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2004年12月に作成された記事

2004.12.31

良いお年を

041231A今日はすごい雪でしたね。

どうか皆さん良いお年を....。

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2004.12.30

買ってしまいました。

041230A
個人輸入で買ってしまいました。なかなか良さそうです。
また後日レポートします。

何でしょう?

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2004.12.27

静かな木工(3) - 静かにホゾ切り

静かにホゾ穴が掘れましたので、静かにホゾのオスの方を切ります。

これは、手ノコで切るのが正攻法であり、最も静かな方法です。
胴付きノコを使って墨の外側を切り、際カンナかノミで寸法を合わせます(ホゾとホゾ穴では、穴の方を先に掘っておくというのが一般的)。職人さんはノコで一発切りっ放しだそうです。目指せ職人。

機械を使うとすると、テーブルソーでホゾ切り治具を使う方法か、ルーターを手持ちで、もしくはルーターテーブルで使う方法が一般的と思います。

静かにやろうと思うと、バンドソーが最も静かでかつ効率的です。手順としては手ノコをバンドソーに持ち替えただけで特に目新しいことはなく、カット自体もバンドソーの基本動作のみでできるのですが、参考までに手順をご紹介します。

(1)墨付けして、縦方向に切り込みを入れる。
041226A
縦切りフェンスを使います。フェンスはブレードのリード(ドリフト)に合わせて良く角度を調整しておきます。右に見えるのは即席フェザーボード。
041226B「井」型に切り込みが入りました。

(2)肩を切る。
041226C
マイターゲージを使います。

注意: 小さい木の破片がブレードとプレート(インサート)のすき間に挟まりはじけて飛んでくることがありますので、注意してください。写真のようにバンドソー用のゼロクリアランスインサートを使うとほぼ回避できます。

041226D四角いホゾができました。木っ端を使って試し切りをして調整をきちんとすれば、切りっ放しでもそこそこいけます。

(3)(オプション)肩を丸くする。
041226E
角が丸い欧米流ホゾ穴の場合は、角の部分を丸めなければいけません。本来ならば、大きめに切っておいてノミやヤスリで成形、となりますが、丸く削るというのは結構大変ですし、素人がやるとだんだんせっかくの最初の平行度や垂直度が失われ、台無しになったりします。私もキレイに丸くするのがなかなかできなくて、そのせいでずっと欧米流のホゾは嫌いでした。

最近の私の好みは、縦方向だけは0.5mmから場合によっては1mm程度、明らかにゆるめに作るのです。そうしておいて、四隅をノミで軽く45度に落とすと、それだけでスッとホゾ穴に収まるようになります。いわば八角形の角部分が接しているというイメージです。理屈から言えば大幅にすき間があくことになりますが、軟らかい木ならば仮組みをしているうちに木殺しされて、勝手に丸まってきます(笑)。また元来、組み立て時の割れを防ぐために、一般的にホゾの縦方向はゆるめにすべきです。(注: この点は賛否あると思います。たくみ塾の本では、横方向をスッと入るくらいにして、逆に縦方向をきつめにし、最後は木槌で叩き入れるように記載があります。でもワタシの経験上、大抵仮組みの時に割れるのは縦がきつい時です(特に外す時に「ばきっ」と)。)

一生懸命フリーハンドできっちり丸くしようとしたとしても、その丸い部分で強度に貢献できるようなフィットが得られるとは、アマチュア(と言うかワタシ)には考えづらいと思い、割り切ってこの方針でやっています。その代わり幅方向はきっちり合わせて、そこそこのはめ合いになるようにします。

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2004.12.23

週末工房 no.2

以前紹介した、週末工房のno.2が、発売されています。
今回は、テーブル、机の作り方が特集です。手づくり工房っぽいデザインの作例が4種類載っています。

宮本家具工房の宮本さんも、別のページで作りやすいテーブルの作り方の解説を寄稿されています。机の作り方を検索して当サイトに来られる方が多いようですが、ご覧になって研究されてはいかがでしょうか。

ただ、個人的には作例の方にもう少しホントにフツーの机が取り上げられても良かったかなと思います。

電動工具については、デルタのShopMasterラインのTS220LS、プロクソンからは異色のミニフライス盤が紹介されています。

あ~やっぱテーブルソー欲しいな。

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2004.12.19

今日の研ぎを淡々と記録するよ

カンナ  : 平 3
のみ   : 追入れ 6
所要時間: 2時間15分

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2004.12.18

筆派?ヘラ派?

