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2004年11月に作成された記事

2004.11.30

This week's woodworking tip

木工をする人の多くは、たいてい"TIPS"が好きですね。

最近の傑作をご紹介します。

http://www.woodworkingtips.com/etips/2004/11/26/wb/

出た木屑が、下のゴミ箱に直行して貯まれば最高にケッサクなんですが、作業の内容によっては必ずしもそうはならないと思うんですが.....。

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2004.11.22

親の仇~、みたいな。

041121A
ある作業に切り出し小刀が必要と思い買ったのですが、何かの本で、「木工家は必ず誰しも切り出しには自分で『柄』を自作する」と読んだのを記憶しており、強迫観念的にまず柄を作らなきゃ、と作ったのがこれ。

041121B

シオジ、一応オイルフィニッシュ。
シオジの質感が妙にマッチし、手に取ると、無性に「親の仇~」とか叫びながら使ってみたくなります(ウソウソ)。

.....え~っと、何を削ろうと思って買ったんだったっけ。

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2004.11.19

旭川家具コレクション2004

旭川続きで恐縮です。

11/23~25、旭川家具の展示会が東京で行われるようです。詳しくはこちら
織田憲嗣氏のコレクションからフィン・ユールやウェグナーの家具も展示されるようです。

旭川家具は、旭川の家具メーカの団体のブランドです。結構良い雰囲気の家具を作るメーカも多く、一部で絶対的な地位を誇る、かの「北の住まい設計社」もこの団体の一員です。

名前からは何となく民芸調を想像させますが、多分それは、「木彫りのクマ」とかあの辺りのイメージが渾然一体となって醸成された誤ったイメージではないかと。

というわけでとーきょーに在住の方は是非。

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2004.11.17

丸棒旋削治具

木工旋盤で精度良く均一な径の丸棒を挽くのは、フツーにやると案外難しいです。鉄工なヒトには分からないでしょうが。

041116A 041116A2
これは、丸棒詮索、いえ旋削治具です。
先日旋盤加工も扱っていますと紹介した"Tage Frid Teaches...."に書かれていたものを、私の旋盤WT-300用にアレンジしたものです。

使い方は、こちら。041116B

一目見れば分かると思いますが、これを見た時は個人的には眼からウロコが落ちる思いでした。
宮本家具工房の宮本さんが、Tage Fridとその本について、「彼の本のいいところは、「ウソがない」というか、本の通りに作って、上手くできる確率がとても高い。」と書いておられますが、この辺がまさに"Tage流"だなあと感心した次第です。

本にはこんな感じで、宮本さんも感心されているように、「”スキマができたときの直し方”とか、”ベルトサンダーでノミを研いでいる写真”、...」とか、他の参考書にはない、practicalというか、語弊があるかも知れませんが「良い意味でイイカゲン」なノウハウが満載です。

さて、治具ですが、ツールレスト類は外し、治具をクランプで旋盤台に固定します。手は写っていませんが、カンナをしっかり持ち、押し方向に力をかけます。洋カンナだと自然ですが、和カンナを使うと持ち方は反対になります。写真のように少しカンナは左右に傾けた方が良い結果が得られます。

径が異なる丸棒を作りたい時は、シムとして厚みの整った木っ端を底面の四隅にかませると簡単です。高さを自由に調節できるような改造を検討中ですが、ワタシの性格上必要になるまでやらないと思うので、とりあえずこの状態でアップしときます。

和カンナでやると刃口が傷むし刃もなまるので、専用の安いカンナを用意した方が良いと思います。

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2004.11.11

木工旋盤の入門書

木工旋盤は、少しだけ教えてもらいましたが、基本的に独学です。入門に適したテキストを探していますが、まずは有名なところでこれを買ってみました。
1561584177.01"Turning Wood with Richard Raffan"
裏表紙に「この本で何千人もの入門者が木工旋盤をスタートした。」みたいな文句がありますが、一体どれだけいるのか英語圏のウッドターナー。

