は じ め に

木工と、木工具、木工に使う金物についてのウェブログです。

コメント、トラックバックを歓迎します。

諸般の事情で当面木工は停滞中。木工以外含めて雑多駄文を並べています。
目次にまとめているのは比較的古い情報になります。

■目次 (一部抜粋)

Ⅰ.工具概説
     1.最初に買いそろえる道具
     2.据え置き機械の導入
     3.あると便利な機械・工具
Ⅱ.ツールレビュー、使用レポート
Ⅲ.木工TIPS
Ⅳ.テーマ別木工
     1.静かな木工
     2.スピード木工
     3.木工と安全
Ⅴ.作品集
Ⅵ.木工関連 BOOKS
Ⅹ.工房を建てる

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2011.12.13

続・停滞しています

思いっきり停滞していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この前久しぶりに作業小屋に入ったところ、ずいぶん前に製材していた材が想像通り思いっきり反っており、それがまたもう一度手押しもかけられないような薄板で、またやる気を失ってしまいました(笑)。

このところ断続的に木工と関係ないカテゴリーを書きかけていましたが、このサイトは木工で行こう、と、思い直して先ほど削除しました。

まだ木工クラブは退会する気はないので、引き続き長い目でよろしくお願いします。

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2011.08.16

停滞しています

最近、大好きな木工が停滞しています。ここまで途切れると、ブログのタイトルも"Re-woodworking"くらいにした方が良いかも知れません。

単身赴任でなかなかまとまった時間が採れないこともあるのですが、今年のお盆休みも全く作業小屋に入りませんでした。
個人的尺度としては疲労度かなり大の状態で連休に突入したことが大きいのですが、もともと暑さに弱い体質で、単純に暑い作業小屋で木工をする気にならなかったというのも事実。

ということで、エアコンの設置を少し真剣に考えてみたいと思います。

これまで、スポットクーラーの家庭用みたいなのは使ったことがありますが、実質的には効果がなく、お蔵入りになっています。次に考えるとすると、セパレートエアコンはちょっと大がかりで工事も自分でできそうもないので、昔ながらの一体型窓用エアコンを無理やり取り付けるか、スポットクーラーの廃熱を排出できるタイプを買って本格的に取り付けるか、というところです。

問題は、狭い作業小屋ゆえ、壁掛けの収納で極限まで工具類や棚が壁を埋め尽くしているため、どこに取り付けるかが悩みどころ。窓は横に細長ーい窓と30cm角くらいの小さな窓が一つあるだけで、窓にそのまま取り付けるわけにもいかないのです。

(たぶん)続く。

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2011.07.12

ロフトベッドのスノコ

作品と言うほどでもないのですが。

半年ほど前にIKEAで購入したロフトベッドですが、「こんなんで大丈夫かしらん」などと呑気に書いてた通り、やはりスノコにあたる部分の金属製のメッシュの溶接が壊れてきました。体重の比較的重たい長男の方が、先に陥落したようです。がこっと外れる感覚はあったものの、転落はしなかった様子。

針金のような棒もいかにも弱そうでしたが、溶接部分から逝ってます。

110712b

体重をもろに受ける中央部がひどいですが、頭側もダメです。

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これほどではありませんが、弟の方も万遍なく数箇所ほど外れていました。

当然、IKEAにクレームを入れたわけですが、クレーム対応はさすがに丁寧でソツがなく、自社の参考にしたいくらいでした。IKEAホームページに(ジャブのつもりで)苦情メールを入れると、1~2時間後にきちんと担当店のカスタマーセンターから、ワタシのケータイ電話に電話が来ました。

先方の説明を要約すると、

「もちろんお客様は悪くない。」
「が、通常はIKEAで販売しているマットレスを使用することを想定しており、マットレスでフレームに荷重を分散して受ける設計になっている。」
「日本のお布団を流用されている方に、まれにそのような苦情をいただくことがある。」

とのこと。
購入時にその旨の表示や案内がないのは良くない、とは告げましたが、フトンを知らない北欧のヒトに、フトンにまで危険予知させるのも酷かなと言う気持ちになり、最終的には「壊れたスノコ部分の交換でご勘弁願えませんか。」ということで「手打ち」といたしました。

ワタシは元来クレーマーではないですが、気持ちの面でも「和解」できたような認識があり、これはIKEAの対応によるところが大きいです。

で、スノコの交換がてらIKEAに赴き(受付の担当者は交換のスノコは宅配しますとのことでしたが、どうせマットレス買わなければいけないので、断ったのです。)、マットレスコーナーを見ると、・・・どれも高い!その上、こんな柔らかいので、荷重の分散になるのかいな?と思うくらいフツウのマットレスなのです。

ですが、店員に確認するとそれで問題ないらしい。隣にスノコも販売しているが、と聞くと、ロフトベッドにはスノコはお使いいただきません、とのこと。

素直にマットレスを買って帰っても良かったのですが、値段的にクヤシかったので、自分で2バイ材でスノコを作ることにしました。

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時間をかけずに作ることと、湿気でかびたりまた体重で壊れたりしたらすぐ直せるように、ということで、1×4材をビスでバシバシ留めてハイ出来上がり。

