便利な先端工具(1)
また寄り道。
電動ドリルドライバーについては、既に2月頃に2,3連続して記事を書きました。
今回はドリル、もしくはボール盤に取り付けて使う先端工具で、これは便利だと思ったものを紹介します。
これは、本来、可動式の棚板を受けるのに「ダボ」を使ったりしますが、そのダボをはめる穴を開ける際に使うための工具みたいです。
このキリは、使ってみると分かりますが、とてもきれいな穴が開くのです。穴の壁面(というのでしょうか?)がつるつるで、表面にバリも出ません。
普通のドリルに比べて変なカタチをしていますが、この形状のおかげで壁面が綺麗に仕上がるのです。
また、ツバが付いており、一定の穴の深さで止まるようになっています。
木ネジを使う際、ネジ頭より少し大きめの穴を掘り込んで頭を隠すことをよくやりますが、これを使うと、きれいな穴が開きます。こういう細かいところの仕上がりが案外全体の印象を左右したりするんですよね~。写真は直径8mmで、コーススレッドでこの用途で使うのであれば8mmか8.5mmがちょうど良いです。
壁面がきれいなビットとしてフォスナービットがありますが一般的には入手しづらく、このタイプであれば「ダボ錐」とか言う商品名で、ホームセンターで簡単に入手できます。(「シイタケ錐」と間違わないようにしてください。)
(2)軸付きサンダー
筒状のサンドペーパーが回転して、細かい部分のサンディングが軽い力でできます。
特にカントリー家具とかの凹形状に威力を発揮します。
電動ドリルでも使えますが、ボール盤に付けて使うことをオススメします。
サンドペーパーは購入時に付属する以外に、専用の筒状のものが別売りになっています。荒削りでは#80くらいでも良いですが、傷(筋)が深く残るので、#120くらいがちょうど良いと思います。
筒部分の径が何種類かあり、なるべくサンディングする凹に近い直径のものを使った方が良い結果が出ます。
使ってみると案外ペーパーの持ちは良く、いろいろ重宝します。以前に、これをボール盤に取り付けて、ブビンガというアフリカのとても硬い木から靴べらをいくつか作りました。
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