さて、本の内容は非常に分かりやすく、入門書として非常に良いと思います。
特に感心したのは、「木の固まり」を「作品」に加工していく際に、どういう順番で、刃をどちら向けにして掘り進んでいけば安全でかつ綺麗に削れるのか、独特の図で順番が作例ごとに図示してあることです。
041111A右側に見える「コマ」を掘る手順を、左側の図で「通し番号」と「掘る方向」を図示しています。

作例も、いずれもエレガントで創作意欲を刺激されます。
チャックの方法と研ぎについては独立した章を割いて説明しておりかゆいところに手が届く構成です。

曰く、
「多くの生徒たちが、いわゆる『完璧な形の刃』を作ることができないと言って躊躇するが、大抵は、刃のエッジの鋭さの方が、もっと重要である。 この本にもいくつかの刃物の写真が出てくるが、それらは全然完璧なんてもんじゃない。 - でも、どれも十分良く切れる。」
「いつでも(切れなくなったら)悩まずにグラインダーの前に戻って刃を研ぎなさい。」

ワタシは旋盤の刃物もこれまではジャパニーズ水砥石でひいひい言いながら研いでいたのですが、思い直して今まで持っていなかったグラインダーを購入し、早速フリーハンドでしゃーっと研いで、そのまま挽いてみました。.....思いの外、結構切れるもんですね。Raffan先生。

というわけで、何千一番目かのウッドターナーを目指しつつ、"Turning Wood with Richard Raffan"のご紹介でした。

あと、この前紹介した"Tage Frid Teaches...."にも、少しだけスピンドルターンを中心に旋盤について触れられています。こちらは良い意味で「Tage流」で、独学でもできそうなノウハウが多く、これも役に立ちます。

他に推薦図書があれば、皆さんコメントで教えてください!

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2004.11.09

cosine星社長のウェブログ

dr-270cosineホームページより引用)

今日、ワタシ的に非常にうれしい発見をしました。

北海道旭川のクラフトメーカ、cosine星社長のウェブログがスタートしています!

cosineさんの製品は、デザインがシンプルな中にちょっとした意匠とか遊びがプラスされていて、数年前に知って以来ずっとcosineファンを自称してはばからないワタシです。特に、一部で有名な「たまごテーブル」とか、あの辺りのラインナップを見ると、作っている方たちの「こどもに対する普遍的な愛情」とでもいうか、そんなものまでが感じられて非常に「いいなあ」と思います。

また社長の星さんと言う方が、もちろん会ったことはありませんが非常にユニークな方で、ユーザー登録をした人みんなに、社長自ら不定期にメールを下さるのです。いつも写真付きのメールで、旭川の様子を伝えてくれたりしていて、電話回線時代にはちょっと重たいメールでしたが、北海道出身の私には記憶にある光景もあったりで、懐かしく拝見していました。最近来ないなあと思っていたら、ウェブログを準備されていたのですね。

木工を趣味にするようになってからはファン熱も上昇し、ついに帰省のついでに旭川に足を伸ばし、旭川家具センターや、インテリアセンターに寄った後、意を決してcosineの工場の前に立った私でしたが、その日は日曜日で、誰もおられず鍵が閉められて入れもしなかったあの日はまだ記憶に新しいものがあります。

と言うわけで、過去の記事には、cosineの製品ができるまでの作業を写真付きで公開されており、プロの工業用の機械類は趣味の木工にはほとんど参考にはなりませんが、「へぇ~」と感心できること請け合いの星幸一のシャッター日記のご紹介でした。ファンを自称しつつ、キャンペーンの景品でテープカッターまで頂きつつ、実際にお金を出して購入したのは実は時計1台だけというニセファンですが、今後ともよろしくお願いします。

木工好きの友達みんなにcosineのことを宣伝しようと試みましたが、みんな口々に「いいね」と言ってくれるのですが、皆二言目には「今度作るやつのデザインの参考に(以下略)」と、まあ、簡単に言えばすぐパクリ出すので、それ以後はあまり言わないようにしています。

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2004.11.06

今日も夜中に涙....

