良い。水分を集めてくるので、そのままだと室内も湿って中のものがサビサビになるし、建物も長持ちしない。」とアドバイス頂きました。

....暗澹たる気持ちになりつつも、今日はひいひい言いながら芝生はがしと整地(土木作業は苦手。)、木製フロアキットを防虫・防腐塗料で塗る(これは必須ではない)ところまではやりました。

O様からは、木製フロアキットを使う場合は、芝生をはがす以外に
・建物の中央が凸になるように地面をならす。
・建物の周りにも植物、草をはやさないようにする。
・屋根に雨樋、犬走り(?)にU字溝をいれるとベスト。
・盛り土はだんだん凹んでくるので、最も低いところを基準にして、掘り下げ方向で水平を合わせる。
などの有益なアドバイスを頂きましたので皆さん参考にして下さい。....私自身は、どこまでやるかは明日の根性次第です...。

子供たちにもいろいろ手伝わせましたが結構大活躍でした。もちろん、自分でやった方が早いなあと思いつつでしたが、つい最近まで手を焼かせるばかりだったのにと思うと、ちょっと感慨。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.04.24

スピード木工(4) - Miller Dowel

木ねじ+ダボ埋めというのは、仕口を考えるのが面倒になった際によくやる常套手段ですが、下穴→木ねじ→ダボ打ち込み→ダボ頭削り、と、「手抜き」と言いきるには結構面倒なやり方だと思います。特にダボをツライチに削るのは結構気を使います。トリマーを使うと早いのですが、セッティングも面倒です。

side-blankMiller Dowelは、製造元ホームページで写真を見て頂ければ一目瞭然と思いますが、独特の形状の木製の釘を、接着剤と併用して打ち込む方法です。最終的な外見は、木ねじ+ダボ埋めと全く同じような外見になりますが、ダボを改めて埋めなくて良いので手間としてはかなり軽減されます。錆が問題となる屋外用の作品にも重宝しそうです。

使用レポートはこちら

下穴に独特なステップドリル(刃)が必要ですが、普通の電動ドリルで使えますので、工具としてはこれだけです。

樹種としては、レッドオーク、ブラックウォルナット、バーチ、チェリー、イペ、パープルハート、チーク、マホガニー、ホワイトオーク、あと Black Locustって何だろう(→(4/27)ニセアカシアらしいです)、以上10種があるようです。思いっ切り色の違う木を埋めても良い感じになるでしょう。

製造元ホームページにはオンラインショップもありますが、残念ながら米国内のみの対応です。右下に取り扱い小売業者が順番に出てきますので、見覚えのある店が出てきたところですかさずクリックです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.15

pencil gauge

050415Aずいぶん前に作った鉛筆罫引き。Stanley pencil gauge のコピーです。鉛筆罫引きが欲しくて探したのですが、店頭には見あたらず、普通の罫引きを買って改造しようかとも思いましたが、せっかくなので「西洋風」に自分で作ってみることにしました。

050415B台がおむすび型になっているところが西洋風で、このおむすびを親指と人差し指でぐるりと回すように握って、押し出すように使うのだということです。

P.S. もうすぐ4万ヒットだ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.12

スピード木工(3) - ルーズテノン

ルーズテノン(loose tenon)は、正式名称かどうかはっきりは分かりませんが、名前はともかくこんな工法もあるということで紹介します。(4/13 ワタシの記憶違いで、"loose tenon"が一般的のようですので、訂正しておきます。)

前回紹介のビスケットは、効率と見栄えの面では「最高」の接合方法と言えますが、やはりイスなどに使う場合は、強度や耐久性に問題が出る可能性が高いと思います。特に厳しい部分は、やはり伝統的なホゾ組が望ましいのですが、このホゾ組に似た手法で、もう少し手抜きもとい効率的な方法があります。

050413-Aまず接合する部材の両方にホゾ穴のような穴を開けます。穴は、長丸穴が一般的で、テンプレートかそれに類する治具を使ってルーターで手早く開けるのが一般的と思います。次に、角を丸くした角棒をこの両方のホゾ穴に差込み、接着剤で固定するのがこの方法です。

ダボ接ぎの巨大化バージョンというか、「雇い」をホゾ組みに応用したというか、そんな感じです。ダボ接ぎよりも強度は格段に高いですし、何より「ひねり」に対して非常に強くなります。接合部分は基本的にはホゾ組みと同じような面で接合されているので、きっちりやればホゾ組み並みの強度が期待できます。

「角を丸くした角棒」は一部市販もされているようですが、自作が簡単で事前にまとめて作っておきます。角棒に丸面取りビットを使ってルーターテーブルで角を落としてやれば簡単でしょう。長い角棒からまとめて作っておけるため、簡単にでき、かつ自動カンナや手押しカンナその他の機械が使えるので、ホゾに比べてアマチュアでも高い精度が望めます。幅は、穴を掘るときに使用するルータービットの刃径に合わせておくと好都合です。

