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2004.04.23

最初にそろえる道具(番外編)-クランプ

木工で揃えるべき道具を紹介してきました。番外編としましたがクランプは木工にとても大事な道具だと思います。英語圏に、「木工家は一生十分な数のクランプを持つことができない。」という格言ががあります。(この木工ジョークは、クランプのハナシの際に必ずしなければならないキマリらしいので、とりあえずあげときました。)
本格的木工には、やはりクランプは必須です。高価ですが...。

私の思うところの「基本」は、F型クランプと呼ばれるタイプで、20cm~25cmのもの。
とりあえず2~4本。これで組立て以外のほとんどの作業で使えます。
普通、定価で2000円くらいしますのでまとめると結構な出費になってしまいます。
clamp1
(上記は、最近のホームセンターの週末工具セールで500円/本で買いました。)

さらに、組み立てのために、同じくF型で、自分の作りたい作品のサイズのものを4本。組立用のクランプは、思い切って4本単位で買うのが良いと思います。ハタガネは力が弱く、必ずしもオススメできません。
clamp2
(上記は、MTBマガジンでおなじみのオフコーポレーションさんより購入。多分安売りでなければこれが一番安いと思います。)

F型は、「ワンタッチ」もしくは「スピードクランプ」と呼ばれるタイプと「クラッチ」タイプが主流です。「ワンタッチ」は便利そうですが、ここぞと言う時にずずずと滑ることがあります(安物だからかな?)。個人的にはクラッチタイプが好みです。(上記写真で上が「ワンタッチ」タイプ、下が「クラッチ」タイプです。)

その後は製作の必要に応じてそろえると良いでしょう。

機械に治具を固定する際には、「G型」あるいは「C型」クランプのようなものが小回りが利いて良いと思います。

米国に「ポニークランプフィクスチャー」という、水道管で自分の好きなサイズのクランプができるというパーツがあります(水道管は別。だから「フィクスチャー」)。安くてとても良いという評判ですが、輸入した時点でさほど安くもなくなってしまうのと、水道管自体が入手しづらいところが難点。但し1m強の大物家具を作る際には事実上唯一無二の選択肢になります。

ある方に教えてもらったのですが、荷締め用の化繊製のバンドが安く売られており、箱物や額縁などにこれを流用するのは良い方法です。

個人的に欲しいと思いつつ、高価なのでいつも先延ばしになるのは、ウッドクランプと呼ばれる、メープルなどの木でできたクランプです。似たものは自作もできるかもしれません。

以下は余談ですが:
最近オークションで、「F型クランプ」として15cmくらいのでとても安いのを数多く見ます。
これは実は多くはこの前まで100円ショップで売られていたものとたぶん同一のものです。以前は100円ショップでよく見かけたのです、がいつの間にか見ることはなくなってしまいました。(誰かが商品価値に気づいたのか?)私も通算20本は買いましたので、納得の上で購入することを止めはしませんが、基本的にオススメしません。
clamp3

(5/3 写真を追加しました。)

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