041106A
腕もないのに材木屋さんからジャーマンビーチなる木を取り寄せて、今バンドソーで製材しているところです。

このジャーマンビーチ、加工性も良くてきれいなので結構気に入っているのですが、気になるのが幅広の板を何枚も挽き割っていると、何故か目が痛くなって涙が止まらなくなるところ。
これって何なんでしょうね?

たまらず窓を開けて部屋を飛び出し、涙目で振り返って見ると、心なしか部屋の中も煙っているような?気がします。
可能性としては、
(1)材料が焦げて、刺激性のガスが発生した。
(2)切りくず自体に刺激性の成分が含まれている。

挽き割った時のバンドソーの切りくずは、真っ茶色なので、焦げてガス発生の可能性が高いと思います。とすれば、アルカリか、有機の低分子か。いろいろ見てるとアクロレイン?とか言うモノなのかなあ、臭い嗅いだことないのでわからないですが。

タマネギみたいに健康に害がないものであればまだよいのですが。
どなたかご存じの方、また同じ経験をお持ちの方は教えてください。

追伸 ビーチって結構好きなんですよね。子供がまだ小さいからでしょうか。
ブナはとてもベビー(赤ちゃん)な感じがする。」と言い得て妙なことを仰る木工家さんにトラックバック。ブナとビーチは別ですかそうですか。

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2004.11.03

超簡単ボール盤拡張テーブル

前回お約束した、ボール盤の拡張テーブルを紹介します。ただ単にテーブルを拡張するだけなのですが、だまされたと思って作ってみて下さい。便利さと安定感に驚かれると思います。

凝ればいくらでも凝ることができますが、まずはテーブルを拡張することが第一目的。で、フェンスが付けられればさらに便利。さらに集塵機構がつけば最高です。ワタシは治具類はあまり凝りたくない主義なので、またもや「超簡単バージョン」で作りました。

完成図: 041103C

テーブル本体は、12mm厚のMDF。もっと厚い方が良いのでしょうが、重たくなるのと近所のホームセンターで入手しづらかったのでこれで我慢。その代わり、ホームセンターで得意の「南洋材」の角材を買ってきて、裏の端に2本接着+ビス止めして補強します。奥の方はテーブルやテーブルの腕(支柱?)と干渉するので、バンドソーで切り欠きました。

裏から見たところ:041103A

ボール盤との固定ですが、ボール盤のテーブルにあいている長穴にボルトで止めるのが最も簡単です。テーブル面にボルトの頭より大きな穴を開け、その下にテーブルと同じくらいの大きさのMDF材を貼り付け、固定ボルトの径の穴を開けます。これで固定ボルトの頭がテーブル面から出っ張るのを防ぎます。穴を段加工(座ぐり加工)すれば良いのですが、板も薄いので補強の目的を兼ねて、2枚貼り合わせにしました。

041103B

テーブル面の大きさは好きずきですが、ワタシは幅30×長さ75cmで作りました。作業場のスペースと作りたいものの加減で決めて下さい。但し幅(奥行き?)方向はあまり大きくしても邪魔なだけであまり利便性は変わらないと思います。

以上で完成。
フェンスはちょうど良いサイズのアルミ引抜き材があったのでこれを使っていますが、得意の南洋材でも何でも良いです。長穴を掘って、可動フェンスを付けられようにすると良いのでしょうが、ワタシは面倒くさいのでヤメにして、フェンスはクランプで固定することにします。さらにフェンスにストップブロックを適当なクランプでクランプすると、「端から何mmと決まった位置に何個も穴を開ける」というような場合に効率と精度が上がります。

手前に小穴を2列ずらずらと開けているのは、トグルクランプ(完成図ご参照)を取り付けられるようにしているためですが、強力すぎてフェンスがずれたり、たわんだりします。上から押さえるタイプの方がましだったかも知れません。

こんなところで以上です。

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