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強度は十分ではないのですが、寝相の悪い子供が柵を越えて転落する心配があり、高さは最小限としました。万一バキッと逝っても、オリジナルの針金が多少は受けてくれるので、全壊して転落する前には気付くでしょう(笑)。

昔の記事のほうにも、日本の布団を使わないよう追記しておくことにしましょう。

(追記) ネット上ではこのタイプ、「落ちた」よりも、「揺れてギシギシいう」という不満が多くあるようです。ウチでは最後の写真の壁側にかすかに見えるように、木材を介して1~2箇所、壁にベッドのフレームを固定しています。これでずいぶん違います(揺れは皆無ではない)。木材を挟んだのは、直接だと壁と擦れて逆にギシギシ音が増えたり、壁紙にダメージがいったりしないかと思ったためですが、実際に確認したわけではありません。

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2011.06.12

木工家ウィーク

天候不良の中、うろうろと見て回らせて頂きました。
電気文化会館では郷ひろみさん他(笑)、一昨年ぶりの方数人と再開。僭越ながらまたモチベーションを頂いて帰りました。

最後に寄った、「ラシック」の椅子の展示の中に、T型の背もたれの真ん中に赤いチギリがリボンよろしく入れてある椅子がありまして。
なかなか可愛らしいデザインだネと、近くに寄ってみると・・・、ぷっっっと吹き出してしまいました。

題名。 「かえでちゃんのTバックチェア」。

だったと思います。驚愕のあまりにうろ覚えでスミマセン。

erosfurnitureという屋号。 
「傍目にはけしからんように見えるかもしれませんが、
本人はいたって本気です。」と。
で、なんと女性の方が作っているらしい(!)。

ワタシもこの歳になって、ウンウン、こういうのもあって良いよね、と思った次第。

でも、もし、ワタシと同じくらいの年齢のオジサンが作者だったら、全力で嫌悪していたと思うので、その点では自分の了見の狭さとポリシーの無さに勝手にガッカリしたりもしています。

ブログ発見。 エロスファニチャー~家具わしきエロス~
こっそり応援してますので頑張ってください。

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2011.06.06

2枚おろしの実践

先日の記事で紹介した、厚板を2枚にスライスしてぐるりと回す方法、紹介しておきながらきちんとやったことがなかったので、一度やってみました。

記事のとおり厚板を2枚にスライスし、おのおのから2枚ずつ時計回り(あるいは反時計回り)に1-2-3-4という具合で材料を切り出します。(説明がテキトウでスミマセン)

裏側。上から、ウォルナット、メープル、ジャーマンビーチ。ビーチは材料の関係で2枚おろしの方法によらず、別々の板から1-2,3-4のみ連続で取っています。

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表側。2-3の間で、ブックマッチのような感じで木目が折り返ししているのが分かります。ウォルナットは裏を表にすればよかった。

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やってみるとわかりますが(やって見なくてもわかりますか?)、たとえば1,2は木表を表側にするならば、3,4は木裏を表側にしなければいけません。ので、2と3の間で圧倒的に表情が変わってしまいます。また、木目の連続性についても、表~裏の厚みと、切り代として粉になってしまった分だけ、若干木目は変わってしまいます。

とてもカシコイ方法と思っていたのですが、材の色が途中で変わるような特徴的な板(白太や、変色した部分ををあえて入れた木取りとか)なら効果が高いと思いますが、単純に木目の連続性なら1-2-3-4を1枚の長い板から取った方が良いかもしれません。


関係ありませんが、毎度ながらモノを作っているのか屑を作っているのかワカランな、と自嘲する一コマ。

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2011.06.02

東京で薪買ってきた。

知らない人が見たら、

「・・・・ま、薪?」

と思われるようなものを、新幹線で後生大事に持って帰ってきました。

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新木場でアマチュアに有名な「もくもく」。

2面プレーナー仕上げしていることもあって、正直、単価で見てしまうと若干高いかな~。
が、普通に「1枚」では買えないような高価な銘木を、小さく切り売りしてもらっている、と思っています。

奥の「量り売り」コーナーは、安いような気もしますが、ある程度目がないと選ぶのが難しい。
使い方をある程度想定した上で、収率(捨てる分)は割り切らないと後でがっかりすると思います。

関係ありませんが、雨にぬれる木材会館。率直な感想としては、結構キテる。

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2011.05.31

2枚おろしの効能

2010_02_maserung_teaser技術は高まってきたのに何となく見た目がキマらない、と思う方は、木目の使い方について一度見直してみると良いと思います。という上から目線。

額縁や引き出しを作る際、4辺を連続した1本の板から取って、取った順番に並べると木目が連続して美しく見えることはよく知られています。但し、1-2-3-4と来て、4-1が連続しないのは凝り性としては気になるところ。

小箱などを作る場合は、1枚の厚い板を2枚にスライスし、すべての材の木目が連続するように木取りする方法があります。こちらも良く知られていますが、バンドソーと自動カンナ、(できれば)手押しカンナの3点セットが揃っていなければ若干シンドイTIPSではあります。

