据置き機械の導入(2) - 木工3種の神器?
本題に戻りまして。
「木工 3種の神器」というのは諸説あるようですが、重要な据え置き機械はと問われれば、下記の4つで大方の意見は一致すると思います。私見ですが、購入すべきと思う順にあげました。
(1)バンドソー
(2)自動かんな
(3)手押カンナ
(4)テーブルソー
ワタシ的「3種の神器」は、(1),(2),(3)。
多分、一般的な意見は(2),(3),(4)であり、ことにテーブルソーをメインマシンと考える方が多いと思います。「重要度」としてははそうなのでしょうが、テーブルソーは少し問題です。テーブルソーは材料に基準面が出ていることが前提なので、重要度はともかく、購入順としては後回しにする方が賢明と思います。
据置き機械を一度に揃えられるのは恵まれた方であり、そうでない方は、少ない資金(へそくり?)から、数ヶ月~数年のスパンで一つ一つ揃えていくことになると思います(ワタシだけ?)。その意味で据え置き機械は重要度と優先度の両方を考慮して購入していく必要があると思います。
あと、神器じゃないですが、「ボール盤」は費用対効果の面でオススメしたい機械です。綺麗な穴が正確に開きますし、先端工具を工夫していろいろに使えます。何より音が静かです。
これにルーターテーブルが加われば、現代における「工房」のほぼ基本的な形が出来上がるのではないか、と思います。
次回から各論に入ったり入らなかったり。
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コメント
現在工房を作りはじめで楽しみはじめです、のほほんさんのリンクで到着しました、色々参考にさせて頂きます。
ちなみに昨日うの日曜日にようやく床が張れましたこうご期待です。
投稿: 星加光昭 | 2005.06.20 21:19
はじめまして。
何か参考になりましたら幸いです。梅雨の間はなかなか思うように進みませんが、お互い頑張りましょう。
投稿: かんりにん | 2005.06.23 00:04