穴を開ける方も市販の治具もあるようですが、長穴が掘れればよいわけで自作も可能です。

市販のイスでも、壊れる寸前のところをよく見ると、荷重のあまりかからない前脚などでこの手法を使っている例が見られます。

また、これは思い付きですが、角のみ盤をお持ちの方であれば、この方法の角穴バージョンが可能ですね。適切なサイズの角棒を作れば良いので、上記のルーターでの長丸穴の方法よりもさらに簡単かも知れないと思います。ワタシなんかが下手にホゾ切るより、この方法の方が、精度が高い分よっぽど強いかも知れないとふと思いました。

homephoto2
もう一つ、「静かな木工」がらみで一つ紹介したいのは、この工法が、手持ちの電動ドリルでできてしまう治具があるのです。beadLOCKという商品です。
この治具を使用すると、ドリルの穴を複数個連結したような形の穴が開けられます。この穴を両方の部材に開けます。これ専用の独特の断面形状をした棒が売られており、これを好きな長さに切って使います。棒を自作したい人向けに、この形を1回で削れるような専用のルータービットも販売が始まりました。

ツールレビューサイトでの紹介記事はこちら
日本ではTOOLS-GRさんが最近扱い始めましたので、当面は消耗品の購入の心配もないでしょう。使い方を理解するにはこのサイトの説明が最も端的でわかりやすいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.10

Practical Design Solutions and Strategies

気に入って使っている本を、紹介します。

practical

Practical Design Solutions and Strategies: Key Advice for Sound Construction from Fine Woodworking (Essentials of Woodworking) Fine Woodworking誌の編集です。

最初の章は主にデザインについて。どのようにイメージを具現化するかの方法論が書いてあります。とにかく紙に書いてみましょうとか、模型を作ってみましょうとか。

ああ、この本は題目通り、デザインについて教えてくれる本なのだなあ、と読み進むと、その次のページでは、突然「実験」が始まって面食らいます。ほぞ組とルーズフィットテノンとビスケットとイモ接ぎのうち、どれが一番強いか、実際にぶち壊して実験したりしているのです。

「デザイン」の本ではなくて「設計」の本なのです。

後半は章を改めて、テーブル、椅子、机、箱物類(引出し含む)について、それぞれどのような構造で作るかの各論。欧米風なので、少し違和感のあるところはありますし、これが標準と思うと間違うかもしれない箇所もありますが、理にはかなっており、大きな間違いはなかろうというところがまとめてあります。引き出し付きの机などは完全図解してあり、非常に参考になります。

という具合で、最初は雑多な印象を受けますが、雑誌の連続記事のまとめたものか何かなのでしょう、家具を設計する際に参考になることがいろいろとまとめてあります。副題が、「しっかりした構造のためのカギとなるアドバイス」。デザインの教科書と思って買うと少しがっかりするかもしれませんが、確かに設計している段階で「あそこの構造どうしようかなあ。ああ、あの本に何か書いてあったなあ」などと読み返すことが多く、そういう時にためになる一冊です。

「TIPS集」と言うにはすこしヘビーな内容ですが、小ネタ集くらいの気持ちで読むと、すっと頭に入ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.09

静かな木工(8) - 騒音の数値化

「静かな木工」シリーズは完結したつもりでしたが、もう少し書けること、書くべきことがあるような気がしてきました。少し前後しますが、不定期にもう少し続けようと思います。

シリーズの中で、あれは静か、これはうるさいなどと述べてきました。が、それだけでは文章では伝わりませんので、もう少し定量化(数値化)することを試みます。

…と思っていろいろ探したところ、TAMA CRAFTさんのTAMA CRAFT通信31号に、非常にわかりやすい記事がありました。そのまま紹介してしまいます。

まず、騒音は、現在はdB(デシベル)という単位で表現し、そのレベルは概ね目安として下記の通りです。
(TAMA CRAFT通信本記事より引用)
 40dB・・・・深夜の街中
 50dB・・・・静かな事務所
 60dB・・・・普通の話し声
 70dB・・・・騒々しい事務所
 80dB・・・・騒々しい工場
 100dB・・・電車通過時のガード下

その後、本記事では各機種のデータがいろいろ比較されています。ここでは機種を問わずざっと見眺めてみると、下記の様ではないかと思います。

静かな順に、
 ボール盤       70dB前後
 バンドソー      70dB前後
 テーブルソー     70dB
 トリマー        80dB前後
 丸ノコ         80~90dB
 ルーター静音タイプ 80dB前後
      上記以外  90dB前後~100dB
 自動カンナ      ~100dB

