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2004.11.17

丸棒旋削治具

木工旋盤で精度良く均一な径の丸棒を挽くのは、フツーにやると案外難しいです。鉄工なヒトには分からないでしょうが。

041116A 041116A2
これは、丸棒詮索、いえ旋削治具です。
先日旋盤加工も扱っていますと紹介した"Tage Frid Teaches...."に書かれていたものを、私の旋盤WT-300用にアレンジしたものです。

使い方は、こちら。041116B

一目見れば分かると思いますが、これを見た時は個人的には眼からウロコが落ちる思いでした。
宮本家具工房の宮本さんが、Tage Fridとその本について、「彼の本のいいところは、「ウソがない」というか、本の通りに作って、上手くできる確率がとても高い。」と書いておられますが、この辺がまさに"Tage流"だなあと感心した次第です。

本にはこんな感じで、宮本さんも感心されているように、「”スキマができたときの直し方”とか、”ベルトサンダーでノミを研いでいる写真”、...」とか、他の参考書にはない、practicalというか、語弊があるかも知れませんが「良い意味でイイカゲン」なノウハウが満載です。

さて、治具ですが、ツールレスト類は外し、治具をクランプで旋盤台に固定します。手は写っていませんが、カンナをしっかり持ち、押し方向に力をかけます。洋カンナだと自然ですが、和カンナを使うと持ち方は反対になります。写真のように少しカンナは左右に傾けた方が良い結果が得られます。

径が異なる丸棒を作りたい時は、シムとして厚みの整った木っ端を底面の四隅にかませると簡単です。高さを自由に調節できるような改造を検討中ですが、ワタシの性格上必要になるまでやらないと思うので、とりあえずこの状態でアップしときます。

和カンナでやると刃口が傷むし刃もなまるので、専用の安いカンナを用意した方が良いと思います。

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コメント

 私も試したことがあります。治具は作ませんでしたが、フリーハンドでやりました。安い鉋でやりましたが刃口が焦げてしまいました。刃口が金属で保護され・ハイス鋼で刃が作ってある、いわゆるデコラ鉋が適当かと考えましたが、その後は試して下りません。
 いらない安い鉋に金属を貼り付けて作るのが適当かと思います。

投稿: ちんくる | 2004.11.18 10:23

ちんくるさん カンナ焦げましたか。

私のところでは焦げまでは発生していません。
速度は最低速度で、ワークも直径25mmφ程度の小径のものだったからでしょう。あと、そこそこのところまでの粗加工は通常のバイトでやっています(およそ目標プラス1~2mmまで)。

それにしても下端が凸凹になるので、高いカンナ(持ってない)や、(安くても)自分が一生懸命手をかけたカンナは使いたくありません。うっかり金属のドライブセンターやライブセンターに触わってしまうとさらに悲惨なことに....。下端調整はほとんど必要ないので、安物を買ってきて調整もせんとそのまま使い今後もこれ専用にしてしまおうと思っています。焦げても良さそうなヤツを....。

投稿: かんりにん | 2004.11.18 12:52

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