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解説の例: Continuous grain in drawers and boxes(上の写真とともに図面を拝借。)

上記以外にも、厚板を2枚におろせば木目そっくりさんの板がもう1枚できるわけで、作品が小物中心の方でもバンドソーは1台あると重宝します。
以下は、チョットだけ幅が足りない、と言うときに、なるべく木目が連続して見える木取りです。

1枚目。
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2枚目をあえて3枚にリッピングし、真ん中を残します。
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こんな感じの配置で、板矧ぎします。
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接着してざっとはみ出た接着剤を削ったところ。
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あんまり良い例ではなかったでしょうか。

接着部が水分を吸って膨張しているので、目違い払いは2~3日以上置いてからにします。

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2011.05.30

トランスフォーマーたち

独身寮なんかでは昔ながらのライティングデスクが付き物ですが、結局机の上を完璧にキレイにしないと畳めないので、有効に活用できているヒトは少数派だと思います。

こちらは、あのハーフェレが実際に発売しているベッド・デスクシステム。これなら、ノート、本、パソコンくらいまでは広げたままでベッドに切り替えることができます。詳細は分かりませんが、金具を売ってもらえるのか、木部を含む完成品に近いもので売ってもらえるのか。

ハーフェレ ジャパン : ベッド・デスクシステム Tavoletto

「多機能」「省スペース」家具に徹底的にこだわった会社がこちら。予想外の動きをするものもあり、見ているだけで面白いです。

サイトはこちら。Resource Furniture

「畳めるベッド」ということに限れば国内外いろいろなところから出ていまして、こんな感じ。

Lee Valleyで金具のみの販売もされています。

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Lee Valley: Fold-Down Bed Hardware Kits
Spring Box Hardware for Fold-Down Beds

動画を見ている分にはおーすごい、便利そう、と夢はふくらみますが、収納中に寝具(布団)をどうしておくか、と考えると、昔ながらのライティングデスクと同じくらいメンドクサイ気はします。

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2011.05.23

Axminsterの定盤調整

先日記事にしたとおり、ウチのヨーロッパ式の手押し・自動兼用機が立ちゴケして以来、定盤が狂ってしまって調子が悪かったのですが、重い腰を上げて調整したら意外とすんなり直りましたので報告します。

写真では分からないと思いますが、前後の定盤の高さ方向の平行度はほぼぴったり合っています。(長いストレートエッジがない(高くて買えない)のでアルミ引き抜き材で代用しています。)

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やったことは、上の写真の赤丸のところに1枚、0.3mmのアルミ板をシムとして挿入しただけです。

この機種は、ほとんどのヨーロッパ式兼用機と同じように、手押しと自動の切り替えの際には、前後の定盤をぱったんと開閉するのですが。

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開閉前後の写真をみていただくと分かるとおり(上から見た写真)、写真中A部が軸となって定盤が回転し、B部で受けるようになっているわけです。

こちらはB側。ロック状態。
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未ロック状態。(ロック機構(左斜めから挿入されている黒い偏心ボルト)に注目。)
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B部の「受け」側はB1とB2の2つのボルトの頭で支持されており、ロック機構で固定されます。B1とB2のボルトの高さを調整することで、左右の水平度の調整や、前後の定盤の平行度をある程度は調整できるようになっています。

ここをかなり無理して調整したりしてごまかしながら使っていたのですが、やはり具合がよろしくなく、考えた末に最も手間の少なく後戻りできる方法として、A部の軸(ボルトで固定)とシャーシの間にシムをかますことにしました。

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前後の定盤は互いに凸(両肩下がり)になっていたので、まずは後側の定盤をカッター胴に正確に合わせてから、前側の定盤が後ろ側と平行になるようにシムを入れました。0.3~1.0mmのアルミ板を用意しましたが、今回は0.3mmで十分でした。

久しぶりに板が定盤に吸い付く感触が復活し、結果は上々の様子。
頭に引っかかっていた項目が一つ減った気持ちです。

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2011.05.08

コートハンガー

週末に1、2時間くらいずつ、ちまちまやっていたのが出来上がりました。

早いもので子供が中学校に上がり、制服をかけるところがない、ということで、大好きなコサインさんのデザインを「大いに参考にさせて頂いて」、作りました。

脚にテーパーを付けたら格好良かったのですが、ウチの設備では手間がかかるのでヤメました。

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丸棒は、手すり用?でホームセンターに売っていたものを流用。集成材です。
タモって、和風で男性的?なイメージありますけど(ワタシだけでしょうか)、曲面にすると木目が柔らかで優しい印象。

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粗っぽい使い方をしても倒れないように、折り畳みはできない構造とし、下側の部材をヘビーにすることで、重心を低くしました。

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L450×W900×H1400、タモ(一部集成材)、シナベニヤ(棚板)、オスモウッドワックス仕上げ(ノーマルクリアー)。

「こんな大きいの、置くところがない。」、ですと!!

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