041218A突然ですが、ボンドを塗る時、筆を使いますか?ヘラを使いますか?
私はヘラ派です。筆は洗うのが面倒くさいのと、細かい作業で筆先に集中していると、へなっと筆の根本が付いて欲しくないところに付いたりするので。

木っ端で作るのが職人っぽいですが、海外では金属製のものがいろいろ売っているらしいです(ここで見つけました;Pongooの木工さんより)。使い心地良さそうだなあと、何か代用になるものをと思い探していたところ、1種類だけですが手芸品店のトールペイントコーナーに見つけました(写真中央)。見回すと、油絵のペインティングナイフなんかでも良さそうです。

写真上のは、ホームセンターの左官コーナー?で見つけたもので、「コーキングパテ」の目地用。ホゾ穴とか細かいところ向き。
一番下は、某世界的コーヒーチェーン店の使い捨てマドラーです。幅と言い、厚みと言い、細かい箇所には絶妙に使いやすい逸品です。(注意: この記事を見たからと言ってくれぐれも大量に失敬しないようにしてください!)

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2004.12.15

静かな木工(2) - 静かにホゾ穴

「静かな木工」シリーズを勢いで開始してしまいましたが、結局のところ、ルーターの作業をどう代替するかがポイントなのではないか、と考えるに至っています。 と言うわけで、今回のテーマは「静かにホゾ穴を開ける」です。

特に騒音が気にならないのであれば、一般的にはホゾ穴は、手作業ならばゲンノウとノミでしょうね。電動工具ならばルーター。両方とも騒音を気にするならば不可能な工法です。(静かなルーターは以前紹介しましたが、それでも夜中は無理でしょう。)

欧米では、ホゾ穴は、墨付けをした後、ボール盤で中にぐすぐすと沢山穴を開けてからノミで残った部分を整形するという方法が一般的に教えられています。ボール盤は静かで、夜中でも使えます(→参考記事)。しかし、経験のある人なら分かると思いますが、ドリルで穴を並べて開けていこうとすると、あまりくっつけすぎると隣の穴にドリルの先が逃げていってしまい、なかなか綺麗に穴が開かないものです。

この「刃の逃げ」は、フォスナービットを使うことで回避できます。フォスナービットならば、かなりくっつけて穴を開けても刃が逃げず、真っ直ぐ穴が開きますので、これだけでもしつこくやっていけば長穴に近い状態までもっていくことが可能です。

それでも、角穴にしようと思うと、結局隅が丸く残ってしまいます。ノミで四角く整形したいところですが、ここは「騒音防止優先」で、「欧米流の角が丸いホゾ」で我慢することにします。フォスナービットは、ホゾ穴の幅と同じものを使います。

ということで、以下の方法で、「欧米風の角が丸いホゾ穴」を、ごく静かに開けることができます。
順に説明します。以前ご紹介の「超簡単ボール盤延長テーブル」を使います。

041214A
(1)セッティング全景(ぶれててスミマセン。)
ボール盤延長テーブルに、ホゾ穴を開けたいところに合わせてフェンスをセットします。

041214B
(2)1個目の穴を開ける。
材料をフェンスに当てて、最初の1個目として、一番端っこをまず穴開けします。大量生産する場合は、ストップブロックをクランプするか、写真のように洗濯バサミの親分みたいなクランプでマークしておきます。

041214C
(3)1個目の穴が開きました。

041214D
(4)2個目の穴を開ける。
 2個目は、並べて順番に開けていくのではなく、反対側の端っこを開けます。逆側にも洗濯ばさみをしておくか、テーブルが足りなければテーブル上に線でも書いておいてマーキングとします。

041214E
(5)3個目以後の穴を開ける。
 3個目以後は、写真では既にくっついていますが、この段階では、できれば穴はくっつけず程良く間を開けて穴開けしていきます。くっつけるとさすがのフォスナービットでも穴がずれ、精度が落ちます。

041214F
(6)間をつなげていく。
 先に開けた穴と穴の中間を狙うようにして、間をつなげていきます。小さい 材料で押さえづらくがたがたと安定しない場合は、右から左に穴を開けていくよう にするとフェンスに押しつける力が発生し、材料が安定します。但し右から左へと 穴を開けた方がバリが少ないようです。写真ではちょうどこれで穴5個で「5等分」ですが、さらに、その間を狙って「9 等分」するつもりで穴を開け、長辺の凸凹の部分を取ります。

041214G
(7)出来上がり。
 ホゾ穴の長辺部分はまだ凸凹していますので気に入らなければノミで整形します。が、軟らかい材料ならば、このまま木殺しすれば、いい感じのはめ合いになります。(プロの方が見ればお笑いでしょうが...。)

フォスナービットは、普通のドリルよりはかなりマシですが、細い径のものは軸の剛性が不足で「逃げ」が発生します。私の経験では8mm以下はホゾ穴開けには辛く、オススメは12mm以上です。

言い忘れましたが、金に糸目を付けないならば、角ノミ盤は最も効率的で静かです。誘導モータを使用しているのが大半なので、動作音も切削音も「しゅるしゅるしゅる」と言う感じです。ただ四角い穴を開けるだけの装置ですので、他にもいろいろ「ウィッシュリスト」にある状態では、なかなか買いづらいです。