これは音源から1mの位置の騒音とのことですから、距離が離れれば、また扉一枚隔てれば、それだけ騒音は小さくなります。

さらに、身近な家電機器がこの「dB」で言うとどんなレベルか分かれば、実物を見た(聞いた)ことがなくても大体イメージができますね。
…と思って調べたところ、このページにまとめて載っていました。そのまま紹介してしまいます。

参考になるのは、このくらいでしょう。(上記サイトから引用)
 エアコン  約 41~ 59 dB
 温風ヒーター  約 44~ 56
 換気扇  約 42~ 58
 風呂又は給排水音  約 57~ 75
 洗濯機  約 64~ 72
 掃除機  約 60~ 76

大体イメージが掴めましたでしょうか。

ワタシが「夜中に使用可能かな」と判断しているのは、ボール盤とバンドソーの二つです。上記によるとこれらはだいたい「掃除機」レベルです。ワタシの判断基準としてはどうやらこのあたり(70dB)のようです。マンションなどの場合は、「夜中に掃除機」も無理でしょうが、昼間であればこの程度の機械なら苦情は出づらいのではないかと思います。

騒音を最優先するワタシなど、全ての工具のカタログに騒音のデータが書いてほしいと思うのですが、「静音」とか「防音」とか書いてあっても、何dBかまではほとんど記載がありません。また書いてあっても、実験の条件で変化する値ですので、異なるメーカ間での数dBの優劣はあまりあてにならないと考えた方がよいと思います。あとは風評や、雑誌などのテストレポートなどで情報を収集します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ  : 平 3
ノミ    : 追入れ 6

所要時間: 1時間
やはり切れなくなったら早めに研いだ方がラクだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.04

スピード木工(2) - ポケットホール

920-282ポケットホールは、簡単に言うと、「裏」から斜めに木ねじを打つことで、部材同士を接合する工法です。
(「クギが見えない」とは言いましたが、「使わない」とは言ってまへん。)

あたかもポケットのように穴を斜めに開けて、その穴に斜めに木ねじを打ち込みます。ポケットホールというのは穴自体を指すと思いますが、ポケットホールを用いた接合方法を指す用語として定着している感があります。

斜めに穴を開ける工程がポイントで、プロ用には専用の電動工具もあるようです。
552_72dpi
例:ポーターケーブル PorterCable 552
これは1日にキャビネット類を何個も作るような「木工所」向けだと思います。

アマチュア向けに、非常に簡単な治具が何種類も販売されています。治具は、基本的には下穴と、ネジの頭が入る大きな径の穴がいっぺんに開くステップドリル(刃)と、そのドリル刃を斜めに部材に挿入する治具からなります。ネジを打ちたい方の部材の、ネジを打ちたい面に治具をセットし、ドリルで穴を開けます。相対する方の部材には下穴は開けないのが普通と思います。部材同士をしっかりクランプで固定して、木ねじをねじ込めば接合完了です。

日本ではあまり一般的ではないように思います。抽斗ものやキャビネット類、造作家具などを作る場合は、接合強度はさほど必要ないですし、「目に触れない部分」というのが多くあるので、スピード重視の場合は確かに重宝すると思います。ダボ接ぎは結構精度を出すのにイライラしますし、それよりも数段簡単です。但し、「趣味の木工」としては、裏側とは言え斜めに穴をぷすぷす開けるので、「美学」として受け入れられない方も多いかも知れません。

老舗タマクラフトさんではKregのセットを推奨していますが、Kregは結構高価で、確かに非常に便利そうですがセットによってはいわば「大げさ」なセット内容になっています。TrendやTASKからも出ていますし、ノーブランドでもっと安いものも出ており、試しに安物を1回購入して実感してみたいと思っています。

それぞれ入手先は、一例として
Kreg: タマクラフトさん(カタログの最後の方参照)
Trend: TOOLS-GRさん
オフコーポレーション: 縄文人さんからの情報

使用するネジは、専用というか推奨のネジがあります。が、普通のネジでも問題ないようです。

何が違うかというと、
(1)通常の+溝ではなく、独特の角穴になっており、専用の工具で回す。斜めから回してもネジ頭がナメにくいように工夫されている。
(2)ネジが先端の方しか切っていない(いわゆる半ネジ)。ネジを締めるに従い、自然と相手方の部材を引き寄せるようになっている。

ネジ締結の際に、これまた、専用というか推奨のクランプがあるみたいです。キリがないので省略します。

この前某TVチャンピオンで、カントリー木工選手権の時、うろ覚えですがポケットホールで細幅の板を並べて板矧ぎをしていた人を見てとってもびっくりしました。びっくりしましたが、えーと、とりあえずびっくりしましたとだけ書いておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.02

This week's woodworking tip

何事もなかったように更新続行。

ルーターを使って、丸棒に丸ホゾを切る方法です。

http://www.woodworkingtips.com/etips/2005/04/01/wb/

参考までに、バンドソーで丸ホゾを切る方法はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »