は じ め に

木工と、木工具、木工に使う金物についてのウェブログです。

コメント、トラックバックを歓迎します。但し、当ブログに関係ないスパムなどは、管理人の判断で削除しますのでご了承下さい。
また、トラックバックあるいはコメントのリンク先については、各人の責任でご覧下さい。(悪質なリンクは確認次第削除します。)

■目次 (一部抜粋)

Ⅰ.工具概説
     1.最初に買いそろえる道具
     2.据え置き機械の導入
     3.あると便利な機械・工具
Ⅱ.ツールレビュー、使用レポート
Ⅲ.木工TIPS
Ⅳ.テーマ別木工
     1.静かな木工
     2.スピード木工
     3.木工と安全
Ⅴ.作品集
Ⅵ.木工関連 BOOKS
Ⅹ.工房を建てる

■海外通販・個人輸入
   海外ネット通販 えいご相談所
   海外ネット通販 えいごQ&A集 (随時更新)
   海外ショップからの連絡メール文例集 (随時更新)

■掲示板
■このサイトについて

<目次の続きを読む>

| | コメント (9)

2009.12.13

バンドソーブレードカバー

うちのバンドソーは、発売年次としてはかなり古いのですが未だに安くて良いと評判の高いG0555。
091215b
オンオフスイッチは使いやすい位置にあるのですが、すぐその横をブレードの「帰り」が走っており(写真赤矢印)、材料の方に注目しながら手探りでスイッチを触ろうとして、ここに手を突っ込むんじゃないかとヒヤッとしたことが何度かあります。

黒いプラ製のコの字型のカバーの下の方を走っているのでそうそう大事には至らないと思いますが、万が一ということも考えてカバーを付けることにしました。
091215c
そこら辺の端材で作ったので貧相です。

これを作ろうと思った2番目の理由は粉塵対策です。これまで何もなしだと下の方のすき間から木屑(粉塵)が盛大に吹き上がって難儀していました。紙粘土を詰めたり、軟質プラスチックシートを磁石で貼り付けたりしてごまかしていたのですが、今回このカバーの下の部分の形状を工夫し、すき間もきっちりと覆うことで防塵対策も兼ねています。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

今日のカンナくず

夜も遅いので、先日研いで置いてあった刃をすげるだけしておこうと、作業小屋に入ったのですが、ついつい・・・。

だいぶ出てくる屑が、薄くそして刃の幅に近くなってきました。
まだまだですが・・・(恥)。

これはこの前刃口を埋めたホームセンターカンナ。カンナは刃口で削っていると見つけたり。
091214a
東京・木屋で買ったカンナ(店頭では一番安かったヤツ)。
091214b

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009.12.12

小箱できた

1週間くらい木工していない気がしますが、先日の小箱はオイルを一拭きして仕上げました。

自己満足と言われようと写真を貼ってみます。最近カメラが下手になりピントが合いません。
091213a
091213b
091213c
メープルと縞黒檀、桐油仕上げ。
注意深くやりましたがやはりツートンはサンディングの粉が木目に潜り込んでしまい、汚くなってしまいました。ツートンは一回やってみたかったので満足ですが、いっそのことオール縞黒檀の方が潔かったかも。

「ボツ」の方。これは自分用にします。
091213d
091213e
メープルとジャーマンビーチ、縞黒檀、桐油仕上げ。ビーチの方が黒い粉の入り方が多いようです。

加工精度が悪く、やっぱり仕口を見せるデザインはワタシには百年早いと再認識しましたが、百年後に例え加工がピシッと行ったとしても、オイル塗装だと木口は染み込みが多く、何となく美しくない、というか少なくともワタシの好みじゃない気がしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.12.08

オフコーポレーションからのクリスマス

2月頃に少しだけ紹介したJETが本国で発売していた"B3NCH"("3"は"E"をひっくり返してベンチと読むらしい)シリーズですが、このシリーズのラインアップの一部をオフコーポレーションが取り扱うことをアナウンスしました。

"B3NCH"シリーズは、最近、JETが発売したアマチュア・DIYer向けの位置付けの卓上・低価格シリーズです。
見た目が若干プラスチッキーな印象はありますが、一般的な経済観念では本格的な木工機械を趣味で揃えるのはスペース、価格の面で躊躇するところであり、必要があれば次のレベルの機械にステップアップするという意味での「入門用」としては、イイところを突いていると思います。

皆さんのところにも既にメールが行っていると思いますので、追加の情報として、米国amazonで同機種のレビューを横目で眺めながら紹介してみたいと思います。

エアーフィルターシステム AFS-400 ¥19,950
amazonでは該当機種見あたらず。
このタイプを導入するアマチュアは少ないと思いますが、常に細かい粉塵を飛ばすタイプの木工スタイルならお試し価格で使ってみる価値はあるかも知れません。

バリアブルスピード・ボール盤 JDP-12 ¥33,600
amazonでは平均星4つ。星2つの人もいますが偶然不良品が当たったみたいですので評価としてはネグって良いかと。
個人的には、これが一番気になります。バリアブルスピード、レーザー付き、ライト付きと盛りだくさんですが、定盤上下ハンドルが付いているのがポイント高いです。今の卓上よりは少し大きく重くなるので、気軽にひょいひょいと作業台に持ってくるのは無理かなあ。

10インチ バンドソー JWBS-10OS ¥33,600
amazonでは平均星4つ。概ね好評。
広幅の挽き割りはしないと割り切ってしまえば、このクラスで十分、いろいろ多彩に使えると思います。

集じん機 DC-500 ¥19,950
平均星3.5。レビューの数が3つと少なく、一人のが平均点を下げていますが、この人は13インチ自動、6インチ手押しで風量不足であったとのこと。サイズ的には今までなかったサイズであり、スペースの関係で断念していた人にとってはジャストサイズと思いますが、上記の風量はちょっと不安ではあります。ホースの長さとか引き回しとかいろいろ条件がありますので一概には言えませんが・・・。

8インチ(200mm) 手押し・自動兼用機 JJP-8BT ¥35,700
平均星4つで概ね好評。星3つの人は、一人はスナイプがひどく、但し修正したら直ったとのこと。もう一人はひたすら運送屋に文句を言っていてJET自体は星5つであるとコメントしています。ただしこれの10インチ版は星3つと低く、精度面、作りの悪さにコメントが見られますので、同じところで作っているとすれば若干の不安は感じます。(ちなみにDELTAのJT160の星は平均3.5。)
あと写真で見る限りテーブル長が短そう。

上下2階建ての欧州スタイルはスペースの面でコンパクトにできる利点があり、個人的にはこれからは兼用機はユーロスタイルの時代と声を大にして言いたい(笑)。

マイ工房実現! JET ベンチトップセット ¥122,850
案外お買い得な気がします。これだけあればまさに今日からマイ工房実現ですね。
宝くじで4等くらい当たれば、どーんと行きましょう。

amazonの本国価格を見たら分かると思いますが、とても良心的な価格設定だと思います。オフコーポレーションの経営努力に敬意を表しつつ、趣味の木工の裾野が広がることを陰ながら応援したいと思います。

| | コメント (27) | トラックバック (0)

2009.12.01

暗黙知とか共通知とか

マンガで申し訳ありませんが、漆原友紀の「蟲師」というマンガがあるのですが、その中で、「綿胞子(わたぼうし:原文ママ)」というお話しがあります(単行本では第2巻)。

子供を望む若夫婦に、ある出来事の後、奇妙な形で子供がたくさん授けられますが、子供が増えるにつれてだんだんとその子供達に奇妙なことが起こり始めます。実はそれらは人間の子供ではなく「異形のもの」であり、「本体」が存在して子供に見えるそれらは全て本体の枝葉であった、というようなお話しです。その中で「本体」が存在することの傍証として、あることを一人の子供だけに教えたはずなのに、他の子供たちがほぼ同時に習得しやり始める、という事例が示されます。

我々はスタンドアロンな人間であり、「本体などいない」はずですが、「ネット」という一大データベースの影響が、行動様式、あるいは考え方に次第に大きな影を落としつつあるような気がしてなりません。

ダークな面では、牛肉あるいはピザの返金があると聞けば(利用してもいないのに)他県からそれに群がる人たち、桁を間違って価格が安く表示された商品のサイトに修正する間もなくあっという間に注文が殺到する事例とか、NHKの集金を間違いなく断れる方法(口実)とか、ある商品の欠点に関する示し合わせたようなクレームの殺到、「学校裏サイト」とか言うらしい新しいイジメ情報の共有、など。

いずれも、日本人に「恥」はなくなったのか、とも言いたくもなりますが、ネットでころがっている個人の体験や口コミが何らかの形でリンクして雪だるま状に膨らみ、それらが実行に際して実行者を勇気づけている、というプロセスは容易に想像できます。

検索ができるサラリーマンはデキルサラリーマンみたいな本が一瞬流行したように、情報の流通量が莫大に増えた昨今、全てを頭の中においておくことは不可能であり、いっそのこと諦めてネットを「外部記憶」として活用するのは悪くないと思います。

但し、匿名であることによる正しさもあると信じたいですが、匿名であることにより強調される面もあるはずで、仮に流されるとすれば、その方向は表面的な「快」「楽」の方向であることが多いと思います。情報収集→分析・判断→行動というフローに際しては、個々人の恥の意識、あるいは美意識を確固たるものにしておく必要があると思います。

もちろん暗い面ばかりではなく、個人の知の統合と言う点で、ネットでの情報共有によって我々に計り知れない恩恵をもたらしていることは疑いはありません。また、出た当初は「検索から除外して欲しい」とまで言われた「ブログ」も今やマーケティングの対象として研究され一般化し、ネットの「風評」から大ヒットにつながる商品が生まれたりしていますし、Web2.0とか言うように消費者の声を双方向に反映し、「レビュー」、「口コミ」の形で情報を補完し、消費に対して有益な情報を提供している事例もあります。(専門外なので的はずれあるい一面的だったらご容赦下さい。)

趣味の木工の世界も、今や国内では雑誌の類に期待できるところは残念ながら少なく、ネットがなければ情報が得られない状態になって久しいです。その中でユルい「木工ネットワーク」のようなものは不確かながら存在し、その中で技術、ノウハウや商品の口コミ、その他もろもろの情報は、実はその中でほぼもれなく全員に近い形で共有されているようなそんな気もします。

アマチュア木工家に悪い人はいないと信じていますので、ニセ情報は(ほとんど)ないはずなのでその点は安心していますが、自分自身が「枝葉」ではないかとふと思ったりして、ちょっと奇妙な感覚に陥ることがあります。誰かが「KERVの新しい旋盤」とかつぶやくと、「ああそれ知ってる」、「チャックはMT2だっけ」とかそういう感じ。(情報源が限られていると言うだけかもしれません。)

私のような無名の趣味の木工家あるいは工具収集家(笑)が、エラソウに「自己表現」できるのもその仕組みがあればこそであり、その中身(コンテンツ)は、「同じ失敗をしない」という程度には何らかの形で誰かの役に立っていると信じたいと思いますし、間違ったことを断定的に書くことだけはするまいと思う次第です。


ところで漆原友紀の「蟲師」はお勧めです。ビデオも良いです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

カンナの刃口埋め

初めてカンナの刃口を埋めてみました。

091130a

またしても実験台になったのは、木工を志して最初の頃にホームセンターで買った鉋です。2台とも刃が減ってきて調子が出てきたのか、そこそこ切れるんですが、初心者時代にわけも分からずに調整したせいで台が一回り小さくなっており(笑)、最近は刃口も無視できないほど広くなっていたのです。

ルーターで深さ6mmの溝を掘ってカシの木片を埋めました。溝は通しの方が楽なのですが、台が弱くなると曼陀羅屋さんのサイトで拝見したので耳の部分は残しています。木目の向きは悩んだ末に台と同じ向きにしましたがそれで良いですよね?