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2004.12.05

静かな木工(1) - 静かに切る

当分、木工を基本動作を順に挙げていって、それぞれに静かな方法と言うのを考えてみたいと思います。その1回目。

DIY、あるいは木工のシンボル的なイメージがある「丸ノコ」ですが、これはうるさいですね。マキタの製品群はしずかであると定評がありますが(→参考記事)(注:各社が電子式になってからの状況は、まだよく分かりません)、それでも材料を切断する際には「びやゃーーーん」と建築現場っぽい音が響き渡りとても夜中に出来たもんじゃありません。

丸ノコの特有の騒音には、ノコ刃が振動している音が多く含まれ、最近はノコの刃に変わった形の切れ目が入っていて「制振」、「静音」を謳っているものもありますが、効果のほどは分かりません。

ジグソーはまだマシですが意外とうるさいです。速度を最も遅くすればまあ静かになるのですが、切断時間がかかりすぎてイライラします。

糸ノコは、見かけは優しいですが、廉価クラス~平均クラスのものだと、「だだだだだっ」とジグソー並みにうるさい騒音が出ます。夜中は不可です。高級クラスは振動は少ないと聞きますが、騒音面はどうなんでしょうか。

私が夜中に使うのは、もっぱら「手ノコ」と「バンドソー」です。
騒音の面では手ノコがやはりベストではないでしょうか。手ノコの音が、夜中に家の中に響くのは相当アヤシイですが、家の外まで漏れる音ではないです。

とは言え、手ノコばっかりでは日が暮れて(明けて)しまいますので、一番のオススメはバンドソーです。
このクラスの重量級の機械になるとモーターは誘導モータになり、空転時の音はほとんど気になりません。切削時は薄い板ならばわずかに「がーっ」という音が加わりますが、ドアを閉めてしまえば隣の部屋でも気にならない(少なくともウチの子供は)レベルです。

但し、厚い板を縦割り(リッピング)あるいは挽き割りをする場合は材質によって「きーーーっ」とかなり高周波の音が出ます。これは鈍った刃や安物の刃を使うと大きくなる傾向にあり、刃を研ぐとかなり改善されます。

硬い木の方が出やすいかというとそうでもなく、私のよく使う木では、パイン、SPFなどの針葉樹は軟らかいのに割とうるさく、ビーチ類は何故かそんなにうるさくない気がします。

テーブルソーですが、廉価クラスのものは汎用モータ(ユニバーサルモータ)を使用しており、このクラスのものは空転時から激しくウルサイと考えて間違いないです。
脚が別売りの「ポータブル型」は例外なく汎用モータ使用です。マキタの2703など。デルタは一見分かりづらいですがTS300までは汎用モータです。

それより上のクラスの、いわゆるコントラクターズソー以上のクラスでは、誘導モータを採用するものが一般的になり、誘導モータであれば空転時は「ふうぃーーん」という感じの音で非常に静かです。但し切削時は丸ノコと同じ「建築現場音」が出ますので、「誰が夜中に工事しとるんじゃい」と心証上もよろしくなく、夜中にオススメできるものではありません。

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2004.12.04

静かな木工 - 序論

木工を趣味として自宅でしようと思うと、まずある程度の資金が必要なのは別にして(笑)、騒音と粉塵、作業スペースが悩みのトップ3になるのではないかと思います。

特に、騒音は切実な問題です。木工をしたくてもマンションなのでもしくは一軒家でも隣人との関係が悪いため、断念されるなんてケースも結構あると聞きます。その割に「静かに木工をする方法」というのは、これまであまり巷で語られてきていないのではないかという気がします。

私自身は、ウチが一応一軒家で比較的恵まれている環境とは思います。が、どうしても今のところ夜中しか時間が取れず、夜中にこっそり作業することが基本で「ミッドナイトウッドワーカー」を標榜しているワケなのですが、その意味でかなり騒音には気を遣っているつもりです。そんな中で、自分としてはそこそこ「ミッドナイトウッドワーカー」なりの加工法というモノを確立してきたつもりです。

しばらくの間、どこまでまとめられるかどうか分かりませんが、「静かな木工」をキーワードに、私の得た数少ないノウハウをつらつらと綴ってみたいと思っています。

(12/6追記)
前提条件を忘れていました。
騒音の許容レベルというのは、住環境や近隣との関係で様々と思います。ワタシの状況はこんな感じです。
・一応一軒家。
・作業場所: 2階の屋内。特別な防音はなし。
・近隣との関係: 今のところ良好(....そのうち文句が来るかも知れないな。)
・作業時間帯:夜中
・暫定的判断基準: とりあえず、隣もたまに夜中に洗濯機回しているし、こちらもさほど気にはならないので、「洗濯機レベルはOK」、と判断。

マンション住まいの方は、う~ん難しいかも知れませんね。
夜中はまず無理と思いますので、昼間作業することを前提にこれからの記事を読んで参考にしてもらえればと思います。

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