一家に一台木工旋盤
注文していた木工旋盤が到着しました。
購入したのは、木工旋盤で最も安価(当社調べ)なナカトミ産業WT-300です。
(機種選定の理由は、また別途報告しますけど、何はさておき貧乏なので...。)
箱から取り出してそのまま地べたに置き、取るものもとりあえず、その辺の端材をチャックして、気が付いたら感情のおもむくまま削っていました。
試運転のつもりで、四角しかも長方形の材料だったので荒削りが時間かかりましたが、これがその感情の産物。題して、「ミニのべ棒」。
名誉のために付け加えますが、全て目測のフリーハンドです。
例によって真夜中にやりましたが、騒音は、誘導モーターのベルトドライブなので空転時は静かです。但し切削時はちょっとうるさい。真夜中にはぎりぎり許容範囲外ではないかと思います。全体が振動しているので、台を作って、きちんと固定すればかなり改善されそうな気がします。
何せ付属のバイトが8本揃いも揃って全然切れない。切削と言うよりはむしろ、何かバリバリとこそげ落としてる気分です。研ぎも把握できていない私が言うのも何ですが。
安物ゆえ、その他いろいろ気になった点はありますが、こちらの間違い・勘違いもあるかと思いますので、その辺はもう少し使って調整をきちんとしてから報告したいと思います。
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コメント
私も同じものを買ってみました。中国製で価格が安いので最初から品質?はわかっていました。最初から改造前提です。簡単改造を2〜3記載してみます。
1、振動その1ですが、ベルトが駄目です。最初から楕円形になっていて楕円がプリーを通過するときに振動が発生します。三星に同じサイズが有りますから交換します(真円です)。M-28かM-29だと思いました。500円くらい。
2、モーターのマウントですが、ヒンジになっている所を完全リジットにしてしまいます。要するにモーターが手で押さえてぐらぐらしないように、完全に固定してしまいます。その時、手前のモーターマウントはモーター側のブラケットとスピンドルフレームは2本のボルトナットで空中にてマウントされていますが、高さ10mmのスペーサーをかいます。ついでに締付けを3カ所にします。ドイトで売っているアルミの角パイプでスペーサーは簡単に出来ます。
3、後、スクロールチャックの芯ずれ調整をやり、
4、プロクソンのクロステーブルをつけて金属加工が出来るようにして面板を削ります。等々やればかなり使えるようになります。
何か質問等有りましたらHPからどうぞ。
改造内容がダブっていたらごめんなさい。
投稿: iwk | 2004.11.04 20:46
iwkさん こんにちは。
そうですね。特にモーターマウントはこの機種の最大の弱点であり、どうしてわざわざあんな設計にしているか理解できません。ベルト交換とモーターマウントの固定で振動はかなり軽減されると思います。最近は平気で夜中にぶんぶん回しています。現在は、棒物ではもちろん、器物でもチャタリングが出るので苦戦しています。
あんな旋盤でも金属加工いけるんですか!面白いですね。クロステーブルは工具ホルダーにするということですね?
また有用なWT-300情報ありましたら是非お教え下さい。
投稿: かんりにん | 2004.11.05 01:18
簡単に改造の写真を載せてみました。のぞいて見て下さい。
http://www.geocities.jp/woody_engin/w_lathe/lathe.html">http://www.geocities.jp/woody_engin/w_lathe/lathe.html
投稿: iwk | 2004.11.05 21:50
ホームページ拝見しました。ステンレスも削れるとはすごいですね。また参考にさせて頂きます。
投稿: かんりにん | 2004.11.06 02:14