結果ですが、具体的な説明はできませんがカンナ掛けするときの印象がだいぶ良くなりました。もう少し調整したらもっと良くなると思います。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009.11.24

木工関係動画 2件

狭いスペースを有効活用して小さな工房を設営するためのTIPS。

Woodworking ONLINE.com: (Podcast)Tips for Setting Up a Great Home Shop

動画が長く、英語が聞き取れないとツライですが、面白いと思った点をメモ。
・機械の専有面積だけでなく、加工の際に必要なスペースを確保する。
 テーブルソーなら前後、および左側にかなり大きなスペースが必要。
・上記加工スペースを、複数の機械で兼用できるように配置を考える。
 テーブルソーの左ウィングにルーターテーブルを付けることは上記の観点でも有効。
 あと、自動カンナの台を作り、テーブルソーの定盤とツライチにする、など。
・マイターソーの延長テーブルとなるようなシステマチックな壁付けの作業台を作ると良い。
 テーブルソーの定盤より少し高くしておき、テーブルソーの右側をこの作業台の下に半分潜らせる。
・モバイルベースは狭い工房では必須。
悔しいことに狭いって言ってもウチの作業小屋よりめちゃくちゃ広いんだよなあ・・・。


手加工でダブテールジョイントを切る方法の動画。
ですが、1800年代の開拓者と同じ道具、技術を使って、と書き加えた方がよいでしょう。いつぞやの「3分間ダブテール」と同じことを思いましたが、もっと仕口に対して大らかな気持を持ったら、木工に対する立ち位置も少し変わってくるかもしれない、と思いました。

Woodworking ONLINE.com: (Podcast)Hand-Cut Dovetails with Robby Pedersen

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.11.23

小箱の続き

091123a

小箱を接着して、フタと身に切り分け、付け印籠にしました。
作業中の写真は紹介するほどでもないので申し訳ありません。

もう少し各部を調整したら、オイルひと拭きであっさり仕上げたいと思います。
(写真に見えていない部分で、欠けとかすき間とかいろいろあるんです。。。)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.11.18

60万ヒット

数日前に近いなーと思ったらあれよあれよという間に60万ヒット頂きました。

開設当時を振り返ると、「趣味の木工」を取り巻く環境はわずかずつに見えますが着実に変化しており、良くなったこともあれば悪くなったこともあり、ぐるっと一周して戻ってきたようなこともあるように思えます。

ワタシ自身も、開設当初は背伸びして書いていた部分も多くありますが、木工スタイルあるいはブログの基本的なスタンスという面においても、少しずつ変わってきたようにも思います。

人の心を打つ叙情的な文章は書けるわけもなく、さすれば少しでも読む方の情報となるように、と心掛けてきたことに変化はありませんが、皆様から寄せられるレスポンス(コメント、ご指摘)で補完、あるいは教えて頂いたことも数多く、駄文を連ねてきた意義も少しはあるかと思っています。

引き続き、特に立ち位置を変えるつもりもなく、だらだらと垂れ流しの駄文が続くと思いますが、懇意にしていただいている方々に改めて感謝を込めつつこれからもよろしくお願い申し上げたいと思います。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2009.11.13

電動工具の騒音 実測データアップデート

コメント欄で質問があったのですが、最近アップデートしていなかったことに気付いたので、掲載しておきます。

091112a

ウチの狭い作業小屋で、実際にいろいろな機械を回したときの騒音を測定したものです。
空転時の測定なので、実際の加工時とは異なります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

«木材の欠点リペア 他